MIDNIGHT EXPRESS

更新が遅くなってゴメンなさい。
先週がグロービスの最終回だったこともあって精神的に追い込まれておりました。
4月期は受講しないので、その分釣りに行く時間を確保したいです。
（といいつつ英語強化期間になりそうな…）

今回はいつもと違った釣りを楽しんできました。
色々な方のご好意や機会が上手く噛み合っての釣行になりました。
（番長さんが参加できなかったことだけが心残りです）



▲28ft級のクルーザー！



▲アフトデッキも広い！


こんな大きなボートはマリーナやボートショーで眺めたことしかなかったので、釣りと同じくらいボートも楽しみでした。



▲横浜ベイサイドマリーナ


今回ボートを出したのは横浜ベイサイドマリーナ（YBM）です。

たまたま前日が東京に出張だったので、スーツケースにレインウェアや釣り道具を入れて木曜日にいざ東京へ。
本当は去年の夏のシイラのときに使ったコーラルスターを持ち込みたかったのですが、前日の会議はエラい人も参加するものだったので、7ftのワンピースロッドを持っている姿を見られるのはさすがにマズい…ということで、ロッドは自粛。
タックルはSATOさんに借りました。

前日も仕事が長引いてしまい、せっかく中華街まで徒歩１分の場所に泊まったのにホテルに着いたときには中華街は閉店状態。
気分的には空いているお店を探してビールでも…って感じだったのですが、次の日が2:30起きだったし、睡眠不足＝船酔いなので、晩ご飯も自粛系。

ホテルで２時間ほど寝て３時にはSATOさんとEightさんと無事に合流できました。


お約束の吉野家で朝食を食べて、４時にはYBMに到着。



▲まだ真っ暗（上の写真は後で撮りました）


スタッフの方とも合流し、夜明けを待っていざ海原へ！



▲盛り上がります


僕はボートに乗っていて、マリーナ内をデッドスローで進んで防波堤を出た直後にフルスロットルにする瞬間が一番好きです。
そして今回はボートも大きいから加速もスゴいです。
巡航が22ノット（40km/h）、最高で35ノット（70km/h弱）くらい出ていました。
バスボートならもっとスピードを出せますが波やうねりのある海でこのスピードはスゴいです！



▲Handling by SATO-san



▲観音崎


この観音崎が東京湾の湾奥と外海の境目だとか。
観音崎を越えると波が一気に高くなるそうです。
その分釣り物も外海っぽくなるんでしょうけどね。

GPS魚探をたよりに水深40mから20mくらいまで一気に駆け上がる根に寄り道しますが、魚からの反応はありません。



▲城ヶ島沖のパヤオ


何箇所か寄り道したものの魚の反応も鳥山も見つけられなかったので、さらに30分ほど走って城ヶ島沖のパヤオまでやってきました。
そしてこの頃から雨がポツポツと…

あと4〜5ヶ月もすればシイラが付くようなポイントもこのタイミングでは魚探にポツポツと反応があるくらい。
30分ほど粘っても好転しそうな雰囲気がないので、鳥山狙いに切り換えます。

戻る方向に走りながらみんなで鳥を探します。

鳥の群れはいるものの、水中に突っ込んで魚を穫っている群れには遭遇できません。

更に走ること数分。
これまで見たことのない規模の鳥山が前方に現れました。
そして鳥が水中に突っ込むどころか魚がボイルしています！

さらに食われたイワシの鱗がそこら中にキラキラと。

「もろた！」

冗談でもなんでもなく本気でそう思いました。

そしてルアーをメタルジグからCD-9にチェンジ。
「このくらいのルアーなら慣れないABUでも問題ないだろう」と気軽にキャストしますが、追い風でないと結構シビアなサミングを求められます。

ルアーを移動重心のX-RAPに交換すると逆風でも気持ちよく飛んでいきます。



▲X-RAP


最初は早巻きしていましたが、期待とは裏腹にアタリがありません。
Eightさんから「遅く巻いた方がいいかも」の声が聞こえたので、直ぐにスローに変更…すると直ぐにヒット！

目の前でヒットしたので最初の突っ込みをロッドで耐えつつ、ドラグを出して魚を走らせます。

僕はバウデッキで釣っていたので、ファイトしながら海面との高さが少ないアフトデッキに移動しようとしているときにバレしていまいました


「また直ぐ釣れるでしょ」と気楽に構えていたら段々とボイルがなくなり、鳥もいなくなり…。

今考えるとボートでプレッシャーを与えているので当たり前の展開なのですが、そのときの僕にはまさかの展開。


しかし神は見捨てませんでした。
さらに15分くらい鳥山を追ったところで、また熱い鳥山に遭遇。

さっきは鳥山の回りからアプローチしましたが今度はボートの機動力を生かしてとにかく鳥山の中まで入っていき、魚が沈む前に釣ってしまおうという作戦です。


その作戦が功を奏してまたまたヒット！



▲おー引く！



▲めっちゃ楽しい！


写真では余裕を見せていますが、借りた4500Cのドラグの調子が良くなくて、親指でスプールを押さえないとラインが巻き取れない状況でした。
なので、普段は使わないポンピングをしたりと身体を使ってやりとりします。

大変ですが、これはこれでかなり楽しい！

ネットがなかったので、最後はSATOさんにリーダーごとぶっこ抜いてもらいました。



▲やったね！


ハマチはもちろん、初めて青物を釣りました。
バスやシーバスとはまた違ったファイトにかなり興奮しました。



▲２匹目はジグ


そのあとは鳥山を見つけられなかったので、GPS魚探で地形と魚影を探してメタルジグで魚の泳層を直撃させました。

最初は45g、次は60gでヒットに持ち込めました。

ともにフォールの最中にラインがスッと止まる感じのアタリでした。
こういうときにベイトリールは便利ですね。


このあとは天気予報通りに雨が強くなってきたので、この時点で沖上がり。

あとはエアコンの効いた室内で快適なクルージングとマリーナのプレミアムなファシリティを堪能してきました。



帰り道はマリーナから品川駅までSATOさんに送ってもらって新幹線の中は爆睡。
家で着替えたあとに、翌日が提出期限のレポートをガストで仕上げて寝不足のままクラスへ。
クラスは13時で終わり、そのあと14〜23時までずーっと打ち上げと称して飲んでましたが、最後はもうヘロヘロでした。

グロービスは２期続けての受講だったので、６ヶ月間ずーっと追われるような生活を送っていましたが、これで少しは気楽に…と思っていたら２週間後には東南アジアに行くことになりました

落ち着いて釣りに行けるのはいつになるやら…