[琵琶湖]おかっぱり・7/16・片道だけの電車釣行
代休を使って水曜日に琵琶湖に行ってきました。
ボートやフローターで一日釣りをするガチ釣りも考えたのですが、今回は短時間のおかっぱりお気楽釣行にしました。
おかっぱりにしたのは、下記の理由から
・週の半ばの釣行で翌日から静岡へ出張なので、無理して体調を崩すわけにはいけないこと
・とりあえずJetSetter71Sでブラックバスを釣りたかったこと
(
スモールマウスバスを先日釣りましたが、ラージマウスバスはまだです)
・たまだま水曜日に"ひで"が滋賀県で用事があったので、夜釣りだったら同行できること
前回に
NBNFの完全試合をやってしまっているので、そのリベンジのガチ釣りも魅力的だったのですが、それはまた今度に取っておきます。
前日の21時過ぎに帰宅し、そこから準備です。
JetSetter71Sに組むセルテート2500Rのリーダーをフロロ3号に組み替えて、ルアーをピックアップしてバッグに詰め込みます。
あとは念のための予備タックルとしてクワトロ QBGC-602とピクシーも。
ピクシーにはおおのナイロンの2号を巻きました。
(この予備タックルがなかったらエラいことに)
"ひで"はその日は大津と京都で用事があるということだったので、最初は別々のクルマで行くつもりでしたが、行きは"ひで"に乗っけていってもらって、帰りは僕だけ電車で帰ってくることにしました。
移動だけを考えるなら一人の場合はクルマよりも電車の方が効率的です。
今回は徹夜での釣りになるので、クルマの場合は帰る前に仮眠する必要がありますが、電車なら眠って帰れます。
費用の面でも最近はETC割引の割引率が小さくなってしまったので、ガソリン代と高速代を足すと電車の方が遥かに安くあげられます。
また在来線でも2時間あれば大津から名古屋駅に着けるので、時間という点でも電車にアドバンテージがあります。
問題は荷物だけですかね。
ということで、せっかくのパックロッドの利点を最大限に活用するためにも荷物をコンパクトにまとめることにしました。
バッグは先日購入した
THE NORTH FACEのBC DUFFEL。
僕はSサイズ(42L)を買ったのですが、今回の一式の釣り具を入れてもまだ半分くらいは余裕がありました。
22時半に"ひで"に迎えに来てもらい、24時半には現地に到着。
場所は
2年前の同時期に来たところと同じポイント。
前回よく釣れたポイントは先行者がいたので、突堤に移動。
風下となる岸沿いは切れたウィードがかなり溜まっていました。
これらは先日の台風で切れたウィードか、それとも藻狩り事業の痕跡か…。
いずれにしても岸際5〜10mくらいは釣りができない状態でした。
突堤付近を目を凝らしてみるとウィード目視できました。
ウィードトップが水面下0.5〜1.0mくらいまで伸びているようです。
ミノーやトップでも釣れそうですが、プラグを入れたボックスをクルマに置いてきてしまったので、まずはドライブスティックの大きい方でウィードの中を狙ってきます。
風もなくて釣りはしやすかったのですが、魚からの反応はなし。
また、場所によってアオコの引っ掛かるエリアもあったので、良質のウィードだけあるエリアをある程度特定して、ルアーをブレードジグに変更。
7'1"のロングロッド + PE1号 + スピニング だとベイトタックル以上の飛距離が出ます。
3/8ozのブレードジグにドライブスティックの小さい方をセットしているのでルアーの総重量は18gくらいでしょうか。
アオコのないエリアを中心に水面とウィードの間をウィードに掛からないスピードで引いていると2〜3投目にガツンとアタリ!
思いっきりアワセを入れてウィードに潜られないように強気のやり取りを開始。
40前半くらいだったので「抜けるかな」とも思いましたが、強さがウリのTULALAといえどもJetSetterはパックロッドなので、"ひで"にネットをお願いします。
ラインテンションを保ちながらネットを待っていると、ティップセクションがスッポ抜けて水中へ。
ここでラインブレイクしてしまうとティップを無くしてしまうので、慌ててティップごとネットですくってもらいました。
▲JetSetterの5魚種目はラージマウスバス
JetSetterで釣った最初のバスが40upとは幸先のよいスタートです。
これで今日の目的は達成した感じです(^^)
魚には満足できましたが、心配なのはロッド。
「無事でありますように…」と恐る恐るティップが抜けたロッドをチェックすると、継ぎ目にダメージが発生していました
もうJetSetterを使い続けることは無理なので、一旦クルマに戻って予備で持ってきたクワトロをセットします。
(予備ロッドを持ってきていなかったら、早々に手持ち無沙汰になるところでした)
片道10分掛けてポイントに戻ってきたのはよいのですが、プラグの入ったボックスを持ってくるのを忘れました
平静を装ってみたものの気が動転していたのかもしれません。
更にクルマとポイントを1往復してポイントに戻ると人影が3人に増えています。
突堤には僕ら2人を含めて4人しかいない状況で、僕らの至近距離(5mくらい)に入ってくることが理解できません。
一言あればまだわからないでもないですが、全くの無言で入ってきたとか…。
(この状況でこの距離だったら一声あっても「もうちょっと離れて」って断りますけど)
自分たちの入りたいポイントがあることはある程度は理解できますが、だからといって他の釣り人をイヤな気分にさせるのはダメだと思います。
かといってトラブルになってさらにイヤな気分になるのも勘弁なんで、「バカが釣りをしてるわ」と思うことにしています。
クワトロ+ピクシーにコトカスMやフランクサムをセットしてさっき釣れた辺りを狙ってみますが、反応はありません。
するとジグヘッドにゲーリーの4インチグラブで水面下を横に狙っていた"ひで"にヒット!
▲4インチグラブのジグヘッドとか懐かしい!
これも40cm弱のなかなかのサイズ。
しかしこのあとが続かなかったので、一度クルマに戻って、ポイントを移動することに。
におの浜方面に向かいましたが、切れたウィードの多さに辟易し、結局同じ場所に戻ってきました。
突堤には人影が増えていましたが、さっきのポイントは空いていました(^^)
僕はサムジグでなるべく広範囲で、"ひで"はカットテールのジグヘッドでウィードの上を釣っていきます。
すると"ひで"に今日イチサイズがヒット!
本人は「あまり大きくない」と口にしますが、そういうときはたいていナイスサイズです。笑
ネットインしてメジャーをあてると48cmでした。
(針を外すのに手間取ってしまったので写真なし)
▲3匹目
"ひで"は明け方には3匹目をキャッチするという好調振り。
▲クワトロでは1バイトも取れず
プラグでも釣れそうな雰囲気はありましたが、僕には引き出せませんでした。
結局完徹で釣りをしていたので、6時過ぎには体力が限界に。
"ひで"はこのあと2〜3時間仮眠するということだったので、僕はそのまま歩いて駅に向かうことにしました。
ロッドもリールもウインドブレーカーもタックルバックも全部BCダッフルに放り込んで、バッグを背負って駅まで20分くらい歩きます。
7時過ぎの新快速に乗りましたが、もう通勤ラッシュが始まっていて座れませんでした。
名古屋方面は通勤とは逆方向なので、新快速は無理でも普通なら座れると考えていたのですが甘かったです。
新快速は12両に対して普通は8両。
逆に普通の方が混んでました。
また確実に座るために草津から草津線と関西線経由で帰ることも考えたのですが、青春18きっぷではなくて普通に乗車券を買っているので、関西線経由で帰る場合は乗車券を買い直す(差額を払う)必要があります。
それももったいないので、米原まではiPad miniで日経新聞を読んでなんとか睡魔と戦い、米原から大垣までと大垣から名古屋までは爆睡しました。
在来線の普通(快速)列車の乗り継ぎでしたが、9時過ぎには名古屋に着きました。
これまでも旅行や出張のついでに釣りをしたりしていましたが、純粋に電車で釣りに行ったのは久しぶりです。
ナチュラムでブログを書き始めてからは初めてだと思います。
また遠征の際は電車を使っていましたが、目的地までは釣り仲間のクルマに乗せてもらったりしていたので、荷物をコンパクトにまとめて、釣り場から歩いて駅に向かうというのがスゴく新鮮でした。
それにあれこれ考えてパッキングする時間もまた楽しいですしね。
こうした純粋な釣り以外の新しい気付きがたくさんあるので、JetSetter71Sを買って本当によかったです。
さっさと修理(パーツ交換)して、また色々なフィールドで釣りをしたいです。
次はスモールマウスバスを狙ってきます!!
THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス) BC DUFFEL S SE在庫切れしていたブラックが復活していました!(画像はベージュですが…)
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