2016年12月29日
もはやチープタックルではない!新型の17バスワンXT
各社の2017年モデルの新型タックルがリリースされてきましたね。
2017新型リール(電撃Fxxking!)
シマノは一気にリリースされたましたが、ダイワはまだいくつか隠し球があるように思います。
17アルファスTWとかSTEEZ AIR or PX AIRとか…(^^;
関連記事:これが新型17アルファス?
シマノのカルカッタコンクエストBFS、スコーピオン BFSやコンプレックスCI4+、ダイワのスティーズ Aやイージス等の売れ筋になりそうなモデルはすでに話題になっていますが、その裏でひっそりとバスワンXTもモデルチェンジしていました。

NEW バスワン XT[BASS ONE XT](シマノ公式)
見た目の進化ももちろんですが、機能的にも大きく進化しています。
ハイギア化(6.2:1→7.2:1)
ベアリング追加(3BB→4BB)
ボディサイズのコンパクト化(200サイズ→150サイズ)
現行モデルのSVS搭載にも相当驚きましたが、今回のデザインはそれに迫るくらいのインパクトがあります。 続きを読む
2017新型リール(電撃Fxxking!)
シマノは一気にリリースされたましたが、ダイワはまだいくつか隠し球があるように思います。
17アルファスTWとかSTEEZ AIR or PX AIRとか…(^^;
関連記事:これが新型17アルファス?
シマノのカルカッタコンクエストBFS、スコーピオン BFSやコンプレックスCI4+、ダイワのスティーズ Aやイージス等の売れ筋になりそうなモデルはすでに話題になっていますが、その裏でひっそりとバスワンXTもモデルチェンジしていました。

NEW バスワン XT[BASS ONE XT](シマノ公式)
見た目の進化ももちろんですが、機能的にも大きく進化しています。
ハイギア化(6.2:1→7.2:1)
ベアリング追加(3BB→4BB)
ボディサイズのコンパクト化(200サイズ→150サイズ)
現行モデルのSVS搭載にも相当驚きましたが、今回のデザインはそれに迫るくらいのインパクトがあります。 続きを読む
タグ :バスワン
2016年12月17日
これが新型17アルファス?
ダイワのベイトリールの汎用機としてアルファス(ALPHAS)シリーズがあります。
見た目はカッコイイとはいえませんが、コストパフォーマンスはダイワ随一ではないでしょうか。
アルファスシリーズは息が長く、薄紫色の初代がデビューしたのはもう10年以上前です。
その間にTYPE-F、150シリーズ、R-エディション、フィネスカスタム、SV、Airとデザインはそのままに多くのシリーズを生んできました。
またボディの流用は海釣り用リールにも及んでいます。
そのアルファスの新型デザインと思われるリールがupされていました。

ダイワの鯛ラバ専用リールの紅牙(こうが) の新型モデル紅牙 TWです。
紅牙の現行モデルは現行アルファスのボディを流用しています。

紅牙(ダイワ)
現行モデルが兄弟機種だからといって新型もそうだとは限りませんが、ボディの共有化が拡大する今のトレンドからみて、この紅牙 TWが新型アルファスのボディを流用している可能性は高いと僕は思います。 続きを読む
見た目はカッコイイとはいえませんが、コストパフォーマンスはダイワ随一ではないでしょうか。
アルファスシリーズは息が長く、薄紫色の初代がデビューしたのはもう10年以上前です。
その間にTYPE-F、150シリーズ、R-エディション、フィネスカスタム、SV、Airとデザインはそのままに多くのシリーズを生んできました。
またボディの流用は海釣り用リールにも及んでいます。
そのアルファスの新型デザインと思われるリールがupされていました。

ダイワの鯛ラバ専用リールの紅牙(こうが) の新型モデル紅牙 TWです。
紅牙の現行モデルは現行アルファスのボディを流用しています。

紅牙(ダイワ)
現行モデルが兄弟機種だからといって新型もそうだとは限りませんが、ボディの共有化が拡大する今のトレンドからみて、この紅牙 TWが新型アルファスのボディを流用している可能性は高いと僕は思います。 続きを読む
2016年11月27日
ダイワの新型ベイトリールはアルミボディのSTEEZ(スティーズ) A TW
先日アップしたダイワの新しいベイトリールの正体はSTEEZ(スティーズ) A TWでした。
新しい"ProjectT"の動画でその外観が公開されています。

僕はZのモデルチェンジだと予想したのですがハズレでした(^^;
まさか同じシリーズのボディ素材違いを出しているとは思いませんでした。
関連記事:第4世代のTWSを搭載したダイワの新型ベイトリール
ちなみに動画から読み取れるSTEEZ SV TWとの違いは下記の通りです。
ボディ素材 : エアメタルボディ(超軽量マグネシウム) → アルミニウムボディ
ハンドル : 80mm + ライトノブ → 90mm + I型フラットノブ(多分タトゥーラ CTと同じ)
スプール : G1 SVスプール → G1 ノーマルスプール
ボールベアリング : マグシールドベアリングを採用(多分スプール部ではなくてギア受け部)
ちなみに動画から読み取れませんでしたが、下記の仕様になっているようです。
ブレーキ : SVコンセプト → マグフォースZ
ドラグ : 最大ドラグ力5kg → 6kg(ATD+ドラグ引き出しクリック)
ボールベアリング数 : 12 → 8
*ボールベアリングの数が4つ減っていますが、どこが減ったのでしょうか。ハンドルノブですかね?

動画からはSTEEZ SV TWをよりタフさに振ったリールであることが読み取れました。
アルミニウムハウジングによるボディ剛性の向上が最大の売りのようです。
これらをまとめていて「アレッ」と思うことがあります。 続きを読む
新しい"ProjectT"の動画でその外観が公開されています。

僕はZのモデルチェンジだと予想したのですがハズレでした(^^;
まさか同じシリーズのボディ素材違いを出しているとは思いませんでした。
関連記事:第4世代のTWSを搭載したダイワの新型ベイトリール
ちなみに動画から読み取れるSTEEZ SV TWとの違いは下記の通りです。
ボディ素材 : エアメタルボディ(超軽量マグネシウム) → アルミニウムボディ
ハンドル : 80mm + ライトノブ → 90mm + I型フラットノブ(多分タトゥーラ CTと同じ)
スプール : G1 SVスプール → G1 ノーマルスプール
ボールベアリング : マグシールドベアリングを採用(多分スプール部ではなくてギア受け部)
ちなみに動画から読み取れませんでしたが、下記の仕様になっているようです。
ブレーキ : SVコンセプト → マグフォースZ
ドラグ : 最大ドラグ力5kg → 6kg(ATD+ドラグ引き出しクリック)
ボールベアリング数 : 12 → 8
*ボールベアリングの数が4つ減っていますが、どこが減ったのでしょうか。ハンドルノブですかね?

動画からはSTEEZ SV TWをよりタフさに振ったリールであることが読み取れました。
アルミニウムハウジングによるボディ剛性の向上が最大の売りのようです。
これらをまとめていて「アレッ」と思うことがあります。 続きを読む
2016年11月24日
第4世代のTWSを搭載したダイワの新型ベイトリール
YouTubeでチャンネル登録している"DAIWA ProjectT"に新しい動画がアップされていました。
ProjectTの動画なので、TWS(T-Wing System)を搭載したベイトリールです。

動画の中で4th Stageとうたっていることから、これまでのTWS(第1〜3世代)とは異なる機能やデザインを持っていることが推測できます。
これまでのTWSを整理すると…
搭載機種:T3


関連記事:ダイワ T3 1016SH カスタマイズまとめ
搭載機種:タトゥーラ


関連記事:TATULA(タトゥーラ)カスタマイズまとめ
搭載機種:スティーズ SV TW、ジリオン TW、タトゥーラCT 等


関連記事:ダイワ 16 スティーズ(STEEZ) SV TW インプレ −室内編
改めて整理すると全世代のTWSに手を出していました(^^; 続きを読む
ProjectTの動画なので、TWS(T-Wing System)を搭載したベイトリールです。

動画の中で4th Stageとうたっていることから、これまでのTWS(第1〜3世代)とは異なる機能やデザインを持っていることが推測できます。
これまでのTWSを整理すると…
第1世代:パカパカ型TWS
搭載機種:T3


関連記事:ダイワ T3 1016SH カスタマイズまとめ
第2世代:ターンアラウンド型TWS
搭載機種:タトゥーラ


関連記事:TATULA(タトゥーラ)カスタマイズまとめ
第3世代:ターンアラウンド型TWS(ナロータイプ)
搭載機種:スティーズ SV TW、ジリオン TW、タトゥーラCT 等


関連記事:ダイワ 16 スティーズ(STEEZ) SV TW インプレ −室内編
改めて整理すると全世代のTWSに手を出していました(^^; 続きを読む
2016年11月07日
アンダー250gの超軽量タックル
先日購入した15アルデバラン 50HGが届きました。
関連記事:釣り道具を処分しているはずが、なぜか増える…
釣りに行く予定が全くないので、ロッド(JetSetter-60C マイクロタッチ)にセットして部屋でフリフリしてみました。

15アルデバランは厨二っぽいというかマイルドヤンキーが好みそうなデザインだったので避けていたのですが、JetSetter(ジェットセッター)には16スティーズ SV TWよりもこっちの方が似合っているように思います。

▲JS-60C + 16スティーズ

▲JS-60C + 15アルデバラン
この組み合わせは今までのどのタックルよりも軽量です。
キャスト時にしっかりとロッドを曲げられるか不安になるくらいに軽いです(^^; 続きを読む
関連記事:釣り道具を処分しているはずが、なぜか増える…
釣りに行く予定が全くないので、ロッド(JetSetter-60C マイクロタッチ)にセットして部屋でフリフリしてみました。

15アルデバランは厨二っぽいというかマイルドヤンキーが好みそうなデザインだったので避けていたのですが、JetSetter(ジェットセッター)には16スティーズ SV TWよりもこっちの方が似合っているように思います。

▲JS-60C + 16スティーズ

▲JS-60C + 15アルデバラン
この組み合わせは今までのどのタックルよりも軽量です。
キャスト時にしっかりとロッドを曲げられるか不安になるくらいに軽いです(^^; 続きを読む
2016年10月06日
僕のスティーズを買ってください
先日もアップしましたが、10月から東京勤務になりました。
今週は名古屋と東京を行き来していますが、来週から正式に着任することになります。
本社が東京なので、仕事の面では東京の方がやりがいがありますしダイナミズムも感じられます。
それに同じグループにシーバス釣りをする人がいましたし、サッカー観戦や腕時計など同じ趣味を持つ人が多くいるので楽しくやれそうです。
しかしなりよりも寂しいのは琵琶湖に気軽に行けなくなること。
実家は名古屋なので年に3〜4回は行ってやろうと思っていますが、今までのように気軽におかっぱりに行ったりするのは難しいです。
関連記事:琵琶湖との別れ
また新居は名古屋の家よりもだいぶ狭くなるので、これを機に釣り道具や遊び道具を手放すことにしました。

その第一弾が今年の5月に買ったスティーズ SV TW 1016SHです。
琵琶湖のおかっぱりでのプラッキング(サムルアーズ)用に購入し、これまでに5回くらい使用しました。
関連記事:
ダイワ 16 スティーズ(STEEZ) SV TW インプレ −室内編
ダイワ 16 スティーズ(STEEZ) SV TW インプレ −実釣編
最初はマグフォースZの失速感に戸惑いましたが、石川さんに"マグ投げ"を指導いただいたおかげでとても快適にキャストすることができるようになりました。
見た目も使い勝手もよくとても気に入っているのですが、使う機会が最も減りそうなリールであることと、買ったばかりでカスタマイズしていないことから放出することにしました。 続きを読む
今週は名古屋と東京を行き来していますが、来週から正式に着任することになります。
本社が東京なので、仕事の面では東京の方がやりがいがありますしダイナミズムも感じられます。
それに同じグループにシーバス釣りをする人がいましたし、サッカー観戦や腕時計など同じ趣味を持つ人が多くいるので楽しくやれそうです。
しかしなりよりも寂しいのは琵琶湖に気軽に行けなくなること。
実家は名古屋なので年に3〜4回は行ってやろうと思っていますが、今までのように気軽におかっぱりに行ったりするのは難しいです。
関連記事:琵琶湖との別れ
また新居は名古屋の家よりもだいぶ狭くなるので、これを機に釣り道具や遊び道具を手放すことにしました。

その第一弾が今年の5月に買ったスティーズ SV TW 1016SHです。
琵琶湖のおかっぱりでのプラッキング(サムルアーズ)用に購入し、これまでに5回くらい使用しました。
関連記事:
ダイワ 16 スティーズ(STEEZ) SV TW インプレ −室内編
ダイワ 16 スティーズ(STEEZ) SV TW インプレ −実釣編
最初はマグフォースZの失速感に戸惑いましたが、石川さんに"マグ投げ"を指導いただいたおかげでとても快適にキャストすることができるようになりました。
見た目も使い勝手もよくとても気に入っているのですが、使う機会が最も減りそうなリールであることと、買ったばかりでカスタマイズしていないことから放出することにしました。 続きを読む
タグ :STEEZ
2016年09月13日
ダイワ 16 スティーズ(STEEZ) SV TW インプレ −実釣編
新型の16 スティーズ(STEEZ) SV TW(1016SV-SH)を使ってみてのインプレです。
見た目やスペックを中心としたインプレは下記からどうぞ。
関連記事:ダイワ 16 スティーズ(STEEZ) SV TW インプレ −室内編
5月に購入してこれまでに4回、琵琶湖のおかっぱりとボートで2回ずつ使いました。
そのうち魚を釣ったのは陸っぱりだけで、ロッドは冒険用品のJetSetter-60C(マイクロタッチ)で、ラインはナイロンの3号(15.1lb)を合わせています。
ルアーは6~10gのミノー(サムルアーズのコトカスやサミング)を中心に使いました。

まず前提としてSV(=Stress free Versatile)スプールは絶対的な飛距離を求めるリールではありません。
しかしスティーズはフラッグシップということもあり、バーサタイル性能とある程度の飛距離の両立を期待していました。
しかし第一印象は「バックラッシュもしないけど、ブレーキが効きすぎて飛ばないリール」というものでした。
SVスプールを搭載したリールはスティーズの他にI'ZE TD-Z、T3とアルファスSVの3つを使ってきたので、SVスプールの特性自体は理解しているつもりです。
(後述しますが、結果的には僕の理解が浅かったです…)
マグブレーキは自重6g前後のコトカスのオリジナルサイズやサミングに対しては20段階の7-8でセットしていました。
それだとブレーキが効きすぎてキャストの後半に失速する感じ。
かといって4-5くらいに弱めるとキャストの初期にサミングが必要でした。
僕は"キャスト中はサミングをしたくない派"なので、弱めすぎるとSVスプールなのにストレスがたまります。
この件を先月の釣行でタックルのメンテナンス/セッティングにも精通されている石川さんに相談したところ、原因は僕の投げ方でした
僕はキャスト時に振り抜け速度を高めることを意識して、手首のスナップを使って投げています。
ブレーキは平均よりも強めにセッティングすることが多いです。
この投げ方は遠心ブレーキのリールとの相性は良いけど、マグブレーキとは相性が良くないようです。
マグブレーキと相性のよいキャスト方法は、ブレーキを弱くして、振り抜け速度を遅くすることでした。
初速は出ませんが、この方が飛距離も出るし、バックラッシュもしません。
これはブレーキの特性のよるもので、遠心ブレーキの制動力(ブレーキ力)はスプール回転数の二乗に比例しますが、マグブレーキは正比例という大きな違いがあります。
制動力をグラフにすると遠心ブレーキは二字曲線になりますが、マグブレーキは直線です。
これらの遠心とマグのブレーキ特性を考えれば、キャストの方向も違ってしかるべきです。
なぜ今まで気がつかなかったのかと…
当初はメカニカルブレーキを締め込んだような、常時ブレーキが効いているような感じがあって、キャストフィールもイマイチという印象でした。
しかし、ブレーキを弱めにセットして上記の"マグ投げ"でキャストすることでフィーリングも軽く良好なものになりました。
キャスト中はルアーがラインを引き出していくというよりも、ルアーとスプールの回転がお互いに干渉せずに上手くシンクロような感じです。
ちなみにゼロアジャスターことメカニカルブレーキは購入時と同じセッティングにしています。
石川さんに教えてもらったいわゆる"遠心投げ"と"マグ投げ"を使い分けることで、スティーズ SV TWはキャストフィールと飛距離共に最高のものになりました(^^)
*ここでいう飛距離とは「何10m飛んだ」という絶対的なものではなくて、あくまでもSVスプールとしての相対的な飛距離です。 続きを読む
見た目やスペックを中心としたインプレは下記からどうぞ。
関連記事:ダイワ 16 スティーズ(STEEZ) SV TW インプレ −室内編
5月に購入してこれまでに4回、琵琶湖のおかっぱりとボートで2回ずつ使いました。
そのうち魚を釣ったのは陸っぱりだけで、ロッドは冒険用品のJetSetter-60C(マイクロタッチ)で、ラインはナイロンの3号(15.1lb)を合わせています。
ルアーは6~10gのミノー(サムルアーズのコトカスやサミング)を中心に使いました。

飛距離
まず前提としてSV(=Stress free Versatile)スプールは絶対的な飛距離を求めるリールではありません。
しかしスティーズはフラッグシップということもあり、バーサタイル性能とある程度の飛距離の両立を期待していました。
しかし第一印象は「バックラッシュもしないけど、ブレーキが効きすぎて飛ばないリール」というものでした。
SVスプールを搭載したリールはスティーズの他にI'ZE TD-Z、T3とアルファスSVの3つを使ってきたので、SVスプールの特性自体は理解しているつもりです。
(後述しますが、結果的には僕の理解が浅かったです…)
マグブレーキは自重6g前後のコトカスのオリジナルサイズやサミングに対しては20段階の7-8でセットしていました。
それだとブレーキが効きすぎてキャストの後半に失速する感じ。
かといって4-5くらいに弱めるとキャストの初期にサミングが必要でした。
僕は"キャスト中はサミングをしたくない派"なので、弱めすぎるとSVスプールなのにストレスがたまります。
この件を先月の釣行でタックルのメンテナンス/セッティングにも精通されている石川さんに相談したところ、原因は僕の投げ方でした

僕はキャスト時に振り抜け速度を高めることを意識して、手首のスナップを使って投げています。
ブレーキは平均よりも強めにセッティングすることが多いです。
この投げ方は遠心ブレーキのリールとの相性は良いけど、マグブレーキとは相性が良くないようです。
マグブレーキと相性のよいキャスト方法は、ブレーキを弱くして、振り抜け速度を遅くすることでした。
初速は出ませんが、この方が飛距離も出るし、バックラッシュもしません。
これはブレーキの特性のよるもので、遠心ブレーキの制動力(ブレーキ力)はスプール回転数の二乗に比例しますが、マグブレーキは正比例という大きな違いがあります。
制動力をグラフにすると遠心ブレーキは二字曲線になりますが、マグブレーキは直線です。
これらの遠心とマグのブレーキ特性を考えれば、キャストの方向も違ってしかるべきです。
なぜ今まで気がつかなかったのかと…

キャストフィール
当初はメカニカルブレーキを締め込んだような、常時ブレーキが効いているような感じがあって、キャストフィールもイマイチという印象でした。
しかし、ブレーキを弱めにセットして上記の"マグ投げ"でキャストすることでフィーリングも軽く良好なものになりました。
キャスト中はルアーがラインを引き出していくというよりも、ルアーとスプールの回転がお互いに干渉せずに上手くシンクロような感じです。
ちなみにゼロアジャスターことメカニカルブレーキは購入時と同じセッティングにしています。
石川さんに教えてもらったいわゆる"遠心投げ"と"マグ投げ"を使い分けることで、スティーズ SV TWはキャストフィールと飛距離共に最高のものになりました(^^)
*ここでいう飛距離とは「何10m飛んだ」という絶対的なものではなくて、あくまでもSVスプールとしての相対的な飛距離です。 続きを読む
2016年07月18日
TATULA(タトゥーラ) CT タイプR は買いか?
アメリカで先行販売されていたTATULA(タトゥーラ)のコンパクト版となるTATULA CTの国内導入が決まりました。
アメリカではCT(ベースモデル)とCT Type-R(上位モデル)の2種類が販売されていますが、日本には上位機種のタイプRだけが販売されるようです。

(画像はTackleTour.comよりお借りしました)
タイプR独自の装備(ベースモデルとの違い)は下記のとおりです。
・7BBのうち2つがCRBB(ベースモデルのCTも7BBだけどCRBBはゼロ)
・スプールが超々ジュラルミン製でスプール重量が約2g軽い(総重量もCT-Rの方が軽量)
・ザイオン製スタードラグ搭載
・カラーリング
コンパクトではないタトゥーラ(≒ワイド版)のUS仕様はノーマルは黒一色で、タイプRはスプールやメカニカルブレーキノブ等に赤が使われていました。
僕が愛用しているのもタイプRです。

▲US仕様 ワイド版のタトゥーラ タイプR
今回のUS仕様のCTはベースモデルでもワイド版のタイプRと同じくらい赤色が使われていて、CTタイプRはメインボディが真っ赤というかなり派手な配色です。
黒×赤が好きな僕でもこの配色はちょっと…。

▲US仕様 タトゥーラ CT タイプR


▲US仕様 タトゥーラ CT(ベースモデル)
またワイド版のタトゥーラはUS仕様と国内仕様でスプールも異なるものが搭載されていました。
北米と日本で標準的なラインの太さが異なることが理由だと思います。
スプール重量は国内仕様の方が重かったですが、キャストフィールは国内仕様の方が好みでした。
関連記事:TATULA(タトゥーラ) TYPE-R スプール交換
国内仕様のタトゥーラ CT タイプRもUS仕様とは異なるスプールで搭載されると思います。
僕はUS仕様のスプールはフィーリングが合わなかったので、期待を込めての推測です(^^;
このワイド版のタトゥーラ タイプRは最もお気に入りの一台で、スプール以外にも色々と手を加えています。

関連記事:TATULA(タトゥーラ)カスタマイズまとめ
余談ですが、タトゥーラ タイプRのスプールをHLCに変更しました。


HLCスプールは重量のあるルアーをフルキャストすることに特化したもので、どちらかというとピーキーなイメージを持っている方が多いと思います。
確かに36mm径スプールのジリオン HLCはそういう特徴を持っていましたが、34mm径スプールのタトゥーラ HLCはジリオンのそれよりも相当マイルドになっています。
国内仕様のノーマルスプールよりもキャストフィールはさらに向上し、フルキャストすることがほとんどないボート釣りでも使いやすい仕上がりになっています。
それらを踏まえて、今回のタトゥーラ タイプRが買いかどうかを考えてみました。 続きを読む
アメリカではCT(ベースモデル)とCT Type-R(上位モデル)の2種類が販売されていますが、日本には上位機種のタイプRだけが販売されるようです。

(画像はTackleTour.comよりお借りしました)
タイプR独自の装備(ベースモデルとの違い)は下記のとおりです。
・7BBのうち2つがCRBB(ベースモデルのCTも7BBだけどCRBBはゼロ)
・スプールが超々ジュラルミン製でスプール重量が約2g軽い(総重量もCT-Rの方が軽量)
・ザイオン製スタードラグ搭載
・カラーリング
コンパクトではないタトゥーラ(≒ワイド版)のUS仕様はノーマルは黒一色で、タイプRはスプールやメカニカルブレーキノブ等に赤が使われていました。
僕が愛用しているのもタイプRです。

▲US仕様 ワイド版のタトゥーラ タイプR
今回のUS仕様のCTはベースモデルでもワイド版のタイプRと同じくらい赤色が使われていて、CTタイプRはメインボディが真っ赤というかなり派手な配色です。
黒×赤が好きな僕でもこの配色はちょっと…。

▲US仕様 タトゥーラ CT タイプR


▲US仕様 タトゥーラ CT(ベースモデル)
またワイド版のタトゥーラはUS仕様と国内仕様でスプールも異なるものが搭載されていました。
北米と日本で標準的なラインの太さが異なることが理由だと思います。
スプール重量は国内仕様の方が重かったですが、キャストフィールは国内仕様の方が好みでした。
関連記事:TATULA(タトゥーラ) TYPE-R スプール交換
国内仕様のタトゥーラ CT タイプRもUS仕様とは異なるスプールで搭載されると思います。
僕はUS仕様のスプールはフィーリングが合わなかったので、期待を込めての推測です(^^;
このワイド版のタトゥーラ タイプRは最もお気に入りの一台で、スプール以外にも色々と手を加えています。

関連記事:TATULA(タトゥーラ)カスタマイズまとめ
余談ですが、タトゥーラ タイプRのスプールをHLCに変更しました。


HLCスプールは重量のあるルアーをフルキャストすることに特化したもので、どちらかというとピーキーなイメージを持っている方が多いと思います。
確かに36mm径スプールのジリオン HLCはそういう特徴を持っていましたが、34mm径スプールのタトゥーラ HLCはジリオンのそれよりも相当マイルドになっています。
国内仕様のノーマルスプールよりもキャストフィールはさらに向上し、フルキャストすることがほとんどないボート釣りでも使いやすい仕上がりになっています。
それらを踏まえて、今回のタトゥーラ タイプRが買いかどうかを考えてみました。 続きを読む
2016年07月16日
最高の普通 アルファスSV 105SH購入
ボーナスをもらった勢いでアルファスSVを購入しました。
SVスプールはTD−Z、スティーズ SV TWに次いで3つ目です。
関連記事:ダイワ 16 スティーズ(STEEZ) SV TW インプレ −室内編
SUPフィッシング、都市型河川やドブ川でのナマズ釣りで活躍してもらうつもりです。
僕は溺愛するリールをそのようなシビアなコンディションで使うのに抵抗があるんです
(人としての器が小ささが表れてますね…)
さらに最初から抵抗なく酷使するために新品でなく中古で購入しました。
コンディションの良いものを運良く定価の半額程度で購入することができたので、その点の満足度は高いです(^^)


カラーリングとクランクハンドル化された以外、シルエットは薄紫色の初代アルファスから変わっていません。

しかしこのSVスプールが搭載されることでリールとしての性能というか使いやすさは飛躍的に向上しています。

ただこの赤いレベルワインドは僕はどうしても受け入れられないです。
ハンドルのリテーナーが赤いのはカッコイイと感じるんですが、レベルワインドは…
一瞬これを逆手にとってハンドルノブ、ドラグやメカニカルブレーキノブを全部真っ赤にしたDQN仕様にカスタマイズしてやろうかという考えも浮かびましたが、絶対にカッコ悪くなるし、予算もリールがもう1個買えるくらいに掛かっちゃいますしね(^^;
またSVスプール以外に7.2:1というハイギヤも魅力的でしたし、ハンドルノブがボールベアリングではなく4箇所ともブッシュ仕様というのにも惹かれました。
SUPフィッシングだとボード上にタックルを直置きせざるを得ないこともあるので、ベアリングだと錆の発生が心配なんです。
その点はボールベアリングレス仕様がプラスに働きました。
なんだかんだと書きましたが総合点は相当高いリールです。

この値段(実売約2万円)でMADE IN JAPANというのもポイントが高いです。
ただ大きな誤算もありました。 続きを読む
SVスプールはTD−Z、スティーズ SV TWに次いで3つ目です。
関連記事:ダイワ 16 スティーズ(STEEZ) SV TW インプレ −室内編
SUPフィッシング、都市型河川やドブ川でのナマズ釣りで活躍してもらうつもりです。
僕は溺愛するリールをそのようなシビアなコンディションで使うのに抵抗があるんです

(人としての器が小ささが表れてますね…)
さらに最初から抵抗なく酷使するために新品でなく中古で購入しました。
コンディションの良いものを運良く定価の半額程度で購入することができたので、その点の満足度は高いです(^^)


カラーリングとクランクハンドル化された以外、シルエットは薄紫色の初代アルファスから変わっていません。

しかしこのSVスプールが搭載されることでリールとしての性能というか使いやすさは飛躍的に向上しています。

ただこの赤いレベルワインドは僕はどうしても受け入れられないです。
ハンドルのリテーナーが赤いのはカッコイイと感じるんですが、レベルワインドは…

一瞬これを逆手にとってハンドルノブ、ドラグやメカニカルブレーキノブを全部真っ赤にしたDQN仕様にカスタマイズしてやろうかという考えも浮かびましたが、絶対にカッコ悪くなるし、予算もリールがもう1個買えるくらいに掛かっちゃいますしね(^^;
またSVスプール以外に7.2:1というハイギヤも魅力的でしたし、ハンドルノブがボールベアリングではなく4箇所ともブッシュ仕様というのにも惹かれました。
SUPフィッシングだとボード上にタックルを直置きせざるを得ないこともあるので、ベアリングだと錆の発生が心配なんです。
その点はボールベアリングレス仕様がプラスに働きました。
なんだかんだと書きましたが総合点は相当高いリールです。

この値段(実売約2万円)でMADE IN JAPANというのもポイントが高いです。
ただ大きな誤算もありました。 続きを読む
2016年06月16日
16 スティーズ SV TWのクレーム結果(シャリシャリ音)
発売直後に購入したものの、空巻き時のシャリシャリ音がどうしても気になってしまい、メーカーにクレームを出していました。
関連記事:16 スティーズ SV TW 入院!
いつも通りに釣具屋さん経由でSLP(スポーツライフプラネッツ)にチェックをしてもらっていましたが、販売直後ということもあってかSLPからメーカー(ダイワ)送りになりました。
関連記事:16 スティーズ SV TW 初期トラブルの経過報告
先週末にその16 スティーズ SV TWが戻ってきたと釣具屋さんから連絡がありました。
早速お店に行って店員さんと一緒にリール本体とメンテナンスレポートを確認。

診断結果は「品質の限度内で異常ではありません」というものでした。
まぁそれは想定の範囲内です。
大事なのは本体からシャリシャリ音がするかどうか。
ドキドキしながらハンドルを回してみるとまだシャリシャリ音はするものの、購入時よりはだいぶ穏やかになっています。
ほぼ気にならないレベルです。
他のリールと比べてみましたが、特段うるさいということもありません。
(他よりも静かということもありませんが)
店員さんからは「使い込んでギアのグリスが少なくなったりするとまたシャリシャリ音が大きくなるかもしれません」とアドバイスをもらいました。
グリスアップくらいは自分でできるので、そこはケアしながら使い込んでみます。
また新たに気になったことが1点あります。 続きを読む
関連記事:16 スティーズ SV TW 入院!
いつも通りに釣具屋さん経由でSLP(スポーツライフプラネッツ)にチェックをしてもらっていましたが、販売直後ということもあってかSLPからメーカー(ダイワ)送りになりました。
関連記事:16 スティーズ SV TW 初期トラブルの経過報告
先週末にその16 スティーズ SV TWが戻ってきたと釣具屋さんから連絡がありました。
早速お店に行って店員さんと一緒にリール本体とメンテナンスレポートを確認。

診断結果は「品質の限度内で異常ではありません」というものでした。
まぁそれは想定の範囲内です。
大事なのは本体からシャリシャリ音がするかどうか。
ドキドキしながらハンドルを回してみるとまだシャリシャリ音はするものの、購入時よりはだいぶ穏やかになっています。
ほぼ気にならないレベルです。
他のリールと比べてみましたが、特段うるさいということもありません。
(他よりも静かということもありませんが)
店員さんからは「使い込んでギアのグリスが少なくなったりするとまたシャリシャリ音が大きくなるかもしれません」とアドバイスをもらいました。
グリスアップくらいは自分でできるので、そこはケアしながら使い込んでみます。
また新たに気になったことが1点あります。 続きを読む