LAMY Safariを改造してハイテックCのリフィルを使う
仕事で万年筆やボールベンについて学ぶ機会がありました。
元々ステーショナリーは大好きなので、そこで紹介されていた中からLAMYのSafari(ローラーボール)を買いました。
LAMYはドイツのメーカーで、このSafariの他に2000シリーズなど有名なモデルがいくつもあります。
デザインやグリップ性は文句無しなのですが、書き心地は日本製になれた僕にはイマイチな感じです。
ということで、書き慣れているパイロットのハイテックCのリフィルに交換することにしました。
しかし、LAMY2000と違ってリプレイスで使えるわけではありません。
UNUS PRODUCT SERVICEの
BA-LM-63というリフィルアダプターを使うことで、ハイテックCのリフィルを使うことができます。
ハイテックCでも通常のものではなくて、ハイテックCコレトのリフィルを使います。
これがリフィルアダプターです。
全部で4点のパーツで構成されています。
金属部分を外すと中にシリコンのリングが入っています。
さらにその金属部分の先っぽに小さなイモネジがあります。
イモネジは指ではとてもつまみにくいので、僕はクリップでつまんで外しました。
*一部のサイトでは"このネジは右に回すと外れます(いわゆる逆ネジ)"と解説されていますが、逆ネジではありません。
一般的なネジと同じように左に回すと外れます。
ハイテックCの場合はこの小さなイモネジをリフィルに差し込みます。
その上からシリコンのリングをかぶせます。
このリングがペン先を固定します。
あとは元に戻して完成です。
しかし試し書きしてみるとイマイチ書き心地が良くないというか、インクがかすれます。
ペン先が馴染んでいないけかと思いしばらく使ってみましたが、症状は改善されるどころか悪くなる感じです。
リフィルの先に挿したイモネジが空気の抜け道を塞いでしまっているのが原因だろうと思ったので、リフィルに押しピンで2箇所に穴を開けました。
それが功を奏したようで、いつも使っているハイテックCの書き心地になりました。
リフィルアダプターのLM−63は950円。
Safari本体もAmazonなら東急ハンズよりも1,000円近く安く買えるので、その差額でリフィルアダプターを購入することができます。
ハイテックC以外にも人気の三菱UNIのジェットストリームも使うことができます。
(詳しくはUNUSのサイトで確認してください)
Safariの見た目や高いグリップ性に加えて書き心地もよくなったので、メモを取るのが楽しくなりました(^^)
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