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2013年05月08日

[琵琶湖]ボート・5/4・プリのちアフターの釣り

GW前半の"ひで"との釣行に続いてGW後半にも琵琶湖に行ってきました。
いつもはレンタルボートでの釣行ですが、今回はボートオーナーのKさんとの同釣なのでバックシートでのんびりと釣りに集中できました。

前回の釣行では南湖でアフターのメスバスをメインに狙いました
今回は事前にKさんと打ち合わせをした結果、午前中は北湖でプリの釣りを展開し、午後から南湖でアフターを狙うという戦略です。


ちなみにKさんとの釣りはなんと2年半振りでした。
最初にKさんにお会いしたのはなんともう5年前

そこから10数回も同釣させていただきサイトの釣りを教えてもらったりロクマルを釣らせてもらったりと本当に貴重な経験を積ませてもらいました。

ここ2〜3年でコンスタントに釣果が残せるようになったのはKさんのおかげといっても過言ではありません。


そんなKさんとの待ち合わせはAM5時。
いつものコンビニで合流してマリーナでボートの準備。


[琵琶湖]ボート・5/4・プリのちアフターの釣り
▲ボートも変わっていました


2年半の間にボートもグリーンのRangerに変わっていました。
ボート自体は新艇ではありませんが、魚探関係は琵琶湖でもトップクラスの装備です。

冬の間に魚探掛けをして得た湖底の状況をマッピングすることに成功したのだとか。

湖底マップがなくても魚探があれば自分の今いる場所の情報は得ることができます。
しかし、ルアーをキャストした場所の情報は得ることができません。

マッピングした情報があればGPSの誤差3m以内で、南湖中の等深線を見ながら釣りをするという画期的な釣りが展開できます。

ここまでやると人によっては「やり過ぎだ!」という意見を持たれるかもしれませんが、画期的という点では同意いただけるのではないでしょうか。


そんな湖底マップの話をしながらもまず向かったのはマップ情報のない北湖。

スポーニングエリアであるシャローに上がってきたメスバスを狙って釣るという作戦です。


それらしいシャローを見て回りますが、見てわかるようなネストを作っている魚はまだ少しだけでした。
僕たちが狙いたいのは産卵を意識しているもののまだネストを作るに至っていない魚なのでむしろ好都合です。

シャローの地形を把握しながら、シャローエリアからのかけ上がりを狙っていきますがなかなか魚の反応は得られません。


係留してあるボートの下にロクマル級が定位しているのが見えました。
「どうせ無視されると思うけど…」とKさんがジョイクロ・マグナムをキャストするとそれなりに興味がありそうにルアーの後を追ってきます。
もちろん食いそうな気配はほとんどないのですが、釣り人からすると無反応よりもタチが悪い感じですZZZ…

結局このロクマル級には1時間近く時間を費やしてしまいました。
(もちろんヒットには至らずw)


そんな寄り道を何度もしているとあっという間に太陽は高く上り…初ヒットは10時過ぎまで掛かりました。


[琵琶湖]ボート・5/4・プリのちアフターの釣り
▲デカい!(10:10)


これは50cmを超えたのでは…と備え付けのメジャーの上に乗っけてみると…


[琵琶湖]ボート・5/4・プリのちアフターの釣り
▲あと数ミリ足らず


まぁ、ゴジューくらい(©youさんということで(^^;

1匹目からナイスサイズのバスが釣れてくれていい感じですニコニコ

[琵琶湖]ボート・5/4・プリのちアフターの釣り
▲久々にアンタレスで釣りました


タックルは カーブスター CFHC-66MHW + 12 アンタレス(フロロ3.5号) です。
これにエバーグリーンのキッカーバグ 4.5インチをダウンショットでリグりました。

キッカーバグは去年からラバージグのトレーラーに使っているのですが、ステイしたときの姿勢がバスを誘うのかステイ中にアタリが多く出るように思います。
今回もステイ中に「コン♪」とアタリが出ました。

そのアタリを即アワセするのではなくて、ストロークを大きくとったゆっくりめのアワセを入れています。
そうすることでフッキングする箇所をバスの口の奥ではなくて、唇の辺りにしようというねらいです。


[琵琶湖]ボート・5/4・プリのちアフターの釣り
▲ムツ針


その位置にフッキングさせるためにはアワセ方だけでなくフックの形状も大切だと思います。
今回はバス用のチョン掛けフックではなくて、海のエサ釣り用のムツ針を使いました。

先がねむっているので魚の口の奥には刺さらずにズルズルと滑り、唇付近で鉤元(ちもと)が口の外に出ることで、ねむっていた先端が針掛かりするという特徴を持つ釣り針です。

バス釣りだとデプスのキンクーフックや、奥村部長のプロデュースしているZAPPUのこちょこちょヘッドも同じような形状ですね。


[琵琶湖]ボート・5/4・プリのちアフターの釣り
▲100点フッキング


このムツ針のおかげでいい位置にフッキングしていました。

この辺りはバスの口も非常に硬いのでゲイプの奥までフッキングしていればバレる可能性がとても低いと僕は思います。
またここにフッキングしていると思うと比較的安心感を持ってやり取りすることができるのも大きな効果ですね。


[琵琶湖]ボート・5/4・プリのちアフターの釣り
▲2匹目(11:20)


その後も見えるデカバスに翻弄されながらなんとか2匹目を釣ることができました。


[琵琶湖]ボート・5/4・プリのちアフターの釣り
▲ムツ針素晴らしい!


この魚も100点の位置にフッキングさせることができました。
フッキング率自体はねむっていない針よりも悪くなるかもしれませんが、高確率でこの位置に掛かるのならねむり針を支持したいと僕は思います。


また途中で寄ったパラアシのポイントでKさんの投げていたジョイクロ・マグナムにまさかの50後半のバスが目の前でヒットしたのですが、惜しくもバレてしまいました。
(このバスのおかげでKさんは一日中ジョイクロが気になってしようがなく…)


[琵琶湖]ボート・5/4・プリのちアフターの釣り
▲南湖へ!


お昼くらいに琵琶湖大橋をくぐって南湖に戻ります。

木ノ浜沖の浚渫にある水中島や水中岬をマップで解説してもらいながら30分ほど釣り込みますがここではノーバイト。

何の気なしに見ていると適当に流しているように見える他のボートも、湖底マップとセットで見ていると意図を持って流していることがよくわかりましたビックリ
やっぱり釣り込んでいる人は本当に琵琶湖のことを良く知っていますね。


浚渫の概要を教えてもらったあとは木ノ浜の内湖に入ります。


[琵琶湖]ボート・5/4・プリのちアフターの釣り
▲シャロクラ


1mほど潜るシャロークランクをセットして、岸近くにあるアシを撃っていきます。


[琵琶湖]ボート・5/4・プリのちアフターの釣り
▲こんな感じのところ


ここは杭の下にネットが沈んでいるのであまりタイトに攻めると根掛かりしてしまいます。
しかも人工的に岩が入っているのでFRP製のバスボートではなかなか取りに行けないのですが、かといってある程度攻めないと魚も釣れないというなかなか厳しい環境です。

でもこういうキャスト精度が求められる釣りこそルアーフィッシングの醍醐味だとも思います。
琵琶湖の南湖に代表されるウィードエリアの釣りだと目標物に向かって投げるというよりはキャストしてからウィードを探すという釣りになるのでどうしてもキャストが雑になりがちです。

ここでもヒットさせることはできませんでしたが、久々にルアーフィッシングらしい感覚を思い出すことができて楽しかったですキラキラ


1時間ほどシャロクラの釣りを楽しんだあとは本命ポイントである下物沖の浚渫エリアへ。

下物沖には無数の浚渫があるので、ウィードの少ない今シーズンの南湖ではバスが(人が?)集まる人気エリアとなっています。
昔は「下物を制する者が琵琶湖を制する」といわれるくらいの難しいエリアだったようなのですが、GPSが発達した今では比較的大型魚に出会いやすいエリアに変貌しているような気がします。


ダウンショットを2〜3投して反応がないので、カットテール5インチのジグヘッドリグで底スレスレをトレースすると早々にヒット!


[琵琶湖]ボート・5/4・プリのちアフターの釣り
▲得意の名古屋釣法(13:30)


[琵琶湖]ボート・5/4・プリのちアフターの釣り
▲45cmくらい


お気に入りのエアリアルHPをバットまで曲げたので50upを期待しましたが、このバスも40cm台。

ジグヘッドは季節を問わずに最も使うリグのひとつですが、最近はジグヘッドでも底にあるウィードを探して引っ掛けては外して…という釣りをしていたので、中層のスイミング(名古屋釣法)で食わせたのは久々です(^^)


本命ポイントだけに連発を期待して少々粘ったのですが、ここでも1匹しか釣ることができず。

今度は南湖でも一番南の浜大津エリアまで移動します。


[琵琶湖]ボート・5/4・プリのちアフターの釣り
▲雨雲が…


天気予報は晴れ時々曇りでしたが山には雨雲が…というか局地的に雨が降っているのがわかります。

晴れているときでも気温が上がらなかったこともあってレインウェアを着込んでいるので、雨に濡れる心配はないのですが雨だと人間の活性が下がるんですよね。
特に雨の中だとライトリグをやるのがおっくうになります。


いよいよ湖上も雨が降りだしたのでルアーをジグヘッドからブレードジグに持ち替えました。
ディープホールの更に南にある通称"小ホール"と呼ばれる浚渫エリアを流しながら巻き続けているとブレードジグに「ズドン♪」とアタリ!

ライトリグの食わせのアタリも好きですが、巻き物の豪快なアタリもいいですね〜


[琵琶湖]ボート・5/4・プリのちアフターの釣り
▲今度はフレイム(15:50)


アワせた瞬間は「キュン♪」と糸鳴りがしたので大物を期待しましたが、このバスも45cmくらい。
そしてここでも単発ガーン


この魚を釣った直後に雨が上がったので、ディープホールの北側に広がるフラットエリアに移動します。

ここで前回も魚を釣っているウィードパッチをiPhoneのGPSで探して、ジャコビーのジグヘッドでモソモソと底を釣っているとウィードからポロリと外れた瞬間に「キューン♪」と持っていくようなアタリ!

「食いました〜」とKさんに確信アワセの予告を入れて5匹目がヒット!


[琵琶湖]ボート・5/4・プリのちアフターの釣り
▲こいつも100点フッキング(16:10)


ジャコビーをリグっているこちょこちヘッドもねむり針の形状なので同じようなところにフッキングしていました。


[琵琶湖]ボート・5/4・プリのちアフターの釣り
▲でもサイズは45cm


本当に贅沢な悩みなのですが、去年からこのサイズが釣れるようになった分、50upに出会う数がガクッと減りました。

本の数センチの差なんですけど、釣り人に与える満足度には大きな違いがあるように僕は思います。

ちなみにこの魚がこの日の最後の1匹になりました。


[琵琶湖]ボート・5/4・プリのちアフターの釣り
▲ランチングも一発で


僕がやると超緊張するトレーラーへのランチングもKさんはサクッと決めていました。
オーナーにそんなこといったら「当たり前だ!」と怒られそうですけどシーッ



この日の釣果は42〜49cmまでを5匹。
午前中に北湖でプリのバスを2匹、午後からは南湖でアフターのバスを3匹とある程度狙い通りの釣果を得ることができました。

願わくば50upを1匹釣りたかったところですが、それは贅沢を言い過ぎです。
今年は3回琵琶湖に出て2匹、4匹、5匹と11匹のバスを釣っていますが、その内訳が50up ×1、40up ×10 となんと全ての魚が40upです。

今日の2匹目の43cmのバスが今期最小という僕にしては本当に出来過ぎなシーズンになっています。

この好調っぷりをできるだけ長く維持できるように事前の準備と当日の状況判断の2つの視点を持って次回も頑張ります!





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