MIDNIGHT EXPRESS

先日シマノの決算（2016年12月期）が発表され、5期振りに減収減益（売上高が対前期比▲14.7％減、営業利益は同▲24.1％減）になったことを受けて株価が大きく下がりました。
その前の2015年までは4期連続で過去最高益を叩きだしていたので、成長が止まったことのインパクトのが大きかったです。

シマノは東証一部上場企業なので、このことはYahoo!ニュースにも取り上げられていました。

株価急落のシマノ、自転車部品の不振を釣具で補えず


ニュースタイトルにあるように釣具部門は好調だったようです。

自転車部品部門は売上高が対前期比▲17.4％減、営業利益は同▲27.5％減と減収減益。

それに対して釣具部門は減収増益で売上高が対前期比▲1.7％減、営業利益は同27.4％増と売上は落としたものの、利益を大きく伸ばしています。

しかしながら自転車部品部門がシマノの売上の8割を占めているため、釣具の部門の伸びではリカバリできなかったようです。


シマノの売上構成は自転車部品：80.0%（海外77.1% / 国内2.9%）、釣具：19.8%、その他：0.2%となっています。
これだけ自転車の海外比率が高いと為替の影響も大きくなるので、為替レートの設定も難しいですね。

ちなみにシマノは自転車部品（変速機、ブレーキ、ハブ等のコンポーネント）のセグメントで世界シェアを80％以上も持っていて、「自転車業界のインテル」と呼ばれているのだとか。



うーん、格好イイ響きです(^^)


釣具部門の決済に目を向けると、グローバルでは減収ですが、日本市場では売り上げを伸ばしていて増収でした。

その理由としては一部の販売を前倒しした2017年モデルが好評だったことが挙げられていました。

また東アジアやオーストラリアでも売り上げが伸びているようで、減収となったのは北米市場と欧州市場の低迷が原因とのことでした。

このとこからもシマノの釣具部門は北米や欧州の市場がメインであることが伺えますね。

シマノは好きなメーカーなので、今後も頑張って欲しいです。

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先週金曜日時点のシマノの株価は16,750円。
余談ですが、民主党政権時代は3,000円台で推移していました。
自民党政権に変わった際にシマノ株を購入し、5,000円の手前で売ってしまいました。
それでもだいぶ儲かったので、腕時計を買ったりアンタレスを衝動買いしたり、月に2回くらいバスボに乗ったりと豪遊しましたが、そのまま持っていれば…

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ちなみに販売を前倒しした17年モデルって何だったんでしょうね？