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2016年02月25日

THE KEEP CAST 2016 ② 赤羽修弥さんに聞いた16 スティーズ SV TW の話

キープキャスト(THE KEEP CAST)で最初に向かったブースはJetSlowのブースでした。

関連記事:THE KEEP CAST 2016 ① JetSetter60C マイクロタッチを予約しました


その次に向かったのはダイワブース。
目的はハートランドの"Small Plug Revolution"のSPR-610とSPR-72の2本のロッド。

しかし発売されたのが2011年ということもあり、残念ながら展示はされていませんでした。
現物はないもののスタッフの方に話を聞くことができ、2本のロッドについて納得いくまで知識を得ることができました。

そのあとはベイトリールをチェック。
T3に変わる新たなリールを探しています。

関連記事:リールの買い替えを決意した初釣り 16-02-12/琵琶湖-おかっぱり


その本命がこの春に発売される新型の16 スティーズ SV TWです。

THE KEEP CAST 2016 ② 赤羽修弥さんに聞いた16 スティーズ SV TW の話

ダイワブースでスティーズの前にいたのがWBSの赤羽修弥さんだったので、色々とスティーズについて聞いてみました。

最初に聞いたのはジリオンとスティーズの違いについて。

「ジリオン SV TWとスティーズ SV TWは同じようなコンセプトにもかかわらず実売価格は倍くらい違いますが、この2つのリールを比較してスティーズ SV TWは何が優れているんですか?」と質問してみました。

大阪のフィッシングショーでダイワのスタッフの方に同じ質問をしたときの答えは「う〜ん、質感ですね」という個人的には残念なものでした。

関連記事:フィッシングショー 大阪 2016 へ行ってきました


しかし赤羽さんは僕の期待したような答えを投げ返してくれました。
その答えをサマリーすると下記のような感じです。

・確かにジリオン SV TWとスティーズ SV TWの使い勝手や守備範囲は近い

・今回のスティーズは剛性感と耐久性を上げている

・そうすると自重が増えることになるが、素材を見直すことで先代のSVと同じ160gに抑えている

 例①:ドライブギヤは大型化し耐久性を向上させつつも、素材をSVスプールと同じG1ジュラルミン製に変更することで重量増を押さえる
 例②:先代はボディ全てがマグネシウム合金(エアメタル)だったが、新型はボディ:マグネシウム、ギヤBOX側:アルミ、マグブレーキ側:樹脂(ザイオン?)と素材を見直し 等


・またフラッグシップ機なので質感、機能やデザインにもこだわりを盛り込んでいる


ただ、剛性感や耐久性については先代でも新型でも『ジリオン > スティーズ』であるとも正直に教えてくれました。

ちなみにジリオンのドライブギヤはハイパーデジギヤ仕様の超々ジュラルミンです。

耐久性を比較すると、超々ジュラルミン > G1ジュラルミン
巻き心地では、G1ジュラルミン > 超々ジュラルミン

ということでした。
また超々ジュラルミンは巻き心地が馴染むまで少々時間がかかるとも。


THE KEEP CAST 2016 ② 赤羽修弥さんに聞いた16 スティーズ SV TW の話

スティーズの軽量化へのこだわりの例として挙げてもらったのが、このハンドルのナット。

THE KEEP CAST 2016 ② 赤羽修弥さんに聞いた16 スティーズ SV TW の話

通常のハンドルナットは凸型をしていますが、新型スティーズ SV TWのナットはセンターが凹んでいます。

素材の見直しやスプール内部の肉抜きなどわかりやすい部分だけでなく、こういった小さな軽量化を積み重ねて、先代モデルと同じ160gを実現したということでした。

軽量化以外にも使い勝手のよさにもこだわりを感じました。

SVスプールの性能をフルに発揮するために、メカニカルブレーキの機能をあえて制限したゼロアジャスターや、不意にマグブレーキがズレてしまうことがないようにマグダイヤルをカバーしたりといった点です。


大阪のフィッシングショーでは「(ジリオンとスティーズの違いは)質感です」の一言で、スティーズに失望してしまっていました。
しかし実際にフィールドで使い込んだ赤羽さんの話を聞いたことで、スティーズ SV TWの魅力が一気に腹落ちしました。


また、ハンドルやスプールの仕様が全て僕の好みになっていて、カスタマイズする必要がないのもスティーズ SV TWの大きな魅力です。

仮に僕がジリオン SV TWを買ったとしてもスプール、ハンドルとハンドルノブは交換すると思います。

スプール:互換性のあるスティーズのものに交換(ジリオン SV:9.5〜9.6g、スティーズ SV:9.0g)
ハンドル:80mmのものに交換(ジリオン SV:90mm、スティーズ SV:80mm)
ハンドルノブ:新型Iシェイプノブに交換(スティーズSVは標準装備)

これらの3つを交換すると結果的にスティーズ SVくらいの価格になっちゃうんですよね(^^;


そう考えるとジリオン SV TWの2台分の値段であっても、最初からスティーズ SV TWを買うのが僕には合っているように思いますシーッ

5月の発売が待ち遠しいです!


THE KEEP CAST 2016 ② 赤羽修弥さんに聞いた16 スティーズ SV TW の話

ただ個人的にはレベルワインドの下にある"STEEZ"の文字はいらなかったな〜



ハンドルが90mmで問題ない人はジリオン SV TWの方が価格面も含めて満足度が高いと思います!

タグ :STEEZ




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この記事へのコメント
はじめまして、B.F.Infoというバス板のまとめブログをしているものですが、まとめ作業中に2チャンネルから来ました。記事を見て非常に参考になる内容だと思いました。まとめ記事にリンクを貼ってもよろしいでしょうか?
Posted by B.F.Info at 2016年03月03日 03:19
>B.F.Infoさん

はじめまして。
コメントありがとうございます。

参考になる内容だといっていただけてうれしいです。
リンクも問題ありませんので、よろしくお願いいたします。
Posted by uedaueda at 2016年03月03日 08:16
 
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