ナチュログ管理画面 バスフィッシング バスフィッシング 東海 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

2015年05月07日

釣れなかった理由を論理的に考える

先日のバス釣りでは20~40cmが3匹とこの時期にしては貧果に終わりました。
また同じ日に同じマリーナから出ていた他の釣り人の多くはロクマルを筆頭に数も型もよい釣りをしていたようで、彼らに比べても残念な釣果です。

せっかくの機会なので、次の釣りにいかすべく「何がいけなかったのか?」「どうすればよいのか?」を考えてみました。


ちなみに釣れた/釣れなかったの評価には"絶対評価""相対評価"の2つの軸があります。

今回の場合は20~40cm×3匹という釣果に対しての評価が"絶対評価"で、他の釣り人と比較しての評価が"相対評価"です。

極端にいえば50upが1匹釣れれば、僕の中での絶対評価は満足レベルですが、他の釣り人が50upを5匹釣っていれば相対評価としては残念なレベルということになります。

わかりやすい例ではトーナメントは完全に相対評価ですね。


もちろん両方の評価軸で満足できれば最高です。
個人的にはどちらかが満たされるだけで十分ですが、どちらかといえば絶対評価で満足したいものです。

その絶対評価で満足するために"問題解決のプロセス"を用いて、ロジカルに考えてみました。


ちなみに昨年の5月末にはボーズを喰らっていまして、その時に反省記を書いています。
改めて読み返してみたところ、その時に書いたこともできていなくて恥ずかしいっす…。

関連記事:[琵琶湖]ボート・5/31・まさかのボーズ(反省記)


釣れなかった理由を論理的に考える
▲問題解決のプロセス


原因の洗い出し

◆釣れている⇒船団⇒パスと短絡的な判断をしてしまった
事前にマリーナから「西岸が調子いいですよ」と情報を得ていましたが、上記の思考により西岸を選択肢から外してしまった
(結果的に釣ってきた人は西岸でした)

◆過去の情報(成功体験)にこだわり過ぎた[場所の問題]
iPhoneのGPSに入れたポイントを巡回することを繰り返し、積極的に新しいポイントを探す努力をしませんでした。
具体的にはいつもの浚渫に三度も入り直すなど、大して多くもない引き出しの中からしか釣りを展開できていませんでした。

◆過去の情報(成功体験)にこだわり過ぎた[釣り方の問題]
具体的には過去の釣り方、ライトテキサスやジグヘッドの底の釣り(ステイ)にこだわり過ぎて、他の釣り(中層)をほとんどやりませんでした。

◆ウィードよりも地形変化(浚渫)を重要視してしまった
ここ2~3年はウィードが少なかったために地形変化が重要視されていました。今年はそれなりにウィードが多いにも関わらず地形変化を優先してしまいました。
またそんなに地形変化(浚渫)に詳しくないため、妄信的に下物辺りをウロウロすることになりました。

◆その日の状況だけを切り取って考えていた
天気、水温、洗堰の放水量等、その日だけの状況で判断し、ここ数日の傾向まで情報を集めていなかった。


原因の絞り込み

最大の原因は過去の成功体験に胡坐をかいてしまい、新しい情報を取り入れようと(認めようと)しなかったことだと思います。

この思考は脳の老化と同じですガーン

仕事でこんなことをやっていたら最悪です。
まだ釣りでよかった…(^^;

解決策の洗い出し

◆まずは素直に情報を受け取る
西岸が釣れているのは事実なので、なぜ西岸が釣れているのか?を考えたいです。
また船団=悪と短絡的に考え過ぎました。

◆地形変化(浚渫)を狙うのは目視できるようになってから
ウィードが水面近くまで伸びると浚渫は目視することができます。
逆にいえば、ウィードが伸びてこないと目視することができません。
もちろんその変化を知っていればGPSを使うことでポイントを狙うことができますが、知らないとボートを流して魚探で探すしかできません。
効率よく狙えないならいっそ切り捨てるという判断もありだと思います。
特にウィードの生育が好調な今年は…。

◆状況の変化(傾向値)を見る
気温、水温、風、放水量などの情報について、現在値も大事ですが、その数値が増加(上昇)傾向なのか、減少(下降)傾向なのかによって、情報の受け取り方がポジティブにもネガティブにもなります。
その変化を事前に収集しなかったのは完全に怠慢です。
(やろうと思えば10分もあればできることなので)

◆素直に釣れている人のマネをしてみる
大きく見れば「釣れている西岸に行ってみる」ということですし、小さな視点では「同行者である"ひで"の釣りを真似てみる」ということになります。
まぁ、プライドが邪魔しますけどね…(^^;

◆釣り方の幅を広げる
トップ、ミノー、クランク、バイブレーション…とむやみやたらに広げても効率が悪いだけで、時間が足りなくなります。
ただ、速い動きなのか、遅い(止める)動きなのか?
バスが浮いているのか、沈んでいるのか?を考えるだけでも幅が広がると思います。

この日であればジグヘッドの中層引き(名古屋釣法)をやっておけばよかったなと思います。


解決策の絞り込み

解決策の絞り込みは不必要というか、これを全部やらなければいけないと思います。

仕事の場合は予算、期間やリソース等の問題でやれることに限りがありますが、釣りの場合は自分が頑張れば何とかなる問題です。


次の琵琶湖は約一カ月後。
その時に良い釣りができるようにしっかりと復習します(^^)




ロジカルシンキングを積極的に取り入れたい方は下記の「クリティカルシンキング」が、まずはどんなものか興味がある方は漫画の「MBAの超基本」がおススメです。









にほんブログ村 釣りブログへ
このブログの人気記事
フェザージグの世界に衝撃を受けた
フェザージグの世界に衝撃を受けた

スモールマウスバスを釣りに行ったらイノシシに遭遇した
スモールマウスバスを釣りに行ったらイノシシに遭遇した

タックルベリー本社に行ってきた
タックルベリー本社に行ってきた

やっとリコールの予約ができた
やっとリコールの予約ができた

グローブライド本社に行ってきた
グローブライド本社に行ってきた

同じカテゴリー(ロジカルシンキング)の記事
人生日々勉強
人生日々勉強(2017-01-16 06:00)


 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。