MIDNIGHT EXPRESS

先日アメリカの通販サイトカベラスで購入したＵＳダイワのMF100TSHLを使ってきたので、そのインプレです。

以前も書きましたが、このリールの最大の特徴はトゥィッチングバー。
日本ではカワハギ釣り用のスマックというリールで投入された機能だと認識しています。
このバーを押すとハンドルが回り、片手でラインを巻き取ることができます。


同じような機能を持ったリールとしてTD-VIENTOを持っているのですが、ブレーキが素のマグフォースということもあり、キャストフィールがイマイチでした。
良好なキャストフィールを得るためにマグフォースＺに期待してこのリールを購入したのですが、実はこのリールも素のマグフォースだったことは先日お伝えしたとおりです。
（⇒「この誤植は痛い･･･。」）



このトゥィッチングバーは色物っぽい雰囲気を持っておりますが、テキサスやヘビキャロといった強めのフッキングが必要な釣りでの有効度はかなり高いと思っています。
この手の釣りでのリールの役割はラインスラックの回収がメイン。

トゥィッチングバーでラインスラックが回収できるとどんないいことがあるかというと"常に両手をグリップに添えた万全のフッキング体勢で釣りができる"ということです。
ラインスラック回収直後のアタリにも思いっきりフッキングすることが可能です。


■ラインスラックを回収する時もこの体勢

１プッシュでのラインの巻き取り量はある程度コントロールすることが可能です。
思いっきりプッシュしてやれば、ハンドルが約１回転。
すぐに１／２回転や１／４回転などコントロールできるようになると思います。


参考動画（見難くてゴメンなさい）



またキャストフィールですが、これがとっても良好です。
TD-VIENTOと同じブレーキ機構のはずなのですが、TD-VIENTOと比較して気持ちよく飛んでいきますし、実際に飛距離も出ています。
ギア比が7.1:1なのもヘビキャロの釣りには大きなメリットです。

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『メガフォース』と『TD-VIENTO』の相対比較

■メガフォースの優れている点
・キャストフィールが気持ちいい
・マグフォースにしては飛距離が出る（TD-Zの90%程度／TD-VIENTOはTD-Zの75%程度）
・90mmのロングハンドル（TD-VIENTOは80mm）
・安い（60ドル／TD-VIENTOは19,800円）
・オリジナルデザイン（TD-VIENTOはスマックと同じ）

■TD-VIENTOの優れている点
・軽い（235g／メガフォースは266g）
・剛性感がある（クラッチ部分等メタルパーツが多い）
・ロープロファイル（メガフォースはリールフットがつながっているタイプ）
・日本のお店で買える（POPEYEで売っています）
・ハンドルノブにベアリングが追加可能（１ＢＢずつ）（デフォルトはブッシュ／メガフォースはカシメてあるので追加不可）


ざっと思いつくのはこんな感じです。
メガフォースのコストパフォーマンス（送料を含めて100ドル）は素晴らしいと思います。
仮にTD-VIENTOと同じ値段だったとしても、メガフォース＞TD-VIENTOといった感覚です。
メガフォースはプラスチックパーツが多いので、使い込むと逆転するかもしれませんが。

ダイワだけでなくシマノも日本で扱っていないタックルがたくさんありますし、クレジットカードがあれば購入も簡単ですので、興味があればお試しください。
不明な点などあれば、お問い合わせください。
わかる範囲でお答えします。