2008年10月22日
改めて鱒レンジャーZ CT56M(ベイトモデル)
以前にも一度書いていますが、先日バス釣りでも使ってみたので、改めて鱒レンZのインプレッションです。

■鱒レンジャーZ CT56M + カルカッタコンクエスト50S
スペック等は以前の記事を見ていただくとして、今回は使ってみた感想を中心に書いていきます。
[使用環境]
ロッド : 鱒レンジャーZ CT56M
リール : カルカッタコンクエスト 50S
ライン : PE 0.6号 + ナイロン 1.2号(ノーネームノット)
●グリップ
見た目は悪いですけど、使い勝手は及第点です
鱒レンZのグリップは他のどのロッドのグリップにも似ていません。
・コストが高いのか安いのかわからないウッド削りだしのリールシート
・なんの意図でこの短さにしたのか未だに理解できない、リールシート後部のグリップ長
家で握ってしいるときには、このやたら短いグリップが不満でしたが、何回か使ってみるとそんなに気にならなくなってきました。
人差し指をトリガーに掛けると、僕の大きくない手でも小指がグリップからこぼれます。
でも握る際に力を入れるのは親指、人差し指、中指くらいなので、実際のキャスト性能には影響がないんでしょうね。
フルキャストする際には問題になるのかもしれませんが、このロッドでそんな使い方はしませんので、問題ないです。
●ブランク
ソリッドの楽しさを充分体感できるブランクです
おなじみの1,000円で販売されている鱒レンジャーやグレート鱒レンジャーはグラスソリッドですが、この鱒レンジャーZシリーズはカーボンソリッドです。
グラスソリッドのような「ベナンベナン」ではないですが、高弾性カーボンの「キンキン」な感じでもありません。
実売価格4,500~5,000円の安物ロッドですが、ルアー操作やフッキングしてからのやり取りではソリッドの楽しさを味わうことができます。

■魚は20cm後半ですが(笑)
とはいってもいいことだけではなくて、バックキャスト時にかなりブランクが曲がるので、フローターでダウンショットを使っているときには水面を叩くことが多々ありました。
水面が近いフローターならではのトラブルだとは認識していますが、おかっぱりでも背後の障害物に当たったり、もしかしたら自分を釣ってしまう可能性も否めません。
そこだけ気をつければ魚とのやり取りを楽しめると思います。
●ガイド
Fuji製のガイドではありませんが、普通に使えるガイドです
フレームを見る限り、Fuji製ではないと思います。
しかしリングはSicっぽいです。(あくまで僕の見た目での判断ですが)
[11/26追記:BASS-STOPさんに確認してもらったところ、リングはSicでした!]
バット側はどんなガイドでもそんなに気になりません。
しかし、ティップ側の小さくて直角に立っているガイドは気になっていました。
・ガイド径が小さいのでラインシステムのすり抜けは大丈夫か?
・ガイドが直角に立っているので、PEラインの絡みが心配
ラインシステムはノーネームノットを使っていますが、すり抜けは問題ありませんでした。
また、ノーネームノットよりも簡単だけどコブの大きいサージェンスノットを試してみましたが、こちらでも特に問題ありませんでした。
ただラインの絡みは気になりました。
キャストして、風でラインがガイドに絡んで、ほどいている間に魚がヒットして、2番ガイドが抜けそうに・・・(汗)
ということが2回ありました。
PEラインだから特に・・・という理由が大きいとは思いますが、ちょっと怖いです。
ということで、手で斜めに曲げておきました(笑)
こういうことができるのも安物ロッドの強みですね
またネットの画像を見ただけの判断ですが、08年モデルはグリップの意匠が少々変更されているようです。
僕の鱒レンZは07年モデルみたいです
リールシートの前の部分(フードの部分)が短くなって、その分リールシートの後ろのグリップが長くなっているようです。
リールも専用のものを使えば、管釣り用の1.0gのスプーンも投げることができます。
管釣りベイトをやってみたいけど、カーディフやプレッソの専用モデルを買うのはリスクが高すぎる・・・という人や、気軽にカスタムできるちょっと変わったロッドが欲しいという特殊な方にはオススメなロッドです。
5,000円で買えるロッド群ではキラリと光る性能の持ち主だと思います
この記事を一時保存する際に、追記部分だけまるっと消えてしまいました。
いつもは「実際の表示をプレビュー 」で保存しつつ、『確認』ボタンを押すのですが、今日は気を抜いてしまっておりました(涙)
ブラウザのせいなのか、システムのせいなのか・・・。
そして、コメントとトラックバックも受け付けない設定になっていました。
なにもいじっていないのに・・・
見た目は悪いですけど、使い勝手は及第点です
鱒レンZのグリップは他のどのロッドのグリップにも似ていません。
・コストが高いのか安いのかわからないウッド削りだしのリールシート
・なんの意図でこの短さにしたのか未だに理解できない、リールシート後部のグリップ長
家で握ってしいるときには、このやたら短いグリップが不満でしたが、何回か使ってみるとそんなに気にならなくなってきました。
人差し指をトリガーに掛けると、僕の大きくない手でも小指がグリップからこぼれます。
でも握る際に力を入れるのは親指、人差し指、中指くらいなので、実際のキャスト性能には影響がないんでしょうね。
フルキャストする際には問題になるのかもしれませんが、このロッドでそんな使い方はしませんので、問題ないです。
●ブランク
ソリッドの楽しさを充分体感できるブランクです
おなじみの1,000円で販売されている鱒レンジャーやグレート鱒レンジャーはグラスソリッドですが、この鱒レンジャーZシリーズはカーボンソリッドです。
グラスソリッドのような「ベナンベナン」ではないですが、高弾性カーボンの「キンキン」な感じでもありません。
実売価格4,500~5,000円の安物ロッドですが、ルアー操作やフッキングしてからのやり取りではソリッドの楽しさを味わうことができます。

■魚は20cm後半ですが(笑)
とはいってもいいことだけではなくて、バックキャスト時にかなりブランクが曲がるので、フローターでダウンショットを使っているときには水面を叩くことが多々ありました。
水面が近いフローターならではのトラブルだとは認識していますが、おかっぱりでも背後の障害物に当たったり、もしかしたら自分を釣ってしまう可能性も否めません。
そこだけ気をつければ魚とのやり取りを楽しめると思います。
●ガイド
Fuji製のガイドではありませんが、普通に使えるガイドです
フレームを見る限り、Fuji製ではないと思います。
しかしリングはSicっぽいです。(あくまで僕の見た目での判断ですが)
[11/26追記:BASS-STOPさんに確認してもらったところ、リングはSicでした!]
バット側はどんなガイドでもそんなに気になりません。
しかし、ティップ側の小さくて直角に立っているガイドは気になっていました。
・ガイド径が小さいのでラインシステムのすり抜けは大丈夫か?
・ガイドが直角に立っているので、PEラインの絡みが心配
ラインシステムはノーネームノットを使っていますが、すり抜けは問題ありませんでした。
また、ノーネームノットよりも簡単だけどコブの大きいサージェンスノットを試してみましたが、こちらでも特に問題ありませんでした。
ただラインの絡みは気になりました。
キャストして、風でラインがガイドに絡んで、ほどいている間に魚がヒットして、2番ガイドが抜けそうに・・・(汗)
ということが2回ありました。
PEラインだから特に・・・という理由が大きいとは思いますが、ちょっと怖いです。
ということで、手で斜めに曲げておきました(笑)
こういうことができるのも安物ロッドの強みですね

またネットの画像を見ただけの判断ですが、08年モデルはグリップの意匠が少々変更されているようです。
僕の鱒レンZは07年モデルみたいです
リールシートの前の部分(フードの部分)が短くなって、その分リールシートの後ろのグリップが長くなっているようです。
リールも専用のものを使えば、管釣り用の1.0gのスプーンも投げることができます。
管釣りベイトをやってみたいけど、カーディフやプレッソの専用モデルを買うのはリスクが高すぎる・・・という人や、気軽にカスタムできるちょっと変わったロッドが欲しいという特殊な方にはオススメなロッドです。
5,000円で買えるロッド群ではキラリと光る性能の持ち主だと思います

この記事を一時保存する際に、追記部分だけまるっと消えてしまいました。
いつもは「実際の表示をプレビュー 」で保存しつつ、『確認』ボタンを押すのですが、今日は気を抜いてしまっておりました(涙)
ブラウザのせいなのか、システムのせいなのか・・・。
そして、コメントとトラックバックも受け付けない設定になっていました。
なにもいじっていないのに・・・

タグ :鱒レンジャー
Posted by ueda at 13:39│Comments(14)
│ロッド
この記事へのコメント
こんばんわ!
マズレンZが欲しくて仕方が無い番長です(^^)
カーボンソリッドなら、ますます使ってみたいですね~
グラスの方は振ってきたのですが、ちょっとばかりバランス
が悪いだけで、ガイド交換すれば十分使えますよね!
マズレンZが欲しくて仕方が無い番長です(^^)
カーボンソリッドなら、ますます使ってみたいですね~
グラスの方は振ってきたのですが、ちょっとばかりバランス
が悪いだけで、ガイド交換すれば十分使えますよね!
Posted by 番長 at 2008年10月22日 17:25
自分も鱒レンZ欲しいなぁ~と思ってたんですけど、ルガーもカーボンを巻いたソリッドなので必要ないかな?
でも最近、やわいベイトロッドが欲しいです。
冬のボがあれば買ってしまいそうです(笑
でも最近、やわいベイトロッドが欲しいです。
冬のボがあれば買ってしまいそうです(笑
Posted by drake at 2008年10月22日 18:36
え〜と〜
3夜連続、呑まされて・・・・今、帰ってきました・・・・
ちょっと、酔っぱらいには、記事が長過ぎるので、明日読みます
ごめんなさい
申し訳ないので・・・・ロッド注文しときました・・・・・
リールも記事にしたいけれど・・・・
もう、今日も無理っす・・・・
3夜連続、呑まされて・・・・今、帰ってきました・・・・
ちょっと、酔っぱらいには、記事が長過ぎるので、明日読みます
ごめんなさい
申し訳ないので・・・・ロッド注文しときました・・・・・
リールも記事にしたいけれど・・・・
もう、今日も無理っす・・・・
Posted by tachibana at 2008年10月23日 03:28
>番長さん
おはようございます。
鱒レンジャーはカーボンでも楽しいですよ~
僕もスキルがあればグリップやガイドを交換したいのですが、なかなか踏み込めません。
そういったスキルをお持ちの番長さんなら僕の何倍も楽しめると思いますよ~
おはようございます。
鱒レンジャーはカーボンでも楽しいですよ~
僕もスキルがあればグリップやガイドを交換したいのですが、なかなか踏み込めません。
そういったスキルをお持ちの番長さんなら僕の何倍も楽しめると思いますよ~
Posted by ueda-034 at 2008年10月23日 06:45
>drakeさん
おはようございます。
鱒レンZは・・・僕にとって全然必要でないロッドなのに買っていました(笑)
ソリッドロッドは面白いですよね~
ベイトだとまた違った感じで楽しめますよ!・・・と煽っておきます(^^
おはようございます。
鱒レンZは・・・僕にとって全然必要でないロッドなのに買っていました(笑)
ソリッドロッドは面白いですよね~
ベイトだとまた違った感じで楽しめますよ!・・・と煽っておきます(^^
Posted by ueda-034 at 2008年10月23日 06:48
>tachibanaさん
おはようございます。
そしてお疲れさまです!
tachibanaさんのエネルギーをもってしても・・・とっても大変そうですね(^^;
ロッドも楽しみにしております(^^
おはようございます。
そしてお疲れさまです!
tachibanaさんのエネルギーをもってしても・・・とっても大変そうですね(^^;
ロッドも楽しみにしております(^^
Posted by ueda-034 at 2008年10月23日 06:50
やはりソリッドカーボンでしたか!
ソリッドグラスは操作仕切れないダルダル感が好きじゃないのですがこれがくらいシャキッとしてると思い通りに操れ楽しいですね!
やっぱりベイトモデルいけてますよ~
この手のお遊び系を本気で使うの楽しいですよね~
ソリッドグラスは操作仕切れないダルダル感が好きじゃないのですがこれがくらいシャキッとしてると思い通りに操れ楽しいですね!
やっぱりベイトモデルいけてますよ~
この手のお遊び系を本気で使うの楽しいですよね~
Posted by mag at 2008年10月23日 15:03
uedaさんの記事を見てハートランドを持っていきました。
結局使わずに終わっちゃいましたが・・・(汗)
普段使用してるバスロッドと違って魚と遊べるというか力付くみたいな感覚がないところが気に入ってます。
鱒レンジャーはそれを更に増幅してくれそうなロッドのようですね!
結局使わずに終わっちゃいましたが・・・(汗)
普段使用してるバスロッドと違って魚と遊べるというか力付くみたいな感覚がないところが気に入ってます。
鱒レンジャーはそれを更に増幅してくれそうなロッドのようですね!
Posted by bassknights at 2008年10月23日 19:23
>magさん
こんにちは。
確かにソリッドグラスだとイメージどおりに操作するのはかなり難しいですよね~
>お遊び系を本気で使う...
ですよね!
僕もまさにそこに楽しみを感じております!
上手く表現できなかったモヤモヤが晴れました(^^
こんにちは。
確かにソリッドグラスだとイメージどおりに操作するのはかなり難しいですよね~
>お遊び系を本気で使う...
ですよね!
僕もまさにそこに楽しみを感じております!
上手く表現できなかったモヤモヤが晴れました(^^
Posted by ueda-034 at 2008年10月24日 11:08
>bassknightsさん
こんにちは。
2ピースやパックロッドが多いこともあって、ソリッドのロッドは鱒レンジャーシリーズしか持っておりません。
でもソリッドって見た目の細さ以上にパワーがあって面白いですね。
ちゃんとしたメーカー製のものも使ってみたいです(^^
こんにちは。
2ピースやパックロッドが多いこともあって、ソリッドのロッドは鱒レンジャーシリーズしか持っておりません。
でもソリッドって見た目の細さ以上にパワーがあって面白いですね。
ちゃんとしたメーカー製のものも使ってみたいです(^^
Posted by ueda-034 at 2008年10月24日 11:11
う~ん、ここまで菅釣りにはまるとわかっていれば、
ハートランドのソリッドULを手にいれとくんだったな~
と後悔しきりです。
しかし、マスレンZも楽しそうですね。
そしてカルコン50S・・・いまもっとも欲しいアイテムです。
(51Sですけどね)
やはりベイトが熱いですよね!!
ハートランドのソリッドULを手にいれとくんだったな~
と後悔しきりです。
しかし、マスレンZも楽しそうですね。
そしてカルコン50S・・・いまもっとも欲しいアイテムです。
(51Sですけどね)
やはりベイトが熱いですよね!!
Posted by ひでっち at 2008年10月24日 18:51
>ひでっちさん
こんばんは。
カルコンSももちろんいいリールですが、ひでっちさんならピクシーに新潟県魚沼産のスプールを投入するもの良い選択なのではないでしょうか。
僕はソリッドロッドに興味津々ですよ。
ひでっちさんをはじめ、番長さん、basskinghtsさんもソリッドロッドを愛用されていますよね~
スモールプラグスペシャルとか楽しそうです(^^
こんばんは。
カルコンSももちろんいいリールですが、ひでっちさんならピクシーに新潟県魚沼産のスプールを投入するもの良い選択なのではないでしょうか。
僕はソリッドロッドに興味津々ですよ。
ひでっちさんをはじめ、番長さん、basskinghtsさんもソリッドロッドを愛用されていますよね~
スモールプラグスペシャルとか楽しそうです(^^
Posted by ueda-034 at 2008年10月24日 19:07
まいど~!です。
カーボンソリッドなるものがあるんですね。
よく曲がるロッドは見た目にも楽しそうな雰囲気が伝わります。
>キラリと光る性能
良い言葉ですね!勝手にウチで使わせてもらいます(笑)
追伸・・・
琵琶湖でお会いした時の記事ですが、
よもやあの時の会話を覚えてらしたことに驚き、
私自身はあの会話をふつーに捉えていましたよ。
お互い釣り好きなら釣場の話は好きじゃないですか(笑)
やはり目を見て話すことで、
uedaさんのお人柄がよくわかりましたし、とても好感を持ちました。
またいつかご一緒できる日を楽しみにしております!
カーボンソリッドなるものがあるんですね。
よく曲がるロッドは見た目にも楽しそうな雰囲気が伝わります。
>キラリと光る性能
良い言葉ですね!勝手にウチで使わせてもらいます(笑)
追伸・・・
琵琶湖でお会いした時の記事ですが、
よもやあの時の会話を覚えてらしたことに驚き、
私自身はあの会話をふつーに捉えていましたよ。
お互い釣り好きなら釣場の話は好きじゃないですか(笑)
やはり目を見て話すことで、
uedaさんのお人柄がよくわかりましたし、とても好感を持ちました。
またいつかご一緒できる日を楽しみにしております!
Posted by じゅん
at 2008年10月24日 19:15

>じゅんさん
こんばんは。
まいどです!
鱒レンジャーは30cmのバスでも思いっきり曲がってくれるので楽しいです。
ただラインはロッドパワーに対して強めのPEを使っているので、ロッドはフルベンド・・・しかしラインにモノをいわせてリールはゴリ巻き!といった特殊なファイトが楽しめます(笑)
いつかリールが巻けなくなるくらいのバスをこのタックルで釣りたいなぁと心の中では思っているのですが、まだ先は長そうです。
釣場の件・・・
僕も釣り場の話は大好きなのですが、あの場合は魚も魚だし、話題もじゅんさんご本人ではなかったので・・・本当に恥ずかしい質問でした。
ぜひまたご一緒させていただくことを楽しみにしています!
コトカスが導いてくれないですかね~(笑)
こんばんは。
まいどです!
鱒レンジャーは30cmのバスでも思いっきり曲がってくれるので楽しいです。
ただラインはロッドパワーに対して強めのPEを使っているので、ロッドはフルベンド・・・しかしラインにモノをいわせてリールはゴリ巻き!といった特殊なファイトが楽しめます(笑)
いつかリールが巻けなくなるくらいのバスをこのタックルで釣りたいなぁと心の中では思っているのですが、まだ先は長そうです。
釣場の件・・・
僕も釣り場の話は大好きなのですが、あの場合は魚も魚だし、話題もじゅんさんご本人ではなかったので・・・本当に恥ずかしい質問でした。
ぜひまたご一緒させていただくことを楽しみにしています!
コトカスが導いてくれないですかね~(笑)
Posted by ueda-034 at 2008年10月25日 20:58