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2019年02月02日

フィッシングショー(2019) シマノブースの感想

ダイワブースに続いて、シマノブースの感想です。
インプレではなく感想というワードにしているのは、それだけ中身が薄いというように理解いただければと思います。


19アンタレス

今年のシマノブースの目玉は何といってもこの19アンタレスです。

フィッシングショー(2019) シマノブースの感想

「12アンタレスに似ているな」というのが僕の第一印象でした。

しかしスプール径がφ37mmからφ34mmに変更されており、さらにサイズ感も1サイズ小さくなっています。
その割に自重は225g→220gと5gしか軽くなっていません。

密度が上がっていることもあり、持った感じは中身が詰まっているような印象でした。

フィッシングショー(2019) シマノブースの感想

φ34mmスプールのアンタレスというとアンタレスARを重い浮かべる人が多いと思います。

僕も同じ印象なので、「19アンタレスはアンタレスARの後継モデルですか?」と説明員の方に質問してました。

回答は「19アンタレスはあくまでも12アンタレスの後継機という位置付け」というもの。


12アンタレスはφ37mmスプールということもあり、どちらかというとロングキャストがメインのイメージ。
φ34mmというとオールラウンダー(今っぽくいうとバーサタイル)というイメージです。

そんな質問を追って投げてみると、「ロングキャストやフルキャストを前提としたリールはアンタレスDCが担っています。そういった意味ではアンタレスとDCの役割が明確になったといえるかもしれません」という回答でした。


フラッグシップのベイトリール2機種が『遠投重視』という同じ役割を担うのは戦略的にも上手くないように思います。

ライバルのダイワはSVスプールの販売を皮切りにロングキャストの領域を捨てて(HLCに任して)、オールラウンダーから軽量ルアーのレンジに振ってきました。


絶対的な飛距離を求められたり、空気抵抗を少ないルアーをフルキャストするのは琵琶湖のなどの一部のオープンエリアくらいです。

昔は「飛ぶリール=カッコいい=売れる」という図式があったように思いますが、生活者も賢くなってきたことにより現実路線に方針転換したということかもしれません。

フィッシングショー(2019) シマノブースの感想

ちなみに19アンタレスは全部で10機種以上が展示されていましたが、どれも手垢でベタベタでした…。
この点はなんとかならないですかね〜(^^;


19スコーピオンMGL

次にお触りしたのが、19スコーピオンMGLです。

フィッシングショー(2019) シマノブースの感想

16スコーピオンは70サイズと200サイズをラインナップしていましたが、この19スコーピオンMGLはその中間の150サイズ。

スコーピオンはサイズによってスプールサイズが異なります。
70サイズはφ32mmで、150と200サイズはφ34mmスプールです。

19スコーピオンMGLになってMGLスプールやマイクロモジュールギアの搭載などスペック的にもかなり機能強化されていますが、僕が説明員の方に質問したのは「なんでこの色にしたんすか?」という見た目の話。

その回答は「ロッドのスコーピオンと合わせているんですよ」というものでした。

フィッシングショー(2019) シマノブースの感想


もちろんその考え方もわかるんですが、リール単体としてもデザインを成立させた上でロッドとのセットアップを考慮して欲しいな〜と個人的には思いました。

この価格帯(実売1万円台後半)は激戦区なので、売上的にも失敗できない重要な価格帯だと思うんです。

「その割りに攻めた見た目だな〜」と思っていたらやっぱり布石が打ってありました。


それが19SLX MGLです。

フィッシングショー(2019) シマノブースの感想

やる気の感じられない商品名に反して、マイクロモジュールギアこそ搭載していないもののMGLスプール搭載で定価21,000円という価格設定と、嫌悪感を覚えることのないプレーンなデザインです。

スコーピオンMGLの見た目で逃げた客層をSLX MGLで拾っていこうという意図を感じます。

この仮説があっているかはわかりませんが、抜け目のないラインナップはさすがですね。

またシマノブースのメインステージでは村田さんのステージにも遭遇しました。

フィッシングショー(2019) シマノブースの感想

相変わらず参加者を楽しませることには他の人よりも秀でていますね。


個人的には村田さんのセミナーはシマノのような大きなブースよりも、各メーカーのミニセミナーの方が物理的にも精神的にも距離が近いので何倍も面白く感じます。
お客さんをいじったり、参加者の反応によって中身を変えてくれたりしますし。

そういった点では今年は横浜にも大阪にもラパラ・ジャパンが出店していないのが残念です。
2018年までは大きなブースを出していたので、主催者の日本釣用品工業会となんかあったんですかね?

カタログ購入のクジでラパラのキーホルダーをもらうのが楽しみの一つだったんですが…。


シマノブースについての感想は以上です。

ダイワブースについても書いています。

関連記事:フィッシングショー(2019) ダイワブースのインプレ








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この記事へのコメント
陸っぱりでの釣りがメインだったときには、遠投できることがリール選びの基準で、シマノの大きめの番手がメインリールでした

最近は、ボートからの釣りがほとんどなので、使い勝手のいいアルデバランのような軽量で小型のリールがメインになってます。

そのためか、今回のシマノのリールは、自分にはちょっと興味のそそる物が見あたりませんでした。

むしろシマノより、ダイワのCTコンセプトの方が気になってます!
Posted by DENDEN at 2019年02月02日 11:27
>DENさん

こんにちは。
僕もおかっぱりがメインの時はシマノを多く使っていましたが、ボートがメインとなってからはダイワ一色になりました。

今年の新商品についてもDENさんと同じ感想で、ダイワの方に興味をそそられましたね~

CTコンセプトが市場に受け入れられるかどうかが気になります!
Posted by uedaueda at 2019年02月02日 11:48
 
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