名古屋釣法用ロッド おおの Arriver72(アリヴェール)

ueda

2015年09月02日 12:00

唐突ですが、ワームの釣りで一番好きな釣り方はジグヘッドです。
自分でルアーを操作しないといけないので、"釣った感"が大きいのが魅力です。

ジグヘッドが好きになるきっかけとなったのは名古屋にあるルアーショップおおのの影響が大きいです。

おおのには中学生の頃からお世話になっていて、僕のブラックバス釣りに対する知識、スキルやスタンスの多くはここで学びました。
また高校時代にここのフォトトーナメントで入賞できたことは、今でも僕の自信(自慢)になっています。


そんなおおのはプロショップにしては珍しく、ライギョ用のウィードベッドモンスターとブラックバス用のアリヴェールの2つのオリジナルロッドを製作・販売しています。

アリヴェールは下記のシリーズがラインナップ。

・名古屋釣法(ジグヘッド)用のArriver(スピニングのみ)
・ネコリグ用のArriver Dance(スピニング/ベイト)
・巻き物用のArriver Sense(ベイトのみ)



名古屋釣法を簡単に説明すると、ジグヘッドリグで中層をスイミングさせる釣り方です。

ルアーはスタッド等のスティックベイトに1g程度の軽量のジグヘッドを組み合わせます
特徴的なのはロッドアクションで、ティップを大きく上下に振って意図的にラインスラックを発生させることで、ルアーを水平移動させます。
ロッドは上下に振るけどルアーは上下に動かさないところがポイントです。
そのためにラインは浮力のあるナイロンラインを使うことも特徴ですね。



名古屋釣法用のアリヴェールには2つのレングスがあり、72はおかっぱり用、65はボート用という設定です。
その中の72は同じブランクスでチタンガイドとステンレスガイドの2つ仕様があります。
(65はチタンガイド仕様のみです)

チタンモデルは名古屋釣法をメインにしながらも、他の釣りも視野に入れた設計。
それに対してステンモデルはガイド自体に重さがあることもあり、より名古屋釣法に特化したロッドといえそうです。





僕はアリヴェール65と72のステンレスガイド仕様の2本を使い分けています。

関連記事:やるぞ!ジグヘッド!!Arriver 72 購入


ロッドを購入してしばらくはおかっぱりでのジグヘッドを多用していましたが、最近はハードルアー(サムルアーズ)を使うことが多いです。
ハードルアーは基本的にはベイトタックルで使いますが、サミング70F等の軽量ルアーはスピニングタックルに分があります。

しかし琵琶湖だと使うルアーは小さくても(サムルアーズだと特に)大きなサイズも食ってきますし、おかっぱりであればボートよりも強いタックルが必要となります。

そういったシチュエーションでアリヴェール72のパワーは魅力的です。
過去にミノー(コトカスミディアム)で50upを釣りましたが、掛けてからのやりとりには全く不満がありませんでした。

関連記事:★[琵琶湖]ウェーディング・1/21・ 真冬に水面炸裂!
前置きが長くなってしまいましたが、アリヴェールのパワーと名古屋釣法の使い勝手に加えて、ミノーの釣りも両立させるために、アリヴェール72のチタンモデルを購入しました。

今までだと別々のロッドでやっていた釣りが、1本のロッドでしかも高次元で両立するのは大きな魅力です。



▲チタンモデル(左)とステンモデル(右)


チタンモデルは9個、ステンモデルは7個というガイドセッティングです。
ガイド数はステンレスガイドの方が少ないのですが、自重はチタンモデルが120g、ステンモデルが125gと5g重たくなっています。

*現状のステンモデルはYSGからKガイド(KLSG)に変更されていて、127gとなっています。






▲左がステンモデル


ステンモデルのガイドはオールダブルフット仕様。


ブランクスはチタンモデル/ステンモデルともに共通で、ティップがML、バットがMとバス用のスピニングロッドにしてはハイパワーです。

またバットガイドにはT-YSG30と比較的大きなガイドが付いているので、太めのライン(ナイロン2号)も問題なく使えます。

テーパーやガイドスペック等の詳細情報はおおののDATA ROOMがわかりやすいです。


この秋はチタンモデルのアリヴェール72を片手に名古屋釣法とサムルアーズで琵琶湖を釣り込みたいです(^^)
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