MIDNIGHT EXPRESS

いま乗っているカングーはリコールの対象になっています。

関連記事：カングー エンジン内部洗浄のリコール


リコールの詳しい内容は上記のリンクに書いてますが、エンジン内のカーボンの堆積です。

> エンジンオイルを含んだブローバイガスがエンジンの燃焼室に逆流し、ピストンに多量のカーボンが堆積することがあります。


その措置としてエンジンヘッドを開けて内部のカーボンの洗浄と、エンジン制御プログラムの書き換えが行われます。

案内では作業時間は7.1時間となっていますが、ディーラーからは「エンジンを降ろしての作業になるので3日は見て欲しい」と言われています。
そのためリコールの案内直後は全然予約が取れず、しばらく放置していました。


僕はこれまでのメンテナンスは最寄りの店舗でなくて、実家近くのルノー名古屋中央で実施しています。
帰省した際のちょっとしたトラブルに対応してもらったのですが、その応対が素晴らしかったので、それからできる限りここで入庫するようにしています。


リコールは生活者側はお金を払わないので、どこのディーラーに入庫しても同じじゃないかと思う人もいるかと思います。
それは事実なのですが、作業費用(工数)に対して有責のメーカー(インポーター)がディーラーに対してその費用を支払うので、リコール作業はディーラーにとっては大きな収入源になっています。

今回は作業工数も大きいので、せっかくならお気に入りのディーラーが潤って欲しいという思いもあり、今回帰省に合わせて12ヶ月点検とリコール対応をセットでお願いしました。


代車も出してくれるとのことなので、GWの帰省中は代車で走り回ることになりそうです。

ちなみに昨年に車検を入れたときの代車は日産 ノートでした。
(ルノー名古屋中央の運営母体は愛知日産)



e-Powerだとよかったのですが、残念ながらガソリン仕様。

「ガソリン車かよ…」と、ガッカリしながらアクセルを踏むと想像以上に良い走りをします。

コンビニにクルマを停めて、グレードを調べるとスーパーチャージャー(SC)付のモデルでした。



エンジン：1200cc 直3 SC付き
最高出力：98ps/5600rpm
最大トルク：14.5kgm/4400rpm

3気筒エンジン特有のバタバタ感もあまりなく、ちょっと踏むとスーパーチャージャーの加給により気持ちの良い加速をしてくれます。

また低回転時はSCを作動させないので、燃費にも良いというのが売りとのこと。

このときは名古屋から川崎まで一般道(国道1号線)で往復しましたが、燃費は20km/L超えと素晴らしい数値を叩き出しました。



それでいて箱根の登りもストレスなく走れたので、素晴らしいパワートレインだと思います。


ちなみに以前に乗っていたゴルフ ヴァリアントもスーパーチャージャー(+ターボチャージャー)を搭載していました。
ツインチャージャーのエンジンは低回転域はSCで加給、高回転域はターボもしくは両方で加給するという男心をくすぐる仕様でした。

1500回転から最大トルクを発生するスペックからわかるように踏み出しからSCが作動するので、1.4Lと思えないくらいのトルクをいかした走りが可能でした。

エンジン：1400cc 直4 ツインチャージャー
最高出力：160ps/5800rpm
最大トルク：24.5kg-m/1500～4500rpm

ノートのそれもツインチャージャーには大きく及ばないものの、不満を感じさせないいいエンジンでした。


国産メーカーだと車検が1時間で終わるのを売りにするところもありますが、僕は逆に代車に乗れるのを楽しみにしています。

代車がルノー車だと最高なのですが、代車といっても日産レンタカーの手配なので、日産の面白いクルマが充当されることを期待します。
ノートは新型にモデルチェンジしましたが、次の代車ははたして…。