スポーニングの幕開けを感じたコンタクトポイント 16-03-30/琵琶湖-おかっぱり

ueda

2016年04月06日 07:00

会社の決算期に合わせて振休を取得しないといけなくなりました。
丸っと一日休むのは難しいので、半休を上手く組み合わせてなんとか切り抜けています。

先日その半休を上手く使って琵琶湖に行ってきました。

狙うのはスポーニングエリアに向かう魚が一時的に留まるような、いわゆるコンタクトポイントと呼ばれるエリアです。

ブレイクラインや何らかの障害物があるような場所で一時休憩してる魚を狙いました。


昼過ぎまで会社にいたので、現場到着は15時前。
夜に予定があって18時には琵琶湖を発たないといけないので、3時間の勝負です。

いる魚に口を使わすというよりは、シャローにさしてきた魚とのタイミングを合わす釣りなので、そのタイミングさえ合えば短時間で釣果を得られると思います。


現場について最初にやったのはポイントのチェック。
地上からわかる範囲で障害物の有無や地形の変化を確認して、魚の通り道を推測します。

その際にペアになっているブラックバスの姿も見えました。

はやる気持ちを抑えながら他のポイントもチェックし、先ほどのペアが見えたアタリにノーシンカーをキャストします。

「早々に釣れちゃうかも」と期待していましたが、残念ながら反応なし。


今度はリグをダウンショットに変えて、水中の地形を把握します。

地形の変化にウィードや流木等が絡むとコンタクトポイントとしての質が高まるので、そのようなゴールデンポイントを探します。


なんとなくですが、ここぞというポイントを見つけられたので、今日はここで勝負することに。
軽めのダウンショットとノーシンカーの2つをローテーションしていきます。

釣り始めてからの2時間は全くのノーバイト。
時折シャローにさしていくバスの姿が見えるのですが、僕のルアーには見向きもしてくれません。

というか姿が見えてからではもう遅くて、その前にブラインドで狙わないとダメでしょうね。


また、魚の通り道にはバス以外にも鯉、鮒やナマズの姿もありました。
特に鯉は丸太みたいなぶっといサイズも散見され、改めて琵琶湖の力を認識しました。


開始から2時間経っても完全試合のノーバイトでしたが、17時から雨が降り始めていい感じの雰囲気に。

陽が斜めになったことと、水面を雨が叩くことで水中が見えにくくなりましたが、逆に魚から僕の姿も見えにくくなるはずなので好都合です。


するとレッグワームのダウンショットに待望のファーストバイト。
即アワセはせずに同じアクションを続けていると「グゥー」っと持っていく感じなったので確信アワセを入れましたが、まさかのすっぽ抜け。

ワームがフックのところから裂けていたので、魚は尻尾の部分しか加えていなかったのだと思われます。


もっと長い時間食い込ませればフッキングしたのかもしれませんが、吐き出されるリスクの方が怖くて僕にはあれ以上待つことができません。

「僕に獲れる魚ではなかった」

そう思うことにして次の魚を狙います。
(といいながら本心はめっちゃ落ち込んでいます。涙)


アタリがあったということは狙い通りに魚がさしてきていることです。
このチャンスを逃すまいともうちょっと沖のポイントを狙います。

すると数投後に「コンコン」と明確なアタリ。
先ほどの反省を踏まえてできる限り待ちます。
魚が持っていくまで我慢したところで、スイープかつストロークの大きなアワセを入れます。

6.6lbの細めのラインに合わせてドラグはゆるめに設定していたので、スプールを指で押さえてフッキングしました。

何度か追いアワセを入れたので、ロッドを曲げ続けることを意識しながらやり取りを楽しみます。
足元のブレイクをかわしたところで、魚の姿が見えて…。



その正体はランカーサイズのヘラブナ。涙
レッグワームをガッチリと食っていました。

外道といえば以前に真冬にニゴイを釣ったことを思い出します。
あのときもそうだったのですが、ファイト中にヘッドシェイクもジャンプもなかったんで、気づくチャンスはいくらかあったのですが、やり取りしている最中は興奮しているからかバスだと信じて疑いませんでした。


そのあとは反応なくタイムリミットの18時を迎えてしまいました。

ギリギリまで釣りをしてしまったので、北陸道⇒名神⇒名古屋高速とフルに高速を使って、2時間弱で帰宅しました。
料金は片道で3,000円強掛かってしまいますが、半日で釣りを堪能できるなら高くない投資だと考えることもできそうです。

いや~、フッキングミスした最初のバスを釣りたかったな~(^^;
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