MIDNIGHT EXPRESS

今年のこれまでの活躍度Ｎｏ．１タックルは、間違いなくクワトロ＆ピクシーです。

クワトロについては何回か書きましたが、意外なことにピクシーについては触れていませんでした。
メールで「ピクシーについて書けや、コラ」とメッセージをいただいたり（脚色してます）しましたので、簡単に仕様をご紹介させていただきます。



■04 Ｐｉｘｙ Ｙｅｌｌｏｗ Pearl

カスタマイズしている箇所は２箇所あります。

・ＺＰＩのカーボンハンドル（80mm）

・Ａｖａｉｌの超軽量スプール


ＺＰＩのハンドルについては特に珍しいことでもないので省略させていただき、ここではＡｖａｉｌのスプールについて書きたいと思います。



■現在のスプール周り

結論からいってしまうと、Ａｖａｉｌのマグブレーキは使わずに純正のブレーキシステムを使用しています。
通常Ａｖａｉｌのスプールは専用のマグネットのブレーキシステムとセットで使用するのですが、超軽量のスプールを手に入れる換わりにブレーキの外部調整機能を失ってしまいます。

1g以下の軽量スプーンを投げることに特化するなら、回転するものの重量が軽くなるので、専用のマグブレーキを使った方がいいんでしょうけどね。



では先日と同様に重さを量ってみたいと思います（笑）



■Ａｖａｉｌスプール ＋ 純正マグローター

純正スプールから引っ剥がしたマグローターをＡｖａｉｌスプールに装着して使っています。
写真は使いまわしですが、重量は9.3g



■Ａｖａｉｌスプール

Ａｖａｉｌのスプール単体だと7.7g
Ａｖａｉｌのマグブレーキシステムを使うのであれば、回転するのはたった7.7gの部分だけです。



■ピクシー純正スプールから外したマグローター

マグローターの重量は1.6g
このパーツをＡｖａｉｌスプールに装着することで、純正のブレーキシステムを使うことができます。
つまり外部調整ダイヤルでブレーキ力を調整することができます。



■スプールとマグブレーキ（ともにＡｖａｉｌ製）

本当はこの２つをセットで使います。

その場合は純正のブレーキシステムを取り外す必要があります。
そしてブレーキ力の変更は外部調整ではなく、サイドプレートを外す必要が出てきます。



■ついでに全体の重量も

カタログ値が160gなので、ラインの重量を差し引くと6gくらい軽くなっているようです。
スプールだけで5gほど軽くなっているので、（ピクシーの場合は）ＺＰＩのカーボンハンドルはあんまり軽量化に貢献していないようです。


繰り返しになりますが、バベルに特化するならブレーキシステムもＡｖａｉｌにした方が飛距離を伸ばせると思います。
ですが、僕はある程度の汎用性も捨てがたかったので、"軽量ルアーのキャスト性能"と"汎用性"を高次元で両立できる今の仕様を選びました。

そして、その結果は･･･大満足です（＾＾


＊現在はピクシー用のスプールは販売されていません（とっても残念です）