2010年11月17日
[サケ釣り]2010実釣編 -釣り仲間と鮭
大変お待たせしてゴメンなさい。
実釣編です。
受付をしたあとは組合長の挨拶と自称釣りのプロのインストラクターからの注意喚起。
インストラクターは「今年も既に事故が起こっております!」と他人事のように声を大にしていましたが、「それはあなたの責任も大きいでしょう」と僕は思ってました。
ちょっと釣りの前に脱線しますが、僕にはこのインストラクターは『いかに釣れていない人にも釣ってもらうか』に重きを置いているように見えました。
もちろんそれも大切なミッションだとは思うのですが、個人的には『いかに安全に釣りをするか』『いかに快適に(周囲に迷惑をかけずに)釣りをするか』といったところに重視していただきたいと思います。
『安全』は言わずもがなですが、『快適』という点について補足させていただきます。
例えば、木戸川ではウェーディングをして釣りをするのですが、周囲がヒットし始めると釣り人はどんどんと前に出る(カレントに近づく)傾向にあります。
それは僕も同じでして、無意識のうちにやってしまっていました。
僕の場合は番長さんから指摘をもらって立ち位置を見直すことができましたが、他の釣り人はそうはいきません。
で、前に出るとどうなるかというと、鮭が釣れなくなってしまいます。
そういった点をインストラクターは指摘して欲しいと思います。
知らない人に言われると角が立ちますが、インストラクターならその立場を生かしてニュートラルに意見を言えますしね。
あとはひでっちさんも言われていましたが、極端に非力なタックルについてもアドバイスをして欲しいと思います。
一部では「ヒットしたら周囲の人間はルアーを回収するべき」と声を大にする人がいますが、べき論で自分の常識を押し付けられても困ります。
もちろんそういう気遣いは大切だと思いますし、僕もルアーを回収しますが、非力なタックルで延々と走らされるといい気分はしません。
釣れていないときは特に(笑)
ま、インストラクター自体が非力な竹竿を使って、それを自慢しているようではこんなことは望めませんけどね(^^;
と、毒を吐いたところでいよいよ釣り開始です。
実釣編です。
受付をしたあとは組合長の挨拶と自称釣りのプロのインストラクターからの注意喚起。
インストラクターは「今年も既に事故が起こっております!」と他人事のように声を大にしていましたが、「それはあなたの責任も大きいでしょう」と僕は思ってました。
ちょっと釣りの前に脱線しますが、僕にはこのインストラクターは『いかに釣れていない人にも釣ってもらうか』に重きを置いているように見えました。
もちろんそれも大切なミッションだとは思うのですが、個人的には『いかに安全に釣りをするか』『いかに快適に(周囲に迷惑をかけずに)釣りをするか』といったところに重視していただきたいと思います。
『安全』は言わずもがなですが、『快適』という点について補足させていただきます。
例えば、木戸川ではウェーディングをして釣りをするのですが、周囲がヒットし始めると釣り人はどんどんと前に出る(カレントに近づく)傾向にあります。
それは僕も同じでして、無意識のうちにやってしまっていました。
僕の場合は番長さんから指摘をもらって立ち位置を見直すことができましたが、他の釣り人はそうはいきません。
で、前に出るとどうなるかというと、鮭が釣れなくなってしまいます。
そういった点をインストラクターは指摘して欲しいと思います。
知らない人に言われると角が立ちますが、インストラクターならその立場を生かしてニュートラルに意見を言えますしね。
あとはひでっちさんも言われていましたが、極端に非力なタックルについてもアドバイスをして欲しいと思います。
一部では「ヒットしたら周囲の人間はルアーを回収するべき」と声を大にする人がいますが、べき論で自分の常識を押し付けられても困ります。
もちろんそういう気遣いは大切だと思いますし、僕もルアーを回収しますが、非力なタックルで延々と走らされるといい気分はしません。
釣れていないときは特に(笑)
ま、インストラクター自体が非力な竹竿を使って、それを自慢しているようではこんなことは望めませんけどね(^^;
と、毒を吐いたところでいよいよ釣り開始です。
組合長の挨拶終了後のポイント確保のためのダッシュは番長さん、ひでっちさんやじゅんさんにお願いしてしまい、僕は4番手の到着。
岸にタックルを置いて場所を確保した気分になっておりましたが、餌釣り師が川を斜めに横切って僕らの目の前で釣りを開始・・・
まぁ、一言いいたくなるシチュエーションでしたが、そこしか釣れないわけではないので、適当にズレて僕らも釣り開始。
まずキャストしたのはシーホークにセットしたDコンタクト63(7g)を上流に向かって45°くらいにキャスト。
流れに向かって横切るように(垂直に)引くのではなくて、なるべく下流に向かって引くようなイメージで釣っていきます。
シーバス釣りで多様するドリフトや、ラインの重みでルアー(ジグヘッド)を動かすバス釣りの名古屋釣法をイメージしてもらうとわかりやすいと思います。
ただDコンはファストシンキングなので、あまりゆっくりと引いていると底に当たってしまいます。
なるべく底に当たらないようにロッドを立てたり、リールを早く巻いたりして試行錯誤してます。
そんな感じで色々と試しているとあとから川に入ってきたkomatsuさん改めSATOさんがいきなりヒット!
実に感じ悪いです。
サポートすべく土手に投げてあったネットを取りに行ったのですが、ネットをセットする前にSATOさんは強靭なタックルを生かして岸にずりあげて無事にキャッチ!
グループで1番どころか、全体での本日の1番だったように思います。
1年振りに目の当たりにする鮭の魚体に興奮を隠せないままに先ほどの立ち位置に戻ると周囲でもヒットするようになりました。
視界に入る鮭のグッドファイトに心が逸りますが「慌てるな・・急ぐのと慌てるのは違う・・」と自分に言い聞かせつつ、底に当たらないギリギリのスピードでリトリーブしていると、「モゾッ」とした鮭のアタリがPEラインを通して確かに伝わってきます!
まずは右手はハンドルを握った状態で一発目のアワセ!
そして走られる前に右手をフォアグリップに移して二発目の追いアワセを入れるやいなや、鮭はカレントに向かって走り出します。
しかし人間もロッドパワー、ラインパワー、ドラグ、腕の筋肉と背筋まで使ってガチの力比べで鮭を止めます。
(といっても非力ですけどね、僕)
リールを巻いて寄せるよりも、人間が後ろに下がった方が鮭を寄せやすいことは昨年習得済みなので、力任せにカレントから引き剥がしたあとはある程度ラインを出した状態でとにかく後ずさり。
一瞬「スレかな」と思うくらい強い引きを見せましたが、シャローで見えた魚体にはしっかりと口に僕のピンクのDコンがぶら下がっていました。
一匹目はなんとしてでも獲りたいので、まだ釣りに戻っていなかったSATOさんにお願いして、ランディングを手伝ってもらいます。
フックはバーブレスですがシングルなので、ガッチリと掛かってしまえばゲイプが広いこともあり、トレブルよりもバラシを心配しなくてもよい感じ。
ランディングの態勢に入っても鮭が人の姿を見ると強烈に走ることも昨年体験しているので、ドラグを少々緩めてSATOさんにランディングをお願いします。
案の定2回ほど走られましたが、無事にSATOさんにすくってもらうことができました。
「おめでとう!」とSATOさんから渡されたネットはズシリと重い。
うれしさのあまりに歩くこともおぼつかない状態で岸に上がり、漁協のおじさんに計測してもらいます。
![[サケ釣り]2010実釣編 -釣り仲間と鮭](//img02.naturum.ne.jp/usr/pma/PB064873.jpg)
■Happy!!
そのサイズ80cm・4.5kg!!
去年の最大サイズには及びませんでしたが、メチャクチャうれしい一尾です。
おじさんにも「いいサイズだな~」と言ってもらえましたが、そのあとに「でも昨日は90cm・6.7kgも上がっているから、もっと大きいのを目指して頑張ってね!」とも言われちゃいました
そして川に目を戻すと今度は番長さんがファイト中!
さすがの安定感のあるファイトで番長さんも無事にキャッチ!!
3人で喜びを分かち合っていると5人中3人の抜けた隊列に、熟年カップルがスッと入っていました。
同じような釣り方の人だとあまり気にならないのですが、ヘビー級のスプーンを「ドッカーン」と投げるタイプの釣り方だったので、釣りの快適性はかなり失われた感じ。
ま、そんなにセカセカと目を吊り上げて釣りをしてもしようがないので、後方から皆さんの釣りを見ていました。
(その熟年カップルが「あっ、スイマセン。どきますね」と言ってくれることをちょっと期待しつつ)
![[サケ釣り]2010実釣編 -釣り仲間と鮭](//img02.naturum.ne.jp/usr/pma/IMG_0927.jpg)
■この肩の張らない空気感がステキ
また鮭2年目の今年は、このメンバーで鮭釣りができることの楽しみが大きすぎて、鮭を釣ることが二の次になっていたと気持ちがあったことも事実です
(決して釣れない言い訳じゃないですよw)
とはいいつつ間に入れてもらったりしながら釣りも楽しんでいるとひでっちさんに初ヒット!
ネットを持ってランディングを手伝おうと思いましたが、残念ながら最後のランでフックが伸びてしまいました。
そんなことなら強引にでもネットインにトライしておけばよかったと後悔もしましたが、あんなに太いフックを伸ばしてしまう鮭のパワーに改めて興奮。
色々なことに驚き、楽しみつつ岸で蒟蒻ゼリーでエネルギー補給をしていると例のインストラクターが「上流の釣り場を開放しますので、釣り座がないようだったらどうぞ」と声を掛けてくれました。
こういった釣れない人への配慮はとてもよい取り組みだと思います。
誤解のないように言っておきますが、このインストラクターは基本的に悪い人ではありません。
ただ視野が広くないんだと思います。
取り巻きがいてチヤホヤされてしまったのが原因でしょうか。
ちょっと遅れて上流に行くと釣り座にはまだまだ余裕があったので、空いている場所に入れてもらいました。
上流はカレントが手前(右岸)にあるので、ウェーディングはせずに岸から狙います。
他の釣り人はスプーンを対岸(左岸)に向かってフルキャストしていますが、見たところスレで2匹掛かっただけ。
高速リトリーブ&エギングばりのジャークを入れていたので、もしかしたらスレも考慮したアクションなのかもしれません。
そういうのもインストラクターならアドバイスをして欲しいところです。
「ここでミノーで釣ったら気持ちいいだろうな~」と邪な考えで流していると、まさかのヒット!
が、この魚はすぐにバレてしまいました
しかし続けて同じように流すとさっきから2~3投あとにまたヒット!
これはすぐに追いアワセをいれて対抗しましたが、手前がもろにカレントで立ち込めないのでランディングができません。
ネットも置いてきてしまったし・・とモタモタしているうちに外れてしまいました(涙)
カレントが手前だからか、ポイントを開放したばかりでスレていないのかはわかりませんが、直感的に先ほどのポイントよりも釣れそうな気配を感じます。
横の釣り人にすぐに戻る旨を伝えて、ひでっちさんとじゅんさんを呼びにいきます。
スゴく釣れそうな感じだったので、デジタルビデオも持参して3人+姫でポイントに戻り、僕がビデオカメラをいじっているうちにひでっちさんにヒット!
慌ててそれを撮影していると背後のじゅんさんからも「よっしゃ!」とヒットコール!!
まさかのダブルヒット!!
バレないでくれよ~とカメラ越しに祈りを送りつつ、ブン曲がる2本のロッドを撮影。
(動画はブログ「じゅん屋」でお楽しみください)
そして二人ともランディング成功!!
これで全員キャッチ!
ブログを通じて知り合った釣り仲間と、遠く福島の地で何度目かの再開をし、鮭釣りを楽しみ、全員が魚をキャッチする。
もうこれで僕の心は大満足です。
![[サケ釣り]2010実釣編 -釣り仲間と鮭](//img02.naturum.ne.jp/usr/pma/IMG_0926.jpg)
■タックルはフィールドで映える!(※5人分)
自分の釣った鮭の余韻と楽しい空間をSATOさんと姫にいれてもらったコーヒーを飲みながら堪能していました。
(この頃から『あいつマジメに釣りしてないんじゃね?』といった噂が立っていたようです
)
短くないコーヒーブレイクを楽しんでいる間に番長さんとSATOさんだけでなく、ひでっちさんとじゅんさんにも数でまくられていました(笑)
さすがに1匹で終わるとラッキーヒット感が否めないので、頑張って2匹目を追加!
![[サケ釣り]2010実釣編 -釣り仲間と鮭](//img02.naturum.ne.jp/usr/pma/IMG_0928.jpg)
■70cm台
周りに誰もいなかったので、カゴに入れて撮影・・・こうやって撮ると全く映えませんね(^^;
この後は青空の下でみんなでお弁当を食べて、釣り時間を満喫。
午後からは「おし!勝負!勝負!!」とじゅんさんに無謀にも勝負を挑みましたが、見事に0ヒットで終了。
数は2匹と去年の半分しか釣れませんでしたが、スレは0でしたし、何よりも楽しい時間を過ごせたことに大満足。
![[サケ釣り]2010実釣編 -釣り仲間と鮭](//img02.naturum.ne.jp/usr/pma/IMG_0930.jpg)
■メスは1000円/kg
僕らの釣った鮭や、アミで穫れた鮭はこうして売られていました。
僕らもオスの鮭を2匹/人ずつもらえるので、番長さんに捌いてもらって、夕方からは楽しい楽しいBBQ。
仲間だけでなく、番長さんのご家族や個人的には大変スペシャルなゲストも交えて、おいしい料理・お酒と楽しい時間、そして奇麗な夕焼けと満点の星空を堪能。
![[サケ釣り]2010実釣編 -釣り仲間と鮭](//img02.naturum.ne.jp/usr/pma/IMG_0935.jpg)
■見事な仕込み!
![[サケ釣り]2010実釣編 -釣り仲間と鮭](//img02.naturum.ne.jp/usr/pma/IMG_0937.jpg)
■見事なさばき!
たらふくごちそうになった後は温泉でリフレッシュして、最後は修学旅行ばりのおしゃべりを満喫。
楽しいピロートークは日本シリーズの延長戦突入(延長15回)から「バブルへGO!」のエンディングまで続きました
(それだけ本当に楽しかったんです!!)
これだけ楽しい時間を過ごしたものですから、別れはその分寂しかったです。
ですが、「必ず次がある」と自分に言い聞かせて、こみ上げてくるものをグッとこらえました。
11時前に番長さんとお別れして約300km南下したのち、SATOさんと姫とお別れ。
![[サケ釣り]2010実釣編 -釣り仲間と鮭](//img02.naturum.ne.jp/usr/pma/IMG_0942.jpg)
■熱いお店に寄り道
後は西に向かって300km走るだけですが、東京にまだ未練があったので、ステキな店長のいるお店に寄り道。
お会いするのは一年振りでしたが、しっかりと覚えていてくれていました。
お店で鮭トーク&琵琶湖トークを堪能して、いよいよ帰宅の道を進みます。
![[サケ釣り]2010実釣編 -釣り仲間と鮭](//img02.naturum.ne.jp/usr/pma/IMG_0944.jpg)
■いざ西へ!
東西に約200kmある静岡県を抜けるのに5時間以上掛かり(事故渋滞×2)ヘロヘロになりましたが、22:30に無事帰宅。
自宅の前でじゅんさんに感謝や色々な想いを込めた握手を交わし、約2時間後のじゅんさんの帰宅の報を受けて2010年の鮭旅は無事に終了!
この3日間はあっという間でしたが、時間の流れを楽しめたステキな釣行になりました。
ここでもらった楽しさは棺桶まで持っていきます!!
(もうカナダで鮭釣りしなくていいやw)
岸にタックルを置いて場所を確保した気分になっておりましたが、餌釣り師が川を斜めに横切って僕らの目の前で釣りを開始・・・

まぁ、一言いいたくなるシチュエーションでしたが、そこしか釣れないわけではないので、適当にズレて僕らも釣り開始。
まずキャストしたのはシーホークにセットしたDコンタクト63(7g)を上流に向かって45°くらいにキャスト。
流れに向かって横切るように(垂直に)引くのではなくて、なるべく下流に向かって引くようなイメージで釣っていきます。
シーバス釣りで多様するドリフトや、ラインの重みでルアー(ジグヘッド)を動かすバス釣りの名古屋釣法をイメージしてもらうとわかりやすいと思います。
ただDコンはファストシンキングなので、あまりゆっくりと引いていると底に当たってしまいます。
なるべく底に当たらないようにロッドを立てたり、リールを早く巻いたりして試行錯誤してます。
そんな感じで色々と試しているとあとから川に入ってきたkomatsuさん改めSATOさんがいきなりヒット!
実に感じ悪いです。
サポートすべく土手に投げてあったネットを取りに行ったのですが、ネットをセットする前にSATOさんは強靭なタックルを生かして岸にずりあげて無事にキャッチ!
グループで1番どころか、全体での本日の1番だったように思います。
1年振りに目の当たりにする鮭の魚体に興奮を隠せないままに先ほどの立ち位置に戻ると周囲でもヒットするようになりました。
視界に入る鮭のグッドファイトに心が逸りますが「慌てるな・・急ぐのと慌てるのは違う・・」と自分に言い聞かせつつ、底に当たらないギリギリのスピードでリトリーブしていると、「モゾッ」とした鮭のアタリがPEラインを通して確かに伝わってきます!
まずは右手はハンドルを握った状態で一発目のアワセ!
そして走られる前に右手をフォアグリップに移して二発目の追いアワセを入れるやいなや、鮭はカレントに向かって走り出します。
しかし人間もロッドパワー、ラインパワー、ドラグ、腕の筋肉と背筋まで使ってガチの力比べで鮭を止めます。
(といっても非力ですけどね、僕)
リールを巻いて寄せるよりも、人間が後ろに下がった方が鮭を寄せやすいことは昨年習得済みなので、力任せにカレントから引き剥がしたあとはある程度ラインを出した状態でとにかく後ずさり。
一瞬「スレかな」と思うくらい強い引きを見せましたが、シャローで見えた魚体にはしっかりと口に僕のピンクのDコンがぶら下がっていました。
一匹目はなんとしてでも獲りたいので、まだ釣りに戻っていなかったSATOさんにお願いして、ランディングを手伝ってもらいます。
フックはバーブレスですがシングルなので、ガッチリと掛かってしまえばゲイプが広いこともあり、トレブルよりもバラシを心配しなくてもよい感じ。
ランディングの態勢に入っても鮭が人の姿を見ると強烈に走ることも昨年体験しているので、ドラグを少々緩めてSATOさんにランディングをお願いします。
案の定2回ほど走られましたが、無事にSATOさんにすくってもらうことができました。
「おめでとう!」とSATOさんから渡されたネットはズシリと重い。
うれしさのあまりに歩くこともおぼつかない状態で岸に上がり、漁協のおじさんに計測してもらいます。
![[サケ釣り]2010実釣編 -釣り仲間と鮭](http://img02.naturum.ne.jp/usr/pma/PB064873.jpg)
■Happy!!
そのサイズ80cm・4.5kg!!
去年の最大サイズには及びませんでしたが、メチャクチャうれしい一尾です。
おじさんにも「いいサイズだな~」と言ってもらえましたが、そのあとに「でも昨日は90cm・6.7kgも上がっているから、もっと大きいのを目指して頑張ってね!」とも言われちゃいました

そして川に目を戻すと今度は番長さんがファイト中!
さすがの安定感のあるファイトで番長さんも無事にキャッチ!!
3人で喜びを分かち合っていると5人中3人の抜けた隊列に、熟年カップルがスッと入っていました。
同じような釣り方の人だとあまり気にならないのですが、ヘビー級のスプーンを「ドッカーン」と投げるタイプの釣り方だったので、釣りの快適性はかなり失われた感じ。
ま、そんなにセカセカと目を吊り上げて釣りをしてもしようがないので、後方から皆さんの釣りを見ていました。
(その熟年カップルが「あっ、スイマセン。どきますね」と言ってくれることをちょっと期待しつつ)
![[サケ釣り]2010実釣編 -釣り仲間と鮭](http://img02.naturum.ne.jp/usr/pma/IMG_0927.jpg)
■この肩の張らない空気感がステキ
また鮭2年目の今年は、このメンバーで鮭釣りができることの楽しみが大きすぎて、鮭を釣ることが二の次になっていたと気持ちがあったことも事実です
(決して釣れない言い訳じゃないですよw)
とはいいつつ間に入れてもらったりしながら釣りも楽しんでいるとひでっちさんに初ヒット!
ネットを持ってランディングを手伝おうと思いましたが、残念ながら最後のランでフックが伸びてしまいました。
そんなことなら強引にでもネットインにトライしておけばよかったと後悔もしましたが、あんなに太いフックを伸ばしてしまう鮭のパワーに改めて興奮。
色々なことに驚き、楽しみつつ岸で蒟蒻ゼリーでエネルギー補給をしていると例のインストラクターが「上流の釣り場を開放しますので、釣り座がないようだったらどうぞ」と声を掛けてくれました。
こういった釣れない人への配慮はとてもよい取り組みだと思います。
誤解のないように言っておきますが、このインストラクターは基本的に悪い人ではありません。
ただ視野が広くないんだと思います。
取り巻きがいてチヤホヤされてしまったのが原因でしょうか。
ちょっと遅れて上流に行くと釣り座にはまだまだ余裕があったので、空いている場所に入れてもらいました。
上流はカレントが手前(右岸)にあるので、ウェーディングはせずに岸から狙います。
他の釣り人はスプーンを対岸(左岸)に向かってフルキャストしていますが、見たところスレで2匹掛かっただけ。
高速リトリーブ&エギングばりのジャークを入れていたので、もしかしたらスレも考慮したアクションなのかもしれません。
そういうのもインストラクターならアドバイスをして欲しいところです。
「ここでミノーで釣ったら気持ちいいだろうな~」と邪な考えで流していると、まさかのヒット!
が、この魚はすぐにバレてしまいました

しかし続けて同じように流すとさっきから2~3投あとにまたヒット!
これはすぐに追いアワセをいれて対抗しましたが、手前がもろにカレントで立ち込めないのでランディングができません。
ネットも置いてきてしまったし・・とモタモタしているうちに外れてしまいました(涙)
カレントが手前だからか、ポイントを開放したばかりでスレていないのかはわかりませんが、直感的に先ほどのポイントよりも釣れそうな気配を感じます。
横の釣り人にすぐに戻る旨を伝えて、ひでっちさんとじゅんさんを呼びにいきます。
スゴく釣れそうな感じだったので、デジタルビデオも持参して3人+姫でポイントに戻り、僕がビデオカメラをいじっているうちにひでっちさんにヒット!
慌ててそれを撮影していると背後のじゅんさんからも「よっしゃ!」とヒットコール!!
まさかのダブルヒット!!
バレないでくれよ~とカメラ越しに祈りを送りつつ、ブン曲がる2本のロッドを撮影。
(動画はブログ「じゅん屋」でお楽しみください)
そして二人ともランディング成功!!
これで全員キャッチ!
ブログを通じて知り合った釣り仲間と、遠く福島の地で何度目かの再開をし、鮭釣りを楽しみ、全員が魚をキャッチする。
もうこれで僕の心は大満足です。
![[サケ釣り]2010実釣編 -釣り仲間と鮭](http://img02.naturum.ne.jp/usr/pma/IMG_0926.jpg)
■タックルはフィールドで映える!(※5人分)
自分の釣った鮭の余韻と楽しい空間をSATOさんと姫にいれてもらったコーヒーを飲みながら堪能していました。
(この頃から『あいつマジメに釣りしてないんじゃね?』といった噂が立っていたようです

短くないコーヒーブレイクを楽しんでいる間に番長さんとSATOさんだけでなく、ひでっちさんとじゅんさんにも数でまくられていました(笑)
さすがに1匹で終わるとラッキーヒット感が否めないので、頑張って2匹目を追加!
![[サケ釣り]2010実釣編 -釣り仲間と鮭](http://img02.naturum.ne.jp/usr/pma/IMG_0928.jpg)
■70cm台
周りに誰もいなかったので、カゴに入れて撮影・・・こうやって撮ると全く映えませんね(^^;
この後は青空の下でみんなでお弁当を食べて、釣り時間を満喫。
午後からは「おし!勝負!勝負!!」とじゅんさんに無謀にも勝負を挑みましたが、見事に0ヒットで終了。
数は2匹と去年の半分しか釣れませんでしたが、スレは0でしたし、何よりも楽しい時間を過ごせたことに大満足。
![[サケ釣り]2010実釣編 -釣り仲間と鮭](http://img02.naturum.ne.jp/usr/pma/IMG_0930.jpg)
■メスは1000円/kg
僕らの釣った鮭や、アミで穫れた鮭はこうして売られていました。
僕らもオスの鮭を2匹/人ずつもらえるので、番長さんに捌いてもらって、夕方からは楽しい楽しいBBQ。
仲間だけでなく、番長さんのご家族や個人的には大変スペシャルなゲストも交えて、おいしい料理・お酒と楽しい時間、そして奇麗な夕焼けと満点の星空を堪能。
![[サケ釣り]2010実釣編 -釣り仲間と鮭](http://img02.naturum.ne.jp/usr/pma/IMG_0935.jpg)
■見事な仕込み!
![[サケ釣り]2010実釣編 -釣り仲間と鮭](http://img02.naturum.ne.jp/usr/pma/IMG_0937.jpg)
■見事なさばき!
たらふくごちそうになった後は温泉でリフレッシュして、最後は修学旅行ばりのおしゃべりを満喫。
楽しいピロートークは日本シリーズの延長戦突入(延長15回)から「バブルへGO!」のエンディングまで続きました

(それだけ本当に楽しかったんです!!)
これだけ楽しい時間を過ごしたものですから、別れはその分寂しかったです。
ですが、「必ず次がある」と自分に言い聞かせて、こみ上げてくるものをグッとこらえました。
11時前に番長さんとお別れして約300km南下したのち、SATOさんと姫とお別れ。
![[サケ釣り]2010実釣編 -釣り仲間と鮭](http://img02.naturum.ne.jp/usr/pma/IMG_0942.jpg)
■熱いお店に寄り道
後は西に向かって300km走るだけですが、東京にまだ未練があったので、ステキな店長のいるお店に寄り道。
お会いするのは一年振りでしたが、しっかりと覚えていてくれていました。
お店で鮭トーク&琵琶湖トークを堪能して、いよいよ帰宅の道を進みます。
![[サケ釣り]2010実釣編 -釣り仲間と鮭](http://img02.naturum.ne.jp/usr/pma/IMG_0944.jpg)
■いざ西へ!
東西に約200kmある静岡県を抜けるのに5時間以上掛かり(事故渋滞×2)ヘロヘロになりましたが、22:30に無事帰宅。
自宅の前でじゅんさんに感謝や色々な想いを込めた握手を交わし、約2時間後のじゅんさんの帰宅の報を受けて2010年の鮭旅は無事に終了!
この3日間はあっという間でしたが、時間の流れを楽しめたステキな釣行になりました。
ここでもらった楽しさは棺桶まで持っていきます!!
(もうカナダで鮭釣りしなくていいやw)
Posted by ueda at 00:21│Comments(10)
│釣行記(FW)
この記事へのトラックバック
いまさらながら、猫入りの購入を決定しました
友と鮭【Tequila Sunrise】at 2010年11月18日 14:02
この記事へのコメント
まいどお世話になります
毒を吐きつつも嫌味がない良い記事です
それに笑いどころ満載でした。
インストラクターの竹竿は私の使っているような
六角バンブー(これは強い)ではなく
本当の竹竿なのであれは脆弱でしょうね。
誰か知らない人が、小汚ねぇ拾ってきた竹にガイド付けただけじゃね?
なんて猛毒吐いてましたよ。
後日アップされる仲間のブログは
自分の知らなかった時間を知ることができたり
同じ考えでいたんやなあと知ったり、面白いですね。
>ここでもらった楽しさは・・・!!
me too!!
毒を吐きつつも嫌味がない良い記事です
それに笑いどころ満載でした。
インストラクターの竹竿は私の使っているような
六角バンブー(これは強い)ではなく
本当の竹竿なのであれは脆弱でしょうね。
誰か知らない人が、小汚ねぇ拾ってきた竹にガイド付けただけじゃね?
なんて猛毒吐いてましたよ。
後日アップされる仲間のブログは
自分の知らなかった時間を知ることができたり
同じ考えでいたんやなあと知ったり、面白いですね。
>ここでもらった楽しさは・・・!!
me too!!
Posted by じゅん at 2010年11月17日 05:31
こんにちは
本当に良い釣りでしたよね
改めて見ると、最初の鮭、相変わらずデカイね!
今年もあの日の、大物賞だった?
今年は本当に思い出に残る釣りになったね
僕も墓場まで持っていく思い出がまたひとつ増えました
ありがとう
本当に良い釣りでしたよね
改めて見ると、最初の鮭、相変わらずデカイね!
今年もあの日の、大物賞だった?
今年は本当に思い出に残る釣りになったね
僕も墓場まで持っていく思い出がまたひとつ増えました
ありがとう
Posted by SATO at 2010年11月17日 09:44
こんにちは
楽しみにしておりました。
やはり視点が違うのでふむふむと思うことが多数でした。
僕も鮭釣りだけを楽しむより皆との釣りを楽しもう
と思っていたのに、あまりにも掴めないから釣りばっかりに…(笑)
uedaさんが呼んでくれて釣れた時は
uedaさんが福の神に見えましたよ!
>マジメに釣り…
いやいや、僕もuedaさんみたいに余裕をもって釣りしたかったです(^^;)
本当に楽しかったですね!
ありがとう!!
楽しみにしておりました。
やはり視点が違うのでふむふむと思うことが多数でした。
僕も鮭釣りだけを楽しむより皆との釣りを楽しもう
と思っていたのに、あまりにも掴めないから釣りばっかりに…(笑)
uedaさんが呼んでくれて釣れた時は
uedaさんが福の神に見えましたよ!
>マジメに釣り…
いやいや、僕もuedaさんみたいに余裕をもって釣りしたかったです(^^;)
本当に楽しかったですね!
ありがとう!!
Posted by ひでっち at 2010年11月17日 15:50
こんばんは!
一人でほくそ笑んで楽しんでいたのに、いつの間にか
とんでもなく楽しいお祭りになってしまいました(^^)
独り占めはダメだっつぅことですね(笑)
uedaさんのブラブラしてる姿がとても印象的でしたよ~
なんか「空気」を楽しんでる感が素敵でした!!
ぜひともまたご一緒したいです!
一人でほくそ笑んで楽しんでいたのに、いつの間にか
とんでもなく楽しいお祭りになってしまいました(^^)
独り占めはダメだっつぅことですね(笑)
uedaさんのブラブラしてる姿がとても印象的でしたよ~
なんか「空気」を楽しんでる感が素敵でした!!
ぜひともまたご一緒したいです!
Posted by 番長 at 2010年11月17日 20:23
>じゅんさん
こんばんは。
こちらこそ大変お世話になりました。
3日間が笑いっぱなしだったことは言わずもがなですが、じゅんさんの記事や動画でもたっぷりと楽しませていただいております。
>誰か知らない人が、小汚ねぇ拾ってきた竹に...
そういえばお昼ご飯を食べたあとくらいにそんな毒を吐きながら河原を歩いている人がいましたね(笑)
いや〜、まだまだ鮭の余韻に浸っているので、なかなか釣り熱が湧いてきません(^^;
こんばんは。
こちらこそ大変お世話になりました。
3日間が笑いっぱなしだったことは言わずもがなですが、じゅんさんの記事や動画でもたっぷりと楽しませていただいております。
>誰か知らない人が、小汚ねぇ拾ってきた竹に...
そういえばお昼ご飯を食べたあとくらいにそんな毒を吐きながら河原を歩いている人がいましたね(笑)
いや〜、まだまだ鮭の余韻に浸っているので、なかなか釣り熱が湧いてきません(^^;
Posted by ueda at 2010年11月18日 00:09
>SATOさん
こんばんは。
腕の問題もあり、数にはなかなか恵まれませんが、2年連続で80upが釣れたことはとてもうれしく思います。
また当日は同サイズ/同重量の鮭を釣り上げた釣友がいるんですよ〜
あくまでも途中経過ですが、その魚とタイ記録だったように思います。
SATOさんを始め、皆さんのおかげで棺桶に入れる思い出が増えまくりです。
こんな楽しい時間が続くのであれば、無限地獄に落とされても頑張れそうです(笑)
こんばんは。
腕の問題もあり、数にはなかなか恵まれませんが、2年連続で80upが釣れたことはとてもうれしく思います。
また当日は同サイズ/同重量の鮭を釣り上げた釣友がいるんですよ〜
あくまでも途中経過ですが、その魚とタイ記録だったように思います。
SATOさんを始め、皆さんのおかげで棺桶に入れる思い出が増えまくりです。
こんな楽しい時間が続くのであれば、無限地獄に落とされても頑張れそうです(笑)
Posted by ueda at 2010年11月18日 00:12
>ひでっちさん
こんばんは。
>uedaさんが福の神に...
いえいえ・・・一人だけ抜け駆けしようとして、2バラシをしたあとに声を掛けたまでです(笑)
実際はマジメに釣りをすると釣り負けた時に恥ずかしいから、当日は強がって余裕を見せるフリをしていた・・・という説も否めません(^^;
2日目の夜にご一緒できなかったことがとても残念でしたよ〜
こんばんは。
>uedaさんが福の神に...
いえいえ・・・一人だけ抜け駆けしようとして、2バラシをしたあとに声を掛けたまでです(笑)
実際はマジメに釣りをすると釣り負けた時に恥ずかしいから、当日は強がって余裕を見せるフリをしていた・・・という説も否めません(^^;
2日目の夜にご一緒できなかったことがとても残念でしたよ〜
Posted by ueda at 2010年11月18日 00:15
>番長さん
こんばんは。
2年連続で大変お世話になりました。
釣りも最高でしたが、見事なお手前のBBQや番長小屋でのピロートークがとても強く心に刻まれております。
番長さんと一緒にいるときの「空気」が本当に好きなんです。
あんなに楽しめるなら600kmの距離なんて全然苦になりません。
ぜひまた必ずご一緒させてもらうつもりでいますので、よろしくお願いします!!
こんばんは。
2年連続で大変お世話になりました。
釣りも最高でしたが、見事なお手前のBBQや番長小屋でのピロートークがとても強く心に刻まれております。
番長さんと一緒にいるときの「空気」が本当に好きなんです。
あんなに楽しめるなら600kmの距離なんて全然苦になりません。
ぜひまた必ずご一緒させてもらうつもりでいますので、よろしくお願いします!!
Posted by ueda at 2010年11月18日 00:18
こんにちは!!
uedaさんの記事も何度も読み返させてもらっております。
うん、凄い!!
そしてみんな相変わらず上手いなぁ。。。
もう少しサケ記事楽しませてもらいますね♪
あのWヒット時の動画も素敵でした♪
uedaさんの記事も何度も読み返させてもらっております。
うん、凄い!!
そしてみんな相変わらず上手いなぁ。。。
もう少しサケ記事楽しませてもらいますね♪
あのWヒット時の動画も素敵でした♪
Posted by Eight_Works at 2010年11月23日 14:07
>Eightさん
こんばんは!
僕はこの2匹しか釣っておりませんので、上手いという形容詞は全くもって不適切でございます(笑)
Wヒットの動画は釣った二人がスゴいですよ〜
カメラを持ってすぐのヒットでしたからね!
カメラ持ったヤツが某番組のDのようによくしゃべってるのが気になりますが(^^;
こんばんは!
僕はこの2匹しか釣っておりませんので、上手いという形容詞は全くもって不適切でございます(笑)
Wヒットの動画は釣った二人がスゴいですよ〜
カメラを持ってすぐのヒットでしたからね!
カメラ持ったヤツが某番組のDのようによくしゃべってるのが気になりますが(^^;
Posted by ueda at 2010年11月25日 00:51