2011年05月24日
アメリカ版バスワン? SHIMANO CAENAN 100
3ヶ月以上前に購入して、そのまま放置してしまっていたCAENAN100をカスタマイズしました。
タイトルにも書きましたが、見た目とラインナップ上の立ち位置は北米版のバスワンXTといってもよいと思います。
▲CAENAN100
いきなり余談ですが、今回のNEWバスワンXTの仕様はスゴいですね。
実売6,000円台のリールとは思えません。
スーパーチューニングスプール仕様(≠スーパーフリースプール)かつSVS搭載だし
でもこのNEWバスワンXTの登場によってアメニスタとクロミカの立ち位置が曖昧になっちゃいましたね。
そんなバスワンとCAENANを比較してみます。
◆ボディ形状、ハンドル長とスプール径は同じ
ちゃんと比較したわけではありませんが、ボディの形状とハンドルの長さ(42mm)はパッと見は一緒です。
またスプール径も同じだと思われます。
ただしアメリカと日本ではライン強度の表記が異なるため、カタログ値は異なります。
ex)12LBの場合、日本では12LBの負荷を掛けたときに切れないとダメですが、アメリカでは12LBで切れてはダメという考え方です
なので、僕はライン強度(LB)よりもラインの太さ(号数)を目安にします。
▲この色使いも好きです
続いて異なる点。
●バスワンよりも3つ多い6BB仕様
バスワンはスプールの両サイドとキャスコンの内部の3つにボールベアリングが入っています。
CAENANNはハンドルに2つと、ドライブギア軸(バスワンのパーツリストNo.31)にベアリングが追加されています。
ただし使われているベアリングはS A-RBではない普通のベアリングのように思います。
(バスワンは3つともS A-RBです)
●ハンドルの仕様がステキ☆
バスワンは旧タイプのバスワンと同じ、ベタ付かないタイプのノブが使われています。
またハンドルにベアリングの追加はできないようになっています。
しかしCAENANには夢屋のショートノブっぽい(笑)ノブが搭載されています。
またノブには片側1つずつベアリングが入っているのですが、なんともう1つずつベアリングが追加可能です
日本の仕様だとこういう場合はたいていベアリングの追加ができないように(シャフトを太くするとかして)なっていますが、CAENANはブッシュが封入されているだけ。
ユーザーに優しいというかシマノの良心ですね~
●SVSではなくてVBS
サイドプレートはクイックフリップオープン機構が搭載されています。
だいたい1/8回転でオープンできます。
また可変ブレーキシステムはShimano Variable brake System ではなくて、Variable Brake System となっています。
SVSのデビュー当時から北米ではこの名前で通っていますね~
ブレーキシューも小さいものが付いているように思いますが、なにせSVSのリールを買ったのが先代のスコーピオン1000かカルカッタ50S以来なので自信がありません。
あと個人的に残念なのはキャスコンのキャップが簡単に外せない点です。
▲スタードラグに干渉します
キャスコン内部のベアリングに注油するためにキャップを外そうとしたら、スタードラグに干渉して取り出すことができません。
5つの隙間のどこかで外せるのではないかと試行錯誤してみましたがダメでした。
▲ハンドルを外してようやく…
今回はハンドルを外すことで対応できました。
ここは注油する機会も多いので、簡単に外したいところです。
(バスワンのキャスコンが外せるかどうかは未確認です)
タイトルにも書きましたが、見た目とラインナップ上の立ち位置は北米版のバスワンXTといってもよいと思います。
▲CAENAN100
いきなり余談ですが、今回のNEWバスワンXTの仕様はスゴいですね。
実売6,000円台のリールとは思えません。
スーパーチューニングスプール仕様(≠スーパーフリースプール)かつSVS搭載だし
でもこのNEWバスワンXTの登場によってアメニスタとクロミカの立ち位置が曖昧になっちゃいましたね。
そんなバスワンとCAENANを比較してみます。
◆ボディ形状、ハンドル長とスプール径は同じ
ちゃんと比較したわけではありませんが、ボディの形状とハンドルの長さ(42mm)はパッと見は一緒です。
またスプール径も同じだと思われます。
ただしアメリカと日本ではライン強度の表記が異なるため、カタログ値は異なります。
ex)12LBの場合、日本では12LBの負荷を掛けたときに切れないとダメですが、アメリカでは12LBで切れてはダメという考え方です
なので、僕はライン強度(LB)よりもラインの太さ(号数)を目安にします。
▲この色使いも好きです
続いて異なる点。
●バスワンよりも3つ多い6BB仕様
バスワンはスプールの両サイドとキャスコンの内部の3つにボールベアリングが入っています。
CAENANNはハンドルに2つと、ドライブギア軸(バスワンのパーツリストNo.31)にベアリングが追加されています。
ただし使われているベアリングはS A-RBではない普通のベアリングのように思います。
(バスワンは3つともS A-RBです)
●ハンドルの仕様がステキ☆
バスワンは旧タイプのバスワンと同じ、ベタ付かないタイプのノブが使われています。
またハンドルにベアリングの追加はできないようになっています。
しかしCAENANには夢屋のショートノブっぽい(笑)ノブが搭載されています。
またノブには片側1つずつベアリングが入っているのですが、なんともう1つずつベアリングが追加可能です
日本の仕様だとこういう場合はたいていベアリングの追加ができないように(シャフトを太くするとかして)なっていますが、CAENANはブッシュが封入されているだけ。
ユーザーに優しいというかシマノの良心ですね~
●SVSではなくてVBS
サイドプレートはクイックフリップオープン機構が搭載されています。
だいたい1/8回転でオープンできます。
また可変ブレーキシステムはShimano Variable brake System ではなくて、Variable Brake System となっています。
SVSのデビュー当時から北米ではこの名前で通っていますね~
ブレーキシューも小さいものが付いているように思いますが、なにせSVSのリールを買ったのが先代のスコーピオン1000かカルカッタ50S以来なので自信がありません。
あと個人的に残念なのはキャスコンのキャップが簡単に外せない点です。
▲スタードラグに干渉します
キャスコン内部のベアリングに注油するためにキャップを外そうとしたら、スタードラグに干渉して取り出すことができません。
5つの隙間のどこかで外せるのではないかと試行錯誤してみましたがダメでした。
▲ハンドルを外してようやく…
今回はハンドルを外すことで対応できました。
ここは注油する機会も多いので、簡単に外したいところです。
(バスワンのキャスコンが外せるかどうかは未確認です)
そんな北米版バスワンことCAENANのハンドルノブに早速ベアリングを追加してみました。
▲ハンドルは42mm
1BB仕様でも回転に問題はありませんが、ブッシュがあればベアリングに交換したくなるのが心情です。
▲ノブの中はこんな感じ
ノブの内側は元々ベアリングが入っていますので、外側のブッシュをベアリングと交換します。
ベアリングのサイズはお約束の 4 x 7 x 2.5 です。
カスタマイズの効果ですが、デフォルトでも回転がよかったこともあり、2BB仕様にしてもあまり差は感じられませんでした(苦笑)
しかし8BB仕様にグレードアップすることができたので、愛着は一気にましました
早く魚を釣って入魂したいものです(^^;
[関連情報のリンク]
CAENANの製品情報(SHIMANO NORTH AMERICAのHP)
Tackle Tourのインプレ
旧バスワンの630円ハンドル
*NEWバスワンXTのハンドル組は2,000円と300%も値上がりしてしまいました。
ハイギア&ローギア仕様のバスワンことソルティワン
(ハンドルノブもカラーリングもこちらの方がCAENANに近いですね
*お約束ですが、改造は自己責任でお願いいたします
▲ハンドルは42mm
1BB仕様でも回転に問題はありませんが、ブッシュがあればベアリングに交換したくなるのが心情です。
▲ノブの中はこんな感じ
ノブの内側は元々ベアリングが入っていますので、外側のブッシュをベアリングと交換します。
ベアリングのサイズはお約束の 4 x 7 x 2.5 です。
カスタマイズの効果ですが、デフォルトでも回転がよかったこともあり、2BB仕様にしてもあまり差は感じられませんでした(苦笑)
しかし8BB仕様にグレードアップすることができたので、愛着は一気にましました
早く魚を釣って入魂したいものです(^^;
[関連情報のリンク]
CAENANの製品情報(SHIMANO NORTH AMERICAのHP)
Tackle Tourのインプレ
旧バスワンの630円ハンドル
*NEWバスワンXTのハンドル組は2,000円と300%も値上がりしてしまいました。
ハイギア&ローギア仕様のバスワンことソルティワン
(ハンドルノブもカラーリングもこちらの方がCAENANに近いですね
*お約束ですが、改造は自己責任でお願いいたします
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Posted by ueda at 12:00│Comments(6)
│ベイトリール
この記事へのコメント
どっも
バスワンはSARBじゃないから数少ないのでしょうかね
どちらかというとむこうの人間のほうがノブのベアリングなんて
気にしなそうですが・・・偏見ですね・・・
少し気になりましたが
ノブのキャップがマイナスネジ式ですね。
クリップで引っ張るやつじゃないんですね~
シマノってネジ式でしたっけ?
夢屋っぽいノブだからでしょうか。
断然こっちのほうがかっくいいですよね
バスワンはSARBじゃないから数少ないのでしょうかね
どちらかというとむこうの人間のほうがノブのベアリングなんて
気にしなそうですが・・・偏見ですね・・・
少し気になりましたが
ノブのキャップがマイナスネジ式ですね。
クリップで引っ張るやつじゃないんですね~
シマノってネジ式でしたっけ?
夢屋っぽいノブだからでしょうか。
断然こっちのほうがかっくいいですよね
Posted by ライポウ at 2011年05月24日 12:23
>ライポウさん
こんにちは。
ゴメンなさい僕の書き方が拙かったです。
バスワンがSA-RBで、CAENANが普通のベアリングなんですよ。
向こうの人よりも僕を含めた日本人の方がベアリング厨だと思います。
(偏見ですけどw)
ノブのキャップはプラスチックのネジ式です。
ドライバーよりもコインでまわす感じのものですが、こっちの方がカックイイっすね!
1万円ちょいでこのクオリティはめっちゃお得だと思います!
こんにちは。
ゴメンなさい僕の書き方が拙かったです。
バスワンがSA-RBで、CAENANが普通のベアリングなんですよ。
向こうの人よりも僕を含めた日本人の方がベアリング厨だと思います。
(偏見ですけどw)
ノブのキャップはプラスチックのネジ式です。
ドライバーよりもコインでまわす感じのものですが、こっちの方がカックイイっすね!
1万円ちょいでこのクオリティはめっちゃお得だと思います!
Posted by ueda at 2011年05月24日 13:23
度々すみません
あらら?
そうです私もバスワンがSARBといいたかったです
私が間違ってました
すみません。
あらら?
そうです私もバスワンがSARBといいたかったです
私が間違ってました
すみません。
Posted by ライポウ at 2011年05月24日 15:08
>ライポウさん
たびたびどうもです。
僕のCAENANもスプール周りだけでもSA-RB仕様に変更したいですが、そうするとバスワン本体の0.5台分くらいの費用が…なのでグッと我慢します。
バスワンのHPをいっぱい眺めていたら、ロッドのバスワンRも欲しくなってきてしまいました(笑)
早々に買ってしまいそうです(^^;
たびたびどうもです。
僕のCAENANもスプール周りだけでもSA-RB仕様に変更したいですが、そうするとバスワン本体の0.5台分くらいの費用が…なのでグッと我慢します。
バスワンのHPをいっぱい眺めていたら、ロッドのバスワンRも欲しくなってきてしまいました(笑)
早々に買ってしまいそうです(^^;
Posted by ueda at 2011年05月24日 15:42
おはようございます。
海で気軽に使えるリール購入にと、
ソルティーワンとバスワンを眺めています。
手持ちのリールも含め諸元表を見比べてて、
シマノのスコーピオンmgがなくなっているのに
気づいたり!
こういった、アップグレードも
出来るようだと、楽しみも広がるんだけどな~。
と、参考にさせていただいてます。
海で気軽に使えるリール購入にと、
ソルティーワンとバスワンを眺めています。
手持ちのリールも含め諸元表を見比べてて、
シマノのスコーピオンmgがなくなっているのに
気づいたり!
こういった、アップグレードも
出来るようだと、楽しみも広がるんだけどな~。
と、参考にさせていただいてます。
Posted by ばるたん (V)o¥o(V) at 2011年05月27日 09:07
>ばるたんさん
おはようございます。
海で使えるリールでかつ性能も考えると、ドラグ性能がよく防錆ベアリングを装備しているアルファスがオススメですね。
不人気リールなので中古でもだいぶ値が落ちていると思いますし。
この手のリールは逆輸入製品に価値を感じる方以外にはなかなかオススメできません(^^;
おはようございます。
海で使えるリールでかつ性能も考えると、ドラグ性能がよく防錆ベアリングを装備しているアルファスがオススメですね。
不人気リールなので中古でもだいぶ値が落ちていると思いますし。
この手のリールは逆輸入製品に価値を感じる方以外にはなかなかオススメできません(^^;
Posted by ueda at 2011年05月27日 09:34