GWに琵琶湖に行ってきました。
今回は二日連続での釣行です。
過去に二日連続の琵琶湖釣行は2回経験があります。
1回目:
[琵琶湖]レンタルボート・4/11・仲間とランデブー! ⇒
[琵琶湖]ボート・4/12・復習が大切
2回目:
初のSUPフィッシング 16-05-06/琵琶湖-SUP ⇒
★★人生初!50upを複数キャッチ 16-05-07/琵琶湖-ボート
1回目(2009年)はスーパー銭湯で入浴して車中泊したのですが疲れが取れず、2日目の朝は「釣りたい」よりも「帰りたい」の気持ちの方が強かった記憶があります。
(実際フィールドに出てしまえば釣りたいが勝るのですが)
なので2回目(2016年)は近くのビジネスホテルに泊まりました。
予想外の雨とSUPで疲れた身体を温泉で癒した上に、出船時間の一時間前までベッドで快適に眠ることができたので、2日目はボート上で一睡もしませんでした。
充分な睡眠で集中力も上がったからか、2日目にはいい釣りができました。
(55cm、50cmの2本)
そんな思い出にあやかるべく、今回も同じホテルを早々に予約しました。
川崎の自宅から琵琶湖畔の北山田マリーナへは片道430km。
名古屋からの3倍以上の距離です。
関連記事:
琵琶湖で一番安心できるレンタルボート「北山田マリーナ」
スペースの問題で今の自宅にはバスタックル(ロッドとワーム)を持ってきていないので、名古屋の実家に寄り道して、タックルを回収を兼ねて休憩。
22時過ぎに実家を出て、24時前には琵琶湖畔の仮眠場所に着きました。
後部座席をいじって寝床を作り直ぐに仮眠…するはずがポイントの復習をしていたら眼が冴えてきてしまい、結局仮眠は3時間ほど。
4時に起床し、コンビニで朝食を買ったついでに日焼け止めを入念に塗ります。
マリーナ到着は4時半。
同行いただく番長さん、くろぼうさんともマリーナで合流です。
準備ながらおしゃべりしたり昇降待ちをしたりで、出船は5時半過ぎ。
11か月ぶりの湖上ドライブは最高に気持ちいいです。
風もなく湖面はとても穏やかでした。
今年の南湖はウィードが少ないと聞いていたので、地形変化を中心に狙おうと考えていました。
GPSで下物沖の浚渫を確認しながらジャコビーのジグヘッドでかけ上がりやハンプを狙っていきます。
通常であれば北から南へボートが流されるはずですが、洗堰の放水量が少ない(30m³/s)ことが影響したのか南から北に流されます。
ライトリグの釣りにはもってこいな状況をいかしてスローに狙っていくと、ハンプの上でヌッとしたメスっぽい当たり。
フロロ5lbを巻いたセルテートのドラグがいい感じに出ていくので、40後半はありそうです。
しかし急浮上からのヘッドシェイクで無情のフックオク
ストロークの大きなアワセが入れられていなかったことがバラしの原因のように思います。
その日のリズムを作るためにも1匹目はサイズを問わずにキャッチしておきたいところでしたが、このポイントに魚が入っていることが分かったことをポジティブに受け止めます。
この浚渫を軸にして、インサイド(東側)とここを何度か入り直したところ、くろぼうさんに50絡みの魚がヒット!
ジェットセッター60Cと15アルデバランがいい感じで曲がり、ティップが水中に刺さります!
しかしやり取りの最中に無情のフックオク。
僕の負のオーラが伝染してしまったのかもしれません
本来であれば一旦ポイント移動して入り直すところですが、なんだかまだ釣れそうな気がしたのでしばらく粘っていると再びくろぼうさんにヒット!(続きは
くろぼうで!)
船中1匹目にテンションが上がりますが、ここで西の空が怪しくなってきました。
午後から雨の予報だったのでレインウェアは持ってきているのですが、まさか午前中から降るとは…。
GW初日にも突風が吹いて転覆や座礁などの事故が多数起きてしまったように、琵琶湖の天気は急激に変わることが多いので、釣りをしている最中は常に西の空(比叡山脈)を意識しておくことが大事だと思います。
雨の降り始めは「これで魚の活性が上がるかも」とのん気に釣っていましたが、途中からみぞれが混じり、最後は雹(ヒョウ)まで落ちてきました。
さすがにこれはマズいと思い、近江大橋の下に避難することに。
橋の下には同じように非難したボートが大勢いて、橋脚の間に3艇ずつくらいは入っていたように思います。
これも事故のニュースの影響ですかね。
雨が上がった後は風が強くなるのが定説なので、その前に釣りをしようと雨が弱まったタイミングで再び移動。
今度は近場のディープホール周辺を狙います。
北壁の地形変化を狙いたかったのですが、そこには2艇のボートが浮いていました。
しかたなくその周辺のウィードを狙う作戦に切り替えます。
昨年の残りと今年の新芽の2つのウィードが混在しているので、コリッとした感触の今年の新芽を探して釣り込みます。
エレキで横移動しながら釣っていくと2回目のアタリ。
今度はストロークの大きなアワセを入れましたが、またヘッドシェイクでバラし…。
完全に悪い流れです
ディープホールで釣っているうちは風も収まっていましたが、しばらくすると案の定風(北風)が出てきました。
白波が立ち始めたのでもうピンポイントを狙ったスローな釣りはできません。
シーアンカーを入れて流す釣りに変更します。
ディープホールから下物まで移動し、浚渫エリアを北から南へ流しながら釣っていきます。
ある程度流されたところで最初の場所に戻り、流すラインを沖側(or 岸際)に変えて釣っていきます。
2回目の流しでダウンショットで狙っていた番長さんにヒット!
エクスプライド 165L-BFSが水面に突き刺さり…(続きは
道具番長で)
これで釣れていないのは僕だけです(^^;
GPSを見ながら先の地形変化をイメージしてキャストを続けていると、僕にも待望のアタリ。
ベイトタックル(カーブスター + タトゥーラR)でヘビダンを使っていたこともあり、即アワセを入れます。
しかしロッドに重みがのった直後にスカッと外れてしまいました。
多分ワームフックの部分までバスが食っていなかったんだと思います。
ルアーを回収してみると案の定ワームがエビの状態になっていました。
いくらヘビダンとはいえ、もうちょっと重みを感じるくらいまで食い込ませればよかったと反省です。
この後はシーアンカーでも釣りを続けるのが困難になったので、安全マージンをとって北山田のテトラ帯の内側に避難しました。
エレキのパワーを80%まで上げてテトラを流しましたが釣れる気がしないので、早上がりすることにしました。
(早上がりといっても30分だけですが。笑)
僕はバスボート釣行で2回目のノーフィッシュです。
この風だったら他の人もそんなに釣っていないだろうと高を括っていたところ、ロクマルを筆頭に3人で50upを7本も釣っていたグループがいらっしゃいました
何をやったらそんなに釣れるのか教えて欲しいです。涙
片づけをしたあとはくろぼうさん、番長さんと焼肉屋へ。
ノンアルコールビールよりもスーパードライの方が安いのを残念に思いながら、今日の反省と今後の企画で盛り上がりました。
解散した後はスーパーホテルへ移動し、タックルを抱えながらチェックイン。
温泉に浸かると身体の緊張がほぐれて、疲れが取れていくのが実感できました。
また12時間近く湖上にいたので、スキンケアも入念に。
日焼けというとワイルドな響きですが、ようは火傷の一種ですからね。
部屋に戻って地形図とYouTubeで翌日の予習を実施し、22:30には限界がきてベッドイン。
アラームをセットした3:30まで一度も起きることなく爆睡できました。