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2016年09月09日

沖縄遠征 離島でルアーフィッシング 16-09-04/平安座島-ボート

沖縄に釣り旅行に行ってきました。

LCCを使った2泊3日の旅行の中日(なかび)にボートをチャーターしてミーバイ(沖縄のハタ類の総称)を釣ってきました。



ボートをチャーターしたのは那覇から北東に40kmの距離にある平安座島(へんざじま)の海風(うみかぜ)です。

沖縄のシーカヤック&ルアーフィッシング 海風

ホテルを那覇市内にとっていたので、もっと近場がよかったのですが、近隣の釣り船屋さんはGT(ジャイアントトレバリー)やキハダマグロ等のガチの釣り物だったり、ライトゲームでも安くない価格設定のお店ばかりでした。

その点、海風は半日(7:00-12:00/12:30-17:30)で25,000円(最大3人まで)、一日(7:00-17:00)でも45,000円とチャーターにしては安価だったので、こちらでお願いしました。

・ボートエギング
・鳥山ナブラゲーム
・五目ライトゲーム
・タマンゲーム

釣り物も豊富で4つのメニューがありました。
どれも魅力で決められなかったので電話で相談したところ、「今の時期は五目ライトゲームがオススメ!」ということだったので、それの午前便でお願いしました。

キャプテンの坂本さんは知識や釣り方のレクチャーはもちろん、釣れた魚の扱いもスゴく丁寧でした。
また沖縄に行くことがあれば、次も海風・坂本さんにお世話になりたいです。


タックル

> ロッドはバスロッド(ML~M)、シーバスロッド(L~ML)の6~7ftが使いやすいでしょう。
> 根に潜る魚が多いので比較的バットパワーがあり一気に根から魚を引き離すことの出来るロッドが理想です。

> ラインはPE1号前後、リーダーはフロロカーボンの20LB前後をロッドの長さに合わせて1ヒロ(約150cm)を
> FGノット、PRノットなどで結束して下さい。


ホームページにはこのような記載があったので、メインはJetSetter-71S + 04 セルテート 2500R、サブでJetSetter-60C + アルファス SV 105SHを持ち込みました。



僕の持っているジェットセッターは2本とも仕舞寸法が50cm未満なので、機内に持ち込むことができます。

*だいたいどの航空会社でも55cmが機内に持ち込める最大サイズです。
パックロッドでもそれを超えてしまうと預ける必要があるのでご注意ください

今回はノースフェイスのBCダッフルを持っていったので、ジェットセッターに付属のロッドケースごとバッグの中に放り込んで機内に持ち込みました。
(バッグの中に斜めに入れるという技を使うともうちょっと長いロッドでも機内に持ち込めます)

関連記事:世界一周にも耐えるノースフェイス・BCダッフル


ラインはセルテートにはPE1号 + フロロ5号、アルファス SVにはPE0.8号 + フロロ4号をセットしました。

ルアーはワームがメイン。
本当はシャローでプラグを使って釣りたいところですが、台風が沖縄本島を直撃していない影響でまだまだ水温が高くシャローは壊滅的だということで今回は諦めました。

ワームのリグは14~18gのテキサスリグ。
ルアーは甲殻類系ならなんでもいいけど、バス用はフグやベラに食いちぎられて直ぐに使い物にならなくなるということだったので、今回はキャプテンの坂本さんのルアーを使わせてもらいました。
(ソフトルアー、シンカーとワームフックは別途500円で使い放題でした)



この日は針持ちのいいマグロのエビング用のワームをカットして使いました。


ポイントと釣り方

海風のある平安座島は沖縄本島の東側に位置する離島です。

離島ながら海中道路(全長5kmに及ぶ堤防道路)でつながっているので、船に乗ることなく気軽に行くことができます。


▲帰りに上空から撮影

狙ったのは島の周辺の水深20mから12~13mへかけ上がる根のポイント。
そこをシーアンカーで流しながら、かけ上がりに潜むミーバイを筆頭とした根魚を狙います。


釣り方はテキサスリグのリフト&フォールです。
といってもブラックバスのそれとは全然違いました。

まずフルキャストしたテキサスリグをフリーフォールで底まで落とし、そこからエギングばりのシャクリで4、5回リフト、そのあとはカーブフォールで再び底を取ります。

アタリはシャクリ(リフト)の途中か着底直後に「ゴン!」と出ることが多かったです。


前半戦 リーフ内側のポイント

当日は7時に港で待ち合わせて、7時半の出船でした。



出港前にタックルとドラグのチェックしてもらいましたが、JS-71Sはこの釣りにはバッチリだけどマイクロタッチことJS-60Cは厳しそうとのこと。
同行のゼネコン氏はこの旅行に合わせてシマノのトラスティック S610Lを購入。
そっちはちょっと柔らかいけどまぁなんとかなりそうということでした。

関連記事:トラスティック(Trastick)S610LとストラディックCI4+(STRADIC CI4+)C2500HGS(ゼネコンGO)


ドラグはラインの限界近くまでガチガチに締めました。
根に入られるとそこまで大きくないサイズでも引きはがすことはできないので、根に入られないようにすることが大切とのこと。





最初に入ったのは平安座島の南に位置する浜比嘉島(はまひがじま)のリーフ内にある根。  続きを読む


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2015年07月26日

ハワイ(オアフ島)でルアーフィッシング

先日のハワイ旅行の際に半日だけ釣りをしてきました。
フルレンタルのお気軽フィッシングでしたが、釣果にも恵まれ想像以上に楽しめました。


ツアー内容と料金

申し込んだのは「体験スポーツフィッシングプラン」です。

・日本人キャプテンのチャーター船
・ホテルからの送迎あり
・タックルはフルレンタル
・3時間のライトルアーゲーム

この条件で約55,000円($366+チップ10%)でした。

海外の現地オプショナルツアー予約専門サイトのVELTRA経由で体験スポーツフィッシングプラン(3時間)を申し込みました。

キャプテンおすすめの3時間の体験スポーツフィッシング!
ファミリーやカップルの方たちも気軽に楽しめます。
日本人の船長なので初心者の方も安心して参加できます。
朝夕、近場で群れる事が多いパピオ(カスミアジ)、アクレ(マアジ)、 オペル(サバ)等を小型のルアーや餌で釣ります。
料金はみんなで乗ると割安ですよ!

引用 : 釣り船を貸し切り(チャーター)!スポーツフィッシング/ライトトローリング/ジギング


実際に当日アテンドしてくれるのはHawaiian Rainbow Cruise(ハワイアン レインボウ クルーズ)さんです。

VELTRAを通さずに直接予約すると$16ほど安かったみたいです…。


ポイント

マリーナはオアフ島のほぼ南東端に当たるマウナルア湾にありました。
ワイキキからはダイヤモンドヘッドを超えてクルマで東へ20分ほど走った辺りです。

湾奥にはリーフ(珊瑚礁)が広がっていてサーフィンのスポットになっていました。
リーフのかけ上がりで波が立つので、その沖側の深めのリーフ(5〜15m)を流しながら狙っていく感じでした。


タックルとルアー

ターゲットは大きく分けて2つ。
カスミアジとそれ以外の底物(ブダイ、オジサン、アマダイ等)です。

カスミアジはポッパーを使ったトップウォーターと、2インチグラブのキャロライナリグのスイミングの2つで狙います。
底物は同じグラブを胴付き仕掛け(2本掛け)にして狙いました。

またルアーだけでなくタックルも全部レンタルで用意されています。

タックルはポッパー用とキャロ用がそれぞれ1本ずつに底物用が2本の全部で4本でした。

このツアーの定員は4名ですが、4人同時に同じ釣りをすることはほとんどないと思います。


ポッパー用のタックルはシマノの6'6"のMLのロッドにストラディックの4000番。
それにメインがナイロンの8lb、リーダーが17lbというラインシステムでした。



▲タックルは4セット



▲ポッパー用タックル


ちなみに日本とアメリカではライン強度の考え方が異なります。
8lbの場合、日本の基準だとその強度(8lb≒3.6kg)で"切れないといけない"のに対して、アメリカの基準ではその強度で"切れてはいけない"という違いがあります。

なのでこの8lbラインは日本でいうところの3号(12lb)に相当します。
リーダーは6号(22lb)クラスです。

本当はPEの1.2号くらいを使うと飛距離が飛躍的に伸びていいと思うのですが、あくまでも初心者を対象にした体験フィッシングプランなのでトラブルの少なさからナイロンを使っているんでしょうね。



釣行記

このツアーは午前と午後の2つのプランがありまして、僕が申し込んだのは午前中のプラン。

7:15にワイキキのホテルでピックアップしてもらって、8時にマリーナに到着。
乗船名簿を書いたり準備をして、8時半に出船しました。



▲乗船したボート


天気予報では風は強いものの曇りという予報でしたが、出船と同時に雨が降り始めました。
同船者の父と義理の父は二人ともレインウェアを持っていなかったので僕のパーカーを着てもらい、僕は速乾パンツのパグアレーロとsnのTシャツで臨みました。
ハワイの雨はシャワーと呼ばれる霧雨なので、これでもなんとかなりました。

関連記事:JetSlow バグアレーロ エクスプローラー・パンツ


風が強いため、マリーナだけでなくポイントまではずーっとスローで向かいました。
ポイント到着までは約20分。
リーフのかけ上がりと平行にボートを流して、風下に向けてキャストして釣っていきます。



▲ダイヤモンドヘッドが見えます



▲風が強くて波が崩れかけています


水の透明度はめちゃくちゃ高く、偏光レンズがなくてもリーフ(珊瑚礁)のある部分は濃紺に、リーフのない砂地の部分は鮮やかな水色に映ります。

最初にボートを停めたポイントは底がくっきりと見えるので、水深が5〜6mくらいかなと思っていましたが、なんと20mもありました。
日本でそんな深いところの底が丸見えになったことがないので、衝撃の透明度です。

船長の説明を聞いていると水深がだんだんと浅くなり10m弱に落ち着きました。


この辺りから釣りを開始。
義父は釣りが初心者なので船長がサポートについてキャロで狙い、僕の父親はルアー釣りの経験は少ないものの釣りの経験はあるので、僕がサポートについて釣っていきます。


キャロの釣り方は一旦底近くまで沈めて(カウントダウンして)、そこからロッドは動かさずにスローリトリーブするという狙い方。
何度かアタリはあるようで、グラブがフックからズレて上がってきます。
しかし慣れない釣りでナイロンラインということもあって、イマイチフッキングのタイミングが掴めないようです。

また性格的に頑固なこともあって、なかなかキャプテンの指示通りにルアーを操作してくれませんガーン
魚が空気を読んで向こうアワセでグーっと引っ張ってってくれるといいんですが…。


逆にポッパーの方は全然反応がありません。
また風の影響で波が高いので、チェイスがあるかどうかもよくわかりません。

「この状況だったら2人ともキャロにしてもらった方がよいかな…」と思いつつ、僕も釣りがしたくてたまらなくなってきたので、ポッパー用のタックルを父親から召し上げて風に乗せてフルキャスト!

船長のアドバイス通り、やる気のある魚との遭遇率を高めるために1投ごと角度を30°ほど変えてキャストします。
バス釣りとは比べ物にならないくらいの速さでルアーを引きつつ、スプラッシュを上げてアピールしていると、数投目にルアーアクションとは異なる大きな水柱が上がりました。

しっかりと食ってくれたようで、気持ちよくロッドが絞り込まれ、緩めに設定されたドラグから「リャァァァァ♪」とラインが出まくりますニコニコ

船長にドラグを締めていいかを確認して、ドラグをちょっと締めた上で追いアワセを入れます。


ポンピングするとバレやすいということだったので、バス釣りと同じようにロッドを常に曲げ続けることを意識してリールを巻き続けます。
この時は少々ドラグが出ていてもリールは巻き続けました。
その方がロッドを曲げ続けるには良さげだったので。
ただ思いっきり走られたときはもちろん巻くのをやめましたけどね。

やりとりしていたのは5分ほどだったと思うのですが、魚に合わせて船を半周させられたり、船底にラインが擦らないようにロッドを水中に突っ込んだりと熱いファイトを堪能できました。

腕に乳酸が溜まってパンパンになりかけたタイミングでさらにドラグを締めて強引に浮かせてネットイン。





▲やった!


引きの強さからして50cmくらいあるかと思いましたが、40cm台のカスミアジでした。
海外で釣った初めての魚ですし、ナイスファイトを繰り広げてくれたので、この1匹でもう大満足ですドキッ

写真を撮ったら素早くリリース。
僕は疲労困憊でしたが、魚は元気に帰っていきました。

「さっきのやりとりでラインがよれているから、捨てキャストしてよれをとってから釣りをしてくださいね」と店長からアドバイス。
体験フィッシングとはいえ、糸よれまで気にかけてもらえると安心できます。  続きを読む


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2015年06月18日

沖縄遠征 ライトルアーゲーム(3)ゴマフエダイ、チヌ

5月下旬に2泊3日で行った沖縄遠征の最終回です。
2日目の晩御飯後からの話です。

関連記事:沖縄遠征 ライトルアーゲーム(2)コトヒキ


美味しい大東寿司とオリオンビールで満腹に。
雨が降っていましたが、ほろ酔いも手伝ってちょっと遠回りして川沿いのルートでゲストハウスに戻ります。
LEDライトで川を照らすと、ボラの大群に加えてチヌの姿も見えました。
(もちろん周りに人がいないことを確認した上で照らしています。ちんねんさんに教えてもらってヤフオクで買ったLEDライトは強烈な明るさでした!)

かといって強い雨の中で釣りをするような気力もありません。
部屋でスカパーオンデマンドでナビスコカップの中継を見て最後の夜を過ごします。

ゲストハウスはエアコンが有料(2時間100円)だったので窓を開けていたのですが、段々と雨音が小さくなってきました。



▲その日の21時の天気予報


22時台までは4mmと強い雨ですが、それ以降は1mm程度の小雨の予報になっています。

「これなら釣りに行けるのでは」

一応ダイソーで買ったポンチョはあるし、パンツは買ったばかりのJetSlowの速乾パンツ"パグアレーロ"ですし、足元はウォルディーズのサンダル(クロックスみたいなヤツ。一応本家のはず)なので、下半身は濡れても大した問題ではありません。

関連記事:JetSlow バグアレーロ エクスプローラー・パンツ


雨が小降りになるのを待って22時過ぎにゲストハウスを出ます。
釣竿片手にポンチョ姿で繁華街の国際通りを歩くのは気が引けるので、狭い路地を選んで川に向かいます。


潮はAM3:16の満潮に向けて上げ始めたタイミング。
チヌは後から狙うことにして、まずは潮の影響がより大きいガーラを狙いに河口寄りのポイントに行きました。

ルアーはゲーリーのレッグワーム2.5インチのジグヘッド。

岸と平行にキャストし、中層~表層を早引きで狙っていきます。

釣りはじめて10分くらいで待望のアタリ!
「ガッガッ」といった鯛っぽいアタリだったので、即アワセはせずに魚が持っていったところでフッキング!

「キュン♪」と気持ちよく糸が鳴り、ドラグも2回ほど出されました。

バラしたくない一心から終始強気にやり取りし、最後はちょっと強引に抜き上げます。

「なんだ、テラピアかよ~!」

昼間に大量のテラピアを見ていたこともあり、見間違えてしまいましたが、よく見るとマングローブジャックことゴマフエダイでしたチョキ



▲憧れのマングローブジャック!


釣り上げた瞬間よりも、魚の正体がわかった瞬間の方が興奮するという稀有な体験をしました。  続きを読む


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2015年06月16日

沖縄遠征 ライトルアーゲーム(2)コトヒキ

沖縄遠征の2日目です。

この日の潮は潮位の変化が少ない長潮。
また朝マヅメは下げ潮のためガーラを狙うには期待はできません。



▲当日の潮汐


昨夜小さいながらもガーラを釣ったことから、この日はゆっくりと起床。
シャワーを浴びて目を覚まし、ゆっくりと準備をして9時過ぎにゲストハウスを出ました。

この日もパックロッド一本でおかっぱりで那覇近郊を釣り歩きます。



▲沖縄に持ってきた全ルアー


最初に向かうのは昨日とは別の都市型河川。
ネットで検索するとよく出てくるところです。

河川名は直ぐに調べられますが、詳細なポイントまではわかりません。
まずは事前にGoogle MAPやストリートビューでアタリを付けておいたポイントへ向かいます。



▲ネスト


最初に入ったポイントには丸く掘られたネスト(?)がいっぱいありました。
しかし干潮だからか魚の姿はありません。

ちょっと深いところにも同じようなサークルがたくさんあり、そこには40〜50cmのテラピアがいます。

テラピアといえば稚魚を口の中で育てることで有名ですが、ネスト周りにいる魚の近くに稚魚がいるようにも見えません。
またテラピアもバカではないので、干潮で干上がるような場所に卵を産むとも思えません。

なので、このサークル状のネストはただ単に自分の縄張りを示しているだけのように思いました。

ちょっと深いところのネストにいる魚にルアーでちょっかいを出すと、それを嫌がって深場に移動し、しばらくすると戻ってきます。
しかし他のテラピアがネストに近づくと追い払うような仕草を見せます。

何度かルアーを追わせられないかと頑張ってみましたが、バイトに持ち込むことはできませんでしたシーッ


ここで粘っても釣果を得られなさそうなので、もうちょっと下流に移動します。
テラピアは海水でもしばらく生きられるようですが、もうちょっと汽水〜海水の場所で釣りをした方が色々な魚が狙えて面白そうですし。

パックロッドのジェットセッターを畳んで原付で下流部に向かいます。



▲コンパクトに


琵琶湖なんかだとルアーをリグった状態のワンピースロッドを肩に抱えて移動している原付を見かけます。
気持ちはわかりますが、あれは危ないですよね。

その点パックロッドだとルアーをスナップから外してロッドベルトで結べばショルダーバッグに放り込めるくらいにコンパクトになるので、移動が億劫になることはありませんでした。
原付の機動力をいかすという意味でもパックロッドとの相性は良いと思います。


下流にある川がカーブしている場所で水を覗いていると、自転車に乗ったおじさんが「ガーラか?」と話しかけてくれました。
沖縄の言葉が強くて話が内容が理解できないところもありましたが、だいたい下記の内容でした。

・ガーラは上げ潮に乗ってくるからそのタイミングで狙うのがよい
・この辺りではガーラは最大80cmくらいまで釣れている
・水面がざわついているのはガーラに追われた小魚が逃げている
・テラピアは気まぐれなので粘っても釣れないし、沖縄の人は狙わない
・夏になると1mくらいのサメも上がってきてそれを狙う人もいる。
・大潮の方が魚の上がってくる量が多いので、今日みたいな潮の悪い日はダメ(涙)


「釣りをするならもっと潮のいい日に釣りしたら?」と言われましたが、名古屋から来ていて、釣りができるのは今日しかないことを伝えると、「それなら潮が動いていなくても釣れるコトヒキでも狙うといいよ」とアドバイスをくれました。

「ほらあの辺りで、小魚がざわついとるやろ。あれはガーラが追っとるんや」
「でもあれは小さいのが1~2匹やな。大きいのや群れで入ってくるともっと波立つから直ぐにわかるよ」


強面(こわもて)でしたが、スゴく優しいおじさんでした。



▲サンキュー!おじさん


早速おじさんが指していた小魚がざわついていた場所に向かいました。



▲プチナブラ


確かに小魚が何かに追われていますが、その魚の正体はわかりません。

まずはポッパーやペンシルで探り、その後でミノーやシンペンと徐々にレンジを下げていきますが反応は得られず。

そのうちナブラも消えてしまったので、狙いをコトヒキに変えてスプーンで広範囲にランガンする作戦に変更。



▲2.5gの管釣り用スプーン


反応はちょいちょいあるのですが、JetSetter71Sに管釣り用のスプーンだとキャストはなんとかなっても小さいアタリを弾いちゃうようで、アワセに相当苦戦しました。



▲コトヒキ


コトヒキはなんとか2匹釣ることができました(^^)
そうこうしているうちに時計の針が12時を回り、朝から何も食べていなかったので空腹に耐えられなくなってきました。  続きを読む


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2015年06月02日

沖縄遠征 ライトルアーゲーム(1)ガーラ

沖縄の釣り編というか1日目を振り返ります。

沖縄へはLCCのジェットスターで向かいました。
中部から沖縄へはGK381(NGO 11:55 → OKA 14:15)1便だけ。

会社に行くよりもゆっくり目に家を出て、10時過ぎには空港に到着。
チェックインカウンターに荷物を預けたあとはカードラウンジで時間を潰し、30分前には搭乗口へ。





フライトは定刻通り。
天気も良くしばらくは眼下に見慣れた景色が広がります。





気流も安定していて揺れが少ない快適なフライトでした。





那覇空港近くはメッキ(以下ガーラ)釣りのメジャーポイントらしいので、地形を把握すべく写真をいっぱい撮りました。

4月に来たときには南国特有の暑さを感じましたが、今回はそこまで…というか名古屋の方が蒸し暑いように思います。



▲八重山そば


朝からまともにご飯を食べていなかったので、空港の沖縄そば屋さんには入ります。
とりあえずソーキそばとも思いましたが、八重山そばという文字に心が惹かれそれを注文。

ソーキそばに比べると麺が縮れていないこと、肉は赤身を使って細切りにしているのが特徴だそうです。(ソーキはあばら肉)

お腹が満たされたらゆいレールでレンタルバイク屋さんに向かいます。



▲日本最西端の駅


ゆいレールの沖縄空港駅は日本で一番西にある駅で、隣の赤嶺駅が日本最南端の駅です。
ちなみにモノレールの除くと最南端が鹿児島県にあるJR九州・指宿枕崎線の西大山駅で、最西端が長崎県にある松浦鉄道西九州線のたびら平戸口駅です。



▲ゆいレール


那覇市内にバイクを借りられるお店はいくつかありました。
ただよく見てみるとゲストハウスがサイドビジネスでやっていて整備が不安なところや、レンタルバイク専門店は駅から遠いところが多く、なかなかよさげなところが見つかりませんでした。

そういった点では今回借りたジャスミンさんは、レンタルバイク専門店で唯一駅から近い距離にあってとても便利でした。

沖縄のレンタルバイク激安店ジャスミン



▲今回の相棒


レンタルしたのは原付のJOG。
(自動二輪の免許を持っていないので)
料金は3日間で4,320円とヘルメット代が200円。
それに保証金の5,000円を支払いました。
(3日目は雨天だったため、結果的には2日間で返却しました)

ここのお店に限らず、沖縄のお店は良くも悪くもゆるいお店が多い印象です。

ここも入店するとオーナーさんが猫と一緒にお昼寝してましたし、「バイクの説明はしなくても大丈夫ですよね?」といった感じのゆるい応対でした(^^;

それがダメというわけではなくて、それが島の時間の流れ方だと思うので、必要があればアウェイの人間が対応すればよいだけだと思います。
(なのでバイクの説明と契約内容の説明はしっかりとしてもらいました。当たり前ですがお願いすればちゃんとやってくれます。)


バイクを手に入れたら早速釣りに…ではなく、まずは宿に荷物を置きに行きます。

慣れない沖縄の道を慣れない原付で走るのは非常に緊張します。
幹線道路の国道58号線は2車線で、原付の場合は二段階右折が必要になるので、比較的交通量の少なそうな道を選んで宿のある国際通りに向かいました。

走り始めてしばらくすると、このジョグがやたらと加速がいいことに気が付きます。
後ろを確認するとマフラーから白煙が…なんとこのジョグは2ストエンジンでしたビックリ

現在の原付は環境対応で基本的に全車4ストエンジンです。
この対応がなされたのがもう10年くらい前なので、この原付はそれ以上の車齢ということですね…。

でも整備がしっかりとされていれば全然問題ありません。
逆に2サイクルエンジンの方が軽やかに回るので、流れに乗って走りやすいくらいです。
(燃費は4サイクルの方が上ですけどね)


ゲストハウスのある国際通りまでは10分ちょっとでした。

ゲストハウスに泊まるのは今回が初めてです。
せっかくなのでドミトリーに泊まってみたいという気持ちもありましたが、今回は無難に個室にしました。

好奇心よりも知らない人と同じ部屋に泊まることに対する抵抗の方が勝ってしまいました。
それに釣りとなると夜中や早朝に出入りするので他の人に迷惑を掛けることにもなりますし。

個室はドミトリーの二倍の料金でしたが、それでも1泊3,600円と非常に安価です。




▲部屋はこんな感じ


個室は6畳くらいの部屋にバリ風のベッドとTVがあるだけ。
これが不満かというと、何もない分部屋でタックルを広げることができるので逆にありがたかったです。



▲廊下


▲シャワールーム


▲洗面所はなんと屋外


このロハスヴィラは各階にシャワールーム、トイレと洗面所があったため、他のお客さんとバッティングすることはほとんどありませんでした。
ちなみにこの廊下と部屋の作りから想像するに元々はカラオケルームだったと思われます。笑

備品もそれなりに用意されていました。
歯ブラシはもらえましたし、タオルは1枚貸し出し、シャワールームにはリンスインシャンプーとボディソープが常備と最低限は用意されていました。

歯ブラシとシャンプーはもちろん、タオル2枚と洗剤も持ってきていたので、これらは余分な荷物となってしまいました。
洗濯機は300円でしたが、洗剤は使い放題だったので、1枚のタオルを毎回洗濯(洗面所で手洗い)してやりくりするということも可能だったと思います。


荷物を整理したらようやく釣りに出かけます。

この3日間は小潮⇒長潮⇒若潮と釣りには最悪の潮回りでした。
釣りありきではなくて、ジェットスターのセールありきでスケジュールを組んだので致し方ないのですが、ここまで悪いとは想定外でしたガーン



▲この日は小潮


今回狙いたいガーラは満ち潮に乗って河口や河川に入ってきます。
この時間(16時過ぎ)は干潮に向かう下げなので、釣果的にはあまり期待できません。

逆に明るくて潮が引いているうちに地形が把握できると受け止めて、色々なポイントを回りました。


最初に向かったのは島の南東部になる与那原、南城市方面。
4月に世界遺産の斎場御嶽(せいふぁーうたき)に行くときに海沿いをクルマで走ったのですが、その時の印象がスゴくよかったんです。

ネットでもこの辺りの漁港や河口でガーラが釣れることは確認できたので、期待が持てます。



▲南東部の河口


Google Mapで調べた期待のポイントは残念ながら工事中でした。

一応ロッドを組んで川沿いをプラプラしていると、散歩しているおじさんが「ここらでガーラを狙うにはちょっと早いぞ」とアドバイスをくれました。

このおじさんに限らず沖縄の人は気さくに話しかけてアドバイスをくれました。
ただ訛りが強く、何を言っているのかがわからないことも多々ありましたが…(^^;


おじさんのアドバイスに従って、今度は南西部に移動します。

まずは那覇空港の南の豊見城(とみぐすく)方面へ。
しかし、潮が引きすぎていて機内から写真を撮った辺りはウェーダーがないと釣りはできない状況でした。

時間は18:30。
名古屋だと暗くなるまで30分くらいしかありませんが、沖縄だとあと1時間はあります。

太陽を有効に使うためにここでも竿は出さずにさらに南下し、糸満市方面に向かいます。
ちょうどど干潮の時間のため地形を見るには最高でしたが、釣りをする場所がなかなかありません。

一か所、2つの川の合流地点にある干上がった岩場で数名の釣り人がルアーをキャストしているよさげな場所がありましたが、僕の入るスペースはなさそうだったのでここもスルー。

地元の人が狙う場所がわかったので、同じようなポイントを探してうろちょろします。

しかしそんな好条件の場所は見当たらず、結局豊見城まで戻ってきてしまいました。



▲ウェーダーが欲しくなる地形


そうこうしているうちに、東シナ海に太陽が沈もうとしています。
このまま釣りをしないものもったいないので、那覇空港と陸続きになっている瀬長島で竿を振ることに。



▲日の入り間近


河川に干潟から水が流れているポイントに入りました。
干潟の方が一段高くなっているため、川のように水が流れています。

その周囲に小さいボラが集まってきているので、それを狙うガーラが釣れないかと期待します。

また200~300m先の河口には2人のアングラーが入ってきました。
未知のポイントでは他の釣り人を見るとホッとします。

しかし残念ながら僕もその釣り人もノーヒット。
最後に岩場でメタルバイブを使ってチヌを狙ってみましたが、根掛かり多発。
リーダーで切れちゃったところで、緊張の糸も切れてしまい、ここで1日目の日中の部は終了。

たまたま仕事仲間が沖縄に来ていたので、一緒にご飯を食べるために那覇市内に戻りました。


お店はゲストハウスと同じ国際通りにありましたが、お互いに端と端にあったため2kmくらい離れていました。
国際通りは先月も歩いたので、ちょっと大回りして川沿いでお店に向かいます。

他に釣り人もいなかったので、川をライトで照らして地形のチェックをしながら30分くらいでお店に到着。

一人旅でありながら一緒にご飯を食べられる喜びを味わいつつも夜の部に向けてお酒はセーブしました。笑
みんなは泡盛を飲んでましたが、僕はオリオンビール1杯だけ。



▲オリオンビールとソーメンチャンプル


22時には解散して、再び川をチェックしながら宿に戻ります。


さっきと違って水位も50cmくらい増えていますし、生命感も多くあります。
ガーラの姿は見えませんが、ボラの大群の下にチヌっぽい姿がチラホラと。


「モロタ」  続きを読む


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2014年11月28日

[シーバス]若狭湾・11/12-13・日本海シーバスにチャレンジ

日本海にシーバスを狙いに行ってきました。
ご一緒いただいたのは京都のダンディースリーのうちのお二人。
最近はめっきりソルトの釣り中心…なのにきっと琵琶湖にいったらサクッと釣っちゃうyouさんと、経験の少ない釣りでも必ず釣果を得てくるくろぼうさん
それに地元の友人である”ひで”も同行することになり、総勢4人での釣行になりました。

平日にこれだけの人数で釣行するのはかなり久しぶりです。

僕は取ってなかった夏休みがあったので、水~木曜日の2日間休みを取りました。

水曜日の11時くらいに名古屋を出発。
集合時間は19時なので時間的な余裕はたくさんあるのと、平日の昼間はETCの割引がないことから、高速道路は使わずに一般道でノンビリと向かいました。

名古屋から関ヶ原まではR22→R21、関ヶ原から木之本までは広域農道→R265、木之本からはR303で今津を経由して小浜に抜けるルートです。
敦賀JCTを経由する名古屋高速→名神→北陸道→舞鶴小浜道のルートの方が早く着けるのはもちろんなのですが、高速代金が片道で5,000円超…。
単純にお金がもったいないのと、一般道なら奥琵琶湖で釣りすることもできますしね。

琵琶湖には行きも帰りも寄り道して釣りをしたんですけど、それはまた別のエントリーで書きます。

現地到着は19時10分過ぎ。
youさんとくろぼうさんは先に着かれていてお待たせしちゃいました(^^;



▲今回もJetSetter(琵琶湖で撮影)


タックルはロッドがJetSetter71Sとサーフスターアロウズ 86MLの2本。
リールは04 セルテート2500Rと05バイオマスター2500Sの2個。

シーバス狙いにはサーフスター + セルテートで挑むつもりでしたが、くろぼうさんの「えっ、JetSetterじゃないの?」という一言で心変わり。
JetSetter + セルテートという組み合わせで行くことにしました。

確かにJetSetterでシーバスを釣ってパックロッドチャレンジ企画の魚種数を増やしたいという思いもありますし。



▲メインで使ったルアー


ルアーはシーバス用をひと通り持ってきたので、youさんのアドバイスを参考にして、リップレスミノーを中心にシンキングペンシル、シンキングミノー、バイブレーションをボックスへ。

ウェーダーを履き、レインウェアを羽織った上に万が一のためのライフジャケットを着込みます。
ライフジャケットは僕以外の皆さんはウェーディーング専用のもの。

僕のはフローターに乗るときに使っているカヤック用のフロートタイプのライジャケです。
いつも琵琶湖で着ている自動膨張式のものでもよかったのですが、ポケットがある方が何かと便利そうなので、こちらを選びました。

youさんにポイントやその狙い方を教えていただいた後、4人それぞれ別のポイントに入りました。
youさんとくろぼうさんは立ち込んで、ひでと僕は岸から狙えるポイントから釣り開始です。


この日の潮は大潮明けの中潮。
日本海は太平洋と比べると干満の差が非常に小さく、大潮でも±30cmくらいしか潮位が変わりません。

ただ差は小さいながらもその流れが魚に与える影響は小さくないようで、やはり流れを味方につけた方が釣果は圧倒的に良いようです。


僕が最初に選んだのはシンキングペンシル。
ヤルキスティック、スーサンやkomomoをローテーションしながら狙っていきますが、イマイチ手応えというかこれでいいんだという確信が得られません。

これまで止水の釣りが多く、特に流れの中をルアーで狙う釣りは淡水、海水問わず苦戦することが多いです。
もちろん流れの中での釣りもやったことがありますが、その多くは渓流釣りやハエ釣りなどの餌釣りが多く、ルアーでの経験値が非常に低いです。

思い返しても、番長さん達と行った鮭釣りが2回、yaeikingさんと行った渓流釣りが1回と川虎さん〆さんと行った川バス釣りが2回と合計5回くらいでしょうか。
あとは地元のリバーシーバスが少々です。


なんとか流れを味方につけようと四苦八苦するもののシーバスからの反応はなし。
時折ボイルしているので、狙っている層は外してはいないと思うのですが、僕のルアーに口を使ってくれません。

痺れをきらして流れに負けないようなバイブレーションを投入。
サムバイブやレンジバイブで中層を、ローリングベイトで底近くを狙っていきますがこちらでも反応が得られません。


そうこうしているうちに近くで釣っていたひでが魚を掛けました。
僕の釣っている位置からもロッドが相当曲がっているのがわかったので自分の釣りを中断して、サポートに向かいます。

ひでの向こうで釣っていたくろぼうさんも騒ぎを聞いて駆けつけてくれました。
シーバスにしては跳ねないし、スピード感のないトルクフルな鯉のような引きなので「これはもしや…」と話していると…。



▲エイでした(矢印のところにフッキング)


やはり外道のエイでした。
左側のヒレの部分にスレがかりしていました。

水の綺麗なところのエイなら美味しく食べられそう(特にエイヒレ)とも思いましたが、持って帰るのも大変だし、そもそもランディングも怖くてできません(笑)

ひでがやりとりしている最中に木の棒を探してきて、先のY字になっている部分でルアーを押し外して、お帰り願いました。

ひではこのやり取りで腕がパンパンになったようで、しばし休憩。


くろぼうさんと僕は自分のいたポイントに戻り釣りを再開。

そのあと、youさんが1バラシのあとの1フィッシュ。
くろぼうさんも1バイトのあとの1フィッシュで、京都組はいい感じでアタリを取っているようです。

しかしひでと僕の名古屋組は鳴かず飛ばずで残念ながら1バイトも取れず。


その後、休憩を何度か入れながら深夜の3時ごろまで釣りを続けましたが、潮止まりで流れがなくなったことと、雨が本格的に降ってきたことで一旦クルマに戻って仮眠を取ることにしました。  続きを読む


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2014年11月19日

[パックロッド釣行]愛媛遠征・11/9・その4(帰り)

釣りの話は前回までで終了です。
今回は愛媛から名古屋までの復路について。

16時前に釣りを終えて、ちんねんさんに最寄りの駅まで送ってもらいました。

その前にちょっと寄り道。



▲パン・メゾン


▲パッと見はただのロールパンな塩パン


ここ愛媛で有名な塩パンのお店「パン・メゾン(食べログ)」に連れてきてもらいました。

実は昨日も寄っていたのですが定休日だったんです(^^;

そもそも「塩味のパン?そんなものが美味しいのか?」というのが口にする前の本音でしたが、ロールパンとは違ってサクッとした食感で、噛むと塩とバターの味が広がる感じでめっちゃ美味しかったです(^^)
お店に入った時には焼き上がりの3カゴのうち1カゴが残っていたのですが、僕らが買った2〜3分後には完売していました。

「パン・メゾン」は八幡浜だけでなく、松山市内にもお店があってそっちは個数制限をしているくらいの人気だとか。
シンプルだけどハマる気持ちはよくわかります。


塩パンをパクつきながら(僕は1個、ちんねんさんは3個w)八幡浜駅まで最後のドライブ。



▲着いちゃいました


土曜日のお昼から日曜日の夕方まで釣りから飯まで丸っと1日強も遊んでもらいましたが、まだ遊び足りない感じでもの悲しさを覚えました。

愛媛まで来る機会はなかなかありませんが、ちんねんさんには琵琶湖か熊本かはたまた別の地かで、また遊んでもらいますニコニコ



▲味のあるホーム


八幡浜は特急の停車する駅ですが、跨線橋があったり屋根を支える支柱が古いレールでできていたりと魅力的な駅でした。



▲缶ビール(発泡酒だけど)


車窓を楽しみながら飲むビールは格別です。
その点では新幹線よりも在来線の方が僕には魅力的です。



▲松山駅に到着


八幡浜から松山までは特急「宇和海」で52分。
普通列車のちょうど半分の時間で駆け抜けます。

カーブでもスピードを落とさずに走行するための車体傾斜(振り子)を導入した2000系のスピード感はなかなかのものでした。
電車と違って気動車(ディーゼルカー)のため、エンジンやターボチャージャーの音が聞こえます。
それがまたスピード感のアップにつながっているのかもしれません。



▲特急「しおかぜ」


松山駅では岡山行きの「しおかぜ」が同じホームで待っていました。
隣のホームで乗り換えというのはよくありますが、同じホームの前後で乗り換えというのは他に聞いたことがありません。
確かに階段の上り下りなしで乗り換えができるのはお客様にもメリットがありますが、大胆なことするな〜というのが正直な感想ですビックリ

ちなみにこの「しおかぜ」に乗って新幹線に乗り継げば、この日中(5時間後)に自宅にたどり着くことができるのですが、僕はノンビリと夜行バスで帰ります。


バスの発車までは約2時間。
道後温泉に入ってサッパリしようかなと思いましたが、元湯は混んでいるのと中はただの公衆浴場のような感じなのでパス。

とりあえず松山駅から市駅(松山市駅)、大街道と繁華街を歩くことにしました。  続きを読む


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2014年11月18日

[パックロッド釣行]愛媛遠征・11/9・その3(釣り編−2)

2日目は予定通りにAM6時前に起床。



▲強い雨の予報


天気予報を確認すると昼過ぎまで2〜3mm/hの強い雨になっています。

僕の雨量の目安は、1mm/hであれば雨対策をしていれば問題なく釣りができる状態。
2mm/h以上は雨対策をしていても顔が濡れたりして釣りをするのがイヤになる状態です。

ちんねんさんと電話で話して、8時まで様子を見てもう一度打ち合わせすることにしました。
となれば僕は二度寝( ˘ω˘)スヤァ

7時半に再び起きてシャワーを浴びているとちんねんさんから入電。
なんでも6時からポイントを見て回ってくれていて、もうホテルに着いているとのこと。

僕はもう少し時間がかかることをお詫びして、慌てて準備。
結局チェックアウトしたのは8時ギリギリでした。

止まない雨を恨みつつ、コーヒーを飲みながら釣り場に向かいます。



▲右も左もみかん


残念ながら雨は予報通りに強く降っていたので、ポイントチェックを兼ねたドライブがメインに。
最初は野池をまわっていたのですが、さすが蛇口からポンジュースが出る愛媛県(愛媛県庁のサイト)どこに行ってもみかんだらけです。


2時間ほどドライブしたのち、早めの昼食をとるためにファミレスへ。



▲ジョイフルでランチ


僕は明太子パスタとイタリアンサラダ
(367+185=552kcal)
ちんねんさんは明太子パスタと洋風ツインハンバーグと大盛りご飯×2
(367+1035+492×2=2386kcal!!)

いや〜、摂取カロリーのスゴさよりもちんねんさんの健康状態が心配です(›´ω`‹ )

外の雨を気にしながらドリンクバーのコーヒーを飲んでいると止まないまでも小康状態になってきました。


「行くなら今しかない!」ということで一路海へ。
(逆にいうとここで行かないとレインウェアを着るのが億劫になって釣りをせずに帰ることになる)

レインウェアを着こんで岸壁沿いの排水が絡むポイントに連れてきてもらいました。
ロッドを準備する前に偏光レンズをかけてポイントをチェックすると、グレやボラに混じって年なしサイズのクロダイが何匹もいます。

「もろた!」
小さめのソフトルアーをちんねんさんにもらってジグヘッドにリグり、前打ちスタイルで狙っていきます。

水面に渦巻くPEラインがゆっくりと水の中に引き込まれていくのを凝視してアタリを待ちます。

何回目かでスーッとラインが持っていかれました。

キタ━(゚∀゚)━ッ!!

ドキドキしながら大きくアワセを入れるとバットが止まる感じ。
しかしそれは長くは続かずに直ぐにロッドが勝ってしまいました。



▲2魚種目はメッキ


魚の正体はメッキでした。
ファーストランはさすがでしたが、サイズがサイズなのでロッドが勝ってしまったようです。

メッキを狙うなら岸壁沿いよりも排水絡みの方が良さそうなので、ポイントを変えてメッキを狙います。
しかし排水の量が多いから流れに負けてしまって、軽量のジグヘッドでは表層しか狙えません。

排水の流れの中には45cm級のデカメッキというかもはやGTといえるサイズが見えるだけにとてももどかしい状況です。

ルアーをバイブレーションやスピンテールジグに変えてデカメッキを狙いましたが、そうは問屋が卸しませんでした(^^;  続きを読む


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2014年11月17日

[パックロッド釣行]愛媛遠征・11/8・その2(釣り編−1)

愛媛遠征その2です。

伊予大洲駅でわざわざ迎えに来てくれたちんねんさんと合流。
髪型が変わっていましたが、さすがの存在感で直ぐにどこにいるのかわかりましたニコニコ

ご挨拶もそこそこに早速釣り場に向かいます。
これまでに数回したお会いしたことがなくて、2年ぶりの再会なのにパッとこういう空気感に戻れるのはブログでつながった友人の特徴です。

この週末の天気予報は土曜日が曇りで、日曜日が雨。
できれば土曜日に「もう釣りはいいや」と思えるくらいに魚を釣って、日曜日はノンビリと昼呑みしたいところですテヘッ
(もちろんそんなに上手くいくわけがないのですが)



▲海はおだやか


まず最初に向かったのは小さな港。
絶好のロケーションなのですが、釣り人はおじさん一人だけ。



▲サビキ釣りをしていたおじさん


ちんねんさんがフレンドリーにおじさんに話しかけるとクーラーを開けて釣果を見せてくれました。

「豆アジばっかや。これは猫の餌やな」とおじさんは言ってましたが、20cm前後で豆とか…僕の感覚だと豆アジ=10cm前後です。
この辺りの感覚がプアな海にしか馴染みのない名古屋人の感覚とは大いに異なります(^^;


ここで早速竿を出すことしました。

まずはエギングから。
僕はJetSetter71S05 バイオ2500Sをセットします。
リールは04 セルテート2500Rも持ってきているんですが、セルテートはリーダーがフロロ5号。
エギングに5号は太すぎるので、3号を巻いてあるバイオを選びました。

この時の現場は多少風はあるものの堤防の外側に向けてでもエギングができる状況でした。


ちんねんさんと並んでエギをしゃくっていると、先ほどのビッグ豆アジのおじさんが、帰り支度を始めました。
流したコマセのアミエビにスゴい数の魚が寄ってきます。
その中に30cmくらいのグレの姿もビックリ

黒潮(の一部)が流れ込む宇和海のポテンシャル(えひめ愛フード推進機構へのリンク)にはこの後何度も驚かされることになりました。

ここでは何度か反応があるものの1ハイもイカをキャッチできず。
後で確認するとリーダーが結構ボロボロになっていたので、タチウオがジャレてきていたのかもしれません。


このあとは海岸線を進み、メタルジグでのナブラ撃ち。
僕はメタルジグを持ってきていなかったので、ちんねんさんに借りて遠投でナブラを狙います。

しかしここでもヒットまでは持ち込めず。
また手前には45cm前後のチヌの姿が見えます。

それらをポッパーやシンキングミノーで狙いましたが、完全に無視。
伊勢湾に比べるとスレ具合は遥かにマシですが、さすがに簡単に釣れるほどイージーでもないようですZZZ…


なかなか釣果を得られないので、大きく移動して宇和島方面に向かうことにしました。

途中で野池に寄り道。
以前に松山市近郊でおかっぱりをしたときにも思ったのですが、こちらの野池は池の半分がオーバーハングになっていて、フローターを出したらものスゴく釣れそうな感じです。

しかし今日はフローターも持っていませんし、何よりソフトルアーを持ってきていないのでスキッピングで送り込むこともできません。
大胆かつ豪快なちんねんさんはデカいスピナーをスキップさせていましたが、僕には無理です。笑

僕が持ってきたルアーはシーバス用がメインで、バス用のルアーは1つもありません。

その中でもよさそうなルアーということで、ラパラのCD−7を選択。

木が水没しているアウトレット周辺を探っていると、木の陰からバスが飛び出してきてヒット!!



▲20cmくらいの小バス(15:30)


釣り開始から3時間経過してやっと1匹目を手にすることができました。
その1匹目がブラックバスというのは事前の想像とは異なっていましたが(^^;  続きを読む


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2014年11月16日

[パックロッド釣行]愛媛遠征・11/8・その1(行き)

先週末に愛媛に滞在中のちんねんさんと一緒に釣りをしてきました。
以前北陸にいらっしゃったときにはなんだかんだで年に1〜2回は遊んでもらっていたのですが、ここ最近はご無沙汰していてお会いするのは2年4ヶ月ぶりでした。


行きの行程はセントレア(中部空港)→松山空港→松山駅→伊予大洲駅というルートです。

セントレアから松山までは1日3便飛んでいるので、朝イチの便で向かうことにしました。
ちょうど同じ日に彼女も出かける予定があったので、そちらの時間に合わせて空港へ。

5時台の地下鉄に乗り、6:30過ぎには空港に着きました。
始発のミュースカイなんてガラガラだろうと思っていましたが、乗車率は70〜80%程度。
事前にミューチケット(指定席)を買っておいてよかったです。



▲ロッドは機内持ち込みです


またその時間の空港も想像以上に人が多く、羽田や成田に向かう便の搭乗手続きが混んでいました。
彼女はJAL、僕はANAなので、別々で搭乗手続きを開始。

ノースフェイスのBCダッフルは機内へ持ち込みできるサイズと重量なのですが、ルアーやハサミが入っているので預けざるを得ません。
釣竿(JetSetter)は破損が心配なので機内に持ち込むことを告げると、ANAのグランドスタッフから「規定で釣竿は機内に持ち込みできません」とストップが掛かりました。

JetSetterを機内に持ち込むのは初めてですが、これまでにパックロッドは何度か持ち込んだことがあります。

改めてマルチケースを見せて、「以前に何度か釣竿を持ち込んだことがあるのですが、最近規定が変わったのですか?」と聞くと説明すると、他のスタッフに確認してくれました。

確認の結果"釣竿は長さが60cmまでならOK"とのことでした。

一安心していると、「長さを確認させてください」とリクエスト。
もちろん快諾すると今度はメジャーが見つかりません。

そんなことをしていると手続きの時間がだいぶ長くなってしまいました。
後ろからの視線を感じつつ、メジャーで54〜55cmということを確認してもらいました。

「やっと終わった!」と思っていると、最後に「釣竿は先が鋭利なものとして保安検査場で弾かれる場合がありますので予めご了承下さい。過去におもちゃの短剣が弾かれたりしたこともあったので…」と。

念のため過去に60cm以内の釣竿が弾かれたことがないことを確認して、ようやく手続き終了。
他のお客さんの2〜3人分の時間が掛かってしまいました。

途中からグランドスタッフと僕との意地の張り合いになっていたように思います(^^;


手続きを終えて保安検査場の方を見ると今までに見たこともないくらいの長蛇の列。
最後尾のプラカードを持っている警備員さんに通過の目安の時間を聞くと「30〜40分は見ておいてください」と。

松山便はボーディングブリッジではなくバスで搭乗するので、出発時間の20分前の8:20にはバスラウンジに着いておかないといけません。
当初は8時にオープンする無印良品でネックピローを買ってから保安検査場に向かうつもりだったのですが、それを諦めて長蛇の列に並びました。



▲確かにフルゲート状態



▲飛行機を見ながらボーッと


保安検査場の中には僕が入ることのできるラウンジはないので、コーヒーを飲みながら時間を潰し、先に成田に向かう彼女を見送ってさらに時間を潰します。
(僕が入ることができるのは保安検査場の外のカードラウンジか、国際線の制限エリア内のプライオリティパスの使えるラウンジだけです)

空港に着いて2時間弱経過した、8:25にようやくバスへの乗車が始まりました。



▲ボンバルディア DHC8-Q400


プロペラ機に乗るのはサッカーを観に行った新潟以来かと思いましたが、悪巧み釣行をした愛媛の方が後でした。



▲松山空港(MYJ)に到着


中部から松山までは1時間10分とあっという間です。



▲坊ちゃん列車(蒸気機関車に見えるけど、中身はディーゼル機関車です)


機材の定員が100名弱ということもあって、預けた荷物も直ぐに出てきました(^^)  続きを読む


Posted by ueda at 16:50Comments(0)釣行記(SW)