6/8・JetSetter71S 鯉で入魂

ueda

2014年06月10日 19:09

伊勢湾ボートシーバス琵琶湖バスボ釣行と2連続ボーズ(しかもNBNF)に落ち込んでいましたが、先週土曜日にナマズが釣れてくれたことに気をよくして日曜日も釣りに行ってきました。

といっても仕事が終わってからの釣行なので、釣りができる時間は1~2時間といったところです。

そうなるとお手軽なナマズが候補に浮かびます。
でも二日連続で狙うとその後一気に飽きる可能性があるので、今回はナマズはパス。

次に浮かんだのが名古屋港のシーバス。
これならJetSetter71Sのシェイクダウンもできます。

でもシーバス釣りは苦手なので、ボーズの可能性が大。


いきなりボーズというのもアレなので、今回は郊外の小規模河川でコイ/ニゴイを狙うことにしました。

使うロッドはもちろんJetSetter71S。
旅に連れ出せるなんでもロッドという特性をいかして、1本のロッドでたくさんの種類の魚を釣り上げるいう「パックロッドチャレンジ企画(Pack Rod Challenge)」もやってみたいな~と思っていたので、そのスタートにはちょうどよいかと。


それにコイはルアーで釣ったことがないですし、ニゴイは狙って釣ったことがありません。
そんな(僕にとって)新鮮な釣りは、事前にアレやコレやと考えるので釣りに行く前からワクワクします。


コイ/ニゴイを小規模河川で狙うにはどんなルアーがいいのかをネットで検索してみると、1.5~3.5gくらいのジグヘッドに2インチくらいのクローワームをリグるのが王道のようです。

特にワームはエコギアのロッククローやタンクSが人気みたい。

とりあえずワームとジグヘッドと1パックずつ買えばいいかと気軽に考えて、18:30に自宅を出発。
リールはボートシーバスに持っていたPE 1号の巻いてある10 コンプレックスCI4 2500HGSと予備の05 バイオマスター2500Sを持ち出しました。


途中の釣具屋でジャッカルのカバークロー2インチと2.5gのジグヘッドを購入。



▲ロッククローは見つかりませんでした


現場着は19時過ぎ。

ここでショックな出来事。
リールからラインを出すとリーダーがありません。

「なぜだ…」と記憶をたどると、ボートシーバスでパイルでラインを切っちゃってからそのままでした。

今からリーダーを組むのも面倒ですし、リーダーとして使うラインも予備のバイオに巻いてあるフロロ1.2号しかありません。

どうせ、同じラインならリーダーを組む手間が省ける分、バイオを使うことにしました。
まだ明るかったですけど、あと15分もすれば陽も落ちちゃいますし。


ラインの細さが少々心配でしたが、明るいうちにポイントをチェックしたいので、偏光グラスを掛けて足早にポイントを見てまわります。

太陽光は魚や地形をチェックするのに充分なほどありましたが、金曜日の大雨の影響で水量が多く濁りもだいぶ残っています。

途中で親子で釣りに来ていたお父さんと話したのですが、普段はもっと水量が少なくて魚の姿が丸見えだそうです。
その方が魚種を確認した上でサイトで狙えるので楽しそうです。


上流500mくらいまで歩いてチェックしてみましたが、親子がいた堰堤のポイントが一番魚っけがありました。
といっても濁りのせいで魚種までは確認できないので、コイなのかニゴイなのか、はたまたナマズなのかはわかりません。


暗くなったら親子は帰るだろうと思い、その下流200mくらいの中州のあるポイントで釣り開始。
流れの強いカレントを避けて、中州沿いのよどんだところを遡上する魚の姿が見えます。



▲こんな感じのところ


その中州の水草際20センチくらいにルアーを投げて、ボトムパンプしていると数投目でアタリ。

「もしかして魚?それともゴミ?」と半信半疑ながらアワセを入れると、なんと魚でした。


魚はいきなりドラグを引きずり出して、カレントに入り上流に行ったり下流に行ったりを繰り返します。

ロッドの強さだけなら全く余裕です。
でもラインの強度(5lb)が気になって、強気のやり取りはできません。



▲無限ドラグ状態


主導権は完全に魚にあります。
ドラグが閉められないこともあって、魚を浮かせらません。

リールは「りゃぁぁぁぁぁぁ♪」とドラグがなり続けています。
管釣りでよく見る無限ドラグの状態です(^^;


引きからすると多分鯉だと思うのですが、何せニゴイを狙って釣ったことがないので判断できず。
(ニゴイはバスの外道としてしか釣ったことないので、そんなに引きを堪能できていないんです)



▲全然寄ってきません


2~3分して、ようやく魚も疲れてきたのか、水面に姿を確認することができました。

1stヒットは鯉でした(^^)
その後も無限ドラグを駆使しながら鯉とのやり取りを続けます。
10分近く経過したところでようやく空気を吸わせることができました。

一度空気を吸わせればまもなく主導権をこちらにやってきます。



▲入魂!


JetSetter71Sの1魚種目は鯉!

ワームはスッポリと口の中に入っていました。
バスだと飲まれた状態でこれだけの時間やり取りしていたらラインがザラザラになりそうなものですが、鯉は唇に歯がないからかラインは無事でした。

またフックもバーブレスにしてあるので、直ぐに外すことができました。


このあと2魚種目を狙って釣りをしましたが、鯉とのやり取りで腕に乳酸が溜まってしんどかったので、早々に撤退。

次は鯉以外の魚を狙ってみたいと思います。



▲たたむとこんなにコンパクトに


今回はクルマでの釣行だったので、ロッドがパックロッドである必要は全くありませんでした。
でもロッドのピース数が多ければ多いほど、継ぐときにワクワクできます。

ポイントを移動するときにたたんでおくと、他の人から釣り人と認識される可能性もグッと下がります。

またクルマに積むときにも外から見えないところに置いておけるので、釣り人のクルマである痕跡を消すことができます。
(逆にロッドホルダーを付けていると釣り道具を車内に残していなくても、「アイアム釣り人」といっているようなものなので、車上荒らしのリスクが増えると思います)


早くJetSetterの名の通り、飛行機でこのロッドを連れ出したいものです。
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