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2016年02月18日

琵琶湖のオカッパリ用ロッドに求める要素

先の記事でリールの買い替えを検討していると書きました。

そうするとそれにあったロッドも欲しくなってきました。
検討しているのは琵琶湖で使う汎用性の高いロッドです。

関連記事:リールの買い替えを決意した初釣り 16-02-12/琵琶湖-おかっぱり


新しいロッドでやりたい釣りは2つです。
メインはオカッパリでサムルアーズのミノーを中心としたハードプラグの釣り
2つ目はボートでの春から初夏にかけてのライトテキサスの釣り

この2つが1本のロッドでこなせたら文句なしですが、そのハードルは相当高いのは重々承知しています。


僕がこの2つの釣りをする上でロッドに求める要素を洗い出してみました。

2つの釣りに共通する要素

■気持ちよくキャストできること

よっぽど操作性に振ったロッド以外は、キャスティング時に不快感を覚えるロッドというのはほとんどないと思います。
しかしキャストしたときに「気持ちいい!」と思えるロッドというのもなかなかありません。
僕はロッドデザイナーの島津靖雄さん(旧パームス/現テーパー&シェイプデザイナー)の作るロッドのファンなので、キャスティングの気持ち良さは譲れない要素です。


■テーパーに違和感がないこと

テーパーはファストでもレギュラーでもスローでもいいのですが、魚を掛けたときのベンドカーブに違和感がないロッドが好みです。
魚の引き(大きさ)に合わせてベンドの支点を変える可変テーパーをうたうロッドも多くありますが、あれはキャッチコピーの産物だと僕は思っています。
(「マルチピースなのに1ピースと変わらない感度と曲がりを実現」とかと同じかと)
一部にはちゃんと可変するロッドもあるとは思いますが、それでも素性として素直に曲がるロッドには敵わないはず。

また綺麗に曲がるロッドはロッドを曲げ続けられることができるため、魚をバラしにくいと僕は考えています。


■格好いいこと

どれだけ機能が優れていても自分が格好いいと思えないタックルを愛でることはできません。
使っていれば愛着が湧いてくるのも事実ですが、まず所有したくなるだけの格好良さを備えていて欲しいです。


■軽いこと

軽さといってもその感覚は人によってそれぞれです。
求めるのは絶対的な軽さではなくて、軽いリールを載せたときにもブランクをしっかりと曲がることができるバランスのよい軽さです。
具体的にはスティーズSV TW やピクシー等の160g級の軽量リールとの相性を重視します。


■(できれば)マルチピースであること

個人的な嗜好ですが、1ピースロッドよりも2ピースロッドやマルチピース(パックロッド)の方が製品として魅力的に映ります。
ブランク性能で考えれば1ピースの方が良いに決まっているのですが、いざというときにコンパクトになり持ち運べる=旅に持ち出せるというところに魅力を感じます。

オカッパリでのハードプラグの釣りに求める要素

■アキュラシー性能

琵琶湖の釣りというと浜での遠投やウィードエリアの釣りのように、バス釣りにしては珍しくアキュラシー性能を求められないシチュエーションが多くあります。
これらがルアーをトレースしながら食い気のあるバスを探しに行く釣りだとすると、僕がやりたいスモールプラグでの釣りは食いに来ているバスの鼻っ面にルアーを送り込む釣りです。
バスにルアーを食わせたいポイントをトレースできるような正確なキャストが一投目でできるかどうかが釣果を分けるように思います。

ちなみに僕は正確なキャストが苦手です(^^;
以前はそこそこできていたように思うのですが、ここ15年くらいピンポイントを狙わない釣りばかりしていたので腕が鈍ったように思います。


■手返しの良さ

どの釣りでもそうですが、オカッパリの釣りでは特に手返しの良さが釣果に直結すると思います。
そのためにもできるだけショートロッドが好みです。
長くても7ftまでが希望です。


ボートでのライトテキサスの釣り

■感度の良さ

春~初夏のライトテキサスの釣りはウィードや地形変化を釣っていくことになります。
そうなると欲しくなるのがロッドの感度です。

ウィードにコンタクトさせながらも、引っかからないようにポロリと外すというのが、この釣りのキモになってきます。
(食わせるのはポロリと外した後のステイです)

それらの行為がやりやすいロッドティップを備えた感度の良いロッドが希望です。


■ウィードに負けないパワー

春~初夏だとウィードがモジャモジャになる前の時期ですが、それでもウィードの中に入られたりするとそこからバスを引っ張り出すには相当なバットパワーが必要です。
瞬間的に引きはがすようなパワーは求めませんが、バットを使ってジワリジワリと魚を浮かせるようなトルクのあるバットを持っているロッドだと安心してやり取りができます。


候補に挙がったロッド

好き勝手に要素を列挙してきましたが、残念ながらこれらを全て満たすロッドは見つかりませんでした。

「ダイワ ハートランド 6101MLFB-SV11【SPR-610】」
「ダイワ ハートランド 722MLRB-SV11【SPR-72】」
「TAPER & SHAPE CROSSER CCRC-64MF」
「冒険用品×TULALA JetSetter 60C マイクロタッチ」

それでもこれらの4つのロッドが候補として見つかりました。

品名 SPR-610 SPR-72 CCRC-64MF JetSetter 60C
メーカー ダイワ ダイワ TAPER & SHAPE 冒険用品 × TULALA
全長(cm) 208 218 192 182
継数 1 2 1 4
自重(g) 115 115 107 N/A
先径(cm) 1.4 1.4 N/A N/A
元径(cm) 9.9 9.9 N/A N/A
パワー ミディアムライト ミディアムライト ミディアム ライト(?)
テーパー ファスト レギュラー ファスト レギュラー(?)
適合ルアー(oz) 1/8-1/4 1/8-1/4 3/16-5/8 2−20g
適合ライン(lb) 5-12 5-12 5-14 10lbまで
価格(円) 63,000 64,000 38,000 52,000

1.ダイワ ハートランド 6101MLFB-SV11【SPR-610】

琵琶湖のオカッパリ用ロッドに求める要素

ハートランドZの初期の名竿「スモールプラグスペシャル」の現代版のロッドです。
SPRは"Small Plug Revolution"の頭文字で、その名の通りスモールプラグに特化したロッドです。

スモールプラグスペシャルはソリッドカーボンでしたが、SPR-610はチューブラーカーボンです。
チューブラーの方が汎用性が高いので、ライトテキサスにも使えないことはないと思いますが、基本的にはプラグ専用になると思います。

ロッドレングスや自重(115g)が力の弱い僕でも片手で振り抜けそうなのがいい感じです。

これで2ピースだと文句なしなんですけどね(^^;


2.ダイワ ハートランド 722MLRB-SV11【SPR-72】

琵琶湖のオカッパリ用ロッドに求める要素

上のSPR−610の2ピース版です。
同じSPRの6101と722の違いについては次のように解説されていました。

> 6101がどちらかといえば関東のマッディーウォーターをイメージして
> ロッドの先で飛ばす中距離射程。
> 一方、722は関西の川をメインターゲットにした長距離砲。
> 6101より多少胴に入り、ベリーを使って飛ばす感じである。


2ピースで仕舞寸法も短く、セパレートグリップなのも610よりも好みですが、長さが僕にはちょっと長すぎです。
たかが10cmの違いですが、片手で振り切るのにはちょっと厳しそうです。

ダイワ ハートランド(ベイトキャスティングモデル)


3.TAPER & SHAPE CROSSER CCRC-64MF

琵琶湖のオカッパリ用ロッドに求める要素

島津さんがリリースしたバスロッドの最新版がCROSSER(クロッサー)です。
クロッサーも僕の愛竿であるカーブスター フレックスハント CFHC-66MHWと同じカーブスターシリーズです。

> スモールラバージグをシェイクしたりジグヘッドでのスイミングなど
> オープンウォーターでのベイトフィネスゲームに最適な
> ソフトなティップセクションを備えたモデルです。
> T30ブランクは充分な感度とフレキシブルさを備え、
> スムーズにベンドしながらバットセクションのパワーを発揮。
> スピニングでは扱いにくい太いラインを使えば、
> ライトカバーエリアでのフィネスゲームに対応可能です。


ロッド解説にもあるようにソフトベイト用のロッドです。
メインの用途のスモールプラッキングよりは2つ目の用途にピッタリのロッドです。
テーパーはSPRと同じファストテーパーですが、ソフトベイト用だとよりティップ寄りの調子なのではないかと思われます。

スモールプラッキングにも使えるようであれば、ぜひ使ってみたいなと思います。
軽さも文句なしですし、見た目も4本の中では最も好みです。

それに島津さんのデザインしたロッドであればキャストの気持ちよさは保障付きなので(^^)

問題は店頭に置いていないことなんですよね〜
大阪のフィッシングショーには出展されていたようなので、その時に触っておけばよかったですガーン

TAPER & SHAPE Curvester CROSSER


4.冒険用品×TULALA JetSetter 60C マイクロタッチ

琵琶湖のオカッパリ用ロッドに求める要素
▲画像は水口さんのFacebookから拝借

魅力的な商品をリリースし続ける冒険用品の店ことJetSlowとTULALAのコラボロッドです。
愛竿のパックロッド 「JetSetter 71S」のベイトシリーズの第3弾です。

関連記事:JetSetter 71S

これまではパワー系のロッドばかりでしたが、60Cはベイトフィネス系のロッドです。
(JetSlowではベイトフィネスのことをマイクロタッチと呼んでいるそうです)

ベイトフィネスといってもTULALAのロッドなので上は20gくらいまでは背負えるとのこと。
これだけの汎用性を持ちながらもパックロッドであることが最大の魅力です。

懸念点は片手で振り切れるかどうかという点と、軽量リールとの相性です。

名古屋で開催されるキープキャストに出展されるそうなので、時間を作って触ってこようと思っています。


ここ数年に購入したタックルは一目惚れしたものばかりだったので、このように用途からタックルを探していくのがスゴく新鮮で楽しいです。
いつになるかわかりませんが、買ったらブログで報告しますねニコニコ





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