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2008年01月29日

管釣りでのノットを再考してみた

先日のクワトロ投入時は[シーバスPE・1号(15lb)+トヨフロンLハード・1.5号]をFGノットで結束というラインシステムを使っていました。
平均サイズが30cm前後のサンクチュアリではオーバーパワーです。

このラインシステムにしたのはこれだけの強度が欲しかったというわけではなく、FGノットを組めるギリギリの細さにした結果です。
PEはもうちょっと細くてもFGノットを組めますが、リーダーは1.5号が限界でした。
1.2号でトライしてみたら締め込むときに切れちゃいました。

メインラインPEは0.8号でも余裕なのですが、手持ちに1.0号があったのでそれを使いました。
スピニングタックルなら飛距離に影響しますが、ベイトタックルなら飛距離にはそんなに影響しなさそうだし。

またリーダーについても使っている途中で0.4m ⇒ 1.5mに変更して、結び目をガイドの中に入れてみたりもしましたが、そんなに影響はありませんでした。

ただ、釣り場でFGノットを結びなおすのは非常に面倒臭いです。
*5分くらい掛かっちゃいます

サンクチュアリでお会いしたsepiaさんにラインシステムをお伺いしたところノーネームノットを使われていました。
sepiaさんのタックルをお借りして投げさせてもらいましたが、ガイド抜けもいい感じでした。

これはぜひとも真似をしようと思ったのですが、僕はノーネームノットを使ったことがありません。
帰宅後に10回くらい練習してなんとか習得。
慣れていない僕でもFGノットよりは遥かに短時間で組むことができました。



ノーネームノットを覚えたのを機に管釣りでのラインシステムを見直してみることにしました。

ラインとラインの結束で僕が組むことができるのはFGノット、SFノット、SCノット、ノーネームノット、オルブライトノット、サージェンスノット、電車結びです。
他にも簡易SFのイージーノットなどありますが割愛

それぞれのノットについて僕なりのメリデメを整理してみました。

  
結束強度
ガイド抜け
手軽さ(現場対応)
極細PE対応
FGノット
×
×
SFノット
×
SCノット
ノーネームノット
オルブライトノット
サージェンスノット
電車結び


今のラインシステムならFGノットがベストかと思いますが、強風対策やクランクベイトなどをより深く潜らせるためにもメインライン、リーダともにもうちょっと細くしていきたい。
そうなると摩擦系のFGノット、SFノットは使えません。
*締め込み時に切れてしまいます。
 そーっと締めこめばできないこともないですが、充分な締め込みができず、実用的な強度を出せません。


同じ摩擦系でもSCノットはPE0.4号+フロロ0.8号まではいけましたが、やっぱりどこか不安です。


そんな感じでメリット/デメリットを自分なりに整理してみたところ、僕にはノーネームノットが一番管釣りに向いているように思いました。
(あくまで僕にはです)
試しにSCノットと同じPE0.4号+フロロ0.8号でノーネームノットを組んでみましたが、SCノットより安定して強度が出ているように感じましたし、なにより早く組むことができました。

釣りにいっていないのでガイド抜けなどは体感したものではありませんが、ノットの大きさや形状をみると問題なさそうです。
ノット部分は今までと同じようにUVノットシーラーでコートして、しばらく使ってみようと思います。

管釣りでのノットを再考してみた
■瞬間接着剤みたいに硬化しませんが、ホツレの心配がなくなります





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この記事へのコメント
どのノットを使うのがいいのか悩んでた自分の為に書いてくれた?って聞きたくなるくらい良いタイミングでこの記事に出会いました(笑

まだ名前を覚えれてないんです。今まで結び方なんてあまり気にした事なかったから・・・

参考にさせてもらいますね♪
Posted by drake at 2008年01月29日 14:10
>drakeさん

こんにちは。
そうです!drakeさんのため・・・ウソです(笑)
ゴメンなさい。
ナイスタイミングになっちゃいましたね。

先日サンクでお会いしたsepiaさんが僕の使ったことのないノーネームノットを使われていたので、練習したのをきっかけに色々と書いてみました。

僕の場合はラインシステムを覚えたのがシーバス釣りだったので、摩擦系のノットに色眼鏡が掛かっているかもしれません。
皆さん色々なノットを試して楽しんで(苦しんで)いらっしゃると思いますので、drakeさんも楽しんでくださいね~(^^


*ノーネームノットの動画は「Yahoo!動画」のエギパラのコンテンツで紹介されていました。
僕はそれを見て練習しました(^^
Posted by ueda-034ueda-034 at 2008年01月29日 14:23
こんにちは。

私はSFノットのみです。
確かに締め込み時が気になりますね。
アイキャッチ4lb+ナイロン・フロロ3lbはかなり慎重にしないと
いけませんでした。
また慣れるまでは、ノット部ですっぽ抜けも多発^^;

ようやくSFノットにも慣れてきたので、
他のノットにもチャレンジしようと思います。
Posted by ひでっち at 2008年01月29日 16:29
>ひでっちさん

こんにちは。
その太さで締めこむときはかなり緊張しますよね~
練習のときにブチブチと切ってしまい、高価なPEラインをたくさん捨てることになりました。

でもちゃんと組めたときの摩擦系ノットの強度は魅力ですよね(^^

それにしてもPEの0.4号と0.8号のリーダーでSFノットを組み上げるひでっちさんの手先はスゴいですね。
Posted by ueda-034ueda-034 at 2008年01月29日 16:42
あっ、OFTのクイックノッターを使ってます。
無しだと、この細さは結べませんでした。

あっても、上手く出来ずに、
切りまくってキレそうになること多いです^^;
Posted by ひでっち at 2008年01月29日 18:04
こんばんは♪

自分は結び方は『ユニノット』しか出来ません。
ラパラノットも覚えてる最中ですが、意識しないと
いつもの癖でユニノットになってしまいます。

頭が悪いので覚えられません(汗)
Posted by けんいちんけんいちん at 2008年01月29日 18:11
>ひでっちさん

オフトのクイックノッターですか!
持っている友人がメチャクチャ便利だと言ってました。

ナショナルの乾電池の便利グッズや高価なラインダンスと違って、忘れても手で組めばいいだけなのでいい感じですね!

ラインと格闘する分、ちゃんとシステムができたときの喜びは大きいそう。
そのかわり根掛かりでラインシステムを失ったときのショックも大きいですが・・・。


*以前に乾電池式のヤツを使っている人が電池が切れてラインシステムを組めなくなっている姿を目の当たりにしたことがあります。
スゴく悲しい画でした・・・。
Posted by ueda-034ueda-034 at 2008年01月29日 18:28
>けんいちんさん

こんにちは。
ラパラノットは初めて聞きました。
フリーノットの強力版みたいな感じですね。

僕はルアー(スナップ)との結束にはハングマンズノットを使っています。
それまではダブルクリンチノットを使っていたのですが、シーバスをやり始めてノットに興味が出てきて色々試した結果、ハングマンズノットに落ち着きました。

現場でスナップを忘れたときはフリーノットを使っておりましたが、ラパラノットの方が強そうなので、ちょっと練習して習得します!


*デプスの奥村さんがラインを口にくわえてルアーをクリンクリン回しているのもハングマンズノットらしいのですが、あれのやり方はわかりません。
なぜだかわかりませんが、あれがスゴく格好良く見えます(笑)
Posted by ueda-034ueda-034 at 2008年01月29日 18:33
こんばんは。
いろいろ試したけど、私はノーネームに落ち着きました。
他のノットだと現場でちゃんと結べないんで・・・
スナップはダブルクリンチかハングズマンですね。

常吉さんもカッコよく結んでたのを今はなきフィッシングVで
見ました。あれもハングズマンだったような。
Posted by fartisanfartisan at 2008年01月29日 18:55
>fartisanさん

こんばんは。
ノーネームノットの手軽さは驚きでした。
昔の話ですが、エギングでテトラの上でFGノットと格闘していた時間はなんだったんだ・・・と(笑)

シーバスやエギングのときは、

釣行前(自宅):FGノット
現場:SFノット or イージーノット

という使い分けでしたが、これからは現場ではノーネームノットを使う機会が増えそうです!

村上さんもハングマンズノットを使っていたんですね~
僕が結ぶときはチマチマしていてとても人に見せられるものではありません(笑)


予断ですが、ハングマンズノットって首吊りのときに使うらしいですね。
別名を「首吊り結び」というとか・・・(怖)
Posted by ueda-034ueda-034 at 2008年01月29日 19:06
私の場合ですが・・・

最近は100%ブラッドノットですね~(^^)

これはマジでお勧めです!
PE0,4号、フロロ0,8号の結束で一度も抜けた事なし!

更に強度はフックとの結束(名前忘れた)よりも強く
100%ブレイクポイントはルアーとの結束部!

キャスト時の違和感は私的には全くなし!!

それに慣れれば1分程度で結束可能!

どうです!?

コレ(^^)
Posted by you-youyou-you at 2008年01月29日 20:13
わたくしも、ブラッドノットor電車
短時間で、強度もOK
1日中、ロッド振りまくっても結束部から抜けたことはないです(^^)
Posted by 烏賊疾風烏賊疾風 at 2008年01月29日 21:43
こんばんは♪

エギング時にPEとフロロリーダーの結束をノーネームでするようになりLDBガイドの抜けや、強度、耐久度等満足していたのでそのまま管釣りベイトでもノーネームになっちゃいました(一つ覚えでお恥ずかしい・・)

ようやく慣れて比較的スムーズにまあまあキレイに結べるようになった(人と較べた事が無いので多分・・)ので、これで行っちゃいそうですね。

一本のリーダーの両端を得意の結び方で結んで缶コーヒー賭けて引っ張りっこするのも面白いかも・・・「ノットdeコーヒーマッチ」なんて、ね(笑)
Posted by sepia at 2008年01月29日 22:26
>you-youさん

こんばんは。
お~っ、僕の苦手なブラッドノットですか!

>100%ブレイクポイントはルアーとの結束部!

これはとっても理想的です!
ラインブレイクはもちろんよくないことなんですが、時間を掛けて作ったラインシステムを失うのはルアーを失うのと同じくらいダメージがあったりします(^^;

今度教えてくださいm(_ _)m
Posted by ueda-034ueda-034 at 2008年01月29日 22:49
>烏賊疾風さん

こんばんは。
ヘタに組んだ摩擦系ノットよりも上手く組んだ電車結びの方が強い!というのもよく耳にします!

>短時間で、強度もOK

ラインシステムを組むことが目的ではなくて、魚を釣るための手段ですもんね。
ラインシステムに満足して、手段と目的を履き違えないようにしないと気をつけます(^^;
Posted by ueda-034ueda-034 at 2008年01月29日 22:52
>sepiaさん

こんばんは。
ラインシステムを見直すことになったのはsepiaさんのおかげです。

エギングを始める時にFGノットからノーネームノットに移行しようとしたのですが、イマイチ組み方がわからずにFGノット+イージーノット(簡易SFノット)のままでした。
sepiaさんのタックルを借りてみてノーネームノットのすり抜けのよさにビックリして、練習・習得したのがこの記事のきっかけです。


>「ノットdeコーヒーマッチ」

面白そうっす!
今度サンクでやりましょう!!(^^
Posted by ueda-034ueda-034 at 2008年01月29日 22:57
こんばんは
不器用で指が滑りやすい私は 本を見ながら一生懸命ラインシステム組んでも電車結びより強度無いです この頃はシーガーノットで結んでいます
でも、ノーネームノット良さそうですね 私でも結べそうな気がします
Posted by ororon at 2008年01月29日 23:42
>ororonさん

こんばんは。
僕も一緒です!

FGノットの最初の編み込みなんて、そもそもどうやってスタートしたらよいのかすらわかりませんでした。
なので最初はオルブライトノットで結束していたのですが、あるときにGyaoで村岡さんが動画で説明してくれていたのを見てやっと理解できました。

その時は『PEを指に巻きつけてクリンクリンしなきゃいけない作業を(図だと)1つの工程にまとめるんじゃねぇ!』って怒りがわいてきました(笑)
複雑なノットは目の前で実演してもらうか動画でみないとわからないですよ。

最近はノットのDVDも発売されているみたいですね。

ノーネームノットは思っていた以上に組みやすかったです。
動画を見て、ちょいちょいと習得しちゃってください!
Posted by ueda-034ueda-034 at 2008年01月30日 00:30
こんにちは

私は現在は、管釣りでもメバルでも、PE(月下美人ライン月ノ響 7lb) 約0.3号、フロロ(サンラインVハード)1号の組み合わせに落ち着いています。
フックとの結束は、ほぼハングマンズノット時々ユニノットです。

エギングを始める時に、ユニチカの杉原さんのDVDを見ましたので、それ以来ジャンルにかかわらず、PEとリーダーの結束は、これ一本です。

ちょっと工夫しているのは、最後のハーフヒッチの締込の回数を増やして、巻きつけている長さ(?)が見た目にリーダー側の2倍位になるようにしています。こうすると「支点と力点(?)」の関係で、ルアーとの結束部分から切れるようになるとダイワの辻原さんのセミナーで教わりました。実践してみても確かに、そのとおりだーと思っています。この方法は、電車結びでも有効だそうです。

ハングマンズノットは、締めこむときに下手するとリーダーが変形するのでいまいちなのですが、手軽(ルアーを通してリーダーの周りをクルクルッ5~6周させるだけ)でいいし、強いです。

この組み合わせで、根がかりでもフックが変形するのみで、ルアーそのものは回収できることが多くなりました。
Posted by Zippo at 2008年01月30日 11:52
>Zippoさん

こんばんは。
杉原さんというとラインシステムはノーネームノットでしょうか。

最後のハーフヒッチの回数を増やすのはよさそうですね。
FGノットでも最後のハーフヒッチの回数を増やすと強度はドンドンあがると聞きました。

ハングマンズノットも上手にやらないと結び目をキレイにひっくり返らないですよね。
でも強度は文句なしなので覚えてからはコレばかりです。
シーバスの時はリーダーは5号を使うのですが、根掛かりを回収していてバス用のスナップを変形させたことがあります。
ルアーは失ってしまいましたが、ラインシステムは無事だったので、自分のノットに自信が持てるようになりました(^^

なるべくゴミは残したくないので、強力なライン+ラインシステムでフックを変形させて回収できるのはいいですね!!
Posted by ueda-034ueda-034 at 2008年01月30日 21:34
>ueda-034さん

レスありがとうございます。杉原さんは、「ノーネームノット+ハングマンズノット」を使われています。ユニチカのワークショップで実際にお会いしたときにタックルを見せていただきましたから、間違いないです。(^^

DVDにも「ノーネームノット+ハングマンズノット」の解説があり、きちんと結べた時の結束強度は、それぞれ「80%+90%」程度とのこと。なにせ、いろんな結び方を実験できるラインメーカーのプロスタッフが推奨するノットですから、信頼してます。余談ですが、ハングマンズノットを日本に広めたのは、同じくユニチカのプロスタッフのヒロ内藤さんであると聞きました。

結束強度を測定器で測ると、見た目が綺麗なほど強く、良い音がして切れます。要は、一つの結び方に習熟すれば、どんな結び方でもかなりの強度が出るのは間違いないので、自分に合った結び方を見つけて、美しく結べるようになることが大事なように思います。

ハングマンズノットがもっときれいに結べるようになりたいなあ・・・。
Posted by Zippo at 2008年01月30日 23:32
>Zippoさん

おはようございます。
シーバスを始めたときは結束強度を第一の指標として試行錯誤していました。
結束強度でみればリーダとの結束は「FGノット」か「PRノット」、スナップとの結束は「ハングマンズノット」「パロマーノット」が強かったように思います。
PRノットは道具(ボビン)も必要ですし、どちらかというとキャスティングよりもジギングに向いてそうなのでチャレンジしたことはないです。
それにシーバス相手にそこまで必要ないとも言われますしね・・・。

この「○○の釣りではそこまでの強度は必要ない」といわれることがポイントだと思っていまして、強度、手軽さ、見た目(キレイなFGノットは美しいw)等々、何を大事にするかで各々ノットのアプローチが異なるのが面白いです。
20lbで60%の結束強度と、15lbで80%の結束強度の破断する力は(机上では)同じですしね。
そこに根ズレや抵抗などラインのプライオリティが加味されて・・・なかなか同一のラインシステムが生まれてこないわけですねぇ(^^;
Posted by ueda-034ueda-034 at 2008年01月31日 09:59
 
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