MIDNIGHT EXPRESS

溺愛するピクシーのギヤをハイギヤに交換しました。
スポーツライフプラネッツのカスタマイズサービスではなくて、パーツを取り寄せて自分で交換しました。



▲ハンドルがカッコイイ


先日 PX68 SPR のものに交換したハンドルを丁寧に外して、ボディを開けます。



▲before


黒いギヤがノーマルのドライブギヤです。
グリスはうっすらとしか乗っていない状態でした。



▲交換するギヤ


パーツはPX68のものを流用しています。

▲after


ハイギヤにグリスを塗って交換完了。
ついでにAvail製のドラグにシマノのドラググリスを塗っておきました。



▲完成


ハイギヤ化したことで最大巻取長が、55cmから66cmに20%upしました。
例えば5.5mのラインを回収するのにノーマルのピクシーだと10回ハンドルを回さないといけなかったのが、ハイギヤだと8.3回で済みます。
（あくまで最大巻取長で計算した場合）

例えばライトリグの釣りではラインスラックを取ったりルアーを回収する機会が多く、またそれが釣果に直結するのでハイギヤに分があると思います。

ただデメリットもあって、ハイギヤに交換したことで巻き心地が少々重たくなりました。
また一定のスピードで巻くという動作がやりにくくなります。
プラグを使ったスローな釣りにはノーマルギアの方が向いていますね。


僕がピクシーを使うのは…

①管釣りでの釣り全般（巻きの釣りもフォールの釣りも）
②バスのボート釣りでのライトテキサス等のライトリグ
③バスのおかっぱりでのミノーの釣り

この３つがメインです。


①のフォールの釣りと②についてはハイギヤが有利。
①の巻きの釣りと③はノーマルギヤが有利ですね。

最近は②の釣りをする機会が多いので、ハイギヤ化に踏み切りました。
③の釣りにはギヤ比5.7の I'ZE TD-Z がありますしね。
こちらはギヤ比はほぼ同じですがスプール径がφ34とピクシーよりも大きいので、最大巻取長が60cmとなっています。（ピクシーはφ31）


■交換したパーツ［全て PX68R］

商品名 ／ 連番 ／ 品番 ／ 価格

ピニオン ／ No.32 ／ 154556 ／ 2,000円
ドライブギヤ ／ No.46 ／ 138590 ／ 2,000円


ただ残念なことに現在PX68のこれらのパーツは「*1 --- 修理対応専用（部品販売はおこなっておりません。修理お預りにて対応となります。）」という扱いになっています。

PX68が発売されたときから修理対応専用パーツだったのですが、今年の４月くらいに一瞬解禁されました。
ですが、また５月末くらいに修理対応品に戻ってしまいました。

確かにスポーツライフプラネッツの有料サービスともろにかぶっているので修理対応専用パーツになるのは理解できるのですが、一度解禁を味わってしまうとユーザー側の期待も大きくなってしまいます。


『途中でやめるくらいなら最初からやらない方がマシ』

ＣＳ（顧客満足）の世界ではよく言われるフレーズです。

余談ですが、釣りガールもまさにこれに当てはまると僕は思います。


また、スポーツライフプラネッツのサービスにある「レベルワインドのハイスピード化」は実施していません。
ある程度の太さのフロロやナイロンラインを使う場合はノーマルの方が使い勝手が良いと聞きますので。

これでピクシーのいじれるとことはほとんど手を入れたように思います。
あとはハイギヤ化して少々重たくなった巻き心地を改善するためにワンウェイクラッチを交換するくらいかな〜

＊ピクシーのこれまでのカスタマイズについてはこちらからどうぞ(^^)