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2011年08月22日

★[琵琶湖]フローター・8/18・ピンポイントの釣り

夏休みを利用して琵琶湖で釣りをしてきました。

水曜日の午後から金曜日のお昼までレンタカーを借りていたのですが、Jリーグを観たり、釣り仲間と缶コーヒーミーティングをしたりと、結局釣りをしたのは木曜日の1日だけ。
それでも充分満足できる時間となりました。

その釣りの部分を振り返ります。


G大阪vs名古屋が行われた万博記念競技場を発って、琵琶湖に到着したのが17日(水)から18日(木)に日付が変わった24時過ぎ。
そのまま釣りをしようかとも思いましたが、夜釣りよりもフローターの釣りを楽しみたかったので、駅前の駐車場で仮眠。

しかし、休みで活性の上がった若者の騒ぎ声で2時過ぎに目覚めてしまいました。
若者どもは車高を無駄に落としたワゴンRから、低音しか聞こえてこない謎の音楽を発し続けています。

こんな状態では眠り続けることはできません。
眠るにしても釣りをするにしてもクルマを移動させる必要が出てきたので、いっそのこと起きて釣りをすることにしました。


選んだタックルはカーブスター66MHW に アンタレスDC7 です。
去年の同時期の釣りを思い出しながら浜の掛け上がりをミノーやペンシルベイトで撃っていきます。

1回だけペンシルベイトにバイトがありましたが、フックアップできず。

月明かりに照らされた浜を歩いていくといくつかの小さな流れ込みがあります。
流れ込みの沖には30〜40cmくらいの黒い物体が数体動いています。

「これはもらった!」

足を止めてその場にしゃがみ、コトカスミディアムを物体の向こうにキャスト。
引き波が立つギリギリのスピードで巻いてくると「パシュッ」と小さなバイト…フックアップには至らず。
これを数回繰り返しましたが、結局1匹も釣ることができませんでした。

去年に反応が多かったポイントでは1回も反応なし。

そんなしょっぱい釣りをしているうちに時間は4時を回っていました。

この時期は5時には明るくなります。
未練はありまくりですが、フローターの釣りを楽しむためにこのポイントから移動。




移動したのは今年の冬にいい魚が釣れてくれたポイントです。
冬でも掛け上がりにいいウィードが残っていたことが印象深く、地形調査も兼ねてフローターで浮いてみたかったんです。

フローター、タックル、エレキ&バッテリーと、クルマと水辺を三往復して、5時半には釣り開始。


★[琵琶湖]フローター・8/18・ピンポイントの釣り
▲朝日がキレイ


しかし南風が強く、波というよりはうねりといった方が的確な大きな揺れがフローターを揺らします。(写真だとベタ凪に見えますね…)
乗っているフローターはフレームを持たないタイプでは最大級のものですし、動力もエレキです。
この状態で身の危険を感じることはないのですが、釣りをするには快適とはいえない環境ですし、何より睡眠不足の身体では船酔いになってしまいそうですガーン

ここでの釣りは諦めて、魚探を使った地形調査に勤しみました。
地形調査に集中したことで、1時間強で見たかったところは魚探を使って縦横でチェックできました。
ウィードの帯は3mラインだったので、目視でチェック。

これでまたおかっぱりに来たときには水中を立体的にイメージして釣るをすることができそうです。


またこのポイントから移動するわけですが、ここで3つの選択肢が浮かびました。

1)北上して漁礁等のピンポイントの釣りをする
2)魚の絶対量の多い南湖に移動してウィードを面で狙う釣りをする
3)温泉施設でリラックス&仮眠をする(笑)


正直いって(3)の選択肢に心が傾きかけましたが、気合いを入れ直して釣りを選択。

・お盆休み期間なので南湖はボートが多いだろうと思ったこと
・南風だと南湖でも波が立ちやすいこと
・ピンポイントの釣りなら夏の日中でも魚からの反応が期待できること

この3つから(1)の北上を選びました。




最初に選んだポイントは比較的岸から近いところに漁礁が入っているポイント。
クルマを停めてフローターを降ろそうとしていると沖から1艇のバスボートが走ってきます。

イヤな予感は的中して、漁礁があるであろう付近でエレキを降ろしました。
人が入った直後のピンの釣りほど期待値の上がらない釣りもないので、さっさと次のポイントに移動します。


クルマで15分ほど走ったポイントにはボートの姿はありません。
ですが、岸際で海パンウェーディング&水中釣りという楽しそうな遊びをしている大学生4人組がいましたニコニコ
同じ先行者でもこれは微笑ましいというかメッチャ楽しそう!!

フローターを降ろしたい旨を伝えると快諾してくれました。
「ちなみに魚はいますか?」と聞くと、「いません!」と即答してくれました(笑)
「ただ掛け上がりのところから底の方の水温がグッと下がります」という素潜りならではの情報もニコッ

逸る気持ちを抑えながらフローターを準備して、漁礁へ一直線!


GPS魚探があれば一発でピンポイントに入れますが、そんな高価な物は持っていません。
iPhoneのGPSとワンダースワンの魚探の2つを駆使して漁礁を見つけます。


★[琵琶湖]フローター・8/18・ピンポイントの釣り
▲発見!


漁礁の端っこにマーカーを入れて、なるべく定位しながら漁礁を狙う作戦です。

持ってきたタックルは2本。
夜中に使っていたカーブスターとフローター用の5ftのスピニング。
障害物を狙うのにスピニングでは心許ないので、迷わずにカーブスターを選択。

ルアーは得意の8インチワームといきたいところでしたが、クルマに置いてきてしまったので、代わりに6インチのセンコーをテキサスリグで投入。


漁礁のトップまではフリーフォールで落としたいので、キャスト後に手でスプールからラインを引き出してルアーを送り込みます。
一旦漁礁の上で止まった後はクラッチを戻してロッドでアクションを開始…すると直ぐに違和感!

コンクリートでできた漁礁に潜り込まれたら勝ち目がないので、最初に漁礁から引きはがす必要があります。
少々懐疑的ながらも確信的なアワセを入れると、カーブスターがバットから曲がります。

バットの曲がりに「このロッドもシイラ釣りで使ってみたかったな~」なんて考えが頭をよぎりましたが、まずは漁礁から魚を遠ざけることが最優先です。

リールはアンタレスDC7LV。
このリールならカーブスターのバットを曲げたままでも、リールを巻いて魚を寄せてくることができます。


魚の引きはかなり強烈なので、ある程度漁礁から遠ざけたところでフルロックしてあったドラグを少しだけ緩めます。
少しだけラインを出されながらもやり取りを楽しみながらオーシャングリップで無事にランディング!


★[琵琶湖]フローター・8/18・ピンポイントの釣り
▲いいサイズ♪

★[琵琶湖]フローター・8/18・ピンポイントの釣り
▲いいところに掛かっています


メジャーを持ってきてなかったので、フックキーパーで魚の位置を記録させました。


★[琵琶湖]フローター・8/18・ピンポイントの釣り
▲50超


半年振りの50upに大興奮です。
1投目で大型魚が釣れたのでしとめた感がありまくりですグー
*フローターのエプロンが下がっているので遠近法で小さく映っています(汗)

この1匹で充分に満足しちゃっています。


写真を撮ったりしていると、さっき別の漁礁に入っていたバスボートがこっちにやってきました。
釣りをすることなく、僕の周りをエレキで回り始めたので完全にこの漁礁が目当てだったと思うのですが、先行者の権利ということで遠慮なく釣りを続けていたら10分ほどで移動していきました。
抗議の意味がこもっていたのか、30mくらい先でエンジン掛けられましたけどガーン

そんなことをされたら釣れる気がしないので、岸際のポイントに移動。
エレキ付きのフローターは移動中にリグの交換ができるのでとても快適です晴れ


★[琵琶湖]フローター・8/18・ピンポイントの釣り
▲スゴい密度


今年は藻刈り船が入っていないのか、掛け上がりの上にはウィードがたくさん残っています。

そのウィードの際をカットテールを引くと飽きない程度に25cm級のバスがヒットします。


★[琵琶湖]フローター・8/18・ピンポイントの釣り
▲これはこれで楽しい


しかし、何匹か釣っているうちに05バイオマスターのノブが固着してしまいました。
(異物混入?熱さで膨張?)
このままでも釣りができないことはないのですが、道具好きとしては症状が気になってしようがないので、これを機に岸に上がることにしました。


帰りがけに再び漁礁に寄って先ほどと同じように狙いましたが残念ながら反応なし。


ここでちょっとお遊び。
今度は漁礁の周りに人がいなかったので、ラインの先にワームの代わりに防水カメラをつけて水中動画を撮ってみました。
ちゃんと映るかどうか心配でしたが、一応漁礁を捉えることができました。

しとめた感を味わせてくれたバスと水中動画に満足して予定よりも早く釣りを終了し、温泉でゆっくり過ごすことができました。


動画は編集してからアップしますので、もうちょっとお待ちください。


ロッド:TAPER & SHAPE カーブスター CFHC-66MHW
リール:シマノ アンタレスDC7LV
ライン:エバーグリーン バスザイル 3.5号
ルアー:すりんシンカー7g + 6インチセンコー






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この記事へのコメント
uedaさん、こんばんは。

フローターで良い魚釣ってますね~羨ましいです。

ピンスポットの釣りに 、センコーの前に付いてるシンカー。

気になること沢山です。

それに水中動画も楽しみにしております。
Posted by roborobo at 2011年08月22日 22:00
おはようございます。

水中動画、とても楽しみです。
今夏、私は釣竿の先に防水カメラを付けて滝つぼを撮影しました。
しかし、水中では物凄い勢いでカメラが回転したらしくTVで再生したら、
目が回る映像しか映ってませんでした・・・orz

何かuedaさんは、一工夫あったのですよね!?←ハードル上げてみるw
Posted by Abah at 2011年08月23日 08:09
>roboさん

こんにちは!
久々にフローターでデカイのが釣れました。
それも大好きな湖北で!

roboさんには自慢話を聞いてもらいたいです(笑)

このすりんシンカーは扱いやすいですよ~
最近は中層(マキマキ)も底を釣る時もこればっかりです。
Posted by ueda at 2011年08月23日 13:40
>Abahさん

こんにちは。
デジカメのスパイラルフォールという眼の回るオープニング映像を持つ僕に、辛辣なコメントをいただきありがとうございます(´Д` )

今からiMovieの前で呆然としている自分の姿が目に浮かびます(笑)

滝壺の映像もぜひ見てみたいですよ~
Posted by ueda at 2011年08月23日 13:46
 
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