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2014年05月13日

[琵琶湖]ボート・5/1・バスフィッシングは楽しい

ちょっと前の話になりますが、GWの真ん中の平日に琵琶湖に行ってきました。

前回の釣りから中4日。
一週間も空いていないので、前回の釣りがそのまま展開できることを期待しての釣行でしたが、2日前に結構な量の雨が降ったので、その濁りと水温低下を考慮しての釣りになりました。

前回は風もなく比較的穏やかに湖上での12時間を過ごすことができました。
今回は前にも増して風もなく、また18時以降に小雨が降るという絶好の予報でした。


[琵琶湖]ボート・5/1・バスフィッシングは楽しい
▲前回と同じボート


完全に日が昇ったAM5時過ぎにボートを降ろしてもらって本湖へ。
事前の作戦ではいつもの浚渫に行くつもりでしたが、マリーナで前日に目の前の取水塔で59cmと54cmが上がったという情報を聞いたので、まずは取水塔に寄り道。
取水塔の基部やウィードをジグヘッドで狙うも全くの無反応。

地形変化も乏しいので15分くらいで見切って、いつもの浚渫へ。


しかし、僕も同行の"ひで"もノーバイト。

また、ウェザーニューズの予報で風力2だったはずの風が強く、白波が立ちかけるくらいに吹いています。

この浚渫はボディーウォーターの流れの中にあるため、ボートをステイさせるだけでもやっとのくらいで、ワームをステイさせるようなスローな釣りが展開できません。
展開できないというと大げさですが、エレキの操船と釣りの両立は難しいといった方が的確かもしれません。


バックシートの"ひで"はともかく、僕は釣りにならないような状況なので、波を避けるためにインサイドに逃げることにしました。
インサイドは西岸か東岸かの二択。
西岸のカネカ〜井筒〜自衛隊方面はボートが多かったこともあり、比較的実績のある下物方面に向かいます。

前回に40後半のバスが連荘で釣れた水中島や駆け上がりをテキサスやジグヘッドで狙うも反応なし。


風が弱まったタイミングを見計らって、再び沖のいつもの浚渫へ入り直しました。

マーカーを入れて自分たちのポジションを把握しながら駆け上がりを攻めているとバックシートの"ひで"にヒット!
サイズは40前半くらいでしたが、船中1匹目が釣れてホッとしたところ。

このポイントはバタバタっと釣れることが多いので、30分程粘ってみたものの残念ながら続かず。
でも風はこらえてくれていたので、今のうちに移動しようということになり、浜大津方面へ南下。


最近お気に入りのディープホール周辺のポイントへ。
前回はウィードにアオコが付いていましたが、先日の雨で流れが生まれて水質が改善されたことを期待しての移動です。

ウィードの生育自体は例年よりも遅め(少なめ)のようでしたが、アオコは4日前よりも減っているように感じました。

ジャコビーのJHでウィードの周辺を丁寧に探っているとステイ中に「コン♪」と明確なアタリ。

「このアタリはオスかな〜」と話ながらフッキングしてやり取り開始。

1匹目なのでネットですくってもらって無事にキャッチ!!
(今回は忘れずにネットを持ってきました)


[琵琶湖]ボート・5/1・バスフィッシングは楽しい
▲45cm級(8:06)


[琵琶湖]ボート・5/1・バスフィッシングは楽しい
▲100点フッキング


1匹目を釣るのに3時間も掛かってしまいましたが、前回の8時間に比べれば大幅に削減してます。笑

ここでも反応はこの1匹だけ。

小移動を繰り返して、ディープホール周辺や近江大橋周辺の地形変化やウィードパッチを狙うも反応は得られません。


ここでもう一度いつもの浚渫へ。
もうこの日3回目です。

[琵琶湖]ボート・5/1・バスフィッシングは楽しい
▲マーカー投入


風はまだなんとかマシな状態でしたが、時折マーカーを見失うくらいの波があります。

なんとかポジションを維持しながら8インチワームのライトテキサスでスローな釣りを展開します。
1回の移動ごとに5〜10秒くらいのステイを意識します。

その釣りを繰り返していると「ヌン♪」といったような明確ではなく違和感が伝わってくるこの時期特有のアタリ。

ボートを止められていないので、リールのクラッチを切って、バスにルアーを持っていかせます。

>直ぐにアワせない理由は2つあって、1つはワームが長いこと。
>8インチワームなので全長は20cmあります。
>いきなりフックの部分を食っている可能性は低いので、
>フックの部分まで食い込ませる必要があります。

>2つ目はこの時期の魚の食いが浅いこと。
>ルアーを追ってきて豪快に食べるというよりは、
>目の前に来たルアーだけを食べるといったような状態だと僕は思っています。
>しかし、確実にエサだと思ってルアーを食べているので、
>一度口にしたワームを早々に吐き出すことは少ないとも聞きます。

>この2点からこの時期のスローな釣りはアタリがあっても即合わせせずに
>5〜15秒くらい送り込んでからフッキングするようにしています。



10秒ほど送り込んだところで、フックのところまで食い込んだという(根拠のない)確信が持てたので、ストロークの大きなアワせを入れます。

アワせた瞬間に糸鳴りはしましたが、残念ながら主導権が取れてしまいました。

それでもタトゥーラのドラグを少々引きずり出しながら上がってきたのはなかなかのサイズ。


[琵琶湖]ボート・5/1・バスフィッシングは楽しい
▲47〜48cm(10:20)


[琵琶湖]ボート・5/1・バスフィッシングは楽しい
▲これまたナイスフッキング


アタリがあってからフックの部分が口の中に入るまでしっかり待つことができたこと、喉の奥に掛けるのではなくて上あごの口先に掛けることができたこと。
この2つが両立できたので、サイズ以上に満足度が高かったです(^^)


[琵琶湖]ボート・5/1・バスフィッシングは楽しい
▲うみのこが通過


この浚渫では続かなかったので、先の水中島へ移動します。

1バイトののち、ジャコビーのJHでヒットに持ち込みましたが、残念ながらバラシ。
ボート際になってから走られて、ボートの底にラインが当たって外れてしまいました。
ラインブレイクはしなかったもののラインは結構ザラザラになっていました。
底に当たって角度が付いたことでテンションが抜けてしまったのでしょうか。

最近バラシがなかっただけに残念でした。

ここではいい感じでアタリが取れていたので、しばらくこの場所で釣りをし続けたかったのですが雲行きが急に怪しくなってきました。

風が強まってきたことに加えて、比叡山脈に雨雲っぽい雲がかかっています。


風が強くなってきたところで、沖での釣りを諦めて風裏になりやすい浜大津方面に再び移動。


[琵琶湖]ボート・5/1・バスフィッシングは楽しい
▲スゴい雨雲


途中で何回か波をかぶりましたが、レインウェアを着込んでいたのでなんとか服までずぶ濡れになることは避けられました。

最初はレインウェアのフードをかぶって雨に耐えながら釣りしていましたが、途中から本降りになってきたので、近江大橋の下で雨宿りしました。
この頃には波も強くなっていたので、釣り竿を持たずにエレキを踏んでいるだけでもストレスになりますガーン


雨と風がなかなか収まらないので、何度も「もう帰ろう」と口に仕掛けました。

しかしさっきは雨雲で雨を知らせてくれた比叡山脈から雲が抜けたので、もうちょっと我慢すれば雨も風も上がると(期待を込めて)判断して、なんとか湖上で耐えました。


[琵琶湖]ボート・5/1・バスフィッシングは楽しい
▲べた凪


そして帰着まで1時間となった16時。
ついに雨も上がり、風も完全に収まって最高の状況になりました。

いつもの浚渫に4回目に入り直したあとで、前回の釣行で発見した水中島へ移動。

魚探を見ながらデッドスローで動いていると、良さげな地形変化が映りました。
一度1mくらい落ちてから一気に3mくらい上がっています。

水中島よりもこのポイントの方が面白そうと判断し、エンジンを止めてエレキで戻ります。
フロントの魚探とにらめっこしながらマーカーを投入するや否や"ひで"にヒット!

今日イチのロッドの曲がりを見せながら上がってきたのは今日イチサイズ。


[琵琶湖]ボート・5/1・バスフィッシングは楽しい
▲50up!


タイミングがよかったのか、ポイントがよかったのか、釣り方がよかったのかは判断できませんが、ラスト30分でいい魚が釣れてくれました。


>後日彼からそのときの状況を聞きました。
>バックシートなりに魚探から地形を把握して、そのポイントにルアーをキャスト。
>そのときに僕はまだエレキを踏んでいたため、
>スピニングのベールを返してルアーをしっかりとステイしていたとの弁。
>バックシートにはバックシートなりの戦略がありますね!
>お見事!!



次回以降のためにこのポイントをiPhoneのMAPにブックマークして僕もその周辺を探ります。

スプールを日本仕様にしたタトゥーラーはゲーリーの8インチワームのライトTXを気持ちよくキャストしてくれます。


すると"ひで"のヒットからまだ10分も立っていない状況でアタリがありました。
違和感的な「ヌン♪」としたメスっぽいアタリなので、数秒送り込んでから合わせを入れますが、スッポ抜けてしまいました。

ワームを回収するとフックの後ろでワームが切れて、3インチセンコーみたいになっています。

慌てないようにワームを新品に交換します。
同じ8インチワームでもカラーをウォーターメロンからレッドに変更。

マーカーの位置からさっきアタリがあった方法を推測して同じような位置にキャスト。
ステイを意識しながら誘っていると再びアタリ。

さっきはスッポ抜けてしまったので、今度はタトゥーラのクラッチも切って充分送り込ませます。

時間にして15秒くらいでしょうか。
僕にはもっと長く感じられましたが、実際はもう少し短かったかもしれません。

確信を持ってストロークの大きなアワセを入れると「ズシン」とした感触とともにバットが止まります。
僕のイメージでは身体の横の90°くらいまでロッドを動かしたのですが、その手前の70°くらいで止まりました。

「これはデカい!」
「過去に釣ったデカい魚をアワせたときと同じ感触だ!」過去の思い出その①その②
「帰着まであと10分でのドラマ魚だ!」
「ロクマルだ!」(笑)


とたった1秒くらいの瞬間に色々なことを考えましたテヘッ


が、なんとすっぽ抜けビックリ

でもその前のすっぽ抜けとは違ってロッドは曲がったので、間違いなくバスの歯がワームをホールドしていたんだと思われます。


ルアーを回収して見るとワームフックの直後にバスの歯形がありました。


[琵琶湖]ボート・5/1・バスフィッシングは楽しい
▲青色がワームフックの跡/赤色がバスの歯形


もうちょっと食い込ませていたら違った結果になっていたのかもしれませんが、今となっては後の祭り。

「でももしかしたらもう一度食うかもしれない」と思ってワームを付けかけようとしますが、興奮して手が震えてしまってワームをセットすることができません。

魚を釣って興奮して手が震えることは過去にありましたが、釣っていないのにこんな風になるのは初めてです。


残念ながら帰着時間がきてしまい、満足いくまでこの魚に再挑戦することはできませんでしたが、不思議と悔しいという感情はあまりありませんでした。

それよりもいい大人が手が震えるような興奮を味合うことのできるバスフィッシングは本当に楽しいと思う感情の方が遥かに勝っていました。


この魚が釣れていればもちろん最高の結末だったのですが、この魚とのやり取りで釣り熱がまた高まってきました。

ただし「デカいのを釣るぞ!」という気負いではなくて、本当に「釣りって楽しい遊びだな」という楽しむようなスタンスで、今月のあと2回の釣行を楽しみたいと思います(^^)

まずはボートシーバスから…いくぜ!



バックシートがウンタラカンタラ…と言い訳っぽいことを書いてしまいましたが、次からそう言わないためにシーアンカーを買いました。
これで風が強くなってもドテラ流しでスローな釣りを展開することができます。

これまでは風や波にエレキで抵抗して点の釣りにこだわっていましたが、これからは線の釣りをスローに展開することができそうです。








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