MIDNIGHT EXPRESS

YouTubeを見ていたら気になる動画がリコメンドされました。

HTB『イトウは“幻”ではない。23年で2000匹を釣り上げた外科医』



2,000匹という絶対的な数にもビックリですが、年間平均70匹超のイトウをコンスタントに釣り上げ続けているのがスゴいです。



この動画に出演している高木知敬（トモユキ）さんは「イトウ 北の川に大魚を追う」｢幻の野生 イトウ走る」の書籍を出版されたり、イトウの会で情報を発信されています。


高木さんはこれだけのイトウを釣りながらも自分で制限を課していました。



・夜釣りをしない
・餌釣りをしない
・海で釣らない

これだけの数を釣っているにも関わらず自分で課したルールの範囲内で楽しんでいるのが格好いいです！

また釣っている場所も僕にとっては想定外でした。





このような湿原での釣りが僕のイトウ釣りのイメージなのですが、高木さんはもっと上流部でも釣っていました。




ウェーディングで釣り上がっていくスタイルでもイトウを多くキャッチしています。






この番組は釣り番組ではなく情報番組のため、イトウの釣り方についてはそれほど多く触れられていませんでした。
しかし逆に釣り人視点ではない構成が僕の目には新鮮に映りました。


釣り方については上記のイトウの会をHPで解説されていました。


水温は10℃から18℃がよくて、この間なら安心してヒットを予測できる。しかし5℃以下や20℃以上はさすがに厳しい。
天気は圧倒的に曇がよく、ついで快晴であった。しかし朝霧の中でヒットした大物は幻想的な出方で長く記憶に残りそうだ。
ヒットルアーは、DDPanishが39匹、RANGE VIBが33匹で双璧をなす。ことしは下流でMM13を使って11匹を釣った。中流のスレていない素朴なイトウは、どんなルアーであろうと素直に食いつく。
*第260話 2015年のイトウ釣り（イトウの会）より引用





高木さんは「イトウは幻の魚ではない。幻ならめったに見かけない、めったに釣れない」と語られています。
しかしイチ釣り人からするとイトウは幻の魚だと思いますし、また幻であって欲しいという想いもあります。

でもこのロマンあふれるイトウ釣りにはいつかチャレンジしてみたいです。