ジェットスターの支払い手数料を無料にする(安くする)方法

ueda

2016年04月26日 07:00

LCCが普及したことで本当に気軽に旅行に行くことができるようになりました。
僕もその波に乗っていて、昨年はジェットスターに11回搭乗しました。

今年も鹿児島、北海道と台北への航空券を予約していますが、どれも片道2,500~5,000円と信じられないくらい安い運賃です。

その安価な運賃を維持するためにJALやANAでは無料のサービスをLCCでは全て有償化しています。

有償となるサービスでも座席指定や受託手荷物にお金を払うのは理解できるのですが、決済の際に支払い手数料を取られるのは納得できません。


◆ジェットスターの支払い手数料

クレジットカード決済:
 国内線:500円/国際線:650円

コンビニ決済(ウェルネット決済)
 国内線:650円/国際線:850円


これらは1回の支払いではなくて、1人当たりの片道に掛かってきます。



この記事を書いた当時はクレジット決済が国内線:430円/国際線:650円
コンビニ決済が国内線:550円/国際線:700円でした


これはジェットスターで国際線(中部-台北線)の往復をクレジットカード決済した時にかかる手数料です。
これは1人分の金額なので、2人だと倍の2,600円もの支払い手数料が掛かってきます。

せっかく安価にチケットを取っても、高い支払い手数料を払うのはもったいないですよね。
この場合だと支払い手数料が支払い総額の14%も占めています。


この支払い手数料を掛からなくする決済方法は2つあります。

1)ジェットスター・マスターカードでの支払い
2)バウチャーでの支払い



ジェットスター・マスターカードはオーストラリア在住者でないと作ることができないので、僕も含めて普通の日本人には実質不可能です。

僕が実施しているのはバウチャー(ギフトバウチャー)を使用して、支払い手数料を無料にする(安くする)方法です。

必要なものはJCBブランドのカードだけ。

これだけでOKですが、逆にこれがないと今回の方法は使えません。


①ジェットスターのバウチャーとは

ジェットスターのHPには以下のように記載されています。

> ジェットスターが発行するバウチャーを、
> お客様のお支払いの全額または一部にご使用いただくことができます。
> その場合、支払手数料はかかりません。
> バウチャーのご使用は1度のみです。
> 使用されなかった分の金額は払い戻されませんのでご注意ください。
> また、期限までにご使用されなかった場合は無効になります。
> 換金は一切できません。
> なお、バウチャーは1回のお支払いにつき、複数枚ご使用いただけます。


ジェットスターのバウチャーには「機内バウチャー」「フライトバウチャー」と「ギフトバウチャー」の3つがあります。



「機内バウチャー」はその名の通り、ジェットスターの機内で食事や飲み物を購入するためのバウチャーです。

あとの2つは航空券の支払いをするためのものです。

「フライトバウチャー」は"Plus/MAXオプション"に含まれるもので、例えば国内線の"Plusオプション"だと400円分の「フライトバウチャー」が搭乗後にメールで送られてきます。


「ギフトバウチャー」はそれとは変わって、自分で購入するバウチャーです。
自分宛に購入することも認められています。

ギフトバウチャー(ジェットスター公式)

「ギフトバウチャー」は2,500円から購入することができます。



しかしその決済方法がJCBブランドのカードに限られています。
(『順次決済方法を拡大する予定』とHPには書いてありますが、全然拡大しません)


②ギフトバウチャーでの決済方法

JCBカードが用意できればあとは簡単です。
1)いつも通りにフライト予約して予約完了の直前の画面までいき、"支払手数料を除いた総額"を把握する

2)ギフトバウチャーの最小金額である2,500円単位(ギリギリ)になるように"Plusオプション"、機内バウチャーや座席指定を追加する
(例:11,000円の場合は12,500円に近づける)

3)ウェルネット決済(コンビニ決済)で予約をする(予約を完了させる)

4)自分宛にその金額分のギフトバウチャーを購入する
*支払い手数料分は無視して大丈夫です

5)予約画面からギフトバウチャーで決済をする
*予約画面は(3)の予約完了画面ではなく、トップページから予約の確認/変更画面に進んだ画面です[2017-01-04 追記]

ギフトバウチャーの余ったお金はあきらめるか、今回の予約便に限れば座席指定等で使用することも可能です。

一度決済をしてしまえば、そこからオーバーする分は支払手数料は不要だったはずです。
(例)12,300円の予約を12,500円のギフトバウチャーで決済し、後から座席指定(460円)をした場合は、バウチャーの残高を差し引いた260円だけで決済できます。


この方法でもフライト料金だけで決済することはできませんが、支払手数料を払うかわりに"Plusオプション"、座席指定や機内バウチャーというユーザーに明確にメリットのあるサービスを得られます。



また、金額によっては支払手数料を払うよりも安価に決済することもできます。
(例:素の航空券代が2,500円の倍数に近い場合など)

支払手数料なんて、ユーザーには何のメリットもないお金ですもんね(^^;


このやり方はルールには反していませんし、本当にオススメです(^^)


僕はJCBブランドのカードを持っていなかったので、楽天カードで作りました。
プレミアムカードだと空港ラウンジを使うこともできるので、よかったらこちらのリンクからチェックしてみてください。


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