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2017年08月19日

ゲリラ豪雨の直撃を受けました 17-07-02/琵琶湖-ボート

7月2日(日)の琵琶湖釣行「湖上でランチ会」の釣行記です。
奥琵琶湖を楽しむベイト難民キャンプからスピンアウトしたこの企画も早いものでもう5年目です。

当初はボート1艇に4人乗っての釣りでしたが、昨年から"ひで"が加わったことで2艇・6名まで拡大しました。

土曜日の朝イチに川崎を出発し、午前中に名古屋に到着。
実家に置きっぱなしだったバスロッドやシーアンカーを積み込みます。
そのあと所用を済ませて21時に名古屋を出発車

高速代を節約しながらも日付が変わる前には琵琶湖畔の駐車場に着きました。
車内で横になってブログやYouTubeで翌日の釣りのためのインプットを増やします。

決して広くない車内スペースですが、家と同じことをやっていてもクルマの中だと不思議とワクワクしちゃいます。
なんだかんだ1時間くらいiPadを触っていました(^^;

ちゃんと睡眠をとらないと翌日の釣りはもちろん、帰りのロングドライブに支障をきたすので1時前には毛布にくるまりました。


翌朝は1回目の目覚ましでサクッと起床。
近くのコンビニで洗顔と日焼け止めを塗り、朝食・昼食と大量のドリンクを買ってマリーナへ。

マリーナはいつもの北山田マリーナです。
オーナーのNさんは本当に親切で、今回も日程やボートの変更依頼を快く受けてくれました。
以前は大型のボートを借りるときはレークマリーナを使っていましたが、最近は南湖は北山田マリーナ一択です。

関連記事:琵琶湖で一番安心できるレンタルボート「北山田マリーナ」


今回はひで艇にyouさんと番長さん、ueda艇にEightさんとPちゃんというメンバー構成。

ゲリラ豪雨の直撃を受けました 17-07-02/琵琶湖-ボート


先に僕らがランチングして北山田漁港の沖でひで艇を待ちます。

ゲリラ豪雨の直撃を受けました 17-07-02/琵琶湖-ボート


この日のコンディションは風はそんなにないものの前日のうねりが残っていて、トップの釣りにはあまり向かない感じ。
面ツルの湖面の水面まで伸びたエビモパッチの脇をポッパーでネチネチ攻めるという釣りをしたかったのですが、なかなか思い通りにはいきませんね。

思い通りにいかないという点でもう1点。
水面がダメだと地形変化(浚渫)を狙うことになるのですが、肝心のGPSロガーを忘れてきてしまいました。

昨年からiPadに南湖の地形図を入れています。
それをボート上で閲覧しながら、自分の周囲の地形をイメージしながら釣りをしています。

iPhone/iPadのデフォルトのGPSだと精度がイマイチなこともあり、外付けのGPSロガーを使うことでその精度を高めています。

そのロガーがないので精度が低くなってしまいますが、浚渫の掘り残しに生えるウィードを目視することで現在地や地形を把握することができました。

といってもピンポイントを狙うわけじゃなくて、流しているときにこの後に水深が上がるのか下がるのかを把握する程度の使い方ですが。

ゲリラ豪雨の直撃を受けました 17-07-02/琵琶湖-ボート


ひで艇と合流し、まずはその釣りの候補地だった近江大橋方面へ向かいます。
浚渫エリアの掘り残しを絡めるようにシンキングペンシル(フラッシュバック)で狙います。

みんなトップ系で狙っていましたが、水面で食わせたのはyouさんだけだったような気がします。


次に食わせたのはPちゃん。
掘り残しの台地に生えるウィードの中を6インチセンコーで攻めていたようです。

その一部始終を真横で見ていましたが、バスボートの釣りが初めてとは思えないくらいにフッキングからランディングまでがスムーズでビックリ!

ネットインしたは50cm超のナイスサイズ!!
ウィードジャングルでデカイのを掛けると藻化けのリスクが高まりますが、タックルのパワーを最大限にいかした非常に上手いやり取りでした。

Pちゃんに続けと僕もセンコーにウィードの中を攻めましたが、残念ながら反応は得られず。


ここはまた後で入ることにして北上します。

次に入ったのは北山田マリーナの近くにある取水塔。
その根元にあるであろうブロックを狙います。

お気に入りのゲーリー8インチワームを流行りのフリーリグでセッティング。

フリーリグはテキサスリグの一種で、バレット型ではなくてナス型のシンカーを使用するもの。

・バレット型シンカーよりもフリーフォールさせやすいので、ウィードの中に落としやすい
・シンカーの可動がスムーズになるので、シンカーの着底後にワームをノーシンカー状態で狙いやすい


僕はこの2つがフリーリグの特徴と認識しています。

操作感はテキサスリグ、誘い方はヘビキャロと、この2つのいいとこ取りをしたイメージです。

単なる流行りものには飛びつかない性質ですが、ただの流行りではなくて明確なメリットを感じたので前日にイシグロにシンカーを買いに行きました。


そのフリーリグを取水塔の角に落として放置していると、雑巾を引っ掛けたような違和感がありました。
バイトだと確信できたので、ラインスラックを取った上で得意のストロークの大きなアワセを入れます。

デカバスを期待しましたが、残念ながらアワセの途中でバットは止まらずストロークしきれちゃいました。

「そんなに大きくないんで、1人でランディングできますわ〜」と調子をこきながらやり取りをしていましたが、ボート際で派手に暴れられたので結局はPちゃんにネットですくってもらいました。

ゲリラ豪雨の直撃を受けました 17-07-02/琵琶湖-ボート


デッキに上げてみると意外にもいいサイズで、48cmありました(^^)

釣れるとは思っていなかったこともあって、僕が我先にキャストしちゃってました…。

そのあとはみんなで取水塔を狙いましたが、再び僕にヒット。

ゲリラ豪雨の直撃を受けました 17-07-02/琵琶湖-ボート


しかし今度は20cm台のかわいいサイズでした。

ここではこの2匹だけだったので、さらに北上。

六本柱南にできた大船団を横目で見ながら下物のアウトサイドに入ります。


流しながら浚渫のかけ上がりやかけ下がりをネチネチと狙っていきました。
Eightさんが2匹釣り上げましたが、やたらと魚が元気で2匹ともジャンプして水中に戻っていきました。

>Eightさん
写真は残っていませんが、あの魚たちはカウントしてもいいと思いますよ〜


下物を2回流しした後はアフターの時期の好ポイントとなる貝捨て場へ向かいます。

ここは周囲に比べて50cmから1mくらい高くなっている大きな水中島のような場所で、ウィードフラットになっています。

点ではなくて面で狙う場所なので、ネコリグを使ってフォール&横の動きで釣っていきます。

数投目のフォールでグーンと持っていくような明確なバイト。
即アワセを入れるといきなりストラディックのドラグが唸ります。

「ドラグの設定が甘かったかな」と確認しますが、ユルユルではなさそう。

近くで釣っていた”ひで”に「デカそうやわ〜」とアピールしながらやり取りします。
1〜2分後、ウィードに潜られたのかピタリとも動かなくなってしまいました。

ラインを微妙に緩めたり引っ張ったりしていると運良くウィードから出てきてくれたので再びファイト開始!

しかし先ほどと違って簡単に浮いてきます。
「なんかおかしい」っていいながら上げてみると、30cm台のレギューラーサイズでした。

ゲリラ豪雨の直撃を受けました 17-07-02/琵琶湖-ボート


最初の熱いファイトはなんだったんでしょうかガーン

ここでも単発だったので再び下物方面へ北上。
2艇に分かれて釣り込んでいると西の空が怪しくなってきました。
前線の通過前で食いが立つことを期待しましたが残念ながらカスリもせず。

そうこうしているうちに本格的に雲行きが怪しくなってきたので、近江大橋まで急いで避難。
橋の下で雨雲が通り過ぎるのを待つ作戦です。

ゲリラ豪雨の直撃を受けました 17-07-02/琵琶湖-ボート


10〜20分で通過するだろうと思っていましたが、これが過去最大級の荒れ方でした。

雨、風、雷のグランドスラムでその一つ一つが強烈なものでした。



エレキのパワーを80%にしてもその場に止まるのがやっとで、ちょっとでも気を抜くと橋の下から押し出される勢いです。
多くの船が橋の下に避難していることに加えて、和船はコンクリートブロックでアンカリングしているので、ちょっと流されるだけでも他船に迷惑が掛かるような状況でした。

レインウェアはジャケットしか着ていなくて、パンツはストレージに入れてあったのですが、それを出す余裕も履く余裕もありません。
それどころかビルジポンプのスイッチを押すために運転席に戻る余裕すらありませんでした。

レインパンツは履かなくても濡れるだけですが、ビルジは作動させないと沈没する危険性があるので、Eightさんにお願いしてスイッチを入れてもらいました。
たった2mくらいしか離れていないのに、大声を出さないと会話もできないくらいに雨、風、波の音が大きかったです。

北山田マリーナのNさんも心配して電話をくれましたが、橋の下に避難していることを伝えたら安心してもらえました。

この耐えるだけの状態が1時間弱続き、雨が上がったあとはなんとか走行できるくらいに波も収まったので、とりあえずマリーナに帰還。


ひで艇はマリーナに避難していたようで、ボートを係留してクルマの中でアイスを食べながら嵐をやり過ごしたそうです。
船長の判断が勝ち組と負け組を明確に分ける結果になりましたシーッ


負け組が濡れ鼠の状態でマリーナに帰還したとき、勝ち組は鋭気を養って再び琵琶湖に出るとこでした。

負け組も負けじと本湖に戻りましたが、アタリもなくやる気というかライフがゼロになったので、レンタル時間を1時間残して早上がりさせてもらうことにしました。

翌日も休みなら最後までやり切るところですが、この日中に川崎までドライブした上で、翌日も会社に行かないといけなかったので、EightさんとPちゃんには迷惑をかけちゃいました。

後日プロガイドのブログを見ると雨上がりにビッグベイト系の波動が強いルアーでいい魚が上がっていたので、多少無理をしてでも粘るべきだったのかもしれません。

ブギーバックで61cm!で、ダブルヒットです~♪(琵琶湖ガイド 奥村哲史/おくむらさとし Mobile#2nd)


着替えたあとでEightさん、Pちゃんとマリーナでおかっぱりしましたが、サッパリした体と心とは裏腹に魚からの反応は得られませんでした。

ゲリラ豪雨の直撃を受けました 17-07-02/琵琶湖-ボート

釣れないだろうな〜と思いながらオカッパリを続けていると、ひで艇が戻ってきました。
こちらも残念ながらいい魚は釣れなかったようです。
(Eightさんはおかっぱりで1バイト取ってたみたいですけどね〜)


ボートを上げたあとにお互いの釣果を振り返って、18時に解散。

なんとか日付が変わる前に帰宅することができましたが、川崎までの道のりはしんどかったですわ〜

関連記事:関東から琵琶湖までのアクセス


[過去の湖上でランチ会]
2016年:秋ネストの小バスに翻弄された湖上でランチ会 16-05-22/琵琶湖-ボート
2015年:サミング90CWのジャークでガツンと! 15-06-06/琵琶湖-ボート
2014年:[琵琶湖]ボート・5/31・まさかのボーズ(反省記)
2013年:★[琵琶湖]ボート・6/8・湖上でランチ&トークショー

*自分で読み返しましたが、年々釣果が下降してます…(^^;



外付けのGPSロガーはAmazonでのレビューも多いGMSシリーズがオススメです。







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