ナチュログ管理画面 バスフィッシング バスフィッシング 東海 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

2011年04月05日

ダイワ『DV1』インプレ −室内編

先日届いたダイワのDV1をワクワクしながら開封しました。


ダイワ『DV1』インプレ −室内編
▲オリジナルバッグ


僕が購入した「DV1」はホワイトバージョンのため、バッグもホワイトです。
バッグは撥水素材っぽいものが使われていて、底面の黒い部分はさらに分厚いPVCっぽい擦れに強そうな素材が使われています。


ダイワ『DV1』インプレ −室内編
▲OPEN


タックルバッグにはロッドが固定できるように2本のベルクロが付属しています。
取扱説明書ではフロントグリップに固定するように明記されていましたが、開梱時はリールフットに巻き付けてありました。
この方がしっかりと固定できていい感じです。


ダイワ『DV1』インプレ −室内編
▲リール


リールもホワイトな仕様です。
スペックを見る限りベースとなっているリールはリバティだと思います。

白色になったことでパッと見は実売4,000円程度のリールには見えません。

ですが、残念な点もあります。

ダイワ『DV1』インプレ −室内編
▲ストッパーレス


ストッパーオフによるトラブルを防止するためか、DV1のリールにはストッパーがありません。
そのことは納得できるのですが、残念ながらストッパー部のデザインがそのままになっています。
釣りを始めたばかりの人には本来ここに何があるかまでは想像されないと思いますが、個人的には残念な点です。


ダイワ『DV1』インプレ −室内編
▲≠エアベール


ダイワが売りにしているエアベールでない点も残念です。
またラインローラーにはベアリングではなくてブッシュが入っています。
海で使用されることと釣りを始めたばかりの人が使うことを考えると、ここはベアリングではなくてブッシュで正解だと思います。

まぁ、でも僕はベアリングを追加すると思います。

ベアリングを追加するといえばこの部分も。


ダイワ『DV1』インプレ −室内編
▲ローターナット


ベースがリバティということであれば、5年前にCy.でカスタムしたこの技が使えそうです。
そこまで回転性能を求めるリールではありませんが、Cy.のカスタマイズでもこのローターナットへのベアリング追加は効果が大きかったのでぜひ施しておきたいモディファイです。


またハンドルはCy.と同じクソ重たいデザインのモノがついていたので、こちらも変更したいと思います。
それか余っているカルディアKIXのモノを付けるかもしれません。
KIXのハンドルなら1BB追加できますしね。


ダイワ『DV1』インプレ −室内編
▲FOR FREESTYLE FISHING


これはリヤグリップ部分の表記ですが、全体的にはとてもシンプルなデザインです。
パッと見は上州屋の1,980円のロッドと見間違えてもおかしくない感じです。


ダイワ『DV1』インプレ −室内編
▲≠SIC


ガイドはハードガイドです。
ただしトップカバーはPROXと違ってしっかりとしたものがついています。

ラインも付属のものはナイロンの2.5号なのでハードガイドで何の問題もないでしょうね。


ダイワ『DV1』インプレ −室内編
▲なんとブランクにラッピング


一番元径だけですが、ブランクにラッピングされていました。
これは通常のルアーロッドにはない気遣いのように思います。


ダイワ『DV1』インプレ −室内編
▲リヤグリップも加工済


リヤグリップを握った瞬間に違和感があってビックリしたのですが、2面に面取り加工がされていました。
握りやすさを狙ったのか、角を付けることで回転しにくさを狙ったのか、それともデザイン的なものなのかはわかりませんが、無駄に手がかかっている感じはします(笑)


ダイワ『DV1』インプレ −室内編
▲ダストケース


くどいくらいにいっていますが、ダストケースを付属させたことは素晴らしいと思います。
以前にシーバス用のシリコンルアーであるレアやレアフォースを発売していたアロウズがルアーにゴミ袋を同梱していて感動しましたが、こういったどちらかというと初心者向きのタックルでダイワのような大手が取り組むことに大きな意義があると思います。

さらにカットしたラインが飛び散らないようにベルクロも付属しています。
これは「ゴミぱっちん」と同じ処理ですね。

こういった取り組みはぜひ継続していただきたいと思います。
できればダイワやシマノといったメーカーの垣根を越えて、釣り業界全体で取り組んでいただきたいです。


写真には撮り忘れましたが、ロッドはラインの巻き込みによる破損を防止するためにソリッドティップ仕様となっています。
さらにノットがわからなくても仕掛けをリグることのできるジョインターも付属しています。

まだ室内でクルクルしただけですが、これだけでも十分釣りに行きたくなるくらいの魅力がDV1にはありました。
釣りを25年くらい楽しんできた僕でも枕元に置いて寝たくなるレベルです。


このワクワクの裾野が広がれば釣り業界の未来はそんなに悲観することはないように思います。

*実釣編のインプレやリールのカスタマイズはまた別の機会に記事にします








にほんブログ村 釣りブログへ
このブログの人気記事
フェザージグの世界に衝撃を受けた
フェザージグの世界に衝撃を受けた

スモールマウスバスを釣りに行ったらイノシシに遭遇した
スモールマウスバスを釣りに行ったらイノシシに遭遇した

タックルベリー本社に行ってきた
タックルベリー本社に行ってきた

やっとリコールの予約ができた
やっとリコールの予約ができた

グローブライド本社に行ってきた
グローブライド本社に行ってきた

同じカテゴリー(パックロッド)の記事
Huerco XT505-5Cが届く
Huerco XT505-5Cが届く(2019-08-13 06:00)

3本目のHuercoを購入
3本目のHuercoを購入(2018-12-06 06:00)


この記事へのコメント
おはようございます!!
オールインワンのセットを見ると、幼い頃通っていた
実家近くの釣り具屋さんが浮かびます。

その記憶の主役は店頭に陳列されてた2000¥くらいの
ビニールパックに入ったセット!!

あれはあれで、僕らに大きな夢を与えてくれました♪

そう言えばDV1の広告見た馴染みの美容師さんが
「コレ用意してスタッフの皆とハゼ釣りしてみたい」と言ってました。

そう思わせることができるだけでも良いアイテムだと思います。

うん、ダストケース付きも素敵ですね。
またちょっとダイワへの憧れが大きくなりました!!
Posted by Eight_WorksEight_Works at 2011年04月06日 08:47
>Eightさん

おはようございます。
僕もオールインワンタックル=幼少時代の思い出です。

ビニールパックの釣具セットには夢が詰まってましたね~
パックロッドと超軽量の樹脂リール+極太ラインのセットなのに玉浮きが付いていたりとか…。
今見ると「まともに使えるのはガン玉だけじゃねぇか!」見たいな感じですが、それは驕りなのかもしれませんね。


>美容師さん…

商品やコンセプトを見て「○○してみたい」と思わせるなんて、開発・企画陣にとっては最高の誉め言葉ですね。
釣りをある程度嗜んでいる人たちからは「高すぎる」みたいな意見も多いですが、このレベルのロッドとリールを買うだけで10,000円はくだらないんです。
なので、「とりあえずこれだけあれば釣りができる」というセットになっていることが重要だと考えます。

ダストケースはダイワの良心というかこれまでの反省から生まれたものかもしれませんね。
いずれにしても僕の中でダイワ株は一気に上昇しましたよ(^^
Posted by ueda at 2011年04月06日 10:16
おはようございます

エアベールにしたら見た目、白い08イグニスの完成ですね(笑)
5年前の記事、見ました
やっぱりuedaさん、凄すぎです!とても参考になりました
Posted by CARDIFF at 2011年04月08日 07:53
>CARDIFFさん

おはようございます。
確かにボディの部分はイグニスっぽいデザインですね!
ただハンドルのキャップがクルクルと共回りするので、プレミアムな感じは全くしないですが(笑)

Cy.の記事も読んでくれてありがとうございます。
当時の渾身の記事です。
僕も改めて読んでいて「あぁこのときはまだ20代だったか…」と違うところで感傷に浸ってしまいました(^^;

個人的な感想ですが、ローターナットへのベアリング追加は非常に効果的なチューンです。
スプール受けのBB化やラインローラーの2BB化とは比にならないくらいに体感できますよ。
(これら2つはほぼオカルトチューンだと僕は思っています)
Posted by ueda at 2011年04月08日 09:54
こんばんわ~

オカルトチューン、変態な僕にはいい響きですね好きですよ(笑)
04ルビアスもそうですが、次は現行のレブロスMX1003をヘッジホッグのベアリングあたりでフルチューン+ダブハンをもくろんでます(笑)
Posted by CARDIFF at 2011年04月08日 20:30
>CARDIFFさん

おはようございます。
オカルトチューンというとホットイナズマやマグチューンが直ぐに浮かんできます。
公取がこれらに排除命令を出したときはスカっとしました(笑)

レブロスやナスキー辺りは個人的には共回りハンドル以外はもう十分過ぎるくらいのスペックだと思うのですが、共回りにしておかないと上位機種が売れなくなるんでしょうかね。
少なくとも僕はそうです(^^;
Posted by ueda at 2011年04月09日 10:05
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。