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2024年10月31日

増えるのべ竿

子どもと一緒に釣りをするようになったことで、のべ竿が増殖しています。

元々持っていたのは以下の5本

・初代シンプリー(3.8m) ×3本
・二代目シンプリー(2.6m)
・小物用小継竿(2.1m)


それがこの数か月で7本増えました。

釣りのポイント / 輝宝たなご3-4尺(0.9-1.2m)

フエルコ / NB210-3Z(1.7-2.1m)

下野 / Micro Adventure Stick 210(2.1m)

ダイワ / 清流X 硬調 ×4本(3.5 / 4.5 / 5.4 / 6.4m)



近所の公園で釣る分にはタナゴ竿と2.1mのロッドで十分なのですが、多摩川だとかなりポイントを選びます。

3.8mの初代シンプリーはグラスロッドのためそこそこ自重があり、子どもが扱うには両手での保持が必須。

片手で扱えるロッドを探していたら美品のハエ竿「清流 X」が4本のセット売りをされていたのでまとめて購入。



これで多摩川での小物釣りも捗りそうです。  続きを読む


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2023年10月27日

中古ロッドを返品した

先日タックルベリーで購入した中古ロッド(鱒レンジャー)に不具合があったので、返品をしました。



「中古タックルは返品できない」と思い込んでいましたが、タックルベリーの場合は一定の条件を満たせば中古ロッド/リールでも返品ができるので、その要件をまとめました。

●商品の不具合について、その説明と異なっていた or 説明がなかった場合
●状態確認の案内が無かった場合
●購入時から1週間以内である

タックルベリーのサイトにはこのように返品のポリシーが記載されています。

「中古」商品の返品・交換・修理について
https://www.tackleberry.co.jp/faq9004/

今回のやり取りについてはメインのブログにまとめました。

タックルベリーで買った中古ロッドは返品できる?
https://midnight-express.jp/archives/2845  


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2018年04月15日

カスケットのシンプリーがリニューアル!

福岡にある釣具屋さんカスケットの世界観が好きです。

商品を仕入れて販売するだけでなく、オリジナル製品を開発しているのがカスケットの大きな特徴。
その筆頭が銘木を使ったベゼルグリップシリーズ。

僕もその魅力にやられて1本グリップを作ってしまいました。

関連記事:
BEZEL
BEZEL GRIP 第一弾 管釣りver.


ブランクを差し替えられるというベゼルグリップの特徴を最大に生かすべく、管釣り用、渓流用、バス釣り用と3種類のブランクを持っています。
といってもカスケットのベゼルグリップ専用ブランクではなくて、市販のロッドを改造したもの。
グリップの手前でブランクをカットして、ベゼルグリップ用のフェルールを接着しています。
改造は3本とも一宮のバスストップさんで施工してもらいました。

そんなこだわりが詰まりまくっているカスケットのオリジナル製品ですが、それらとは真逆の製品が1つだけ販売されています。

それが振出ロッドのシンプリー。

関連記事:"Simply" 来ました!


機能的にはなんの特徴もないただのグラスロッド製の振出ロッドなのですが、このカラーリングでカスケットの世界観を表現しています。

10年ほど前にその存在を知ってから、新しいカラーが出るたびに買ってしまい、気がついたら3本も持っていました。  続きを読む
タグ :SimplyCASKET


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2017年12月15日

僕が新品のロッドを買ったらやること

久しぶりに新品のロッドを購入しました。



購入したのは管釣り用のパックロッド。
ダイワ イプリミ 60XUL-4です。



プレッソのセカンドラインという位置付け通り、イプリミの雰囲気はプレッソにソックリです。



ガイドはステンレスフレームながら超ハイフレーム型のチョーク用Kガイドが搭載されています。
リングはもちろんSiCです。



ロッドを買った際に僕が実施している確認事項と予防メンテナンス方法をまとめました。


不具合がないかの確認

ガイドが真っ直ぐに付いているか、ガイドのスレッドやロッドの継ぎ目からキシミ音がしないかを確認します。



イプリミはガイドも真っ直ぐに付いていてひと安心です。

そのあとはロッドを継いで、継ぎ目からキシミ音がしないかどうかチェックします。


フェルールワックスの塗布

僕は継ぎ目には必ずフェルールワックス(ロウソクのろう)を塗っています。



フェルールワックスを塗ることで不意にロッドがすっぽ抜けることを防止しつつ、固着防止にもなります。
ワックスの層を作る(=厚くする)ことで余計に固着しちゃうんじゃないかと思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありませんのでご安心ください(^^)

*といいつつ、今回は厚く塗りすぎて継ぎ目が奥まで入らないようになってしまいましたガーン
ということで一度フェルールワックスを拭き取って再度薄く塗り直しました。

フェルールワックスを塗ったら軽く締め込んだ状態で継ぎ目を回転させて、ワックスを満遍なく行き渡らせることをお勧めします。  続きを読む


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2016年02月18日

琵琶湖のオカッパリ用ロッドに求める要素

先の記事でリールの買い替えを検討していると書きました。

そうするとそれにあったロッドも欲しくなってきました。
検討しているのは琵琶湖で使う汎用性の高いロッドです。

関連記事:リールの買い替えを決意した初釣り 16-02-12/琵琶湖-おかっぱり


新しいロッドでやりたい釣りは2つです。
メインはオカッパリでサムルアーズのミノーを中心としたハードプラグの釣り
2つ目はボートでの春から初夏にかけてのライトテキサスの釣り

この2つが1本のロッドでこなせたら文句なしですが、そのハードルは相当高いのは重々承知しています。


僕がこの2つの釣りをする上でロッドに求める要素を洗い出してみました。

2つの釣りに共通する要素

■気持ちよくキャストできること

よっぽど操作性に振ったロッド以外は、キャスティング時に不快感を覚えるロッドというのはほとんどないと思います。
しかしキャストしたときに「気持ちいい!」と思えるロッドというのもなかなかありません。
僕はロッドデザイナーの島津靖雄さん(旧パームス/現テーパー&シェイプデザイナー)の作るロッドのファンなので、キャスティングの気持ち良さは譲れない要素です。


■テーパーに違和感がないこと

テーパーはファストでもレギュラーでもスローでもいいのですが、魚を掛けたときのベンドカーブに違和感がないロッドが好みです。
魚の引き(大きさ)に合わせてベンドの支点を変える可変テーパーをうたうロッドも多くありますが、あれはキャッチコピーの産物だと僕は思っています。
(「マルチピースなのに1ピースと変わらない感度と曲がりを実現」とかと同じかと)
一部にはちゃんと可変するロッドもあるとは思いますが、それでも素性として素直に曲がるロッドには敵わないはず。

また綺麗に曲がるロッドはロッドを曲げ続けられることができるため、魚をバラしにくいと僕は考えています。


■格好いいこと

どれだけ機能が優れていても自分が格好いいと思えないタックルを愛でることはできません。
使っていれば愛着が湧いてくるのも事実ですが、まず所有したくなるだけの格好良さを備えていて欲しいです。


■軽いこと

軽さといってもその感覚は人によってそれぞれです。
求めるのは絶対的な軽さではなくて、軽いリールを載せたときにもブランクをしっかりと曲がることができるバランスのよい軽さです。
具体的にはスティーズSV TW やピクシー等の160g級の軽量リールとの相性を重視します。


■(できれば)マルチピースであること

個人的な嗜好ですが、1ピースロッドよりも2ピースロッドやマルチピース(パックロッド)の方が製品として魅力的に映ります。
ブランク性能で考えれば1ピースの方が良いに決まっているのですが、いざというときにコンパクトになり持ち運べる=旅に持ち出せるというところに魅力を感じます。  続きを読む


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2015年10月14日

ロッド発送時のボイド管を使った梱包方法

使わなくなったタックルをヤフオクで処分しています。
リールやルアーは箱に詰めて送っちゃえばいいのですが、やっかいなのがロッドの発送です。

特に1ピースロッドは宅急便ではサイズオーバー(3辺の合計が160cmまで)のため、ヤマト便で送る必要があります。
ヤマト便はコンビニから送ることはできず、ヤマトの営業所まで行かなきゃいけないのが面倒です。
自宅までも集荷に来てくれますが、日中は僕が自宅にいないですからねシーッ

幸いにも僕が所有するルアーロッドは2ピースやパックロッドが多いので、ヤマト便を利用することはほとんどありません。
主に送料が安価なはこBOONを使っています。
はこBOONは重さで送料が決まるのですが、ロッドは最低区分の2kg以下に収まるので、ヤマト便の半額以下で送ることができます。


そのロッドの梱包ですが、僕は3種類を使い分けています。



▲ロッドケースとダンボール


使い勝手が良いのがロッドを購入した時についてくるロッドケースと、ロッド梱包用のダンボールです。

この透明なロッドケースは釣り具のイシグロに行くと入り口に置いてあって自由に持ち帰り可能です。
しかし、最近のロッドにはこのロッドケースが付属しないのか、あまり見かけなくなってしまいました。

また、タックルベリーの通販でロッドを購入した際に梱包されてくるダンボールも便利です。
そのためのダンボールなので、当たり前といえば当たり前ですねテヘッ


今回はそのどちらも手元になかったので、ボイド管を使って発送しました。



▲2サイズ売っていました


近所のホームセンターでは75mmと100mmの2つの直径がありました。

今回はスピニングロッドの発送のため100mmを購入しました。
ベイトロッドやガイドの小さいスピニングロッドなら75mmでも大丈夫だと思います。

ボイド管の価格は2mで658円(税込)でした。
今回は3本のロッドを出品していたので、ボイド管を2本買いました。



▲ホームセンターで切断


ホームセンターでカットしてもらうと1箇所当たり30円かかりますが、自分で切断する分には無料でした。  続きを読む
タグ :ヤフオク


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2015年09月02日

名古屋釣法用ロッド おおの Arriver72(アリヴェール)

唐突ですが、ワームの釣りで一番好きな釣り方はジグヘッドです。
自分でルアーを操作しないといけないので、"釣った感"が大きいのが魅力です。

ジグヘッドが好きになるきっかけとなったのは名古屋にあるルアーショップおおのの影響が大きいです。

おおのには中学生の頃からお世話になっていて、僕のブラックバス釣りに対する知識、スキルやスタンスの多くはここで学びました。
また高校時代にここのフォトトーナメントで入賞できたことは、今でも僕の自信(自慢)になっています。


そんなおおのはプロショップにしては珍しく、ライギョ用のウィードベッドモンスターとブラックバス用のアリヴェールの2つのオリジナルロッドを製作・販売しています。

アリヴェールは下記のシリーズがラインナップ。

・名古屋釣法(ジグヘッド)用のArriver(スピニングのみ)
・ネコリグ用のArriver Dance(スピニング/ベイト)
・巻き物用のArriver Sense(ベイトのみ)



名古屋釣法を簡単に説明すると、ジグヘッドリグで中層をスイミングさせる釣り方です。

ルアーはスタッド等のスティックベイトに1g程度の軽量のジグヘッドを組み合わせます
特徴的なのはロッドアクションで、ティップを大きく上下に振って意図的にラインスラックを発生させることで、ルアーを水平移動させます。
ロッドは上下に振るけどルアーは上下に動かさないところがポイントです。
そのためにラインは浮力のあるナイロンラインを使うことも特徴ですね。



名古屋釣法用のアリヴェールには2つのレングスがあり、72はおかっぱり用、65はボート用という設定です。
その中の72は同じブランクスでチタンガイドとステンレスガイドの2つ仕様があります。
(65はチタンガイド仕様のみです)

チタンモデルは名古屋釣法をメインにしながらも、他の釣りも視野に入れた設計。
それに対してステンモデルはガイド自体に重さがあることもあり、より名古屋釣法に特化したロッドといえそうです。





僕はアリヴェール65と72のステンレスガイド仕様の2本を使い分けています。

関連記事:やるぞ!ジグヘッド!!Arriver 72 購入


ロッドを購入してしばらくはおかっぱりでのジグヘッドを多用していましたが、最近はハードルアー(サムルアーズ)を使うことが多いです。
ハードルアーは基本的にはベイトタックルで使いますが、サミング70F等の軽量ルアーはスピニングタックルに分があります。

しかし琵琶湖だと使うルアーは小さくても(サムルアーズだと特に)大きなサイズも食ってきますし、おかっぱりであればボートよりも強いタックルが必要となります。

そういったシチュエーションでアリヴェール72のパワーは魅力的です。
過去にミノー(コトカスミディアム)で50upを釣りましたが、掛けてからのやりとりには全く不満がありませんでした。

関連記事:★[琵琶湖]ウェーディング・1/21・ 真冬に水面炸裂!  続きを読む


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2015年06月24日

コルク痩せを回避するコルクグリップのメンテナンス方法

愛竿のカーブスター フレックスハント CFHC-66MHW(テーパー&シェイプ)のグリップにコルクの欠けがちょっと目立ってきました。

TAPER & SHAPE Curvester Flex Hunt


このロッドを購入したのは2009年3月。

前の年の5月に3~4mの至近距離で50前後のバスを掛けた際にフレイム FDGC-664ではバスを止められなかったんです。
(至近距離でなければ問題なしです)
それから「もう1ランク強いロッドが欲しいな」という思いが強くなりました。

関連記事:[琵琶湖]ボート・5/25


結局その年にはロッドは買わずじまいでした。
翌年の3月に奥村部長と管釣りでご一緒させてもらったときにたまたまこのロッドに触らせてもらって、直ぐにルアーショップおおので取り寄せてもらったものです。

関連記事:[管釣り]嵐山FA・3/1・奥村部長から多くを学ぶ


僕の使っているロッドでは比較的新しい方になるのですが、早いものでもう丸6年も使っています。
過去記事を読み直していたら1投目で入魂という非常に験(げん)がよいロッドでした。

関連記事:[琵琶湖]南湖-ボート・3/28・寒の戻り


また、自己最大の魚もこのロッドで取っているので験だけでなく相性の良さもあります(^^)

関連記事:★★★[琵琶湖]レンタルボート・5/8・自己タイ記録!


そんな大切なロッドなので、今後もできるだけ綺麗な状態で大切に使っていきたいと思い、いつもロッドのリメイクでお世話になっているバスストップに駆け込みました。

バスストップ(愛知県一宮市)


その際についでに上記のフレイムと最近中古で購入したハートランドの常吉スペシャルも持ち込みました。


診断結果

店長の加藤さんに3本のコルクグリップを見てもらった結果は…

カーブスター : 欠けた部分をコルクとコルクパテで補修

常吉SP : 15年以上前のロッドにしてはめちゃくちゃ綺麗。表面をコルクパテで整形。

フレイム : 重度のコルク痩せ。補修では直らないと思う(涙)

という診断結果でした。


確かにフレイムはグリップのコルクがスカスカな感じがありましたが、まさかコルク痩せだったとはガーン


そもそもコルクとは

コルクはコルクガシという樹の皮をはぎ取ったものです。

発泡プラスチックのように多孔質で、弾力性があり水をほとんど通さないが、通気性はわずかにあり、保温性に優れているという特徴を持っている。
ルアーやフライフィッシング用の釣竿のグリップ部分にもよく利用される。滑りにくく竿の感度がダイレクトに手に伝わり、水濡れに殆ど影響されず、なにより風合いがよいため多くのルアー、フライ愛好家に好まれている。Wikipedia「コルク」より)


コルク痩せの原因

そしてその原因は"洗い過ぎ"とのことでした。

僕は使ったタックルは毎回できるだけその日のうちに洗います。
それはタックルを大切にしたいという思いからでした。

しかし結果的にはタックル(正確にはコルクグリップ)を傷めていたことになりますZZZ…


ちなみに加藤さんはタックルは洗わない派でした。
見せてもらったロッドのコルクグリップはかなり黒くなっており、グリップが滑るようになったら消しゴムで綺麗にするということでした。

確かにその方がグリップへのダメージは少なそうですが、やっぱり綺麗な状態で保管したいという思いも捨てきれません。


そこでダメージの少なそうな清掃方法を探ってみました。


ダメージの少ない順に…

 ①洗わない

 ②シャワーでサッと水洗いする

 ③水の中にドブ漬けする(湯船の中に突っ込む)

 ④激落ちくんで洗う


といったところが浮かびます



自分のこれまでのメンテナンスを振り返ると、④の激落ちくんは年に1回くらいしか使っていませんでしたが、③のドブ漬けは心当たりがありますシーッ
2ピースということもあって、湯船の中に突っ込みやすいんですよね…。


皆さんご存知のように水の中に物体を入れると水圧がかかります。
初めてウェーディングしたときに「えっ?こんなに締め付けられるの?」と感じるように、水圧にはかなりの力があります。

水圧がかかるとコルクグリップの内部まで水が入り(浸み)込みます。

浸み込んだ水分は乾燥させるときにコルクグリップの中を内から外へと移動します。
その際にコルクグリップが持っている油分も一緒に外に出してしまい、結果としてコルク痩せが発生してしまってると僕は想像します。

②のシャワーでサッと表面を流すレベルであれば水圧がかからないので、内部まで浸み込むことはないと思います。


また、ロッドを乾燥させる際にも注意が必要です。
水分は拭き取った上で、日向ではなく、日陰で陰干しするというのも重要な点です。

直射日光に当てると塗装が色褪せたり、ヒビ割れが発生する原因にもなります。  続きを読む


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2015年03月19日

中古ロッドを買ったらやること まとめ

久しぶりにロッドを購入しました。





入手したのはパースム クワトロです。





クワトロ バスライン QBGC-664 です。

「これに使いたい」という目的があって購入したわけではなくて、「たまたま見つけて欲しくなったから」というよくある動機です。

パームスの664は6'6"のミディアムパワーという使い勝手の良いロッドです。
同じパームスの2ピースモデルであるフレイムでも同じ品番のロッド FDGC-664を使っています。

パームスの全盛期だった2000年くらいにはロングロッドという扱いでしたが、現在のバスロッドは7ftくらいが主流になっているので、今だと短いと感じられる人も多いかもしれません。
(パームスを販売しているアングラーズリパブリックは2006年に資本がゴロッと変わっています。名前が同じなだけで別のブランドだと僕は思っています。)


このクワトロ(2代目)が発売されたのはもう10年も前なので、今回入手したものも当然中古品です。

中古のロッドを買った際に僕が実施している確認事項やメンテナンス方法をまとめます。


不具合がないかの確認

ブランクやガイドの傷はもちろん、ガイドのスレッドやロッドの継ぎ目からキシミ音がしないかを確認します。







しっかりとロッドを継いで、振ってみて「カチカチ」言わないかをチェックします。

このクワトロは微妙にキシミ音がしてしまいましたガーン

同じクワトロシリーズの別のロッドでブランクの内部のカーボンが剥離して「カチカチ」という音が発生したことがあったので、「またアレか…」とめっちゃ凹みましたが、これは後ほど紹介するフェルールワックスを流布することで音がしなくなりましたニコニコ

ガイドはリングの欠けやスレッドのコーティングのひび割れ等もなく良好な状態でした。


フェルールワックスの塗布

2ピースやパックロッドに限っての話ですが、継ぎ目には必ずフェルールワックス(ロウソクのろう)を塗っています。







フェルールワックスを塗ることで不意にロッドがすっぽ抜けることを防ぐことができますし、また固着防止にもなります。
ワックスの層を作る(=厚くする)ことで余計に固着しちゃうんじゃないかと思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありませんのでご安心ください(^^)

またフェルールワックスを塗ったら8割くらい締め込んだ状態で継ぎ目を回転させて、ワックスを満遍なく行き渡らせることをお勧めします。
この方法でこのクワトロのカチカチ音は消えました(^^)v  続きを読む


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2015年03月11日

鱒レンジャーZ CT56M カスタマイズまとめ

TATULA(タトゥーラ)カスタマイズまとめの反応がよかったので、調子に乗って鱒レンジャーベイト(鱒レンジャーZ CT56M)のカスタマイズもまとめます。


僕が鱒レンジャーベイトを購入したのは7年前の2008年。
当時はベイトフィネスが流行りだすちょっと前くらいで、管釣り用のベイトロッドはほとんど存在していませんでした。

トラウト用のベイトロッドはありましたが、本流用や渓流用がほとんどでしたし、管釣り専用のものは高額だった記憶があります。
また、管釣りベイト自体が本気で取り組むタックルというよりはお遊び的な要素が強く、安価で購入できる鱒レンジャーZは独自の魅力を放っていました。


鱒レンジャーZ CT56Mのスペック


●メーカー:下野
●シリーズ:鱒レンジャーZ
●品名:CT 56M
●長さ:5’6”(約1.65m) ←1.65mなら5'5"かと…
●グリップ着脱式1ピース
●適合ルアー:2~10g ←実際は5gくらいまで
●適合ライン:4〜6lb
●自重:100g
●パワー:ミディアム ←ウルトラライトです
●定価:オープン


正直いって購入の動機はネタというか「一度どんなものか使ってみたくなった」という感じでした。
しかし一度使ってみるとカーボンソリッドのブランクの曲がりは想像以上に気持ち良く、大安トラウトレイクの50cmオーバーのニジマスとも対等にやり取りすることができるバットパワーに惚れてしまいました。

そうすると色々と不満点も出てきました。
グリップ形状とガイドです。

もちろん1万円以下の製品であることを考えれば十分な性能なのですが、不満点を解消すればさらに愛着が持てるという欲求を止められませんでした。

関連記事(カスタマイズ前のインプレ):改めて鱒レンジャーZ CT56M(ベイトモデル)


グリップの改造


グリップ形状ではフロントグリップのリヤ部分(分かりにくい表現でゴメンなさい。リールシートの後ろの部分という意味です)の短さが不満でした。

その部分が短すぎるとワンフィンガーで握った時に薬指と小指がグリップからこぼれて、ブランク(正確にはパイプ)に掛かってしまいます。
そうすると握り込む力が弱くなるので、キャストが気持ち良くできませんでした。

このことをロッドメイクを得意とするBASS STOP(愛知県一宮市)に相談したところ、安価(当時の価格で4,000円)に延長してもらえました。

作業を目の前で見ていましたが、フロントグリップのリヤ部分のコルクを剥がしてパイプを切断。
そのパイプを延長して、グリップも延長という手順で作業をしてもらいました。

延長した長さは300mm(450mm→750mm)です。

関連記事:鱒レンジャーZ CT56M グリップ改造











ガイドのカスタマイズ


グリップの延長で快適性と愛着はかなり向上しました。
そうなるとロッドを使う機会が増えて、バス釣りでも使うようになりました。

基本が管釣りロッドなので30cmくらいのバスでもフルベンドしてくれる面白さがあります。
しかしガイドの数が少ないため、フルベンドするとラインがブランクに干渉してしまいます。

またガイドもFujiではない独自形状のもので、PEラインがガイドに絡むことも多々ありました。
特に絡みやすいティップ側は自分で傾けたりしていたのですが、バット側のダブルフットはどうしようもありません。

それが気持ち悪く感じるようになったため、ガイドの交換をまたまたBASS STOPさんにお願いしました。

・ガイドの形状をKガイドに変更
・ガイドの個数を1つ追加(7個→8個へ)
・ガイドをスパイラル化


この改造の効果はてき面で、スパイラル化したことでラインがブランクに干渉することはなくなりましたし、ガイドの数を増やして最適化そたことで曲がりもスムーズになりました。

ついでにフロントグリップのデザインも愛用のカルカッタコンクエスト50Sに合うように変更してもらって、19,000円くらいでした。
(長さは変えていません。リールシートよりも前の部分だけ変更しています)

関連記事:鱒レンジャーZ ベイト CT56M グリップ&ガイド改造








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