MIDNIGHT EXPRESS

先日0.1g単位で計測できるデジタルスケールを購入しましたが、購入の一番の目的はベイトリールのスプール周りの重さを量りたかったからです。

通常のバス釣りで使うようなルアーを投げる際にはスプール周りの重量なんて気にしたことがありませんでした。
しかし管釣り用の軽量スプーンを扱うとなると、１ｇの差がキャストに大きく影響しそうです。
現にピクシーの純正スプールから、軽量をうたうプレッソスプールに交換したところ、キャストフィールは大きく変化しました。（もちろんブレーキシステムが異なることも大きいはず）



ということで、現在ピクシーに巻いているラインの重さを量ってみました。



■スプール単体

9.3ｇでした。

続いてラインを巻いた状態で量ります。



■エギング用のPE 0.6号を75m ＋ ナイロン 0.8号を3m（下巻き）

11.0gでした。

ということはスプールに巻いてあるPE 0.6号 75mは1.7g
（下巻きのナイロンは無視しています）

思っていたよりも軽いという印象です。

	比重
ＰＥ	0.98
ナイロン	1.14
フロロ	1.78

本で読んだ知識ですが、ライン比重はこんな感じでしたので、素材を変えた場合でもおおよその見当はつきそうです。
（ただＰＥラインの号数表記はかなりいい加減らしいので･･･）



ラインの重さが見えてきたので、次はスプールの重さを量ってみたいと思います。

実際にＡｖａｉｌのスプールに替えてからは軽量スプーンのキャストフィールが大きく向上しました。
プレッソスプールと同じブレーキシステムを使っているので、キャスト時に回転するパーツの重量が軽くなったことがその要因だと思われます。


では実際にどのくらい軽くなったのでしょうか。

まずは以前に使っていたI'ZE FACTORYのプレッソスプールから。



■プレッソスプール＠9000

11.9gでした。

前出の通り、ピクシーに装着しているＡｖａｉｌ製のスプールは9.3gでしたので、対プレッソスプールでは2.6gの軽量化（▲22％）（驚）
「そりゃキャストフィールも変わるよなぁ･･･」と思えてきます。


またＡｖａｉｌのＨＰによるとピクシーの純正スプールの重量は14.7gとのことですので、対純正スプールでは5.4gの軽量化（▲37％）です。

現在、純正スプールにはフロロ 1.5号を75m巻いてありますので、それの重さも量ってみました。



■ピクシー純正スプール ＋ フロロ 1.5号（７５ｍ）

なんと20.4gもありました。
ということはフロロ 1.5号（７５ｍ）の重さは5.7g

こちらは思っていたよりも重いという印象です。


参考までにその辺に転がっていたＴＤ－Ｘ １０３ＨＶのスプールも量ってみました。



■ＴＤ－Ｘ １０３ＨＶ純正スプール ＋ ナイロン ４号（７５ｍ）

24.2gでした。

ピクシーの純正スプールを量った後だと、そんなに重たく感じません。


後半は脱線してしまいましたが、自分の想像とは異なる数値が出てきて面白かったです。
また機会を設けてＡｖａｉｌスプールをもうちょっと細かく量ってみようと思います（＾＾