ナチュログ管理画面 バスフィッシング バスフィッシング 東海 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

2019年06月18日

詐欺を働く人間のマインド

ジモティートラブルシリーズの番外編です。

先日も記事にしましたが、少額訴訟で起訴した相手の本名が判明しました。
今まで屋号しかわかりませんでしたが、個人名が特定できたことで、相手(被告)を一人の人間として見えてきました。

裁判所に向かう道中、インターネットで発送詐欺を働く人間のマインドを想像してみました。


最初から捕まるために詐欺を働く人はいないので、前提として「捕まることはない」と思っているはずです。

なぜ"捕まることがない"と思えるのか、僕なりに想像してみました。

そこにはいくつもの壁があるように思います。


刑事事件の壁

まず最初に刑事事件として受理されるかどうか、言い換えれば警察が動くかどうかという大きな壁があります。

詐欺を働く人間のマインド

この壁さえ乗り越えれば警察は動かないので、基本的には騙した相手との一対一の勝負になります。

金銭のやり取りの詐欺でも、相手に対してお金を返す意思を見せたり一部だけでも返金しておくと詐欺と認定されないと聞きます。
発送詐欺の場合も同様に発送する意思させ見せておけば詐欺と認定されません。
あくまで個人間のトラブル(=民事)の扱いで刑事事件としては不受理となり、警察の捜査は受けないだろうという思想があるように思います。

実際に僕も被害届は受理してもらえませんでしたし。


民事事件の壁

民事事件にはいくつもの壁が想像できました。

ただ詐欺師の気持ちになると刑事事件化を回避できた時点で勝った気でいる思います。

上にも書きましたが、民事事件は相手との一対一の勝負です。

金額が大きくなれば弁護士という強力な敵がつきますが、被害額が小さければ弁護士を雇う人は皆無でしょう。
弁護士が付かなければ騙した相手は法律の素人です。

素人に下記に挙げた全ての壁を乗り越えられるはずがないとどっかで思っているのではないでしょうか。


◆無知の壁
そもそも素人が裁判なんて起こさないだろう。


◆手数料の壁
裁判を起こす気になっても、手間と手数料がかかるので実際にはしないだろう。
被害額がある程度ないと被害額が取り戻せても手数料を差し引くと手取り額が小さくなったり逆ザヤになったりする。


◆屋号の壁
連絡先や口座で個人名を教えなければ、訴訟も起こせないだろう。


◆差し押さえの強制執行の壁
仮に訴訟で負けたとしても、差し押さえをするためには強制執行という別の手続きと手数料が必要だからそこで諦めるだろう。


◆差し押さえの口座残高の壁
差し押さえ手続きをされても口座にお金を残しておかなければ、お金を取られないからそこで諦めるだろう。


素人の僕が簡単に想像するだけでも、被害者を諦めされる壁がこれだけありました。

僕が裁判を仕掛けた目的はもちろん取られたお金を取り戻したいということもあります。
しかしそれ以上に堂々と犯罪を行う人間を懲らしめたい、他に被害者を出したくないというモチベーションが強いです。


僕の相手も詐欺を働いたのが初めてとは思えないですし、その後も繰り返しているように想像できます。

今回の訴訟で仮にお金が返ってこなかったとしても、世の中には面倒臭い奴(=僕)がいるから今後は詐欺はやめておこうと思わせて、犯人の行動を変えられればと思っています。


<ジモティー詐欺シリーズ>
ジモティーで詐欺に合った⑨ 相手の身元がついに判明!
ジモティーで詐欺に合った⑧ 調査嘱託で身元の特定を図る
ジモティーで詐欺に合った⑦ 住民票の取得できず
ジモティーで詐欺に合った⑥ 他人(被告)の住民票を請求する
ジモティーで詐欺に合った⑤ 訴状が受理されました
ジモティーで詐欺に合った④ 裁判所に行ってきました
ジモティーで詐欺に合った③ 少額訴訟で詐欺師を訴えます
ジモティーで詐欺に合った② 詐欺に合った時にやるこ
ジモティーで詐欺に合った①





にほんブログ村 釣りブログへ
このブログの人気記事
フェザージグの世界に衝撃を受けた
フェザージグの世界に衝撃を受けた

スモールマウスバスを釣りに行ったらイノシシに遭遇した
スモールマウスバスを釣りに行ったらイノシシに遭遇した

タックルベリー本社に行ってきた
タックルベリー本社に行ってきた

やっとリコールの予約ができた
やっとリコールの予約ができた

グローブライド本社に行ってきた
グローブライド本社に行ってきた

同じカテゴリー(トラブル)の記事

 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。