2019年01月22日
フィッシングショー(2019) ダイワブースのインプレ
予定通りにパシフィコ横浜で開催された「JAPAN FISHING SHOW 2019」に行ってきました。
関連記事:フィッシングショー2019の個人的な見どころ
リールを中心に実機を触ったり、スタッフさんに話を聞いてきたので、その内容をまとめてみます。
一番見たかったのが、ALL NEWのφ30mmスプールを搭載したSTEEZ CT SV TWです。

その名の通りスティーズのコンパクト版(CT)のSVスプールとT-Wingシステム(TW)を搭載したリールです。
ダイワ公式の予告動画でも「使った瞬間に違いがわかる」などと大いに煽っていましたが、正直いって耐久性以外に使った瞬間に違いのわからないリールってそんなにないと思うんですよね~
そんなSTEEZ CT SV TWですが、僕の感想だと溺愛するピクシーの完全フルモデルチェンジ版といった感じで超好印象です。
・ボディのシルエットの小ささ
・ベイトフィネス専用機ではなく、軽量ルアーから一般的なレンジ(バーサタイル)をカバー
この辺りがベイトフィネス専用機のAirとコンセプトが異なってステキです。
仮に新型機がSTEEZ Airだったら、僕はそこまで魅力的に映りませんでした。
とはいえバーサタイル対応をうたいながらスプール重量が8gというのはなかなか攻めている感じがします。

パッと見の印象はSTEEZのそれを踏襲していますが、サイドプレートのデザインが異なりました。

スタンダード版やSTEEZ Aはサイドプレートが肉抜きされていたその中にマグダイヤルが埋め込まれていましたが、CTはノペッとしたデザインで下の方に小さくマグダイヤルが顔を出していました。
スプールも幅が狭いナロー化されています。

それに伴ってレベルワインドTWSも小型化されていました。
スタッフの方曰く小型化してもキャスト時のTWSが与える抵抗は変わっていないとのこと。
ハンドル回りも基本的には変わっていませんでしたが、スタードラグがボディ同色になっています。

また注意点として、他の一般的なリールとスプールの外径が異なるので、巻き取り長が異なります。

一般的なφ34mmのスプールの外周は34×π=106.76mm(10.6cm)
φ30mmのSTEEZ CT SV TWの外周は30×π=94.2mm(9.42cm)
たった1cm(12%)の違いと思うかもしれませんが、ハンドル1回転や1回のキャストで比較するとその違いがより明確になりますね。
他のリールと巻き取り長を合わせようとすると、1つ上の番手を選ぶ必要があります。

僕はだいたいハイギヤ(6.3:1)を買うことが多いので、CTを買うならSH(7.2:1)のモデルですかね~
溺愛する04ピクシー(φ31)の後継モデルがなかなか出ないのでできる限りのカスタマイズを施したり、アルデバランに浮気したりしていましたが、やっと真の後継機に出会えたように思います。
04ピクシーについてはコチラからご確認ください。
関連記事:フィッシングショー2019の個人的な見どころ
リールを中心に実機を触ったり、スタッフさんに話を聞いてきたので、その内容をまとめてみます。
STEEZ CT SV TW
一番見たかったのが、ALL NEWのφ30mmスプールを搭載したSTEEZ CT SV TWです。

その名の通りスティーズのコンパクト版(CT)のSVスプールとT-Wingシステム(TW)を搭載したリールです。
ダイワ公式の予告動画でも「使った瞬間に違いがわかる」などと大いに煽っていましたが、正直いって耐久性以外に使った瞬間に違いのわからないリールってそんなにないと思うんですよね~
そんなSTEEZ CT SV TWですが、僕の感想だと溺愛するピクシーの完全フルモデルチェンジ版といった感じで超好印象です。
・ボディのシルエットの小ささ
・ベイトフィネス専用機ではなく、軽量ルアーから一般的なレンジ(バーサタイル)をカバー
この辺りがベイトフィネス専用機のAirとコンセプトが異なってステキです。
仮に新型機がSTEEZ Airだったら、僕はそこまで魅力的に映りませんでした。
とはいえバーサタイル対応をうたいながらスプール重量が8gというのはなかなか攻めている感じがします。

パッと見の印象はSTEEZのそれを踏襲していますが、サイドプレートのデザインが異なりました。

スタンダード版やSTEEZ Aはサイドプレートが肉抜きされていたその中にマグダイヤルが埋め込まれていましたが、CTはノペッとしたデザインで下の方に小さくマグダイヤルが顔を出していました。
スプールも幅が狭いナロー化されています。

それに伴ってレベルワインドTWSも小型化されていました。
スタッフの方曰く小型化してもキャスト時のTWSが与える抵抗は変わっていないとのこと。
ハンドル回りも基本的には変わっていませんでしたが、スタードラグがボディ同色になっています。

また注意点として、他の一般的なリールとスプールの外径が異なるので、巻き取り長が異なります。

一般的なφ34mmのスプールの外周は34×π=106.76mm(10.6cm)
φ30mmのSTEEZ CT SV TWの外周は30×π=94.2mm(9.42cm)
たった1cm(12%)の違いと思うかもしれませんが、ハンドル1回転や1回のキャストで比較するとその違いがより明確になりますね。
他のリールと巻き取り長を合わせようとすると、1つ上の番手を選ぶ必要があります。

僕はだいたいハイギヤ(6.3:1)を買うことが多いので、CTを買うならSH(7.2:1)のモデルですかね~
溺愛する04ピクシー(φ31)の後継モデルがなかなか出ないのでできる限りのカスタマイズを施したり、アルデバランに浮気したりしていましたが、やっと真の後継機に出会えたように思います。
04ピクシーについてはコチラからご確認ください。
アルファス CT SV
ちなみにφ30mmのスプールはSTEEZだけでなくアルファス(アルファス CT SV)にも搭載されています。
このアルファス、登場はもう15年位前のモデルです。
薄紫のベースモデルからTYPE-F、150シリーズ、R-エディション、フィネスカスタム、SV、Airとデザインはそのままに多くのシリーズを生んできました。
さすがに次のモデルはモデルチェンジするだろうと思っていましたが、8機種目となるCT SVがデビュー。
ここまでくると末永く続いて欲しいと思うようになってきました。
新型タトゥーラ
僕がピクシーと同じくらいに溺愛するのがタトゥーラシリーズです。
こちらもスタンダードモデル、HD、HLC、CT TYPE-RにSVとラインナップを拡大しています。
このうちSVだけはφ33mmで、それ以外の機種はφ34mmです。
関連記事:タトゥーラシリーズのスペック比較
今回の新型タトゥーラはスタンダードモデルのモデルチェンジです。
スタッフ(契約プロ?)の方もSVは販売が継続されると言っていたので、いずれはSVスプール以外のφ34スプール搭載モデルはモデルチェンジしていくのでしょうか。
タトゥーラの全モデルに共通するタフコンセプトは踏襲した上で、「30gの軽量化(225⇒195g)」「メカニカルブレーキのゼロアジャスター化」が施された上で、20%弱も値下げ(25,000⇒20,700円)されています。
定価20,700円というと実売は15,000円台…恐ろしいコスパです。
ちなみに見た目は全身がマットブラックなのが印象的でした。
WEBサイトだと再度の蜘蛛のマークが目立ちますが、実物はそれよりもマットブラック塗装に目がいきました。
上記のスタッフの方に「この見た目はどうですか?」と聞かれましたが、正直に「前の方がよかったです」とお伝えしました。笑
マットブラックはそれに合わせたデザインでないと、厳しいように思います。
主張が強すぎて僕には全部ミリタリー系の世界観に映ってしまいます。
新型セルテート
19セルテートはちょっと回したくらいでした。
LTコンセプトの名の通りにボディ部分がだいぶコンパクトになっています。

ちょっと頼りない印象が拭えませんが、他のものと同様にそのうちそれが当たり前になってくるのでしょうか。
今では当たり前になった07ステラから始まった逆テーパースプールも最初は「なんじゃこれ…」って感じたものの、今は何とも思いませんし。
ただ見た目が洗練されすぎて「セルテート」という個性があまり感じられなかったのも正直なところです。

僕は初代となる04セルテートや二代目の10セルテートのようなタフさを体現したような見た目が好きなので、余計にそう感じたのかもしれません。
今年のダイワの新製品は期待を超える魅力がありました。
リールだけのインプレになってしまいましたが、皆さんの道具選びの参考になったらうれしいです!