先端が鋭利過ぎるフィッシュグリップ

ueda

2014年07月21日 00:00

先日ナマズ釣り用にフィッシュグリップを購入したと、釣行記の最後に書きました。

その商品はウォーターベース(WATERBASE)フィッシュキャッチャーガングリップです。


購入時に1,380円という超低価格に驚き、手元に届いてからは作りが想像以上にしっかりとしていてまた驚きました。


そんな諸手を上げて歓迎していたフィッシュグリップですが、実際にナマズ釣りで使ってみて、僕はもう使わないことに決めました。

使わないと決めた理由は魚の口内を傷つけて、出血させてしまう可能性が他のフィッシュグリップよりも圧倒的に高いからです。


僕は普段はスタジオオーシャンマークのOG2100を使っています。
でも1万円以上したOG2100をドブで使うのはちょっと気が引けるので、ドブ専用としてこのフィッシュグリップを購入しました。



▲上がOG2100


ウォーターベースのフィッシュキャッチャーガングリップは先端部分が鋭利になっているため、魚の口内を傷付ける可能性が高いです。



▲OG2100


▲ウォーターベース


パッと見でもウォーターベースの方がグリッパー部分が鋭利になっているのがわかると思います。
併用しているOG2100をはじめとした他のフィッシュグリッパーではそんなことがなかったので、これはこの商品特有のものだと思います。


先日の釣行では4匹の魚をキャッチして、そのうち2匹を出血させてしまいました。


通常のフィッシュグリップはグリップで魚をつかんだ後で、魚を持ち上げたときの魚の重みでグリップ部分が口の中を滑り、あごの部分でホールドされるようにできています。

しかしこのウォーターベースのものは先端が鋭利であるため、魚を持ち上げても口の中を滑らずに、その部分に刺さってしまっているようでした。



▲ナマズを口内出血させていまいました


魚を確実にホールドするという点では欠陥はありませんので、キープ前提の釣りで使う分には良いと思います。

ただリリース前提の釣りでは上記の事情からオススメはできません。


先日の僕のエントリーを読んでこの商品を購入された方がいらっしゃったら謝りたいです。
申し訳ありませんでした。

もしこのフィッシュグリップを使ってくれる人がいれば差し上げます。
キープする魚に使わる分には問題ないですし、先端を丸めればリリース用にも使えると思います。
(僕には先端を削る道具もスキルもないので無理ですが…)
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