MIDNIGHT EXPRESS

お気に入りのプロックスのパックロッド。
ジャンル的にはメバル用ロッドになると思うのですが、主に琵琶湖の小バス狙いや管釣りの竿であわせる釣りに使っています。



■ＭＳ６０ＵＬＥＦ

特に使いたい用途があったわけではありませんが、元々パックロッド好きということもあって、仕舞い寸法に惚れて２年前に7,999円で購入しました。



■仕舞い寸法３６ｃｍ！

数値でいわれてもピンとこないかもしれませんので、鱒レンジャー（４ｆｔ）と比較すると･･･



■コンパクトでしょう？（もっと大きなグリップのロッドと比較すればよかった）

カタログでは仕舞い寸法が３１ｃｍとなっておりますが、トップカバーをつけているので、実測値は５ｃｍ延びて３６ｃｍです。
またトップカバーですが、付属のものはガイド部分は小さすぎ、ブランクの部分は大きすぎるという全く使えないカバーだったので、ＦＵＪＩの汎用品と交換しています。



■手作り感溢れる仕上げです･･･

そのＦＵＪＩのトップカバーを買うときに大きさを誤ってしまったので、ヤスリで削って無理矢理使っています。



またこのロッドで仕舞い寸法の小ささの次に惚れたのが、ティップの細さです。



■ティップの径は脅威の0.65mmです

僕が持っているルアーロッドのなかでは断トツに細いです。
琵琶湖の漁港でＰＥラインを使って軽めのダウンショットリグを使っていると、手元でもラインでもわからないアタリが竿先にはでていたりして非常に面白いです。
ガイドもフジのＳｉｃを使っていますし、ティップ側はＵＬガイドなのでＰＥでもそんなに気を遣わずに使うことができます。

そしてテーパーはエクストラファストなので、ロッドのでのフッキングは非常に決まりやすいです。
スプーンを巻く釣りはそれらのロッドに適いませんが、スティックやスプーンのボトムの釣りなどはかなり気持ちよく対応できます。

またテレスコピックのためバッドはどうしても太くなるのですが、その恩恵で比較的大型の魚にも対応できます。
４０ｃｍのバスや、大安トラウトレイクの５０ｕｐのニジマスもキャッチすることができました。

ただ、この細いティップにエクストラファストのテーパーは取り扱いに気を遣います。
雑に扱ったら、簡単に折れそうです（笑）


最後にこのロッドはエクステンショングリップなるものが、おまけでついております。
グリップエンドのキャップを取り外して、７ｃｍのグリップを取り付けることが可能です。



■エクステンショングリップ装着

シングルハンドで投げるような軽量ルアーしか使いませんので、基本的にキャスティング時にはエクステンショングリップは必要ないのですが、使うリールとのバランスや、引きの強い魚を狙うとき（リヤグリップを肘に当てて応対したいとき）には装着しています。



最近特に管釣りではエクストラファストテーパーのロッドが人気ですが、このロッドもそこそこいけるような気がしているのですが、どうでしょう？
７ｆｔのモデルも発売されていたので、そっちの方が向いているかもしれませんね。

ただマイクロショット自体が、もうカタログには掲載されていないので、見つけるのに苦労するかもしれませんが･･･。



●メーカー：プロックス
●シリーズ：マイクロショット
●品名：ＭＳ６０ＵＬＥＦ
●長さ：１７５ｃｍ＋７ｃｍ
●仕舞寸法：３１．０ｃｍ
●適合ルアー：１～４ｇ
●適合ライン：２－６ｌｂ
●標準自重：６４ｇ＋１９ｇ
●先径：０．６５ｍｍ
●元径：１０．５ｍｍ
●ガイド：オールＳｉｃ（スレンレスフレーム＋ＵＬ）
●パワー：ウルトラライト
●テーパー：エクストラファスト
●定価：オープン