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2014年04月27日

[琵琶湖]ボート・4/26・TATULA入魂

一ヶ月振りの琵琶湖に行ってきました。
今回同行いただいたのは会社の先輩の"おくあき"さんです。

春は比較的得意な季節です。
でもその釣り方はライトリグ。

となると気になるのは風の有無です。
風が強いとステイを多用する得意の釣りができなくなるので…。

その天気ですが、見事なまでの晴天×無風でした。
できれば曇天×無風だと最高なんですけど、贅沢はいえません。
晴天×強風でないだけで十分です。


この日の出船時間は5時。
前日まで静岡に出張していて22時前に帰宅し、23時に就寝…にも関わらず1時にはスッと起きられました。

ガソリンを入れて先輩をピックアップして、夜の新名神をドライブ。
もう今日からGWだというのにまだトラックがたくさん走っていました。
仕事の話なんかしながら、4時過ぎには現地に到着。

明るくなるのを待ってからボートにタックルを積み込み、まだ薄明るいデッキでルアーをリグります。
晴天でなければ朝イチは巻きたいところでしたが、マリーナのオーナーからのアドバイスにも「この天気だとスローな釣りをしないとキツいでしょうね」とありましたので、素直に4本ともにワームをセットします。


[本日のタックル]
カーブスター CFHC-66MHW + TATULA + フロロ14lb → キッカーバグ ヘビーダウンショット
フレイム FDGC-664 + I'ZE TD-Z + フロロ 14lb → ライトテキサス
エアリアルHP + 04 セルテート 2000 + フロロ5lb → ジャコビーJH
フレイム FPGS-601 + 10 コンプレックス CI4 2500HGS F6 + フロロ5lb  → カットテールJH

この4本にピクシー+クワトロも持って行こうかと迷ったのですが、先輩に「タックル5本とか多くないですか?」と会社で軽口を叩いてしまった手前、4本にしました。笑


マリーナでもらったアドバイスは…

・藻狩り船がカネカ沖や赤野井沖に入っているが新芽は刈っていない
・寝ているウィードを起こして刈っているので、釣りへの影響はないと思う
・藻狩り船云々の前にウィードの生育が良くない
・バイブレーションでも釣れている。風が吹いたら投げてみては?
・ここ最近で船団ができているのは下物、井筒ワンド、自衛隊沖

というものでした。


[琵琶湖]ボート・4/26・TATULA入魂
▲ご来光


マリーナを出たのは5時15分過ぎ。
まだこの時間だとボートもほとんど出ていないので、気持ちよく走ることができます。

まず向かったのは六本柱の北にあるいつもの浚渫。
前回の釣行では不発でしたが、去年は3月にも4月にも良い思いをしましたし、去年の6月の皆さんとの釣行でも釣れた相性の良い場所です。

基準点を作るためにマーカーを投入。
それを目安にして浚渫のかけ上がりや、掘り残しを狙います。

基本的に浚渫部分にはウィードはありませんし、掘り残しの部分にはウィードが生えています。

かけ上がりはヘビダンで、ウィードの部分はライトテキサスやジグヘッドで狙っていきます。
ライトテキサスとジグヘッドの使い分けですが、基本的にはジグヘッドを、ウィードの濃いところはライトテキサスを使います。

ジグヘッドの場合は新芽に引っ掛けて、それをティップでほぐしてポロリと外すという釣りを展開します。
ライトテキサスの場合は底をモゾモゾと動かして数秒ステイという釣り方です。

どちらもステイの時に食わすことを意識しています。


ここではフレイム-664とエアリアルHPの2本をメインにして釣り込んでいきます。
最初のヒットは僕ではなくてジグヘッドを投げていた先輩に。

ロッドがいい感じに曲がっているので、50前後はありそうです。

しかしここで重大なことに気がつきます。

ネット忘れた…

今日はどれだけデカいのを掛けてもハンドランディング確定ですが、まぁワームの釣りなら身体に刺さるような心配はありません。
ただボート際でのバラシがあるんじゃないかという不安は拭えません。

しかしこの魚は無事にキャッチ!
サイズは47〜8cmだったように記憶しています。


この浚渫のポイントは短時間で連発することはないものの、立て続けに2匹釣れた経験も多いので、丁寧にジグヘッドで探りましたが、残念ながら2匹目のどじょうはいませんでした。


[琵琶湖]ボート・4/26・TATULA入魂
▲移動


続いて、第二の本命ポイントのディープホール周りに移動します。

ちなみにこの日の最高気温は22℃で「日中は上着がいらなくなるくらい」といっていましたが、午前中は肌寒いままでした。
僕はロンT+フリース+スウェットパーカーという格好で、走っているときはこれでもちょっと寒いくらいでした。

ディープホール周辺のハードボトムもお気に入りのポイントです。
過去に自己タイ記録を釣ったのもここですし、GWは毎年40後半が複数釣れてくれます。

まずはテキサスリグでウィードパッチを探して、見つけたらそこをジグヘッドで丁寧に狙う作戦。
しかしウィードパッチもなかなか見つかりませんし、見つけてもウィードにアオコが付いているような状況です。

この辺りは流れがもろに当たこともあり、例年であればアオコに悩まされることはなかったように思います。
洗堰の放水量がここ最近ずーっと少ない(15m³/s)ことが影響しているのかもしれません。

そんな状況であればさっさと見切った方がよいのでしょうけど、過去の実績が僕のこのポイントに縛り付けます。

沈船等のピンスポットも狙いましたが、反応はなし。

由美浜〜近江大橋にかけてのエビモの多いエリアも先輩のラバジに1バイトあっただけ。

もう一度最初の浚渫に戻るも新たな(釣れる)魚は供給されていませんでした。


この時点で10時半過ぎ。
出張続きで寝不足かつ昨日も2時間睡眠ということで睡魔が襲ってきました。
それなりに釣れていたりアタリがあれば眠気も我慢できるのですが、今日の僕はここまで5時間半ノーバイトノーフィッシュですZZZ…

期待値が高かっただけに心が折れてしまっているのが自分でもわかります。

ここで先輩にエレキを踏んでもらってデッキで休むことにしました。
快晴の湖上で惰眠を貪るのはメチャクチャ気持ちよくて、起きたら時計の針は12時を指していました。


今日の帰着は17時。
熟睡したことで人間のコンディションはしっかりと回復。
あと5時間しっかりと釣ることができそうです。

ただ気になる点が1点。
エレキのインジケーター(エレキがどっちを向いているかを示す矢印)が壊れていて、エレキの向きをフットペダルでしか確認できません。
エレキが正面付近をを向いているときは問題ないのですが、45°くらい傾いているとエレキを踏んだ(=スイッチを入れた)ときに瞬間的に船首が大きく動き、よろけそうになります。

その衝撃で落水することはまずないと思いますが、そういう小さな積み重ねがストレスになって集中力を欠くことが考えられます。
それに、エレキを踏む回数も減っているようにも思いました。

午前中に1回マリーナに修理依頼で電話をしたのですが、パーツがないのと、簡易修理では治らない可能性(それによるタイムロス)を言われたので諦めていました。

しかし、マリーナから「パーツが見つかりました!」とうれしい入電。
さらにボートで現場に駆けつけてくれるそうです。

こういったトラブルの際の対応がこちらの期待以上だととてもうれしいですね〜

エレキのヘッドの交換は5分程度で終了。
パーツは業者さんに問い合わせてしかも取りに行ってくれたようです。
この対応には感動しました。

これからもこのマリーナを長く利用させてもらおうと思います(^^)


マリーナのオーナーが僕らのボートから自分のボートに降りる際に釣果を聞かれたのですが、「朝から今まで僕はノーバイトです」と言ったら絶句してました。
せめて優しい言葉を掛けてくれよと思ったのだけが、唯一の不満です。笑




午前中はどちらかというと地形変化よりもウィードを重視して釣りをしていましたが、それで釣果どころかアタリも得られていないので、午後は地形変化を重視して釣りを展開することにしました。

幸いなことに午前中は船団ができていた下物もボートの数はまばらになっています。

以前に美味しそうな地形変化の場所をiPhoneのMAPにGPS登録していたので、それを頼りにポイントを探します。


地形変化には大きく2種類あると僕は考えています。

人工的な変化(=浚渫)と自然の変化(=水中島や水中岬)。
下物といえば浚渫がたくさんあることで有名です。

まずは浚渫絡みのポイントを狙ってみました。
30分で3カ所程の浚渫を回りましたが、ここでもバイトを得ることができませんでした。

次に向かったのは自然な地形変化、いわゆる水中島と呼ばれるポイントです。


GPSを頼りに水中島に近づき、まずはテキサスリグでトップから深場へと釣ってきます。
一通り探ったあとで駆け上がりまでボートを移動し、今度は駆け上がりを平行に釣って行きます。
(あくまでもイメージです。笑)

するとキッカーバグ(ヘビダン)のステイ中に「モゾッ」としたメスっぽいアタリドキッ

「食いました〜」と伝える間もなく思いっきりアワセを入れます!!!!!!!

少々ドラグを出されながらも、残念ながら主導権は僕が持ったまま。

ネットさえあれば楽勝でランディングできるサイズですが、今日はネットはありません。
ドキドキしながらハンドランディングを試みましたが、なんとフックが下あごに掛かっていました。

出した手を一度引っ込めて、針の刺さっていない方から無事にランディング!


[琵琶湖]ボート・4/26・TATULA入魂
▲下あごに掛かっていました


[琵琶湖]ボート・4/26・TATULA入魂
▲ドヤー!

気になるサイズはもはやお約束なサイズの49cmでした。


[琵琶湖]ボート・4/26・TATULA入魂
▲TATULAの1匹目(13:00)


ただ、TATULAに入魂できましたし、朝からの8時間のノーバイト地獄を経た上での一尾なので文句なしにうれしかったです。
先輩からも「よく釣った!」とお褒めの言葉をいただきましたしチョキ


写真を撮ってもらっているうちにボートが流されてしまったので、さっきのポイントに戻って釣り再開。
水中島のトップにあるウィードを狙っていくと今度は「コン」という明確なアタリ。

「今度はオスかな〜」と調子にのりながらフッキング!
先ほどとは比べ物にならないくらいに余裕を持ってやりとりして、最後はボートに抜き上げました。


[琵琶湖]ボート・4/26・TATULA入魂
▲100点フッキングの39cm(13:10)


1匹目を釣るのに8時間も掛かったのに、2匹目は10分後に釣れてくれました。

僕たちが魚がいるポイントに入ったというよりも、何らかのきっかけで魚に食い気が立ったというように思います。
それが風なのか水温なのか、それとも他の何かなのかはわかりませんが、経験則からそう感じます。

その理由がわかるようになると釣りの再現性が高まって、釣果に直結すると思うんですけどね〜

絶対的な経験値が少ないので、その分をロジックで補いたいのですが、自然相手だとそう簡単にはいきませんね。




下物で2時間くらい粘ったあとで、三たび朝イチの浚渫に入ります。
このポイントは魚はストックしていないことはないと思っているので、先ほどのポイントと同様に魚に食い気が立ったのではないかと考えました。


[琵琶湖]ボート・4/26・TATULA入魂
▲48cm(15:30)


たまたまなのかロジックが当たったのか、確かなところは魚に聞いてみないとわかりませんが、結果は直にでました。
朝から何度も攻めていた掘り残しの部分のウィードパッチをジャコビー(JH)で攻めたら、1匹目と同じような「モゾッ」としたメスっぽいアタリがありました。

セルテートのドラグをいい感じで鳴らしてくれたので、「これは50cmいったんじゃないですか」と軽口を叩きましたが、これまたゴジューくらいのバスでした。


[琵琶湖]ボート・4/26・TATULA入魂
▲これまた100点フッキング!


この数分後にほぼ同じポイントで先輩にも同サイズがヒット!!

これで2人とも匹数もサイズも並びました。
(30cm台×1、40台×2)


この時点で帰着までの残り時間は1時間半。

このままライトな釣りを展開するか、それとも巻物をするかで迷いました。
風が出ていれば迷わずに巻きにいくのですが、今日の琵琶湖は珍しくこの時間(16時前)でも風は弱いまま。

もう30分くらいしたら風が出るかもしれないので、それまではライトリグの釣りをすることにしました。

しかし、心に余裕ができたからか僕の心は巻物に。
風は相変わらず無風なのに、最後の30分は先輩に無理いって3mラインでカーブスター+TATULAでバイブレーションを投げ倒しました。


[琵琶湖]ボート・4/26・TATULA入魂
▲最後の移動


ヘビダンを投げているときにはあまりTWSの効果を感じられませんでしたが、バイブレーションのフルキャストではラインがストレスなくレベルワインドから伸びていっているのが感じられました。
これでSVスプールが装着できると完璧なんですけどね〜


巻物ではアタリを取ることはできませんでしたが、TATULAの気持ちよく使うことができたので、気分は上々です。

釣果的にも最初に釣れてあとはノーバイトという下り調子よりも、最後に釣れる上り調子の方が気分よく帰れますね。
その代わり1匹釣れるまでの心はボロボロですがZZZ…


一時はボーズも覚悟しましたが、よく巻き返せたと自分でも思います(^^)

ちなみにブログを書き始めた2006年から琵琶湖のボート釣りでボーズは1回だけでした。
自分で釣りを組み立てるレンタルボートではボーズは1回もありませんビックリ
(おかっぱりのボーズはいっぱりありました。笑)

前に比べると戦略的に釣りを組み立てらるようになったのかなと自画自賛してこの釣行記を〆ます。
*GWにはもう一回琵琶湖に行く予定です


この日の裏釣行記はコチラ





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