ベイトフィネスへの想い
このエントリーは以前に書いて、下書きで残っていたものです。
> ピクシー後継機のPX68のフィネススペシャルスプールの重量は8.8gらしいですね。
> このスペックのスプールがメーカーから発売されるとは想像できませんでした。
というテキストが残っていたので、2012年の前半に書いたものです。
それに加筆・修正してアップしていますが、下記の分は当時をイメージして読んでいただければと思います。
僕がベイトフィネスにはまった当時(2008年)は"ベイトリールで軽量ルアーを投げることが楽しくて"スプールをいじりました。
しかし、今のベイトフィネスブームにはイマイチなじむことができません。
なじめない理由は何かと考えてみると、僕の目的と世間(ブーム)の目的が異なっているからだと思います。
僕がベイトフィネスに取り組む目的は
"ベイトリールで今まで投げることができなかったルアーを投げられるから楽しい"ということ。
世間の目的というかゴール設定は
"ベイトフィネスでないと獲れない魚を獲るため"という認識です。
このゴールはちょっと飛躍しているので、そこに至るまでのブリッジ(メリットの明確化とベイトフィネスの定義)は必要だと僕は感じます。
ちょっと話を変えると、ベイトフィネスの前に流行った「パワーフィネス」のメリットは理解できました。
ベイトタックルではキャストできないような軽量ルアーを使って、障害物やウィード周りを狙う。
キャスト時にスプールを回転させる必要のないスピニングタックルに、同じ太さでよりパワーのあるPEラインとリーダーを組み合わせることによって、可能となる釣りです。
メリットが明確なので、これでしか獲れない魚がいることは理解できます。
ベイトフィネスのメリットはパワーフィネスを含めたスピニングタックルでもできるようなことがほとんどだと思います。
ベイトフィネスにも"キャストの正確性"や"ピッチング時の手返しのよさ"等のメリットがあります。
しかし、本当にそのメリットを享受したくてベイトフィネスを欲しているのでしょうか。
それなのであれば人によってベイトフィネスのメリットがバラバラというのにも違和感を覚えます。
別にメリットがバラバラでもいいのですが、ベイトフィネスの定義が曖昧なことがちょっと気持ち悪いです。
僕が軽量ルアーに対してベイトタックルを使うのは楽しいからというのが一番の理由で、これでしか獲れない魚がいるとは全く思っていません。
でもこれで獲れたら楽しい魚はいると思っています。
せっかくベイトタックルの新しい世界が広がってきているので、一過性のブームで終わらずに定着して欲しいと思います。
ここまでが当時書いた文章です。
自分で読んでも調子こいていていけ好かない感じがします。笑
ベイトフィネスがブームになっているのが気に入らなかったんでしょう。
密かに応援していたアイドルが急に売れちゃって、「俺はもっと前から応援してたんだ!」と拗ねる感じに近いです。
今年のフィッシングショーのエントリーでも書きましたが、このブームの火付け役はAvailの翠川さんだと僕は思います。
そのAvailさんをはじめとしたカスタマイズメーカーのおかげで、ベイトフィネスブームが盛り上がりました。
そのベイトフィネスブームのおかげで、ベイトリールのカスタマイズパーツは一気に増えて、さらにはベイトリール自体も進化しました。
カスタマイズにはドレスアップ系と機能系の2つがあります。
その中でも特にスプールやハイギヤ等の機能系パーツの進化は目を見張るものがあります。
ベイトフィネスの登場時は7:1で超ハイギヤだったのに、今では9:1で最大巻き取り長が1mオーバーですからね〜
こんなギヤ比がラインナップされるなんて、当時は想像できませんでした。
(ただスピニングリールはその当時からハイギヤだと90cmくらいの巻き取り長があったので、ベイトリールが追いついた感じです)
また機能系でいえば、レベルワインド系の進化もベイトフィネスブームが影響しているように思います。
ダイワのTWS(T-ウイングシステム)だけでなく、シマノがレベルワインドとスプールの距離を広げたのもキャスト時の抵抗減に大きく影響しているはずです。
正直いってベイトフィネスブームがここまでベイトリール自体の進化に影響するとは思っていませんでした。
最近はベイトフィネスのブームも落ち着きましたが、メーカーの商法に釣られすぎないためにも、リールだけでなく我々釣り人も進化していきたいところです。
色々と書きましたが、僕もベイトフィネス用のピクシーはかなりカスタマイズしました。
スプールやギヤといった機能系だけでなく、ドレスアップ系にも手を入れています。
僕自身が釣られすぎというか、ブームに乗せられ過ぎですね。笑
*イエローピクシーの関連エントリーはコチラからどうぞ。
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