★[琵琶湖]おかっぱり・1/22・学び多き釣行

ueda

2011年01月23日 21:25

金曜の夜から琵琶湖に行き、初バスを釣ることができました。
この記事が今年最初の釣行記なので、初釣行で初バスを釣っているように見えますが、実は今年3回目の琵琶湖です。

you-youさんじゅんさん縁さんの1月とは思えない熱い釣果に影響され、1月の三連休に初釣りに行ったものの2週連続でNB/NFを食らっていました。

2月は仕事が忙しくなりそうなので、釣りに行けるかどうかは怪しい感じですし、2月になると水中も完全に冬になってしまいそうです。
冬には冬に釣りがあるのは重々承知しているのですが、皆さんが体験して、さらに結果まで出している釣りを体験したいですし、僕だけ体験で止まってしまうのはとても悔しいという点もあります。

ということで、この週末が僕としてはラストチャンス。
気合いを入れていつもよりも早めに会社を出て、21時半には琵琶湖に到着。

ベイトタックルにショートビルミノーを結び、ショルダーバッグにハードプラグだけ突っ込んでポイントまで歩きます。
ポイントが見えてからは足音にも気をつけるように歩き、ポイントの20mくらい手前からロングキャストでアプローチします。
かなり期待しての第1投でしたが、何もないままルアーは戻ってきました。

− この時期にシャローに出てきている魚はいれば食うはず

この時期にしっかりと釣っている人たちはこんな考え方でやっている方が多いように感じます。

基本的には同じ場所を通さないように意識してキャストをしますが、「もう一度通せば食うんじゃないのか?」という気持ちがないわけではありません。
なので折衷案というか、同じ場所を違うラインでキャストするようにして釣っていきます。
違うラインといっても多くても3回まで。。
ワームの釣りだと3回のキャストだと5分くらい掛かる感じですが、ハードルアーだとテンポよく進んで行けます。


地形はあまり変わらない感じですが、ウィードの多い/少ないはかなりの差があるように思います。
ウィードの多い場所は何となく目星が付きましたが、それだけではそこが期待できるポイントがどうかの確定には至りません。
確定させるためには、他の場所のウィードが乏しいことも同時に確認する必要があります。
一見無駄な作業のように感じられますが、こうやって絞り込んでいくことが好きですし、絞り込むことで他の場所や他の釣りにも横展開できるように僕は思います。
ちなみにこの場所の表水温は8℃、途中にあった小さな流れ込みは6℃でした。


ここまで来たら別のエリアと自分なりに思うところまできました。
やはりさっきのところが一番ウィードが濃いようなので引き返すことにします。

引き返した際に僕の直後に来られた釣り人の方に声を掛けさせていただくと1匹キャッチされたようです。
釣り方、自然の観察力や経験などもの凄く魅力的な方で、話をするほど興奮してしまい、長時間拘束してしまいました。
ここでお話させていただけたことは今回の釣行で一番の経験でした。



▲忘れずにメモ


釣りのことでメモを取ることは滅多にないのですが、帰宅後にスタバでトラベラーズノートにしっかりとメモ。
このことからもいかに刺激的だったかが伝わるかと思います

しかしこの場所では僕は1バイトも取ることができませんでした。

次に移動したポイントは浜ではないものの、ここもシャロー。
激浅ポイントからブレイクのところを中心に移動しながら水面直下を引きますが、ここでもノーバイト。


次に移動したのは雪の残る浜。
この時点で0時を回っています。
教えてもらったことや気付きがあったことを頭の中で反芻しながら違うラインを通すことを意識しながら釣っていきますが、反応はありません。
このとき使っていたのはサミング90CWのホワイトアユだったのですが、思うところがあってホログラムワカサギに変更。

その1投目に「モワン」としたアタリ!
僕のイメージするプラグのアタリとは違いますが、アタリと確信してフッキングを入れるとカーブスターがバットから曲がります(^^

浜での釣りなので周りに障害物はありませんので、追いアワセを入れたあとは初バスとのやりとりをドキドキしながら楽しみます。
最後は自分が後ずさりして浜にずり上げ(これは木戸川で学びました)

魚をライトで照らすと1月とは思えないナイスなプロポーション!



▲これぞ北湖のバス


サイズはあとちょっと足りないものの、2011年の1匹目であること、グッドコンディションであること、ルアーを替えた1投目で釣れたこと(ひらめき!)、そして自分の中では初めて体験する釣り方で結果が出たことなどもの凄く記憶に残る1匹になりました。



▲恥ずかしながらサミング90CWでの初バス


このあとポイントを20分ほど寝かしたりして1時間くらい粘りましたが、2匹目はありませんでした。

寝かしているときに沖を漁船がライトを点灯させて走っていきました。
ワカサギの群れを探しているのでしょうか?
岸の近くを走っていくのはいい気はしません。
ですがこのライトのおかげで水面に出ているモヤが見えました。

モヤが出ているということは水温の方が温度が高い証明であり、そのモヤが濃いところがあればそれは周りよりも水温が高いことの証明でもあります。
(もちろん水深や流れによる差があるとは思います)
今回はそれで湧き水の出ている(であろう)場所も確認できました。
(ちなみにここのポイントの表水温は7℃でした)


このあともう一箇所行ったあとに、次のポイントまで移動して仮眠。
(ここでブログに投稿)
朝イチに目処を付けていたポイントは風の影響を大きく受けていたので数投で移動。
ここで南下するか北上するかさんざん迷ったのちに北上。

しかし、さらなる結果を出すことはできませんでした。




今回は雪代の影響、ルアーの食わせ方や見切りのタイミングなど、皆さんから多くのアドバイスや気付きを得た上で、それを現場で体験することができたので、とても学びの多い釣行になりました。

このバスが釣れた瞬間に過去2回のボーズ釣行の辛さなど吹っ飛んでいきました(笑)

冬の琵琶湖の釣りに気持ちを向けさせてくれた方、事前にアドバイスをいただいた方、当日アドバイスをいただいた方、ブログにコメントをいただいた方や閲覧していただけた方々全てに感謝します。

2011年も安全に、楽しく、成長できるように頑張ります!
関連記事