2024年05月24日
メルカリで買ったカーボンハンドルが使い物にならなかった
メルカリで1,700円のカーボンハンドルを買いました。
加工精度や肉抜き具合などパッと見のクオリティは高いです。
ハンドル穴の加工をすることなくギアシャフトへも取り付けできました。
しかしノブシャフトの長さが0.1-0.2mmほど足りず、ノブが回らない事象が発生しました。

シャフトが長い分にはシムを足せば調整できますが、短いと一気にハードルが上がります。
これらのノンメーカー品の全部が悪いというわけではなく、検品の精度が低い、網の目がデカいということだと想像します。
販売者も一定数の不良品があることは織り込み済みだと思うので、評価前に連絡をすれば対応してくれると思います。 続きを読む
加工精度や肉抜き具合などパッと見のクオリティは高いです。
ハンドル穴の加工をすることなくギアシャフトへも取り付けできました。
しかしノブシャフトの長さが0.1-0.2mmほど足りず、ノブが回らない事象が発生しました。

シャフトが長い分にはシムを足せば調整できますが、短いと一気にハードルが上がります。
これらのノンメーカー品の全部が悪いというわけではなく、検品の精度が低い、網の目がデカいということだと想像します。
販売者も一定数の不良品があることは織り込み済みだと思うので、評価前に連絡をすれば対応してくれると思います。 続きを読む
2019年01月22日
フィッシングショー(2019) ダイワブースのインプレ
予定通りにパシフィコ横浜で開催された「JAPAN FISHING SHOW 2019」に行ってきました。
関連記事:フィッシングショー2019の個人的な見どころ
リールを中心に実機を触ったり、スタッフさんに話を聞いてきたので、その内容をまとめてみます。
一番見たかったのが、ALL NEWのφ30mmスプールを搭載したSTEEZ CT SV TWです。

その名の通りスティーズのコンパクト版(CT)のSVスプールとT-Wingシステム(TW)を搭載したリールです。
ダイワ公式の予告動画でも「使った瞬間に違いがわかる」などと大いに煽っていましたが、正直いって耐久性以外に使った瞬間に違いのわからないリールってそんなにないと思うんですよね~
そんなSTEEZ CT SV TWですが、僕の感想だと溺愛するピクシーの完全フルモデルチェンジ版といった感じで超好印象です。
・ボディのシルエットの小ささ
・ベイトフィネス専用機ではなく、軽量ルアーから一般的なレンジ(バーサタイル)をカバー
この辺りがベイトフィネス専用機のAirとコンセプトが異なってステキです。
仮に新型機がSTEEZ Airだったら、僕はそこまで魅力的に映りませんでした。
とはいえバーサタイル対応をうたいながらスプール重量が8gというのはなかなか攻めている感じがします。

パッと見の印象はSTEEZのそれを踏襲していますが、サイドプレートのデザインが異なりました。

スタンダード版やSTEEZ Aはサイドプレートが肉抜きされていたその中にマグダイヤルが埋め込まれていましたが、CTはノペッとしたデザインで下の方に小さくマグダイヤルが顔を出していました。
スプールも幅が狭いナロー化されています。

それに伴ってレベルワインドTWSも小型化されていました。
スタッフの方曰く小型化してもキャスト時のTWSが与える抵抗は変わっていないとのこと。
ハンドル回りも基本的には変わっていませんでしたが、スタードラグがボディ同色になっています。

また注意点として、他の一般的なリールとスプールの外径が異なるので、巻き取り長が異なります。

一般的なφ34mmのスプールの外周は34×π=106.76mm(10.6cm)
φ30mmのSTEEZ CT SV TWの外周は30×π=94.2mm(9.42cm)
たった1cm(12%)の違いと思うかもしれませんが、ハンドル1回転や1回のキャストで比較するとその違いがより明確になりますね。
他のリールと巻き取り長を合わせようとすると、1つ上の番手を選ぶ必要があります。

僕はだいたいハイギヤ(6.3:1)を買うことが多いので、CTを買うならSH(7.2:1)のモデルですかね~
溺愛する04ピクシー(φ31)の後継モデルがなかなか出ないのでできる限りのカスタマイズを施したり、アルデバランに浮気したりしていましたが、やっと真の後継機に出会えたように思います。
04ピクシーについてはコチラからご確認ください。 続きを読む
関連記事:フィッシングショー2019の個人的な見どころ
リールを中心に実機を触ったり、スタッフさんに話を聞いてきたので、その内容をまとめてみます。
STEEZ CT SV TW
一番見たかったのが、ALL NEWのφ30mmスプールを搭載したSTEEZ CT SV TWです。

その名の通りスティーズのコンパクト版(CT)のSVスプールとT-Wingシステム(TW)を搭載したリールです。
ダイワ公式の予告動画でも「使った瞬間に違いがわかる」などと大いに煽っていましたが、正直いって耐久性以外に使った瞬間に違いのわからないリールってそんなにないと思うんですよね~
そんなSTEEZ CT SV TWですが、僕の感想だと溺愛するピクシーの完全フルモデルチェンジ版といった感じで超好印象です。
・ボディのシルエットの小ささ
・ベイトフィネス専用機ではなく、軽量ルアーから一般的なレンジ(バーサタイル)をカバー
この辺りがベイトフィネス専用機のAirとコンセプトが異なってステキです。
仮に新型機がSTEEZ Airだったら、僕はそこまで魅力的に映りませんでした。
とはいえバーサタイル対応をうたいながらスプール重量が8gというのはなかなか攻めている感じがします。

パッと見の印象はSTEEZのそれを踏襲していますが、サイドプレートのデザインが異なりました。

スタンダード版やSTEEZ Aはサイドプレートが肉抜きされていたその中にマグダイヤルが埋め込まれていましたが、CTはノペッとしたデザインで下の方に小さくマグダイヤルが顔を出していました。
スプールも幅が狭いナロー化されています。

それに伴ってレベルワインドTWSも小型化されていました。
スタッフの方曰く小型化してもキャスト時のTWSが与える抵抗は変わっていないとのこと。
ハンドル回りも基本的には変わっていませんでしたが、スタードラグがボディ同色になっています。

また注意点として、他の一般的なリールとスプールの外径が異なるので、巻き取り長が異なります。

一般的なφ34mmのスプールの外周は34×π=106.76mm(10.6cm)
φ30mmのSTEEZ CT SV TWの外周は30×π=94.2mm(9.42cm)
たった1cm(12%)の違いと思うかもしれませんが、ハンドル1回転や1回のキャストで比較するとその違いがより明確になりますね。
他のリールと巻き取り長を合わせようとすると、1つ上の番手を選ぶ必要があります。

僕はだいたいハイギヤ(6.3:1)を買うことが多いので、CTを買うならSH(7.2:1)のモデルですかね~
溺愛する04ピクシー(φ31)の後継モデルがなかなか出ないのでできる限りのカスタマイズを施したり、アルデバランに浮気したりしていましたが、やっと真の後継機に出会えたように思います。
04ピクシーについてはコチラからご確認ください。 続きを読む
2018年07月12日
新型TATULA100が発表
ダイワのYouTubeチャンネル"DAIWA Project T JAPAN x USA"をチャンネル登録しているのですが、そこで新型TATULA(タトゥーラ)が発表されました。
外観はマイナーチェンジかと思われるくらいに代わり映えしないのですが、新型タトゥーラのコピーに心が踊りました。

"Smallest Tatula Ever Made"
史上最も小さなタトゥーラってことで、「実質的にはTWSを搭載したピクシーか!?」と一人で盛り上がったのですが、頑張って英語を解読すると、そういったコンセプトではなくてあくまでタトゥーラでした。
というか、頑張って動画の英語を解読しなくても、アメリカ版のサイトに詳細が載っていました。涙

TATULA 100(HOME > PRODUCTS > REELS > TATULA 100)
FEATURES:
・Compact 38mm Size
・Feather Weight of 6.9-ounces
・Zero Adjuster
・T-Wing System
・Redesigned Soft Touch Handle Knobs
・Aluminum Frame for strength rigidity and smooth performance
・A Light Line Baitcaster well suited for finesse applications
・Matte Black Finish with Custom Spider Graphics
・Available Gear Ratios (6.3:1) (7.1:1) (8.1:1)
ざっと日本語訳しますと… 続きを読む
外観はマイナーチェンジかと思われるくらいに代わり映えしないのですが、新型タトゥーラのコピーに心が踊りました。

"Smallest Tatula Ever Made"
史上最も小さなタトゥーラってことで、「実質的にはTWSを搭載したピクシーか!?」と一人で盛り上がったのですが、頑張って英語を解読すると、そういったコンセプトではなくてあくまでタトゥーラでした。
というか、頑張って動画の英語を解読しなくても、アメリカ版のサイトに詳細が載っていました。涙

TATULA 100(HOME > PRODUCTS > REELS > TATULA 100)
FEATURES:
・Compact 38mm Size
・Feather Weight of 6.9-ounces
・Zero Adjuster
・T-Wing System
・Redesigned Soft Touch Handle Knobs
・Aluminum Frame for strength rigidity and smooth performance
・A Light Line Baitcaster well suited for finesse applications
・Matte Black Finish with Custom Spider Graphics
・Available Gear Ratios (6.3:1) (7.1:1) (8.1:1)
ざっと日本語訳しますと… 続きを読む
2017年10月31日
ダーククロームのハンドルロックナットが見つからない
先日購入したタトゥーラ SV TWをカスタマイズし始めています。
関連記事:ダイワ 17 タトゥーラ SV TW(US TATULA) インプレ −室内編
まずはハンドルとハンドルノブをスティーズ SV TWのものに交換したのですが、そうするとハンドルロックナットの色が気になり出しました。

タトゥーラ SV TWのハンドルロックナットはシルバー。

スティーズ SV TWのハンドルロックナットはブラック。
単純にスティーズのハンドルに合わせるのならブラックにすればいいのですが、それだと少々つまらない気もします。
「どんな感じがいいかな〜」と手元の自分のベイトリールを眺めているとタトゥーラ TYPE-Rがのカラーリングが際立って格好良く見えました。
関連記事:TATULA(タトゥーラ)カスタマイズまとめ
それががコチラです。

もちろんお気に入りのカーボンクランクハンドルもカッコイイのですが、ダーククロームのハンドルロックナットがいい味を出しています。
ということで早速同じ色のハンドルロックナットを探しましたが、大好きなAvailさんにはそのカラーはなく…。
で、ネットを検索するとズバリな商品が見つかりました。

brimo(ブリモ)というカスタマイズメーカーのリールハンドルロックナット アブ・ダイワ ベイトリール用 ダーククロームです。
いい感じだったので早速2個購入。

そして届いたのがコチラです。 続きを読む
関連記事:ダイワ 17 タトゥーラ SV TW(US TATULA) インプレ −室内編
まずはハンドルとハンドルノブをスティーズ SV TWのものに交換したのですが、そうするとハンドルロックナットの色が気になり出しました。

タトゥーラ SV TWのハンドルロックナットはシルバー。

スティーズ SV TWのハンドルロックナットはブラック。
単純にスティーズのハンドルに合わせるのならブラックにすればいいのですが、それだと少々つまらない気もします。
「どんな感じがいいかな〜」と手元の自分のベイトリールを眺めているとタトゥーラ TYPE-Rがのカラーリングが際立って格好良く見えました。
関連記事:TATULA(タトゥーラ)カスタマイズまとめ
それががコチラです。

もちろんお気に入りのカーボンクランクハンドルもカッコイイのですが、ダーククロームのハンドルロックナットがいい味を出しています。
ということで早速同じ色のハンドルロックナットを探しましたが、大好きなAvailさんにはそのカラーはなく…。
で、ネットを検索するとズバリな商品が見つかりました。

brimo(ブリモ)というカスタマイズメーカーのリールハンドルロックナット アブ・ダイワ ベイトリール用 ダーククロームです。
いい感じだったので早速2個購入。

そして届いたのがコチラです。 続きを読む
2017年09月25日
ダイワ 17 タトゥーラ SV TW(US TATULA) インプレ −室内編
ダイワの17 タトゥーラ SV TWを購入しました。
買ったのは右巻きのハイギヤモデルとなる103HSです。
タトゥーラはこれまでまずはアメリカで先行販売されて、その後国内市場に導入というのが流れでしたが、タトゥーラ SV TWは日米ほぼ同時にリリースされてました。
為替レートや送料を考えると国内版の方が安く手に入るのですが、今回はあえて北米版を選びました。
(あえての理由は後述します)
そのタトゥーラ SV TWを自宅で色々と触ってみた上でのインプレをアップします。
タトゥーラ SV TWはフィッシングショーで触って簡単にインプレしていましたが、ついに買ってしまいました
関連記事:ダイワ 17 タトゥーラ SV TW インプレ −フィッシングショー編
これまでのタトゥーラは黒が基調でしたが、SVはボディーカラーがガンメタになっています。
また最初にリリースされたタトゥーラと比べるとふた回りくらいコンパクトです。


手の大きくない僕にはこのサイズがスゴく握りやすいです。
シマノでいうと70サイズ(アルデバランとか)に近いサイズ感です。

サムレストの部分が逆V字なっているので、レベルワインドが端にくるとTWSが上から見えるデザインです。
これはスティーズ系と同じデザイン上の特徴です。

クラッチの切れる感じも悪くありません。
以前に所有していたスティーズ SV TWよりもカチッとしていますが、タフクラッチをうたう非SVのタトゥーラの方がよりカチッとしているように感じます。
関連記事:ダイワ 16 スティーズ(STEEZ) SV TW インプレ −室内編

サイドはジリオンやタトゥーラと同じようなデザイン。
ブレーキダイヤルが半分隠れているスティーズの方が格好いいんですけど、まぁあちらはフラッグシップですからね~


レベルワインド(TWS)は形状は従来のものと同じですがカラーが異なります。
国内版はゴールドですが、北米版はシルバーです。
4年前に購入したTATULA TYPE-Rも同じシルバーのレベルワインドでした。

メカニカルブレーキノブは国内版の非SV タトゥーラと同じデザイン。
残念ながらクリックは付いていません。 続きを読む
買ったのは右巻きのハイギヤモデルとなる103HSです。
タトゥーラはこれまでまずはアメリカで先行販売されて、その後国内市場に導入というのが流れでしたが、タトゥーラ SV TWは日米ほぼ同時にリリースされてました。
為替レートや送料を考えると国内版の方が安く手に入るのですが、今回はあえて北米版を選びました。
(あえての理由は後述します)
そのタトゥーラ SV TWを自宅で色々と触ってみた上でのインプレをアップします。
タトゥーラ SV TWはフィッシングショーで触って簡単にインプレしていましたが、ついに買ってしまいました

関連記事:ダイワ 17 タトゥーラ SV TW インプレ −フィッシングショー編
ボディ周り
これまでのタトゥーラは黒が基調でしたが、SVはボディーカラーがガンメタになっています。
また最初にリリースされたタトゥーラと比べるとふた回りくらいコンパクトです。


手の大きくない僕にはこのサイズがスゴく握りやすいです。
シマノでいうと70サイズ(アルデバランとか)に近いサイズ感です。

サムレストの部分が逆V字なっているので、レベルワインドが端にくるとTWSが上から見えるデザインです。
これはスティーズ系と同じデザイン上の特徴です。

クラッチの切れる感じも悪くありません。
以前に所有していたスティーズ SV TWよりもカチッとしていますが、タフクラッチをうたう非SVのタトゥーラの方がよりカチッとしているように感じます。
関連記事:ダイワ 16 スティーズ(STEEZ) SV TW インプレ −室内編

サイドはジリオンやタトゥーラと同じようなデザイン。
ブレーキダイヤルが半分隠れているスティーズの方が格好いいんですけど、まぁあちらはフラッグシップですからね~


レベルワインド(TWS)は形状は従来のものと同じですがカラーが異なります。
国内版はゴールドですが、北米版はシルバーです。
4年前に購入したTATULA TYPE-Rも同じシルバーのレベルワインドでした。

メカニカルブレーキノブは国内版の非SV タトゥーラと同じデザイン。
残念ながらクリックは付いていません。 続きを読む
2017年09月21日
北米版のダイワリールを購入
注文していたアメリカ版のタトゥーラ SV TW(TATULA SV TW)が届きました。

最初に発売されたタトゥーラよりもひと回りコンパクトで、ボディーカラーもブラックからシルバー基調に変更されています。
関連記事:TATULA(タトゥーラ)カスタマイズまとめ
また基本的な性能は国内版のタトゥーラ SV TWと大きな違いはありません。
タトゥーラ SV TW(ダイワ 公式サイト)

ただハンドル周りは国内版と北米版で仕様が異なります。
<日本版 ⇒ 北米版>
ドラグ : 樹脂製(強化カーボン) ⇒ ザイオン製(ザイオンも樹脂ですが)
ハンドル長 : 80mm ⇒ 90mm
ハンドルノブ : ハイグリップI型ライトノブ ⇒ フラットタイプハイグリップノブ

また細い点ではレベルワインド(TWS)のカラーがゴールドからシルバーになっています。 続きを読む

最初に発売されたタトゥーラよりもひと回りコンパクトで、ボディーカラーもブラックからシルバー基調に変更されています。
関連記事:TATULA(タトゥーラ)カスタマイズまとめ
また基本的な性能は国内版のタトゥーラ SV TWと大きな違いはありません。
タトゥーラ SV TW(ダイワ 公式サイト)

ただハンドル周りは国内版と北米版で仕様が異なります。
<日本版 ⇒ 北米版>
ドラグ : 樹脂製(強化カーボン) ⇒ ザイオン製(ザイオンも樹脂ですが)
ハンドル長 : 80mm ⇒ 90mm
ハンドルノブ : ハイグリップI型ライトノブ ⇒ フラットタイプハイグリップノブ

また細い点ではレベルワインド(TWS)のカラーがゴールドからシルバーになっています。 続きを読む
2017年02月03日
フィッシングショーで聞いた17 エクスセンスDCの話
先日行ったフィッシングショーでタトゥーラ SV TWの次に気になったのが、シーバス用ベイトリールの17 エクスセンスDCです。
関連記事:ダイワ 17 タトゥーラ SV TW インプレ −フィッシングショー編
先代の12 エクスセンスDCは08 メタニウムMgDCがベースでしたが、新型の17 エクスセンスDCは最上位モデルの16 アンタレスDCがベースとなっています。
ベースのアンタレス DCとどこが違うのかをシマノのスタッフの方に聞いたので、簡単ですがその内容を共有します。

まずスプールですが、PEラインの食い込みを防ぐためにアンタレスDCよりも狭いナロースプールを搭載しています。
といってもスプール本体の横幅(エッジ to エッジ)は変わっていなくて(多分)、実際にラインが巻かれる部分が狭くなっています。
アルデバランのソルト版として登場したブレニアスと同じ手法ですね。
ナロースプールの幅に合わせてレベルワインドの可動域も狭くなっているので、16アンタレスDCのスプールはポン付けできません。
(逆にいえば、レベルワインドパーツを交換すればスプールは入るはずです)
ちなみにエクスセンスはMGLスプールではありません(^^;
エスクセンスDCのブレーキモード数はアンタレスDCと同じ4パターンですが、その中身が微妙に異なります。
ナイロン、フロロ、PEといったライン特性に合わせたブレーキモードが3種類とロングキャストモード1種類の合計4種類というのは一緒です。
ただエクスセンスDCは8ft前後のロングロッドとの組み合わせを想定してセッティングされています。
特にロングキャストの「XPモード」は8ftのロングロッド+PE1号+スピンテールジグといった通常のシーバス釣りで最も飛距離が出せる組み合わせでセッティングされているようです。
ここがアンタレスDCのブレーキとの一番の違いです。 続きを読む
関連記事:ダイワ 17 タトゥーラ SV TW インプレ −フィッシングショー編
先代の12 エクスセンスDCは08 メタニウムMgDCがベースでしたが、新型の17 エクスセンスDCは最上位モデルの16 アンタレスDCがベースとなっています。
ベースのアンタレス DCとどこが違うのかをシマノのスタッフの方に聞いたので、簡単ですがその内容を共有します。
スプール

まずスプールですが、PEラインの食い込みを防ぐためにアンタレスDCよりも狭いナロースプールを搭載しています。
といってもスプール本体の横幅(エッジ to エッジ)は変わっていなくて(多分)、実際にラインが巻かれる部分が狭くなっています。
アルデバランのソルト版として登場したブレニアスと同じ手法ですね。
ナロースプールの幅に合わせてレベルワインドの可動域も狭くなっているので、16アンタレスDCのスプールはポン付けできません。
(逆にいえば、レベルワインドパーツを交換すればスプールは入るはずです)
ちなみにエクスセンスはMGLスプールではありません(^^;
ブレーキ
エスクセンスDCのブレーキモード数はアンタレスDCと同じ4パターンですが、その中身が微妙に異なります。
ナイロン、フロロ、PEといったライン特性に合わせたブレーキモードが3種類とロングキャストモード1種類の合計4種類というのは一緒です。
ただエクスセンスDCは8ft前後のロングロッドとの組み合わせを想定してセッティングされています。
特にロングキャストの「XPモード」は8ftのロングロッド+PE1号+スピンテールジグといった通常のシーバス釣りで最も飛距離が出せる組み合わせでセッティングされているようです。
ここがアンタレスDCのブレーキとの一番の違いです。 続きを読む
タグ :フィッシングショー
2017年01月30日
シマノ 新型バスワンXT インプレ −フィッシングショー編
フィッシングショーの個人的な目玉はタトゥーラ SV TWでしたが、その次に気になっていたのが新型の17バスワンXTでした。
関連記事:ダイワ 17 タトゥーラ SV TW インプレ −フィッシングショー編

機能的な進化は下記の通りです。
ハイギア化(6.2:1→7.2:1)
ベアリング数の増加(3BB→4BB)
軽量化(220g→210g)
最大ドラグ力の強化(4.5kg→5.0kg)
ボディサイズのコンパクト化(200サイズ→150サイズ)
ボディをコンパクトにしたことで、ラインキャパシティが3号165mから3号120mとなっています。
日本のバス事情には充分というか、どちらかというとまだちょっと多いくらいだと思います。
今回のバスワンXTは機能的な進化も大きいですが、実機を触ってみて見た目の進化にも驚きました。

ボディサイズがコンパクトになったことはもちろん、サムレストが窪んでいる点などパーニングのしやすさに重きを置いているように感じました。
ハンドルもシマノの他のベイトリールと同じようにクランクハンドルになっていますしね。
またブラックボディにラメが入っていたり、メカニカルブレーキの黒/金のツートンになっているなど、見た目の高級感も上がっているように思います。
ただレベルワインドの下部のアンダーカバーとハンドルノブはプラスチック丸出しで安っぽさが全面に出ていました。
(というか本当に安いんですが)

ここはわざとチープタックル感を創出しているように僕は思います。 続きを読む
関連記事:ダイワ 17 タトゥーラ SV TW インプレ −フィッシングショー編

機能的な進化は下記の通りです。
ハイギア化(6.2:1→7.2:1)
ベアリング数の増加(3BB→4BB)
軽量化(220g→210g)
最大ドラグ力の強化(4.5kg→5.0kg)
ボディサイズのコンパクト化(200サイズ→150サイズ)
ボディをコンパクトにしたことで、ラインキャパシティが3号165mから3号120mとなっています。
日本のバス事情には充分というか、どちらかというとまだちょっと多いくらいだと思います。
今回のバスワンXTは機能的な進化も大きいですが、実機を触ってみて見た目の進化にも驚きました。

ボディサイズがコンパクトになったことはもちろん、サムレストが窪んでいる点などパーニングのしやすさに重きを置いているように感じました。
ハンドルもシマノの他のベイトリールと同じようにクランクハンドルになっていますしね。
またブラックボディにラメが入っていたり、メカニカルブレーキの黒/金のツートンになっているなど、見た目の高級感も上がっているように思います。
ただレベルワインドの下部のアンダーカバーとハンドルノブはプラスチック丸出しで安っぽさが全面に出ていました。
(というか本当に安いんですが)

ここはわざとチープタックル感を創出しているように僕は思います。 続きを読む
タグ :バスワン
2017年01月22日
ダイワ 17 タトゥーラ SV TW(国内版) インプレ −フィッシングショー編
パシフィコ横浜で開催されたジャパンフィッシングショー2017でダイワの新型タトゥーラ(TATULA) SV TWを触り倒してきました。

タトゥーラを溺愛するユーザーの一人として、ノーマルボディーのタトゥーラや以前に所有していたスティーズ SV TWと比較して感じた点をアップします。
僕の所有するノーマルボディーのタトゥーラと比較するとふた回りほどコンパクトです。

ジリオン SV TWよりもコンパクトなスティーズ SV TWよりも握りやすいように感じました。
レベルワインドに向けての絞り込みのカーブが人間の手に合っているように思います。
ボディーカラーはHPよりも青みがかかっていてジリオン SV TWに近い印象です。
クラッチの切れはノーマルのタトゥーラに近く、スティーズ SV TWよりカチッと切れる感じでした。
クラッチのフィーリングは好みなのでどっちが優れているというのはないと思います。
サイドはタトゥーラやジリオンと同じダイヤルが前面に出ているデザインです。
ここはスティーズ SV TWの方が好きな感じです。
ブレーキの調整のしやすさはタトゥーラに分がありますが、ちょっと古く感じます。
スプールは超々ジュラルミン製です。
スティーズ SV TWはG1ジュラルミン製だったので、明確に差別化されていますね。
また素材だけでなく、スプールの構造も上位モデルとは異なります。
スプールはスピードシャフトではなく、メカニカルブレーキまでシャフトが伸びるロングシャフトです。
シマノは上位モデルまでロングシャフトなので、この構造自体がダメというわけではないのですが、なぜタトゥーラだけ差別化されているのでしょうか(^^; 続きを読む

タトゥーラを溺愛するユーザーの一人として、ノーマルボディーのタトゥーラや以前に所有していたスティーズ SV TWと比較して感じた点をアップします。
ボディ
僕の所有するノーマルボディーのタトゥーラと比較するとふた回りほどコンパクトです。

ジリオン SV TWよりもコンパクトなスティーズ SV TWよりも握りやすいように感じました。
レベルワインドに向けての絞り込みのカーブが人間の手に合っているように思います。
ボディーカラーはHPよりも青みがかかっていてジリオン SV TWに近い印象です。
クラッチの切れはノーマルのタトゥーラに近く、スティーズ SV TWよりカチッと切れる感じでした。
クラッチのフィーリングは好みなのでどっちが優れているというのはないと思います。
サイドはタトゥーラやジリオンと同じダイヤルが前面に出ているデザインです。
ここはスティーズ SV TWの方が好きな感じです。
ブレーキの調整のしやすさはタトゥーラに分がありますが、ちょっと古く感じます。
スプール
スプールは超々ジュラルミン製です。
スティーズ SV TWはG1ジュラルミン製だったので、明確に差別化されていますね。
また素材だけでなく、スプールの構造も上位モデルとは異なります。
スプールはスピードシャフトではなく、メカニカルブレーキまでシャフトが伸びるロングシャフトです。
シマノは上位モデルまでロングシャフトなので、この構造自体がダメというわけではないのですが、なぜタトゥーラだけ差別化されているのでしょうか(^^; 続きを読む
2017年01月12日
タトゥーラシリーズのスペック比較
来週末はもうフィッシングショーですね。
ダイワのベイトリールの隠し球は紅牙 TWの兄弟機のアルファス SV TWと予想していたのですが、まさかのタトゥーラ(TATULA) SV TWがリリースされてビックリしました。
関連記事:これが新型17アルファス?

タトゥーラ SV TWは国内だけでもベースモデル、HD、HLC、CT TYPE-Rに次いで5機種目のタトゥーラです。
それに海外モデルやコラボモデルを入れると9機種目となります。
1つのモデル名でここまでのラインナップになったのはタトゥーラが初めてではないでしょうか。
初代タトゥーラ(US版 TYPE-R)をこよなく愛す僕でも違いがよくわからなくなってきたので、国内の主要な4機種のスペックを比較してみました。

こうしてまとめてみるとタトゥーラ CT TYPE-Rと今回のタトゥーラ SV TWがかなりの部分で被っていることがよく分かります。 続きを読む
ダイワのベイトリールの隠し球は紅牙 TWの兄弟機のアルファス SV TWと予想していたのですが、まさかのタトゥーラ(TATULA) SV TWがリリースされてビックリしました。
関連記事:これが新型17アルファス?

タトゥーラ SV TWは国内だけでもベースモデル、HD、HLC、CT TYPE-Rに次いで5機種目のタトゥーラです。
それに海外モデルやコラボモデルを入れると9機種目となります。
1つのモデル名でここまでのラインナップになったのはタトゥーラが初めてではないでしょうか。
初代タトゥーラ(US版 TYPE-R)をこよなく愛す僕でも違いがよくわからなくなってきたので、国内の主要な4機種のスペックを比較してみました。

こうしてまとめてみるとタトゥーラ CT TYPE-Rと今回のタトゥーラ SV TWがかなりの部分で被っていることがよく分かります。 続きを読む