★[琵琶湖]難民キャンプ2008・・・夏【3日目】

ueda

2008年09月18日 01:48

難民キャンプもいよいよ最終日。

楽しい時間があっという間に過ぎるのはいつものこと・・・とはいえとっても寂しいものです
そして疲れもちょっと溜まってきました。


携帯のアラームは5時にセットしてあったのですが、この期に及んで二度寝
それを見越してセットしてあった5時10分のアラームで渋々起床。

顔を洗って、コンタクトを入れて・・・昨日の夕食で食べなかったご飯をおにぎりにしてもらっていたので(you-youさん、三ツ木さん…ゴメンなさい)、それを食べて5時30分に出発。

出発!といってもレンタルボートの受付などは1人で充分なので、まずは僕だけで出発しました。

レンタルボート屋には予定通り6時前に到着。



■チャンピオン(tachibanaさん撮影・・しかし格好いい写真です)


今回レンタルしたのは19ft・4スト/150psのチャンピオン。
広大な湖北とはいえ、このサイズだとちょっと荒れたぐらいなら無茶せずに帰還できます。


tachibanaさんと番長さんとも無事に合流し、6時30分に3日目スタートです。



■スタート!!(tachibanaさん撮影)
まずはトップに出ることを期待して、奥D湾のシャローを流しましたが反応なし。

それにゴムボートやフローターのアングラーも多かったので、早々に湾内から脱出することにしました。


予報では午後から北西の風が強くなるとのことだったので、朝のうちに東のポイントを狙うことにします。



■ものすごい数の鵜です・・・そして臭い(tachibanaさん撮影)


といってもO上、K山までは行かず、狙うのはC生島。
ここは基本的にバスボートでしか来られないので(アルミでも来られますが、荒れたら絶対に帰られません!)バスも比較的スレていないですし、湖流が強いからかサイズの割に引きも強いです。

この辺りは岸から20m離れると水深が30mという、とんでもない地形ですので、岸ベタで撃っていきますが、反応なし。
しかし港近くまで来ると見えバスがたくさんいます。

ワームを「ヒョイ♪」と落としてやると簡単に食ってきます(^^


「ワームでしか釣れないかな」と思っていると番長さんがハードプラグで見事にしとめました!!
僕はガルプ汁まで使っていたのに・・・。


港内は入れ食いなのですが、釣れるのはチビバスばかりなので、今度はちょい沖にポジションをとってテトラや岸壁を狙います。
進行方向の左がポイントだったのですが、バックシートに座っている番長さんのキャストがズバズバ決まっています
振り向くとなんとバックキャスト!!

聞けばボートシーバスで鍛えた成果だとか・・・。
シーバスはいかに一発でポイントに入れるかによって大きく釣果が変わる(らしい)ので・・・さすがです(^^;


岸壁際は反応がよくないので、大岩が張り出している7~10mラインをダウンショットで狙うとこれが大ハマリ!!
サイズこそ25cm止まりですが、落とすだけで無茶苦茶バイトがあります。
番長さんの言葉を借りるならば、
「バイトがあり過ぎて、最初はバイトだと思わなかった」とか(^^

しばしバイト地獄を堪能して、今度は漁礁でサイズ狙い


奥琵琶湖には小規模な漁礁が多々あり、大まかな場所はしっているのですが、毎回山タテして漁礁を見つけていました。
山タテといってもしっかりとノートに記録しているわけではないので、おおよその位置に行って、そこからは魚探とニラメッコです。

しかし今回は違います!
僕にはGPSがあります!!

といっても本格的なGPS魚探ではなくて、ポイントの座標が入力されたGPSレシーバーですが・・・。
ボート屋のオプションで借りました(^^


魚探のついていないGPSレシーバーでも、使ってみるととても強力な武器になることがわかりました。
いつもは見つけるのに5~10分掛かる四季亭近くの漁礁にも一発で入れました。
こんな便利なら事前に調査しておけばよかったと反省です。


漁礁は早々に発見できたものの、マーカーを持ってくるのを忘れてしまったので、風ですぐに漁礁から外れてしまいます。
GPSレシーバーの尺度を上げて、魚探とGPSの画面とニラメッコしていると、フレイムをキャストしていた番長さんにヒット!!の声が!
振り向くとミディアムパワーの664がいい感じで曲がっています。

緊張しながらハンドランディングした魚はナイスプロポーションの40up!!
 
いや~、やられちゃいました

でもこの魚が獲れて僕も本当にうれしかったです。
フレイムの曲がりを客観的に見ることもできましたしね(^^;


やり取りと記念撮影でまた漁礁から離れてしまったので、GPSの画面を凝視していると番長さんが岸を指差しています。

「Eight_Worksさんだ!」

聞けばチェックインの前のちょっとした時間にホテルを抜けてこられたようです。


そんなEightさんに対して黄色いボートに乗った海賊3名のとった行動は・・・続きは「ベイトキャスティング フェチ!!」でお楽しみください


Eightさんと別れた我々はC内方面へ移動。
M瀬川の沖合いに陣取り、サンドバーの駆け上がりを狙うと適度にバイトがあります。



■35cmくらい?(番長さん撮影)


ようやく小マシなサイズが釣れてくれました。

しかしこの後は数もサイズもイマイチだったので、お昼休憩も兼ねてマリーナに戻ることに。
途中でO崎観音前の桟橋に寄ると、立ち禁の桟橋で5~6人のバカが釣りをしていました。
金網を越えないと入れないのに・・・それもいい齢したおっさん連中なのに・・・。
こういう輩が減らないから釣り人の肩身が狭くなるんですよ


しかし、よいこともありましたよ~

桟橋を離れようとしていると番長さんを呼ぶ声が・・・続きは「ベイトキャスティング フェチ!!」でお楽しみください


1日に2回も出会えるなんて・・・導かれていますね(^^


12時過ぎにマリーナに戻り、隣接のペンションで名物のオムライスを食べます。
ボートはタックルが心配ということもあり、一度陸揚げしてもらいました。

このマリーナは自分でランチングするのですが、見事に失敗(汗)
いくら横風が強かったといっても「これはヒドイw」といった操船テクでした・・・。



ランチ休憩はゆっくりと1時間ちょっと。
北西の風はまだ強くなっていなかったので、午後も再びC生島へ。

午前中のバイト地獄ポイントへ向かったのですが、反応は激減。
番長さんとtachibanaさんにはポツポツ釣れているのですが、僕にはギルのみ・・・。

それに島の参拝客が投げる瓦が飛んでくる

いつのまにかエレキの12Vではボートが止められなくくらい風が出てきたことと、瓦がいつかボートに当たりそうなので、ポイント移動。



■鳥山を探すtachibanaさん(ウソ)


次のポイントは漁港の岸壁。
この辺りは急なブレイクがかなり手前にあることもあり、岸壁の直下でも水深は12~13mあります。
ここをtachibanaさんと同じルアーで狙うのですが、釣れるのはtachibanaさんのみ。
同じアクションをしても僕に釣れるのはギルばかり。

結局僕はバスを1匹も釣らないままさらに移動です。



■昨夜の宿を眺めながら・・・


午前中に番長さんが漁礁で40upをあげたこともあり、次のポイントも漁礁。
先ほどとは別の漁礁ですが、同じ攻め方でデカバスにあやかろうと・・・。


ダメでした

1投目はかなり集中したんですけどね(^^;

そうこうしているときにもtachibanaさんはバスを量産中。
数は完全に抜かれました(汗)


「ヤバイ・・・」と焦り始めるとリズムが悪くなり、漁礁への根掛かりも多くなってきました。
ただ、根掛かりを強引に外すのももったいないので、なるべく丁寧に外します。

そんなことを二度、三度と繰り返していると・・・根掛かりが外れた瞬間にフレイムのティップが「クンッ♪」と入りました。


(バイトだ!)

と心の中で叫び、一撃で漁礁から引っ剥がすために思いっ切りアワセると「ズシン!」とバットが止まりました!!


キター!!

と、大声で叫び、追いアワセまでかましたのですが、意外にあっさりと寄ってきます


tachibanaさんと番長さんからの「デカイんじゃない?」という問いにも、「40cmちょいくらいですよ」と余裕の返答(^^

しかし!

デカバス特有の急浮上をかました魚体は予想よりも1回り以上デカイサイズでした


こうなるとデカバスとの経験の少ない僕は余裕がなくなってしまいます・・・。



■もう必死(番長さん撮影・・ステキな写真をありがとうございます!)


上の写真なんて、撮られた記憶がありません(笑)

tachibanaさんがオーシャングリップでランディング体勢に入ってくれたのですが、余裕のない僕はなぜか自分でハンドランディング。
(本当に失礼なヤツでゴメンなさい)



■やりました!(番長さん撮影)



■赤ジリオンでの初ランカーです(番長さん撮影)



■口閉じ尾開きで53cmでした(番長さん撮影)


まさか・・まさかの今シーズン自己タイ記録!

さらに赤ジリオンを手配していただいたtachibanaさんの目の前での入魂!!

そして、自分のことのようにtachibanaさんと番長さんが祝福してくれたことが最高にうれしかったです

ちょっとだけ調子にのらせていただくと、このバスを通じて琵琶湖のポテンシャルの一部でもお伝えできたことが、イチ琵琶湖ファンとして幸せでした!


この後もう1つ別の漁礁も狙いましたが、型のいいバスは出ませんでした・・・。

何度も「時間が止まって欲しい!」と願いましたが、無常にも17時ちょっと前にタイムアップ。



■陸上に戻っちゃいました


いつもはなんとも思わないランチングもものすごく寂しい気分に・・・。

しかし、この瞬間を終わりだと位置づけるのではなくて、この日をスタートにしてまたワクワクしたいと思います。

最後にtachibanaさん、番長さんと交した固い握手の感覚は僕の手にしっかりと残っています。



■最後に撮った最高の1枚です


3日間夢のようなステキな時間でした!


>一緒に遊んでくれた皆さま

楽しかったこの時間は、一生どころか棺おけまで連れて行きます!

本当に本当にありがとうございました!!!



■ベイト難民村・難民キャンプ2008・・・夏(←勝手に命名)関連記事

[プロローグ]2008/09/15 難民キャンプ2008・・・夏

[1日目]2008/09/15 [琵琶湖]難民キャンプ2008・・・夏【1日目】

[2日目]2008/09/18 [琵琶湖]難民キャンプ2008・・・夏【2日目】

[3日目]2008/09/18 ★[琵琶湖]難民キャンプ2008・・・夏【3日目】 ←イマココ



関連記事