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2018年05月19日

強風で荒れた琵琶湖をなんとか攻略 18-05-03/琵琶湖-ボート

2日連続の琵琶湖釣行のDay2の釣行記です。

関連記事:★13年連続で50upをキャッチ! 18-05-02/琵琶湖-ボート


前日は1艇で“ひで”と2名でしたが、この日は2艇5名。
17.8ftのレンジャー451vに“ひで”とくろぼうさん
20ftのレンジャー488vsに僕とEightさんPちゃん

ちなみにボートをレンタルしたのも昨日と同じ北山田マリーナです。

関連記事:琵琶湖で一番安心できるレンタルボート「北山田マリーナ」


大型の20ftとはいえ3人乗船なので前日からタックルを1本減らして4セットにしました。

強風で荒れた琵琶湖をなんとか攻略 18-05-03/琵琶湖-ボート

抜いたのはクワトロ+ピクシーです。

この日は終日風が強く吹く予報だったので、ピンを狙うのはかなり難しそう。
そのためスポーニング後の魚が付きそうなエリアを流していく釣りをメインに展開することになりそうです。

朝には上がる予定だった雨がまだ降っている中、雑談しながらも着々と準備を進めて5時過ぎには準備完了。

強風で荒れた琵琶湖をなんとか攻略 18-05-03/琵琶湖-ボート

”ひで“艇が先行

オーナーのNさんは本当に手際が良く5分後には僕らも”ひで“艇に合流できました。

強風で荒れた琵琶湖をなんとか攻略 18-05-03/琵琶湖-ボート

強風で荒れた琵琶湖をなんとか攻略 18-05-03/琵琶湖-ボート


北山田漁港を出てテトラ堤を超えると湖面は波立っていますが、白波が立つまでには至っていません。

「今のうちがチャンスかも」といつもの下物の最沖にある浚渫に向かい、ピンの釣りを試みましたが、風とうねりが強くてボートを止めるのが精一杯な感じ。
エレキのパワーを80%にしてなんとか維持できるかどうかといったレベルでした。

なんの反応も得られないままピンの釣りは諦めることに。


船中1匹目

次に向かったのは昨日キッカーバグで1匹釣った下物のインサイド寄り。
シーアンカーを入れて浚渫エリアを流します。
風が強くなる覚悟はしていましたが、開始1時間足らずでシーアンカーを投入することになるとは…

魚探を見ながらなるべく浚渫の浅い部分(掘り残し)を狙うようにキャストの距離やラインの出し入れを調整します。
3人とも使っているのはワーム。
しかし各々のその時のインスピレーションによってテキサス、キャロ、ダウンショットとリグを変えてなんとか魚に近づこうとします。

先制したのはバックシートのEightさん。

強風で荒れた琵琶湖をなんとか攻略 18-05-03/琵琶湖-ボート
(7:06)

ロッドもいい感じで曲がり、船中1匹目となる40upを無事にキャッチ!

Eightさんのロッドワークはもちろん、誰かがヒットすると直ぐに自分のルアーを回収してランディングネットを手にしてくれるPちゃんのサポートに終日助けられました。

強風で荒れた琵琶湖をなんとか攻略 18-05-03/琵琶湖-ボート

「この釣り方でも釣れるんだ」と勇気付けられる一尾でしたが、さらに風が強くなってきたので、ここは一旦風裏となるエリアに避難しようという結論に。

この時間帯は南東の風だったので、浜大津エリアに移動しました。
ボートが20ftもあるので荒れた湖面での操船も苦になることはありませんでした。
ただ風が強いため舞い上がった飛沫が身体にかかってビショビショになりました…(同船の皆さんスミマセン)


僕の1匹目

浜大津エリアの岸よりは想像以上に波もなく、エレキを時々踏めばその場でステイできるくらいの穏やかさでした。

この場所は地形変化の少ないフラットエリアなので「釣りはしやすいけど釣果的にはあまり期待できないだろうな〜」と心の中で思いつつ、適当にキャロを投げていたら「グゥー」っと持っていかれるアタリ。
「風でボートが流されているわけじゃないよね?」と半信半疑になりながらアワセを入れるとこれがなかなかの手応え。

タックルはフレイム FPGS-601 + 15ストラディック C2500HGS
ラインはフロロ5lbですが、飲まれることを想定してキャロのリーダーはフロロ16lbにしているのでドラグを締めて強気にやり取りします。

ヒット直後に自分のタックルからランディングネットに持ち替えてくれたPちゃんにネットインしてもらったのは想像よりも大きめのサイズ。

強風で荒れた琵琶湖をなんとか攻略 18-05-03/琵琶湖-ボート
(8:18)

「もしかしたら50cmある?」とメジャーで測ると…あと2cmの48cmでした。

それを見て「まさかここで釣れるとは思わなかった」と発したのは、「浜大津に行こう」と言った張本人(ひで)の口。
何のためにここにきたのかと…まぁ、僕も釣れるとは思っていなかったから半信半疑でアワセを入れているんですが。笑

ここではEightさんと僕が一尾ずつ追加。
想像以上に風が少なくて釣りやすいことと、周囲のボートやオカッパリの人も魚を釣っていたのでしばらくここで釣っていたのですが、先にひで艇が動きます。

「近江大橋方面に行くわ〜」と言い残して風に立ち向かっていきました。

しばらくして僕も追いかけましたが、思っていた場所ではボートを見つけられず。
単独で釣っていると浚渫の掘り残しで二尾追加できました。

後で聞くとこの風の中でディープホールのデビルズタワーに挑んでいたようです。
やっぱり昨日釣れたのが強く残っていたんですかね〜

この頃から風向きが南西から北東変わりました。

強風で荒れた琵琶湖をなんとか攻略 18-05-03/琵琶湖-ボート

北からの風に変わって北湖から冷たい風が入ってくると、南湖上空の(比較的)暖かい空気とぶつかって大気が不安定な状態になるので雷に注意と、北山田マリーナのオーナーのNさんからアドバイスがありました。

大気が不安定だと雷が発生するメカニズムを簡単に書くと…

冷たい空気と暖かい空気がぶつかると、冷たい空気(重い)は下へ、暖かい空気(軽い)は膨張しながら上へ向かい(上昇気流が発生)、ある高度までいくと水蒸気(雲)となります。
水蒸気の高度が上がると氷の粒になりそれがぶつかり合うことで静電気が発生。
その静電気が雲の中に集まったのが雷雲で、雷雲の下の方にマイナスの電気が集まると、雲の下の地面にプラスの電気が集まり中和しようとして落雷するってメカニズム(らしい)です。

こういったメカニズムは教科書で学ぶだけでなく、その場に身を置くと理解度が一気に高まります。
ブラタモリが人気なのも現場を体感することで知的好奇心を刺激しているからだと僕は思います。
トヨタ自動車が提唱する現地現物主義も根本的には同じ考え方ですよね〜


荒れる琵琶湖

そんなことで空に注意を払いながら今度は北風の風裏になりそうな琵琶湖大橋手前のヤマハマリーナまで走りました。
風が強くなったことで、跳ね上がった飛沫が左右どっちかから顔に向かって飛んでくるという悲劇を乗り越えてたどり着いたヤマハマリーナは期待通りに穏やかな状況。
十分スローな釣りができる状態でしたが、残念ながら魚が釣れません…。

この時点で13時くらいだったでしょうか。

釣れないことには我々の活性も上がらないので、Eightさんが最初にいい魚を釣った下物の浚渫エリアに入ります。
浚渫の凸凹を上手く通りそうな場所でシーアンカーを入れて、キャロやダウンショットで狙っていきます。
またこれだけ荒れてくるとハードベイトでも釣れるんじゃないかとスピナーベイトやディープクランクも投げましたが、残念ながらアタリなし。
周りのボートはちょいちょい釣っていたので、僕らの狙い方が魚に合ってなかったのでしょうか。

釣れないからか急に眠気が襲ってきたので、シートで20-30分横にならせてもらいました。

強風で荒れた琵琶湖をなんとか攻略 18-05-03/琵琶湖-ボート

こういう時にもシーアンカーは便利です。
琵琶湖で釣りをする人なら絶対にオススメのアイテムです。
荒れてもスローな釣りができるのは本当に大きなアドバンテージだと僕は思います。
1万円ちょっとで買えますしね〜
“ひで”も知らないうちに買ってました(^^)


目覚めたらまたひで艇の姿がありません。
この風の中朝イチに入ったいつもの下物最沖のピンに向かったようです。

僕が寝ている間にも反応はなかったようなので、荒れた時に強い北山田の一文字(テトラ堤)へ移動。

しかし一文字には同じことを考えているボートが多くいたのと、下物〜北山田の移動でさらにビショビショになってしまったので、一旦マリーナに戻って小休止することにしました。

ボートを係留した後に手持ち無沙汰なNさんがおもむろに釣りを始めます。

「これがブログで見た朝練か〜」と隣で釣りを見させてもらっていると、「いまアタリました」と。
そのタイミングではすっぽ抜けてしまいましたが、次の数投で見事に40upをキャッチ!

沖で濡れながら釣らなくても…とちょっとだけ複雑な気分になりましたが、釣れたどさくさでNさんのニュータックル(コンクエスト+バンタム)を触らせてもらいました。
Gルーミスのノウハウが詰まったコンクエストの軽さ&パワーとバンタムの剛性感はめちゃくちゃ良かったですよ〜
聞いた値段もかなりアレでしたが。笑


リスタート

濡れた身体をタオルで拭けたこととNさんの魚を見たことで我々のやる気も回復し、最後の1時間半は下物の浚渫エリアを流して釣り切ることに。
なるべく濡れないようにボートのスピードをコントロールして、先ほどとは別のラインへ入ります。

動かし方は昨日と同じです。

1)ウィード(新芽)かハードボトムに入るまでズルズルとドラッキング
2)コリっとした感触があったら(ウィードorハードボトム)ロッドを縦に大きくさばいてシンカーを浮かせてルアーをアピール
3)ルアーを完全にステイするためにベールを返してラインをフリーにする
4)数秒止めたらベールは返さずに人差し指でラインを押さえて、再びドラッキング ⇒ (1)へ

強風で荒れた琵琶湖をなんとか攻略 18-05-03/琵琶湖-ボート

ある程度ラインが出たり、腐ったウィードが絡んだ感触があったらルアーを回収して、キャストし直します。

アタリが出るとしたら(4)です。
その時はベールを返してアワセを入れます。
他の釣りよりは飲まれる可能性が高いのでリーダーは太め(僕はフロロ4号)にしています。
また最初のフッキング時は距離があるので、ある程度魚を寄せたら追いアワセを入れるようにしています。

そんな釣りをしていると早々にヒット!
上で書いたことを頭に思い浮かべながらやり取りしてPちゃんにすくってもらったのは46cmのナイスサイズ。

強風で荒れた琵琶湖をなんとか攻略 18-05-03/琵琶湖-ボート
(16:06)

終了間際にも40cmちょっとの魚を追加してこの日は6匹で終了。

強風で荒れた琵琶湖をなんとか攻略 18-05-03/琵琶湖-ボート
(16:40)

釣れたのは全部ゲーリー8インチワームの5gのキャロライナリグでした。
50upは釣れませんでしたが、5匹が40upだったので結果的には満足できる釣果でした。

ひで艇は荒れる中エレキのバッテリーがなくなるまでピンポイントの釣りを展開し、2人で10匹釣ってきたのは流石のひと言。
ピンの釣りは“ひで”の方が丁寧ですね〜


昨年に続いて皆さんとの釣りは荒れた琵琶湖での釣りになってしまいまいましたが、今回も楽しく12時間釣り切ることができました。
東京↔︎琵琶湖の往復1,000kmは気軽に走破できない距離ではありますが、年に3回くらいは琵琶湖に浮けるといいな〜と改めて琵琶湖の魅力に取り憑かれた次第です。

もちろんボート釣り以外にオカッパリもしたいですしね〜

ご一緒いただいた皆さん、楽しい時間をありがとうございました!
残念ながらご一緒できなかった方も秋の奥琵琶湖ので楽しみましょ〜








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