★[琵琶湖]フローター・7/3・雨中のフローター

ueda

2010年07月05日 00:28

2週連続の琵琶湖釣行、そして前夜はナマズ釣りに行っていましたので2日連続の釣行となりました。
直前まで休めるかどうか怪しかったため友人にもお声掛けできませんでしたし、ボートも予約していません。

そして天気予報もそこそこ雨量を示していましたので、フローターでの釣行を選択しました。

先週は南湖でボート釣りをしていたので、情報量や組み立てのしやすさという点では南に行きたいところです。
が、南湖はボートが多いことと、悪天候のため視界不良でボートから見えなくなることが怖かったので北湖に行くことにしました。
それに同じ琵琶湖とはいえ、北のロケーションの良さは格別ですしね~
「北で浮くのはいつ振りだろう?」と自分のブログをチェックしてみたらちょうど1年前に雨の中で浮いていました
その時はいいサイズをキャッチできましたが、今回はどうでしょう?


自宅を出たのが11時過ぎ。
昼食のマックを食べながら関ヶ原ICから一般道を経由してゆっくりと現場に向かいます。

現場への到着は13:30くらい。
早々にウェーダーとフローターレインを着込み、フローターを膨らませるのですがこれがまたメチャクチャ暑い
毎年この時期にはゴアテックスのフローター用レインウェアが欲しくなります・・・。



■準備完了


タックルは2本。

フレイム FGS-500 + 05バイオ2500S
鱒レンジャーZ + カルコン50S

スピニングリールが05バイオマスターなのはドラグ性能を重視してのことです。
08バイオやセフィアCI4のドラグ部にはベアリングが入っていませんが、05バイオ(浅溝のみ)は2BBというこだわりの仕様です。
セルテートも2BBなのですが、05バイオは登板機会が少ないのでこっちを選びました。


今回選んだポイントはスポーニングエリアとなるシャローフラットの広がるエリア。
その沖の掛け上がりにあるストラクチャーやウィードを攻めて、アフターのバスを狙う作戦です。

初めてのポイントなので入水地点を探しているとちょっと離れたところでウェーディングしている方を発見。
邪魔にならないように離れて準備をしているとこちらに近づいてきます。

もう上がられるとのことで、色々と情報までいただきました。

シャロー側はだいぶウィードが伸びてきているので、掛け上がりの深い側を攻めた方が良い。
沖のストラクチャーについていることが多いから丁寧に攻めた方がよい等々。

追加でいただいた情報で胸を膨らませて14時に沖に向かって出発です。



■何にもナシ


フラットエリアを沖に漕ぎ出しつつ魚探をチェックしますが、全然変化はありません。



■変化あり
ひたすらに漕ぎ続けると2〜300mは離れたところでようやく反応が出始めました。
ウィードも南湖のようなジャングルとまではいきませんが、バスが回復待ちをするには十分な濃さで生えています。

信用度は高くありませんが、フィッシュアラームもよく鳴りました。

周囲では時折ボイルらしき音も聞こえるのですが、レインウェアのパーカーをかぶっていることと、雨が水面を叩く音が大きくてなかなか音による情報が入ってきません。


それでもボイルがあったらしき方向へ先週反応のよかったポッパーやセイラミノーをキャストしますが、反応なし。

背面45度にキャストをしながら移動をしますが、残念ながら1バイトも得られないまま最初の目的地へ到着。


取水塔に入っているであろうゴロタやコンクリブロックを狙ってロングキャストで攻めますが、これでも反応なし。
ネチっこく攻めた後に近づいて目視で形状を確認。
石の入り方等をしっかりと頭に入れました。


ここは後でもう一度チェックすることにして、ちょっと離れたミオ筋を狙います。

ウィードのあるポイントではダウンショットのシンカーを0.9gにしていましたが、ミオ筋はウィードがないこととある程度の距離をとって狙いたかったこともあり1.8gのシンカーに交換。
背中から受ける風を利用してロングキャスト!

シェイキングでしばらく誘ったあとのポーズで「モゾッ」としたアタリというか違和感を感じたので、バスだと信じて思いっきりアワセるとやっぱりバスでした

いい感じでドラグが出ていきますが、しっかりとドラグチェック&ラインチェックをしているので強気にやり取りします。
いつもより強めのドラグ設定にしているのですが、ストラクチャーに入られたら勝ち目がないので念を入れて自分も後退。
一瞬たりともラインを緩めたくないので、フローターごとロッドで4〜5周引っ張ってバスを疲れさせたのちに無事にキャッチ!



■40cm後半!


計ってはいませんが、nice!なファイトをしてくれたniceサイズでした。
それに05バイオのドラグが期待通りの仕事をしてくれたのもうれいしいです。

悪い癖でこの1匹で満足しかけましたが、ミオ筋を違う角度から攻めます。

すると数投目で今度はハッキリとしたアタリ!



■10cm台


アフターのバスは魚が大きいほどアタリが小さいイメージがありますが、いくらなんでもこれは・・・(笑)

横に移動しながらひとラインチェック流してみますが、アタリがあったのはミオ筋だけ。
しかし同じポイントを同じリグで攻めるのも芸がないので、得意のジグヘッドに交換し中層をスイミングさせるイメージで引いてくるとこれまた「モゾッ」っとしたアタリが出ます。

かなり遠くで掛けたので追いアワセを入れたのですが、これがバスにスイッチを入れてしまったようで遠くにいるのにドラグが出まくります。
ストラクチャーに向かってかなりの勢いで走っていくので、強めに設定したドラグをさらに締め込みました。
正直いって「ドラグ強度 > ライン強度 となってしまい、ラインブレイクするかも・・」と思いましたが、ストラクチャーに入られてしまったらブレイク必至なのでより確率が高そうな方を選択した感じです。

それが功を奏して無事にランディングできました。
結果的には『沖殺し』になったようです(^^;



■いい顔つきです



■これも40後半


2匹目(チビも入れたら3匹目ですが)ということもあり、ドラグを使ったやりとりでも楽しみながらランディングすることができました。

このときには雨脚もかなり強くなってきていましたが、しっかりと雨天対策してあったので見た目ほど不快ではありませんでした。



■3匹目になると心に余裕が(笑)


最初に目視で確認した取水塔の基部をジグヘッドで狙うと1投目でヒット!
ドラグをいい感じに引き出していった割にサイズは30cm台でしたが、しとめた感がある1尾でした。



■しとめた感ありまくり


今日は遅めにスタートしたので19時くらいまでガッツリと粘るつもりでしたが、雨脚が弱まると同時に風が強くなってきました。
18時くらいになると風は一旦弱まると経験から予測できたのですが、万が一ということもあるので16:30に沖上がりしました。

時間を空ければ今日のアタリポイントのミオ筋に別の魚が供給されるような気もしたんですけどね〜



■白波一歩手前


行きは10分で行けたところが、帰りは20分くらいかかりました。

しばらくすると風は収まりましたが、雨はどんどんと強くなっていったので、早めに上がって正解だったように思います。

安全面では「迷ったらヤメる」が釣りの世界では一つの線引きかもしれませんね。


今回は実釣2時間ちょっとと移動時間の半分くらいしか釣りができませんでしたが、船団とは無縁の北湖で期待通りの釣果を得ることができたのでとても満足することができました。

やっぱり北湖はいいですね〜
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