★★★[琵琶湖]レンタルボート・5/8・自己タイ記録!

ueda

2010年05月12日 00:59

思わせぶりな記事を携帯で投稿したままで更新ができていなくてゴメンなさい。
僕も書きたくてたまらなかったので、出張先で書いております(^^;

去年のちょうど今ごろにbassknightsさんに連れて行ってもらい奥村部長のガイドを体験しました。

そのときは50upこそ釣れなかったものの、奥村部長の季節に合わせた戦略とフィールドのその日の状況に合わせた戦術に大きな衝撃を受けました。


ガイド後の5月6月はそのときに学んだ8インチワームを使って、nice!なバスを釣ることができました。
「今年もあの釣れ釣れ体験をもう一度!」というわけではありませんが、同じような時期に同じような攻め方をして、どこまで自分の引き出しになっているかを確認したくてたまりませんでした。

しかし仕事が忙しく、この週末が空けられるかどうかが直前までわからなかったこともあって、初の単独でのボート釣行になりました。

釣行が確定したのが木曜日。
安価でフットコンが装備されたレンタルボートといえば、アングラーズインが真っ先に浮かびますが、残念ながら予約でいっぱい。
しかたなく膳所の小林貸船で6psの和船を予約しました。


金曜日は22時くらいまで飲み会に参加(もちろんノンアルコール)して24:30に出発 ⇒ 2:45に駐車場着。
出船が5時なので、4:30まで車内で仮眠します。



5時に出船手続をして、ひとりでエレキ+バッテリー+タックルを死にそうになりながら運びます。
単独だと荷物の運搬がツライですが、何とか二往復で済ませて5:15にスタート!



■和船+ハンドコン


今日の狙いはアフターのメスバス。

この日の天候は晴れ。
太陽が高くなるとアフターのバスはウィードの中に潜ってしまうことが予想されるので、太陽が高くならないうちにウィードの中に入ってしまう前のバスをジグヘッドで狙います。

スピニングロッドには2本ともジグヘッドをリグってあります。
フレイムにはウィードに乗っける用のゲーリーの8インチワーム。
エアリアルHPには中層用のカットテールの5インチ。

これらを交互に使いながら矢橋人工島沖を広範囲に探っていきますが、魚からの反応はありません。
そんな感じで2時間が経過

ジグヘッドのステイで反応っぽいものはあるのですが、ラインをダルダルにしていることもありなかなか確信が持てません。


しかし太陽は待ったなしでドンドン高くなっていくので、ここで一旦ジグヘッドを諦めてライトテキサスの釣りにチェンジします。

ジグヘッドと同じ8インチワームのライトテキサスをリグったのはフレックスハント66MHW+アンタレスDC7LVです。
リールを買ったのは去年の秋なのですが、使う機会がなかったりバラしたりで未だに入魂できておりません。

「デカイので入魂できるといいな~」と考えながらウィードを攻めているとサクッと入魂。



■20cm台(汗)


期待を大きく下回るサイズでしたが、本日の1匹目をバラさずにキャッチできたのはいい感じです

釣れたのはいいのですが、後が続きません。
しかし、太陽はさらに高くなる一方なので、浅場のバスはどんどんウィードの中に入っていきそうです。

ここで2つの判断で迷いました。

「同じポイントに留まって、シンカーを重くしてウィードの中を攻める」か、
それとも
「シンカーは同じままで、今よりも水深のあるポイントのウィードの上の方を攻める」か。


今回は後者を選択。

アタリが出ていれば前者を選ぶのですが、アタリが少ない≒このエリアの魚の量が少ないと考えてディープホールの西壁に移動。

さっきまで釣っていたのが2.5mレンジだったので、もうちょっと深い3.5mレンジを探します。
3.5mであれば2.5mレンジよりも光量が減っているはずなので、バスがウィードの中に潜るタイミングが遅いと予測したためです。

南湖に水深3.5mのエリアは腐るほどあるのですが、いいウィードが生えたポイントはなかなか見つかりません。
3.5mでウィードがあっても、ウィードがクロモだったり、アオコが絡んでいたり・・・。

今日の魚探はワンダースワンのものですが、これでも水の中の状況はよくわかります。
ただウィードの種類やアオコが付いているかどうかはわからないので、実際にルアーを投入して状況をチェックします。

このときは東西のラインで探っていたのですが、浚渫エリアの西側でハードボトム+ササバモ+アオコなしのステキなポイントを発見することができました。
さらに西に20mくらい動くとアオコが絡んでくるのですが、この範囲は綺麗なウィードエリアでした。



■見難いですがこんな感じです


この日は洗堰の放水量が50m³/sと少なかったこともあり、湖流よりも南風が勝っていたので、ボートは南から北に流されます。
後でまた同じポイントに入れるようにiPhoneのGPSでポイントを記録。
バウを南に向けて、ハンドコンを1パワーで動かしたままで南北に続くであろうウィードエリアを探っていると早々にアタリ!

ある程度のラインテンションを保ったままロッドを前に倒しつつラインスラックをとって・・・バットでフックを刺すイメージでシャープにアワせます。



■35cmくらい


サイズアップはしましたが、産卵に絡むメスバスではなさそうです。
しかし狙い通りに釣れたことがうれしい。


この時点で釣り開始から3時間以上が経過。

ちょっとダレて来たこともあり、KYATATSUクッションを巻いた脚立に座りながら釣りをしていると「モゾッ」としたアタリ。
アワせた瞬間は糸鳴りがしましたが、すっぽ抜けてしまいました


「やっぱり座ってちゃいかんな」と脚立を後ろに移動させて、ボートのフロントで立ちながらキャストを続けます。

そしてさっきのすっぽ抜けからわずか数投で再びアタリ。
今度は体勢もバッチリなので、ラインスラックをとって再びシャープにフッキング!

力強いフッキングが決まるのは気持ちいいですし、今度はサイズも大きそうです(^^


ロッドのパワーを生かすために常にバッドを曲げること(ようはのされないこと)を意識して、強気のやり取りを展開します。

ドラグはいつも通りに締めているのですが、時折り「ズズッ・・ズズッ・・」と作動しているので、ドラグを2ノッチだけ緩めてやり取り再開。

水中に姿が見えてきたのでネットを右手にとってやり取りしますが、バスと目が合った瞬間に状況が一変。
バスは人間を見て驚いたのか急に走り始めましたし、僕はバスのサイズに驚きました

むちゃくちゃデカイ!!


慌ててネットを放り出し、ペラにラインが絡まないように動かしっぱなしだったハンドコンを止めます。

慎重に、でもバットを使うことを意識して主導権をバスに奪われないようにしつつ、バスとのやり取りを楽しみます。


再び姿が見えてきたので、ネットを手に取り一気にランディング!!

ネットに横たわるバスのサイズと重さに膝が笑います。



■アンタレスが小さく見える!



ロクマル!63cm!!


奇しくも自己記録と同サイズでした。


単独釣行ですが、バスと一緒の写真を残したい。

ということで、揺れる脚立にカメラを載せてセルフタイマーで撮影しました。



■うれしくて身体が斜めに(笑)


サイズが大きかったことももちろんうれしいのですが、今まで見たことないくらい魚体に厚みがありました。
you-youさんがロクゴーを釣ったときに「クエみたいな魚体」と表現されていましたが、その意味が理解できました。



■うれしい!


うれしくて2枚、3枚とバス臭い手で写真を撮ったので、カメラが臭くなってしまいましたが、それすら気になりません。


うれしくてうれしくて完全に放心状態になっていましたが、そこは釣り人。

ラインチェックをした後に、放心状態のまま釣りを続けていると、またヒット!



■40cm台


アタリは全く感じられず、次のアクションでフッキングした感じでした。
のっているときはこんなものなんでしょうか(^^;

このバスは結果的にロングステイで食っていたと思われるので、同じように攻めるのですが風が強くなってきたので、ボートをその場に停めることができません。
こういうときはエレキのON/OFFを手軽に繰り返すことができるフットコンでないとキツイですね~

ただ、なんとなく"この場から離れたくない"という想いもあり、和船の強みでアンカーを降ろして釣りをしますが、反応なし。

風が弱まったタイミングでアンカーを上げて周囲を動き回りますが、それでも反応がありません。


この時点で11時過ぎ。

さらに深い4m越えのエリアを探りに行こうかとも思いましたが、翌日から仕事が続くことと、なによりも記録と記憶に残る一尾に出会えたことで心が大きく満たされたので、これで上がることにしました。


琵琶湖最高です!


ロッド:TAPER & SHAPE カーブスター CFHC-66MHW
リール:シマノ アンタレスDC7LV
ライン:エバーグリーン バスザイル 3.5号
ルアー:すりんシンカー5g + ゲーリー8インチワーム

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