ナチュログ管理画面 バスフィッシング バスフィッシング 東海 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

2011年08月11日

I LOVE STARBUCKS COFFEE

僕はスターバックスコーヒーが好きです。
会社飲むコーヒーもスタバですし、勉強や読書をするときにはよくスタバにいきます。

そんなスタバで期待に応える接客を体感できました。


ことの発端はクレームです。
(ちなみにクレームと苦情は別のものだと僕は認識しています)


会社でいれるコーヒーの豆はスタバで買っています。
コーヒーはいれる器具によって豆の挽き方が異なります。

細挽き : 抽出時間の短い器具用 ペーパーフィルター等
中挽き : 細挽きと粗挽きの中間 コーヒープレス等
粗挽き : 抽出時間の長い器具用 コーヒーメーカー等


上記はあくまでも一例です。
もちろんフィルターが紙なのか金属なのかによっても異なりますし、コクの出し方によっても異なります。

会社ではペーパーフィルターで入れているので細挽きでお願いしています。
スタバの挽き方でいうと「7番」です。


いつものようにレジに豆を持っていき、「ペーパーフィルター用で挽いてください」とお願いしたところ、「既に挽いてあるものもございますがどちらにされますか?」と店員さんから返されました。

挽きたての方がより風味も味わえるので、その場で挽いてもらったものの方がよいと思うのですが、一度比べてみるのもよいかもと考え、既に挽いてあるものを選びました。

ただ挽き方が異なってしまうと味も変わってしまうので、「いつもペーパーフィルター用の7番で挽いてもらっているんだけど、今回のそれも一緒ですよね?」とは確認しました。
それにビーンズカード(スタンプカード)には購入履歴とそのときの挽き方が記録されています。


後日ペーパーフィルターにその豆を出してみると、いつもよりも粗いように見えます。
そして味もいつもよりも薄く感じました。


I LOVE STARBUCKS COFFEE
▲中挽き


ビーンズカードには番号ではなくて「UV」と書いてあったのですが、意味がわからないのでスタバのお客様窓口に問い合わせてみました。

その答えはこうです。
「UVとはユニバーサルの意味で、どんな器具にでも対応できるように中挽きにしている。どんな器具でも入れられるが、それ用に挽いたものの方が狙った味が出ます。」

釣りでいうと万能竿のようなものですね。
万能竿では専用竿の使い勝手に劣るように、コーヒー豆も同じことがいえると思います。
(あくまでも使い勝手であって釣果は別ですw)

またこの話を聞いて感じたのは、『このUVの豆を薦めてくれた店員さんは上記の内容を知らなかったから薦めた』という事実です。

違いを理解して上で販売してしまういわゆる手違いであれば、同じミスが起こる可能性は低いと思います。
ですが、違いを理解していないと違いに気付くまでは同じミスを繰り返してしまう可能性が高いです。


これはその店員さんだけでなく、スタバにとっても損失です。
僕みたいに直接クレームを入れにいく人間ばかりではないでしょう。
また、これを機にスタバから遠ざかってしまう人もいるかもしれません。

そうなって欲しくないので、僕は直接お店に行って経緯を話してきました。
お店ではマネージャーさんが対応してくれたのですが、スタッフに対する商品知識の確認と、UVの豆を薦める際のオペレーションの見直しをすると話してくれました。

もちろん豆も新しいものに交換してくれました。


I LOVE STARBUCKS COFFEE
▲7番


こういうクレームを疎ましいと思う人もいると思います。
ですが、自分が逆の立場だったら改善要望の意見が何よりも参考になります。
(もちろんその瞬間はスゴい凹みますけど)

企業やショップのブランドや雰囲気はお客さんがつくるところも大きいと思います。
それに、自分の好きな企業やショップが評価されるのは自分のことのようにうれしく感じます。

ユーザー一人ひとりの力は微々たるものかもしれませんが、こうして物言うステークホルダーになることで、成長を一緒に実感できればなと思います。

タグ :スタバ




にほんブログ村 釣りブログへ
このブログの人気記事
フェザージグの世界に衝撃を受けた
フェザージグの世界に衝撃を受けた

スモールマウスバスを釣りに行ったらイノシシに遭遇した
スモールマウスバスを釣りに行ったらイノシシに遭遇した

タックルベリー本社に行ってきた
タックルベリー本社に行ってきた

やっとリコールの予約ができた
やっとリコールの予約ができた

グローブライド本社に行ってきた
グローブライド本社に行ってきた

同じカテゴリー(今日のできごと)の記事
僕は元気です
僕は元気です(2023-02-26 00:00)


この記事へのコメント
会社や企業にとってサイレントクレーマーが
どれだけの損失に繋がるかを考えてみると
どのような状況でも問題を提起してくれるお客様は
愛のある方だと思います(クレーマーは別ですが)

スタバの対応も素晴らしいですね。
Posted by 中Z at 2011年08月11日 23:36
>中Zさん

こんばんは。
見返りを求めないクレームは愛だと思っています。
企業もお客様の声を集めるのにはかなりのコストを掛けているはずですし、そういった意味では相思相愛の関係に近いですね。

クレームに対してきちんと対応をしてくれるだけで僕のファン度はグッと増します。
わざわざブログの記事にするくらいですからね(笑)
Posted by ueda at 2011年08月12日 00:10
はじめまして。ではないかもしれませんが。

いつもブログなど拝見させていただいています。


ちょうど今朝、渓流に出たあと、開店前のスタバのドライブスルーに車を停め、開店を待ちながら道具を片付けていました。

そこへ開店前清掃をする店員さんが現れ、あいさつと少々会話をしました。

僕の車を見て気づいたのか、店員さんの言葉の中には「お待たせして申し訳ない」ということと「釣りはいかがでしたか?」ということが含まれていました。

その何気ない会話だけでも店員さんに細かい配慮や洞察力を含んだサービス業の鏡を見た気がしました。


uedaさま程ではありませんが、僕もスターバックスにはよく出かけます。

それはコーヒーを味わうのと同じくらいに、あのサービスを受けたくて通っている気もします。

この度の記事には大きく共感を覚え、コメントさせていただきました。

もちろんいつもの記事にも魅力を感じて拝読させていただいております。

これからも魅力的な記事を楽しみにしております&ご縁があればと期待しております。
Posted by yaeiking at 2011年08月14日 00:10
>yaeikingさん

はじめまして。
コメントありがとうございます。
僕もはじめましての気がしません(^^;

スタバの店員さんの件ですが、いわゆるone to oneの会話はうれしいですよね。
自分がされてうれしいことを相手にしても全員が全員うれしいわけではないですが、ほとんどの人はうれしく感じるはずです。
(どんな人でも悪い気はしないと思います)

それに他のコーヒーショプにくらべて店員さんが楽しそうに働いている、誇りを持って働いているように僕の眼には映ります。
そういった積み重ねが今のスタバを作ってきているように思います。

釣りと関係ない記事にコメントをいただきとてもうれしいです。
ご縁があるような予感がしておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by ueda at 2011年08月15日 09:38
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。