こんな寒い時期に、しかも2日前にかなりの雪が降ったばかりの琵琶湖でウェーディングをする気なんて全くありませんでした。
この時期に琵琶湖で釣りをするなら漁港!これが常識!と思っていたのですが、
じゅんさんのブログを熟読しているうちに、冬のシャローの釣りがしたくてしたくてたまらなくなってしまい・・・単独釣行してきました
起床3時。
現場到着5時過ぎ。
ETCの深夜割引のつもりでゲートを通過したら定価が表示されました。
入り口のゲートをくぐったのが4時を回っていたようです
久々に定価で高速道路を利用しましたよ・・・。
ポイントの最寄の駐車スペースにクルマを停めてウェーダーに履き替えようとしたそのときに、嫌なことを思い出してしまいました。
「この場所自○現場だったんだっけ・・・」
僕は霊感は全くないのですが、街灯も何もない真っ暗なこの場所で釣りの準備をするのはとっても気が進みません・・・。
ということで、近くのコンビニまで移動。
コンビニの駐車場でウェーダーに履き替えて、タックルのセットまで完了しました。
それでもやっぱりあの場所にクルマを停めておくのは嫌なので、距離は遠くなりますが、別の駐車スペースにクルマを停めて、ポイントまで10~15分ほど歩きました。
釣り開始は6時過ぎ。
まだ辺りは真っ暗です。
ときどき背後で雪が落ちる音がしてビックリします
沖にはカイツブリ(カモ?)が群れているので、飛び立たれないようにジワリジワリと水辺に近付き、静かに入水。
狙いはシャローに出てきているデカバス。
それを数少ない得意ルアーであるジグヘッドで狙います。
まずはウィードに引っ掛けて、ウィードの状態をチェック。
■ほとんどはこんな感じ
もしかしたら釣れるのかもしれませんが、この状態のエリアはパスしました。
■綺麗なエビモ
エビモと・・・
■コカナダモ?
エビモとカナダモが群生している場所を抽出して、その場所だけを狙うことにしました。
それが最良なのかどうか確信はありませんが、迷いを捨てるために今日は妄信することに決めました。
今日のタックルはテムジンのエアリアルHPにセルテート2000。
それに4インチカットテールのJHのみです。
タックルも迷いを捨てるために思いっ切り絞り込みました。
ジグヘッドをウィードに引っ掛けて、外さないようにシェイクし続けます。
7時を回ったところで、1回目のアタリ!
ウィードから外れる前に魚に持っていかれた感じでした
■初バス
携帯で更新した魚です。
アタリがあった瞬間は50upを確信(これこそ妄信)しましたが、あっさり寄ってくるサイズでした。
しかしこのバス・・・ヒレがめちゃくちゃピン!と張っていて格好いいボディでした(^^
釣れた後は他の眼を付けたポイントをチェックして、再びこのポイントに入り直すと、今度は掛け上がりで違和感!
糸を張って聴いてみると明らかに生体反応!!
アワセを入れると同時にドラグを出しながら沖に向かって走り出しました!!!
キタ!
しかもデカイ!!
ドラグを調整して、バットでなんとか走りを止めますが、興奮で僕の膝が笑っています。
「絶対に獲るぞ!」
自分に言い聞かせますが、つい邪なことも考えてしまいます。
「釣りに来た人間にしか魚は釣れないんだよな~」
「やっぱり釣りの神様は見ていてくれているんだな~(笑)」
「これで感じ悪い釣り人になれるな~」
何度か沖のブイに向かって走られましたが、ようやくブレイクの手前まで持ってこれました。
フックは間違いなく口に掛かっているのですが、魚の姿がなかなか見えません。
最初に見えたのは尾鰭でした。
さっきのバスと同様にピン!と張った綺麗なヒレです。
しかしちょっと張り過ぎているような・・・。
ヒレが張っているというと鮭科の魚が浮かびますが、この時期のこんなシャローにビワマスがいるとは思えません。
魚の姿を確認しようと試みますが、相変わらず尾鰭しか見えません。
しかしこのヒレはサンフィッシュ科ではない・・・(TдT)
そうとわかれば強引に
■綺麗なヒレだこと(笑)
よし!サイズアップ!!(涙)(魚種も変わりましたが・・・)
いくらなんでもバスとニゴイの引きの違いくらいわかるでしょう?と、自分でも思いますが、極度の興奮状態であったため完全にデカバスだと思い込んでいました
確かに思い返せば、ヘッドシェイクもなかったし・・・デカバス特有の急浮上もなかったし・・・。
薄暗い内はちょくちょく聞こえていたバスの捕食音も、日が昇ってからは全く聞こえなくなりました。
捕食音がなくなると釣れる可能性も一気に低下したように感じますし、なんだかんだいって今日の釣りに満足したのでここでの釣りは終了。
■今日は誰もいませんでした
こんなところに寄ったり・・
■着岸ポイント(笑)
こんな写真も撮ってみました。
(内輪ウケでゴメンなさい)
この後、2箇所で釣りをしましたが、反応ナシ
そして大安トラウトレイク(DTL)に向かいました(^^
真冬のシャローの釣りを久々に展開しましたが、勉強になることがたくさんありました。
それに自然の中に身を置いている感じがとっても心地良かったです!
本当に楽しい時間でした!!
環境は優しくないですが、また行きたいな~