フィッシングショーに行ってきました

ueda

2008年02月02日 23:59

今年もフィッシングショーOSAKAへ行ってきました。


■今回の戦利品(無料のモノばかりです)

新製品の情報などは雑誌や他の方のブログの方が詳しいと思いますので、ここでは去年と同様にメーカーの方に聞いたお話を数点。
まず最初に向かったのはシマノブース。
メタマグDCの軽さに驚きつつ、メーカーの方にメタマグとメタマグDCのキャスティング性能の違いについて聞きました。
シマノの方の答えを要約するとこんな感じでした。

●DCはハンドルを回している程度の超低回転でもブレーキが効いている(遠心ではそうはいかない)
●ブレーキセッティングがバッチリ決まった状態のメタマグとDCの飛距離を比べるとDCの方が10%ほど飛ぶ
●とはいっても、遠心では常にベストな状態を作れるわけではないのでDCは安定して飛距離が出せる
●絶対的な飛距離はアンタレスDC>メタマグDC



次に聞いてみたのはカルコンSとピクシー/プレッソの管釣りでの使用感の違い

●安定してブレーキが効くのはマグフォースのプレッソ
●ただ常にブレーキが効いてしまうので後半が伸びず失速しがち
●マグVのピクシーでは使うルアーが軽すぎるとマグVが効きにくい
●ベイトはハンドルでアタリを取るのがスピニングより得意だが、ギアの精度が高いのでその点ではピクシー/プレッソよりもカルコンSが優れている


こんな感じで個人的には面白い話を聞くことができました。



続いて向かったのはダイワブース。
こちらでも同じような質問をしてみました。

まずはピクシー/プレッソとカルコンSの管釣りでの使用感の違い

●軽さはピクシー/プレッソが圧倒的に優位
●マグブレーキは遠心と違い非接触なので、使用時間や状況(水滴など)に関わらず安定してブレーキを効かすことができる
●とはいいつつも、管釣り市場ではカルコンSに水を開けられている
と正直におっしゃってました(^^;


続いてジリオンPE。
セルテートのような個人的には好きなブルーの外装です。
ベースのジリオンとの違いについて聞いてみました。

●ギアの素材にセルテートハイパーカスタムやソルティガと同じものを採用している
●PEラインの食い込みを防ぐためにレベルワインドのスピードを早くしている(2倍だとか)
●ドラグが高性能(アルファスやミリオネアのベイキャスSPよりも高性能)


他にもブレーキがマグZから素のマグフォースになったりもしていましたが、興味を持ったのはこんなところです。
基本的には海のジギングがメインで、時々キャストもするような使い方を想定しているそうです。

面白かったのはジリオンPEに巻かれていたPEライン。
形状が楕円になっており、スプールに巻いたときに長辺が横になるため食い込みにくくなっているそうで、このラインを推奨するといっていました。
このBAIT & CASTIONG PEは4月に発売されたら一度買ってしまいそうです。




■ダイワのルアーカタログより


最後はカルディアKIXカスタムです。
ジリオンPEと同じくベースのカルディアKIXとの違いについて聞いてみました。

<2508の場合>
●2506よりちょっと深いスプール(当たり前)
●ドラグ部分にベアリングを標準装備(ドラグチューニングキットを買う必要なし)
●T型のハンドルノブが2500よりも一回り大きいもの(RCSのT型ラージ)を標準装備


以上でした。
ハンドルはベースのKIXと全く同じものだし、ラインローラーもブッシュのままだそうです。
どこがカスタムされたのか楽しみにしていただけに非常に残念。
*3500PEや4000は違うハンドルっぽかったです


こんな感じで有料のカタログは一切買わずにお話を中心に3時間弱ブラブラしてきました。
非常に楽しい時間だったので来年もまた遊びに行きたいと思います(^^


【お得な情報】
フィッシングショーの袋(500円)を買うと付いてくる抽選券ですが、会場内にいる赤いスタジャンの女性の『フィッシングショーについてのアンケート』に答えると抽選券を1枚無料でもらえました。
明日もやっているか確かではありませんが、無料なのでぜひどうぞ。
我々は呉羽のクレラップ(シーガー賞)しか当たりませんでした・・・。
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